東方堅軟録   作:こたつ@ミカン

4 / 88
再スタート?

「来たわね。待っていたわ。」

 

残念ながら?今回は始まり方が違う。まぁ気絶も寝てもいないから当たり前なのだが。

 

「あらま、待たせちゃったみたい?」

 

ツクヨミと話してた時間は15分程だったな。移動の時間抜いたら、10分くらいの会議だったのか?ちなみにツクヨミとは都市の定住が決まった後ら都市にある街の事や世界の理みたいのも話してた。最後の方は何言ってるか分かんなかったけど、宇宙の話ばっかりだったな。

 

「ふふふ、余り待ってないわ。時間をあげるとするなら、まぁ大体3分程度かしら?」

 

と考えると7分程度の会議だったのか……そんな短時間で終わる会議の内容ってなんだろか。

 

「まぁ今月の予算案についての会議だったんだけどね。」

 

心読まれたな。対話術みたいなんかがあるのかな?と言うかそんなことより……

 

「会議ってそんな短時間で終わる程度の簡単なものなの?」

 

出来すぎ君でしょ!都市の頭脳と呼ばれるってだけでそんなにすごいの?大丈夫なのお偉いさん達の頭は?

 

「まぁほぼ全て前年度と同じくらいの決算だったし、予算案も似ていたから、こういうものよ?」

 

「そ、そうですか。」

 

永琳はクスリと軽く笑ってからこう言った。

 

 

 

 

 

「神楽真司。今から貴方を私の使用人として雇います。」

 

まぁそうなるか。予想してなかったわけではないのだけれども。

 

「仕事内容は?」

 

「掃除、洗濯、炊事、まぁ後は買い物とか薬開発の助手とか色々よ。」

 

まぁそんなところか。色々って何か分かんないけど……まぁ気にしたら禿げるな。そうそう大事なこと聞き忘れてた。

 

「あのさ、僕が住む家は?」

 

「貴方の家?私のところでいいじゃない。」

 

 

 

 

 

 

 

え、何言ってんだ。こいつって目しないでくれないかなぁ。逆にこっちがしたいよ。

 

「と言うか、何処に住む予定だったのよ。」

 

「えっ……永琳の家の隣に建てるとか?」

 

「えー嫌よ。めんどくさい。私と同じ屋根の下でくらしたくないのかしら?」

 

めんどくさいって永琳が家を建てるんじゃないんだと思うんだけども……この人は男の人と同じ屋根の下で眠る事は嫌ではないのか。

 

「や、でも?ねっ?襲っちゃうかもしれないかなぁー…………なんて?事もあるかもしれないよ?ねっ?」

 

永琳さん永琳さんなんですか?その笑顔、初めてそんな悪意丸出しな笑顔を見ましたよ。

 

「あら~私をそんな目で見てくれるのかしら?と言うかなんで貴方はそんなに焦っているのかしら?」

 

そーゆー体験初めてなんだからしょうがないでしょ?

……取り敢えず聞いておくか。

 

「あの、きょh「無いわよ。」速くね?」

 

まぁ理解はしたく無いができた。

 

「それじゃあ家まで案内するわ。」

 

はぁどうなることやら〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永琳の家はまぁ思った通り大きかった。思った以上かも。周りの家も多かったから、そこまではビックリはしなかったけれどね。だけどもさ

 

「一人暮らしでこの大きさはないな。」

 

少し大き過ぎるわ。大学かよって感じだな。鬼ごっことかで一日潰せんじゃね?

 

「あなたもそう思うわよね。最初、私もそう言ったんだけれども……」

 

言ったんだけれども?

 

「(都市の頭脳なんだからこれでもちいさいくらいだ!)なんて言われたわ。」

 

うわっ、迷惑な話だなぁ家が大きくていいことなんか目立つぐらいだろ

 

「あとは鬼ごっこもできるわよ。」

 

「心読むなし」

 

「さて、入るわよ。」

 

「スルーですか。そうですか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

家の中に入り、永琳の生活を聞いていたのだが、永琳は僕と目線を合わせず僕の質問に答えていた。

 

「ねぇねぇ都市の頭脳さんは何時間寝てるの?」

 

「だ、だいたい、二時間くらいかしら?」

 

「最近何食べてるの?」

 

「レ、レトルト食品ね。」

 

「最後に自炊したはいつ?」

 

「え?え、えーっと何時だったかしら?」

 

「もういいわ……」

 

「待って!もう少しで思い出せそうなの!」

 

「ウルサイゾ」

 

「す、すみません……」

 

全く都市の頭脳とやらこんな荷重労働だったのかよ。よく過労で倒れなかったな。

 

「ちなみに過労は薬でごまかしていたわ。」

 

……そっか永琳は独りで抱え込んで独りで解決していたんだな。そう考えてくると、都市の上層部の無能さに腹が立ってきたな。よし決めた。

 

「なぁ永琳。」

 

「なによ?」

 

「僕は永琳の執事として身を粉にして働くよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日から僕の執事としての生活が始まった。まずは部屋の整理整頓、夜も近くなってきたので夕飯の支度、永琳が快適に過ごせる為のスケジュール練るなどのこともした。僕は形から入るタイプだったので永琳に敬語を使って話すことから始めたのだが、

 

「出来れば家にいるときは普通に話してくれない?逆に敬語だと落ち着けないわ。」

 

と言われ、永琳のより快適な環境づくりを目指しているため、その願いは了承せざるを得なかった。ちなみに夕飯は何故か上手くできたらしく、永琳は溜息をつきながら、「記憶がなくなる前はとても美味かったんでしょうね」と言われた。美味い料理を作る男ってモテないのかな?まぁいっか。

 

そんなこんなで二週間が経ち永琳の目の下の薄らあったクマも消え、過労で薬を飲むこともなくなったそうだ。と言うか四時間睡眠でここまで変わるか。

 

 

 

 

そんなある日の朝だった。

 

 

「真司、貴方は都市の軍部に入らないの?」

 

と永琳の口から思わぬ言葉が出た。全くもって考えてなかったな。そりゃ入れるな入りたい。強くなりたいからな。だけど……

 

「どうやって入るの?と言うか身元不定の僕が入れるの?」

 

僕は永琳の家からあまり出ていない。買い物に行く時くらいしかそういう時間がないし、家から出て何処かに行こうという気が起きないからだった。だからテレビのニュースでしか情報はない。確か、最近は外で大きな穢れの反応があったんだかなんだか

 

「大丈夫よ。軍部のトップはツクヨミ様だから、まぁ何とかなるわよ。何ともできなかったら私が入れてあげるから。」

 

「そっか、そりゃ助かるね。じゃあ早速行ってくるわ。」

 

上着を羽織って、何時も使っている、バックを肩に掛けて、用意をする。

 

「それじゃあ、いってくるわ。」

 

 

「えぇ、いってらっしゃい。」

 

 

と言って僕はドアを閉める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういや初めてだったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永琳から見送られるのは…………




こんなハイペースで投稿出来るのは今日がさいごかもしれませんね。ハハハ。そんなこんなで4話が終わりです。後、時系列についてなのですが。竹取物語、命蓮寺、玉藻前、西行妖の順で書いていこうと思っています。
最後まで見てくれてありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。