東方堅軟録   作:こたつ@ミカン

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新しいクラスに東方を普及させたい!

司「原作未プレイが何言ってんだ。」

いやね、スマホのアプリでやったことはあるよ。

司「実績は……」

聞かないでください…………

司「知ってた。」

それでは本編へどうぞ。


洩矢の地にて

蛇たちを静止させた司はこの場に出会ったばかりの子を置いておく訳には行かないと思い、少女の手を掴み、走りながら

 

「ここは危ない!直ぐに離れよう!」

 

と言い、村から離れていった。

 

 

 

 

 

 

 

数分間走った後、川を見つけたので僕は近くの木陰に座った。

 

「ここまで、きたら大丈夫かな。」

 

と言った。すると少女は小さい声で

 

「何で助けたのさ……」

 

と言ってきたので、少し困ってしまった。何故なら特に理由がなかったからだ。反射的に体が動いてしまった、としか言えない。

 

「そうだな……特に理由は無いけど……」

 

と区切って、

 

「強いて言うなら、目の前で可愛い子が蛇に食い殺されるのが嫌だなって、思ったから……かな?」

 

と続けると少女は怒鳴るように答えた。

 

「そうじゃなくて!何で神様である、私を殺さなかったのさ!」

 

……へ?神様?

 

「え、ええ!!君って神様だったの!?」

 

僕はそう叫んだ。

 

「ええ!!知らなかったの!?」

 

少女は僕の叫び声にびっくりしたのか、自分が神様である事を認知されてなかった事に驚いたのか呼応するように叫んだ。

 

 

 

 

 

そこから少女と僕のお話し合いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁーんだ。そんなことなら最初から行ってくれれば良かったのに。」

 

と少女、洩矢諏訪子は僕の背中を叩きながら答えた。

 

「んな事言うんだったら、いきなり鉄の輪とか投げてくるんじゃねぇ。」

 

「あーうー。それは、何も言えないね。」

 

取り敢えず僕は彼女との和解に成功した。神様だから最初は敬語を使っていたが、使わないでいい、と言うか使うなと言われた。僕の敬語はおかしいだろうかと思ったが、客人として国に招きたいから敬語だと、おかしいのだと言うことらしい。よくわからん。僕は歩きながら諏訪子について聞いた。

 

「そう言えば、諏訪子ってなんの神様なの?」

 

「土着神って言って、ある特有の地域の神様ってところかな。司は?」

 

「は?僕?」

 

僕は素っ頓狂な声で聞き返した。僕が神様?

 

「うん、だってミジャグジ達を押さえるために神力を使ったでしょ?」

 

ミジャグジ達というのは、蛇たちの事だろう。神力と言うのは、その蛇たちを押さえる時に使った不思議な力のことだろう。神力だったのか……すると諏訪子はこう続けた。

 

「その神力ってのは神様が使える力のことであって、それは人にも妖怪にも貯まる。だけどその力を使いこなせるのは神様だけなんだよ?」

 

ふむふむ。成程よく分かったが僕は例外ではないのか?中に神様が宿ってるのだから。

 

「それは、神様が僕の体の中に宿る……いや、寄生していてもそれはそうなのか?」

 

「なんだいそれは?まぁ、そんな例が前に無かったのだから微妙なんだけど、結局さー自分で力を使うんだから変わんないと思うんだけどねー」

 

となると僕は例の神様抜きにして神様だった可能性があるということか……

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで話していると再び国の入り口についた。そこで、緑色の髪の毛をした、不思議な雰囲気の女性が声が声を掛けているのに気づいた。

 

「諏訪子様何していたんですか!心配したんですよ!」

 

「あはは、ごめんねぇ。」

 

「全くしっかりしてください。諏訪子は見た目も子供っぽいですから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『全く諏訪子様も加奈子様も子供っぽいですから……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと!恵(めぐみ)!それは聞き捨てならないだけど!」

 

「それはそうとこの仮面の方は一体誰なんですか?」

 

「あぁこっちは司だ。この国に客人として向かい入れる。」

 

「……何か危険な雰囲気のある方ですが大丈夫なんですか?まぁ諏訪子様が言うなら良いんですが……私の名前は東風谷恵です。宜しくお願いします。司さん……でよろしいですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『私の名前は東風谷早苗です。是非ともこの神社を信仰して下さい!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故だろう笑いたくなるのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何故だろう……懐かしい気持ちになってしまうのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ司……ねぇってば!」

 

と耳元で諏訪子に叫ばれて、僕は意識を戻した。

 

「なんだよ諏訪子……脅かすなよ。」

 

「何ボーっとしてんのさ。口元も緩んで気持ち悪いよ……もしかして恵に一目惚れかな?」

 

「なっ!何言ってるんですか諏訪子様!」

 

諏訪子は意地悪そうにニヤニヤしているが、恵さんは顔を真っ赤にして、諏訪子に抗議している。

 

「確かに恵さんは綺麗だし、一目惚れする奴の気持ちは分からんくない。」

 

「だろだろ〜」

 

「ちょ!司さんまで!」

 

諏訪子は更に調子に乗り、恵さんは顔をこれ以上に無いくらい赤くしている。

 

「僕はこう見えて料理が得意なんだ。ぜひとも、恵さんに食べてもらいたい。諏訪子は……まぁいらないよね?」

 

「えっ!何で?何で!」

 

それを聞くとさっきとは表情を変え、諏訪子は焦りながらこう答えてきた。どんだけ僕の料理を食べたいんだよ。それとも料理を……これ以上続けるのは辞めよう。

 

「可愛らしい女の子を泣かせる神様なんかに食べさせるのは嫌だなー、なんて思ったり思わなかったり。」

 

と今度は僕が意地悪そうに恵さんを指さして笑うと泣いてすがって来た

 

「ごめんねぇぇぇぇ恵ぃぃぃぃ、私が悪かったからぁぁぁぁ。」

 

恵さんはクスリと笑って

 

「いいですよ。それじゃあ帰ってご飯にしましょうか。」

 

というと、諏訪子は飛び上がり

 

「ひゃっほぉぉぉぉ!!」

 

と叫んだ。ガキかと思った。勿論口に出してはいないから、その後満足そうに諏訪子を見たあと、少し不機嫌そうにこちらを見てこう言った。

 

「司さんも反省してください……」

 

「ハッハッハ……」

 

 

笑うしか無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後僕たちは仲良く卓袱台を囲み、晩御飯を食べた。

 




諏訪子の口調がちょい心配かな

司「お前にとっちゃみんなそうだろ。」

そ、そんなことないもん!

司「もんとかやめろ。きしょい。」

その声も残響に混じるだけ………………

司「今聴いてるからって引用するなし。」

それでは最後まで見てくれた方々ありがとうございました。
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