東方堅軟録   作:こたつ@ミカン

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お昼寝をしたら三時から七時になってました。おお怖い怖い。

司「夜更かししてアニメばっか見てるからだ。」

今期のopはカッコイイのが多い!

司「A-1の土曜日五時台のアニメ枠について。」

それでは本編へどうぞ

司(逃げたな)



頼み事をする立場なら

無駄に騒がしかった月面戦争も終わり、暫くすると武士達が政治をするような時代に突入した。

 

それから何年も経ったある日。以前の様に一人のんびりと暮らしていた司の元に一人の女性が訪れた。その女性は…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ご機嫌よう司。元気にしていたかしら?」

 

「可もなく不可もなくってところかな。そっちは何だか元気そうじゃない?紫」

 

彼女は突然の反応に驚きも見向きさえしない彼に不満を持ちながらもスキマから出てきた。

 

「貴方にお願いがしたいのだけれどもいいかしら?」

 

「なんで僕なんだよ。」

 

「あなただからよ……………………お願い」

 

「ったく、話だけならな…………」

 

司は気だるげに肩を落とすと紫に向かい合って座った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでね、貴方にあって欲しい人がいるのだけれど…………」

 

「嫌だ」

 

紫はおずおずと話を切り出してきたのだが彼は間髪入れずに彼女のお願いをぶった斬った。彼女は突然断られた

のだがすぐに怒る飽くまでも冷静な様子を振る舞って彼との話を続ける事にした。

 

「…………どうしてか聞いていいかしら」

 

「単純にめんどい、後は会って欲しいのなら紫の能力で連れてこれるはず、なのに連れてこないというのは…………」

 

「……!!、相変わらず鋭いわね………………」

 

「まぁ、実際そんな所だろう。お前はそういう奴だ。因みにその合わせたい奴ってのは何処にいるんだ?」

 

「……………………それは」

 

「何か言いにくいところにあるのか?」

 

「幻想郷というところよ…………」

 

「幻想郷?聞いたことないところだな。」

 

「それはそうよ、私達の作った理想の世界なのだから」

 

「お前達の理想か…………」

 

彼は彼女のその一言に一瞬眉をひそめた後に頭を掻いて溜息をついた。

 

「気が変わった。その頼みを引き受けよう」

 

「えっ?そ、それはいきなりどうして!来てくれる分には嬉しいのだけれど……貴方は私の理想が嫌いだって…………」

 

彼女は意気消沈していた様子から一変して驚いた表情へと変わりそして急に焦りだした。一方彼は呆れた様な表情をしている。

 

「こうも言ったぞ、その本気の思いを見せてみろってね」

 

おいおい忘れたのか?という様に首を振りより一層、呆れた雰囲気を見せた。彼女は急に扇子を広げて口元を隠すが嬉しそうな様子を彼には察知されていた。

 

「フフッ、いいわ。私のお願いが達成された時に幻想郷を案内してあげるわね」

 

「期待して待ってるから」

 

 

「一名様ごあんなーい」

 

パチンという扇子を閉じる音と紫の愉快そうな声が辺りに響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴッ

 

 

 

 

 

 

 

司はこの鈍い音と共に幻想入りを果たす事になる。

 

「恨みを買うようなことはしたっけか…………余裕でしたな。それにしても…………」

 

彼は前後ろ、そして辺りをぐるっと見回し溜息をついた。

 

 

 

「この階段クソ長くね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は階段を跳び続ける事五分、ぼんやりと大きな木が見え始めて、彼へと階段の終わりを告げた。

 

「…っとと。跳んだのは五回だから階段に換算すると………………やっぱやめた」

 

彼は着地して指折りに階段の数を数えていると後ろから気配を察知した。

 

「成程ワシの気配を感じるとは……どうやらお主は只者ではないな」

 

彼が気配を感じる方を向くと白い髪をした老人は姿を現した。

 

「長く旅をしているものでね……」

 

「お主が持つその立ち振る舞いは旅程度の言葉で成されるほどのものではないだろう?もしくはよっぽど厳しかった旅のなのか…………」

 

「まぁ、取り敢えず八雲紫って言う方のお友達に会いに来た者ですが、何処にいるか存じませんか?」

 

司は取り敢えずそ老人の態度を和らげようと見知っているであろう彼女の名前を出した。すると彼は体をピクっと反応させて司をギロリと睨みつけた。

 

「幽々子様に会いに来たというのか?」

 

「ユユコ?まぁその方が紫の友達だというのならそうなりますね」

 

「それならここを通す訳には行きません。どうしてもと言うのならワシを倒してからになりますぞ。」

 

そしてその老人は司を敵として認識すると剣を振り抜いて彼へと襲いかかっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしい

 

私がここに来てから軽く一時間程たっている。しかし彼の姿はまだ無い。

 

「それにしても紫が私に会わせたい人ってまだかしら?」

 

「え、えぇ。おかしいわね……」

 

「もしかして妖忌にやられちゃったのかしらね?」

 

「そんな筈ないわ!彼は私より強いの!」

 

私は感情のあまりバン!と卓袱台を強く叩いた。彼女は目を丸くして私の顔を見て口を開く。

 

「じゃあ何で彼は来ないのかしら?」

 

「そ、それは………………」

 

私は彼女の最もな発言に何も言い返せなかった。

 

月から無傷でしかも多くの情報をもたらした彼ならそこらへんに投げ出したとしても絶対に来ると思っていた。別に私のちょっとした悪戯に怒り狂う事は無いだろうと思っての行動だ。しかし彼は私に怒るどころかそもそもこの建物に訪れていないのだ。

 

