東方堅軟録   作:こたつ@ミカン

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前にも言ったかも知れませんが最近、と言った。といつ描写を少なくしてみました。

司「被ってた場合すみませんでした。というか確認してから投稿しろよ。」

それでは本編へどうぞ。

司(逃げたな……)


妖怪が住む山で

「ハァ……今この様な状況になっております。」

 

「う、うむ。御苦労であった。」

 

私の名前は犬走檜(ひのき)。狼天狗だ。天狗の山……昨日から鬼が統治しているがそこに住んでいる。今日もいつもと同じ時間に起き、いつもと同じ時間に朝食をとり、いつもと同じ様に妖怪の山を警備していた。しかしながらいつもとは違う事もあった。それは……

 

 

 

「いや〜君みたいな人間は初めて見たよ司。」

 

「やっぱりこういうこと考える奴は少ないんだな。あと僕は妖怪だよ?」

 

「へぇ!それは本当かい!見えないねぇ。」

 

「ひっでぇなぁ。」

 

侵入者が入ってきたのだ。しかも河童妖怪と仲良くなっている。天魔様にもこのことを話して一緒に侵入者の元へ行くとこの様な有様になっていた。何でこんな事が起きたかといえば……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「止まれ侵入者よ!」

 

私はこの山へと入ってきた侵入者に向かって声を張り上げた。

 

「これはこれは、狼天狗様でございませんか。少しお話を聞きたいのですが宜しいですか?」

 

その赤い仮面をつけたその男は私のことを見ると深々と頭を下げてきた。大体私が声をかける奴はビクビクとしているか攻撃的な態度をとる奴しかいなかった為こんな綺麗な形で返事をされるなんて微塵にも思っていなかった。

 

「え?あぁ。構わないが?」

 

そのため私は咄嗟にこんな風に答えてしまっていた。それでは失礼しますと切り出して侵入者はこう言った。

 

「噂に名高い河童妖怪様と是非お話がしたいのですが。」

 

 

 

 

今なんて?

 

 

河童と話すためにこの山に来た?私はそんな前代未聞の事態に頭を混乱させて、彼の言う事が嘘だと思った。すると彼は鞄の中から大量の胡瓜を出してきた。そんなに話したいのか?しかし立場があるので通す訳には行かなかった。

 

「僕を縄で縛り連行しその途中で河童妖怪様に会わせるというのは駄目でしょうか?」

 

しかし侵入者はそんな突拍子もない事を言ってきた。確かに問題は無い……がそれでいいのだろうか。私は色々と不安になったが暇だったし、特に困ることではないと思って、侵入者を縄で縛り、河童のもとへ連れていった。

 

 

 

 

 

何の問題も起きずに恐ろしいくらい大人しかった侵入者が河童に会うと事は起きた。

 

 

「河童妖怪様。貴方はとても面白いものを発明していると聞いたのですが……」

 

「その為だけにここに?変わってるねぇ。」

 

「自分でも自覚しています。」

 

「まぁ色々なものを作ってきたけど今は難しいものに挑戦しててさ今行きづまってるんだよねー」

 

「してそれはどのようなものですか?」

 

「ふふん。聞いて驚け光学迷彩さ!」

 

その話を聞いていて私はくだらないと思っていたのだが……

 

「光学迷彩ってあの?」

 

「そうさ!周りと同化して透明になる、あれのことさ!」

 

「すすすすすすごいじゃないですか!」

 

「えっ?君は分かってくれるのかい?」

 

「勿論ですよ!僕も挑戦したことがあるのですが、とうの昔に諦めてしまいまして……理論的には証明出来たのですが、実践には……」

 

「り、理論的には証明できたぁ!?それは本当かい?」

 

「えぇ。良かったら、僕が少し教えましょうか?」

 

「いいのかい!?ありがとう!あ、私の名前は河城かおりって言うんだ。」

 

「僕は司って言います。宜しくお願いします。」

 

「敬語なんていらないいらない!」

 

「そう?じゃあ早速やっていこうかかおり!」

 

「おうよ!」

 

 

 