「まぁまぁ取り敢えず妖忌を連れてきてお茶にしましょうか。その時彼の話を聞きましょう、ね?」

 

「ええ……そうね、そうしましょう。」

 

 

 

私は彼を階段に放り投げて置いた事に今更ながら後悔した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人が建物から出て彼の元へ行くと驚きの光景が広がっていた。

 

 

 

 

 

 

二人が目にしたのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやー司殿は凄くお強いですな」

 

「いやいや妖忌さんも全然。年を感じさせない強い力や俊敏さを感じました」

 

「ハッハッハ、何を言っていますか?貴方からは一朝一夕では身に付かない様な物を持ち合わせているではありませんか。ご老体の推測に過ぎませんがワシよりも長く生きているのでは?」

 

「それは……ご想像にお任せしますよ」

 

「「ハッハッハ」」

 

 

何故か仲良く語り合っている二人の男の姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ……紫。この状況を説明してくれないかしら……?」

 

「そんなの私だって知りたいわよ……」

 

二人はどうしてこうなった?という気持ちでいっぱいで彼等を見つけたには見つけたのだが、すぐに話し掛けようとする事が出来ないでいた。

 

 

その様子に気がついた司は彼女たちに近づき声をかけた。

 

「これはこれは初めまして。私は紫さんと妖忌さんと顔見知り関係を築かせてもらっています司と申します」

 

もっとも紫に当てられた言葉ではないが…………

 

「あらあら?これは丁寧にどうも私はこの屋敷の主の西行寺幽々子と言います」

 

彼の対応に幽々子はにっこりと笑い掛けてから手を差し伸べ、握手を交わした。

 

 

 

「それで、何故妖忌と仲良くなっているか教えて欲しいんだけど……」

 

「畏まりました」

 

彼は彼女の問いに一つ一つ丁寧な言葉にしていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それならここを通す訳には行きません。どうしてもと言うのならワシを倒してからになりますぞ」

 

 

そしてその老人は司を敵として認識すると剣を振り抜いて彼へと襲いかかっていった。

 

 

 

が、

 

 

 

 

「なら敵に背中を見せちゃいけないね。」

 

老人が剣を振りかぶった時、その後ろから司の声が聞こえた。

 

「なっ…………!!」

 

老人は体を無理に回転させて司の方に剣を向けようとしたが腕を掴まれ足を引っ掛けられたため、自らの体を回転させようとした勢いで転んでしまった。そんな老人に司はゆっくりと剣を引き抜き老人の眉間に突き立てた。

 

「王手…………」

 

その言葉を聞いた彼は手を強く握りしめた。

 

「申し訳ございません………………幽々子様。」

 

なす術無く倒された老人は悔しそうに声を漏らすと、司は老人の手を引き、老人を立ち上がらせて言った。

 

「いい?確かに自分の存在を教えることや名乗ることは大事かもしれない。しかしながら、そのせいで不意打ちが撃てなくなったり、敵に剣を引き抜く時間を与えたら負ける原因になりかねませんから」

 

老人は立ち上がらせてくれた事に驚きパチクリさせた。

 

「し、しかし…それでは相手に申し訳ない気が…………」

 

「あ?それはてめーの思いだろ。決闘だったらなんもいわねぇけど、てめーの仕事は護衛だろ?敵を思う気持ちで主人を守れんのか?」

 

その老人は優しかった。しかしその優しさ彼の意識を逆撫でさせてしまった為、司は殺気を出して冷たく言い放った。

 

「………………!!で、できれば」

 

その老人は彼の姿勢や言葉に内心冷や汗をかきながら

 

 

 

 

「ワシに……貴方の極意などの色々な事を教えて頂けないだろうか?」

 

心からの尊敬を覚えて彼へと聞き迫った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁそう言う事で現在に至ります」

 

彼は一通り話し終えると紫はどこか納得した様にコクコクと頷いて、幽々子は何やらおかしそうに笑っている。

 

「へぇーそんな事があったの。それにしても妖忌?」

 

「はい?」

 

「貴方は一体どうして侵入者と仲良くしていたのかしら?」

 

「えっ!そ、それは……」

 

妖忌と呼ばれたその老人は急にしどろもどろな態度をとった。しかも彼女はそれを見て更に笑っている。

 

 

 

 

「何をおっしゃっているのですか?私は侵入する気はございませんよ?」

 

そんな彼女に彼は不思議そうな顔でそう告げた。

 

「「「え?」」」

 

 

 

 

 

「私はここに侵入するつもりではありません。知り合いに頼まれて来たのです。普通は案内するのが礼儀というものでしょう。けれどもそいつは案内をするどころか道に投げ出してきました。私はそんな物もわからないやつの頼みなんて引き受けたくないので…………」

 

「くっ…………」

 

三人がポカンとする中、司は、全く失礼な方ですよ、と困った様に肩を竦めた。紫はそんな様子の彼を見て、苛立ちを覚えたが彼の言う事は最もだった為、言い返す事は出来ずただ唇を強く噛んでいるだけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フフフフフ、アハハハハ!貴方って面白いわね。紫のこんな姿を見たのは初めてよ!」

 

一方は幽々子というと紫の様子を見て愉快そうに笑っていた。

 

「そうね。貴方面白いからこの屋敷に招待するわ」

 

そして一通り笑い終えると彼を彼女の住む建物に招待した。

 

「謹んでお受けします」

 

正式に招待された彼は深々とお辞儀をしてそう答えた。




あぁ、どうやって話を発展させていこうかな……。オチは決まってるんだけどな。日本語がおかしかったりしても、気にすないでください。え?気になる。気にすれな………………。それでは最後まで読んでくれてありがとうございます。
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