 

 

 

そこから小一時間。現在に至る。彼らが話している間に、私は天魔様に報告しに行った。その後話をつけて天魔様とまたその場所へ戻ると胡瓜を頬張りながら話していたということだ。

 

「実はなこの腕輪神力を込めると瞬間転移できるんだよ!」

 

「えぇ!本当かい?「ヒュン」おぉ!凄い……凄いよ!」

 

……私と天魔様はこんな状態なのを見てから溜息をついた。

 

「一段落したらこやつを連れてこい。それまで見張りを頼む。」

 

「はっ!」

 

私は反射的にそう答えたのだったが別に見ていて面白いものでもなかったため心の中で面倒だという思い出いっぱいだった。しかしそんな事もきにせず天魔様はそう言って飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのせいでいつもより退屈になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからまた日が暮れるまで彼らの話は続いた。長い長い。二人の熱が下がって一段落したのを確認すると侵入者を再び縛り天魔様の元へ連れていった。

 

 

「連れてまいりました。」

 

「御苦労であった。下がれ。」

 

「はっ!」

 

 

 

 

私はようやく自分の管轄へ戻る事が出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狼天狗に連れられて大きめの屋敷についた。その屋敷の奥の部屋で待ち構えていたのは大人びた印象を持つ女性だった。髪は結んではいない。どうして僕は人の紹介の時に髪ばっかりの特徴を言うのだろう。まぁいいや。

 

「貴様が侵入者か……」

 

「貴方様方の土地を勝手に侵入した後に長い間留まり続けたことをお詫び申し上げます。しかし、身勝手ながらもう少しの間、この場に留まることをお許しください。」

 

僕は頭下げた。すると天魔はほぉというような声を漏らした。

 

「それなら、私では無くこの山を事実上統治している鬼にいうと良い。そこまで連れていってやろう。」

 

彼女は立ち上がりグイグイと僕に縛られた縄を引っ張っていった。

 

「ありがとうございます!」

 

僕は少し馬鹿みたいだが頭を下げ続けたままでそう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぇ〜そんな事があったのかい。」

 

「なかなかに変な奴を連れてきたね。アンタも。」

 

「どうかこの度の私の我侭を、お許しください。」

 

再び僕は頭下げた。僕の目の前には赤い一本角を持つ金髪の女性と、足に鎖をつけた可愛らしい二本角の鬼だった。すると金髪の女性はけたけたと笑いながらこちらを見てきた。

 

「構わないさ。その程度のことは気にしなくていい。」

 

僕はひとまずホットして顔を上げて二体の鬼の姿をはっきりと見ようとした。

 

 

 

 

「ただ、私に喧嘩で勝ったらいいよ。」

 

するともう一本の鬼がこんなことを言ってきた。

 

「あ?」

 

「あ!それいいね。私もやるよ。」

 

隣のチビもなんか言ってるし。あ?何で喧嘩しないといけないんだよ。

 

「痛い思いはしたく無いのでお断りします。」

 

「なんだい。情けないねぇ。」

 

「男のクセにカッコ悪いんじゃないの?」

 

何で喧嘩断っただけでんなこといわれなきゃなんないんだよ。

 

「それじゃ。この山の一時居住は認められないねぇ。」

「……くっ!分かりました。やればいいんでしょう?」

 

「やっとやる気になったのかい。」

 

「そうこないとねぇ。」

 

二人とも本当に楽しそうに笑っている。はっきり言ってうざいかな。

 

「但し条件があります。」

 

僕は声を張り上げてこう言った。

 

 

 

 

「一々二人とやるのは面倒な上、時間がかかるので」

 

「掛かるからどうするんだい?」

 

二本角の鬼がこう言うと、僕は

 

「貴女方の本気の一撃をこの僕に叩き込んでください。」

 

はっきりとキッパリとこう言った。

 

 




文字数ってもっと多い方がいいのでしょうか?他の方の作品を読んでいて何となく自分の作品が内容薄く感じてしまいます。気のせいですかね?という訳で最後まで見てくれた方々ありがとうございます。
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