東方堅軟録   作:こたつ@ミカン

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眠い。文才無い。挿絵かこうと思ってもヘタすぐる。はぁー。そう言えば今日、日本史で古事記について触れました。古事記って東方キャラの元となりそうな名前の人稗田阿礼って人が作ったらしいですね。それみて授業中ニヨニヨしてました。友達にいうと

「○○○らしいね。」って言われました。なんだよ僕らしいって!後眠い!

神楽「うるさいよ。とりあえず本編の方へどうぞ。」


異世界からの保護者

「はぁ……。」

 

「どうしたの?アリス。そんな溜息ついて。」

 

「別に何でもないわよ……。」

 

「ん?そう。まぁ、いつもの事か。」

 

「何ですって!!」

 

ここは幻想郷の魔法の森の中にあるアリス邸。ほのぼのとした時間が流れていく。彼が居候を始めてから三十年近くたった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(私って夢見がちなのかしら…………。)

 

彼女は人形を作りながらそう思っていた。彼と出会ってから三十年近くいるがまだ彼女の中では彼がどういう存在かが確立されていなかった。最初に彼が家に泊まる事になった時は彼女の心は物凄くドキドキしていた。今まで家族以外と共に暮らしたこともなければ母が連れてくるお見合い相手くらいしか男性との関わりあいがなかったからである。彼女の母も娘の結婚相手を探すのも入れて幻想郷に彼女を送り込んでいた。まぁそれは置いておくとしてアリスは一日目の風呂や夜を警戒していた。

 

しかし、家には物音一つたつことはなかった。彼女は最初は驚いていたが警戒を続けていった。もしかしたら彼が来るかもしれないと思いながら……

 

そして今日に至る。彼女は一ヶ月もたつと警戒するのも忘れ熟睡するようになった。最初は気にしていなかったのだが徐々に自分には女としての魅力が無いのか……と思い始め、気がつけば溜息をするという日々になっていた。

 

(それにしても不思議な男だわ……。)

 

彼女はそんな事を思いながら手に取っていた人形を置いて、テーブルに置いてある彼が用意した紅茶を飲んでいた。

最初の出会いも衝撃的だったが彼との生活も驚きの連続だった。

 

まずアリスの驚いたのは彼の家事の腕だった。料理の何を作らせても一流。ケーキやクッキーなどの手の込んだお菓子まで上手に作り、アリスは教えるというより教わる側だった。紅茶を入れるタイミングも絶妙だった。他にも炊事や掃除にも無駄がなく完璧にしかも短い時間でこなしていた。他にも魔力の知識も彼女に勝っていた。魔法式の綻びや無駄を発見すると的確な助言をしたり、彼女の訳しきれなかった魔導書の要約もした。十数年経って、アリスは彼に勝る点が自身の能力しかない事に気がつくと愕然とした。

 

「神楽……。貴方って一体何者なの?…………。」

 

と彼女が聞くと

 

「え?まぁ、しがない旅人だよ。」

 

まぁ今は旅人じゃなくて居候だけどねー、と話を逸らした。

 

 

彼女は再び作りかけの人形を手に取ると作業を再開した。彼が彼女の様子を揺りかごに揺られながら見ていると家の扉をノックする音が聞こえた。その音にアリスが顔を上げると神楽は揺りかごから立ち上がり

 

「アリスは作業をしてていいよ。僕が行ってくる。」

 

と言って腰に剣を差し、玄関へ向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関で音のする扉を見ながら神楽は

 

「一体誰が来たのだろうか…………。」

 

と呟いた。しかし、彼には訪問者の人物像が浮かばなかった。

 

(紫ならスキマから来るはず、となると他の奴だけどアリスと住んでてそんな事無かったしなぁ。)

 

どんなに考えても彼には思い浮かばなかったので思い切って扉を開けた。

 

「はーい。どちらさまですかー?」

 

彼の目の前には二人の女性が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分前の事魔界から幻想郷へと繋がるゲートの中でのことだった。二人の女性が楽しげに話をしていた。

 

 

「ねぇねぇ夢子ちゃん。アリスちゃんはびっくりするかしら?」

 

「えぇ、自らの母親の訪問には子は驚くものですから。」

 

「フフフ。アリスちゃんの驚く顔が目に浮かぶわぁ。」

 

「そろそろつきますよ。」

 

メイド服の女性がそう言うと暗かった視界が一気に変わり、霧が少し発生している森についた。

 

「三十年ぶりの幻想郷ね。あまり雰囲気は変わってなさそうね?」

 

「そうですね。神綺様が造った家も三十年前とは変わらないですし。」

 

「もしかして、アリスちゃんってば恋人とか作ってるんじゃないかしら?」

 

「数々のお見合いを断ってきたアリス様ですよ?そんなことないと思いますが……。」

 

彼女はそう言いながらアリスの家にノックをする。

 

「そうよねぇ。期待してきたけれどもそれはないわよねぇ。」

 

彼女の溜息とともに扉は開いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はーい。どちらさまですかー?」

 

 

と言う聞きなれない男性の声ともに……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「…………………………。」」

 

彼女達の目の前の状況を正当化しようとした。その結果。

 

「夢子ちゃんこれをどう判断する?」

 

「そうですね。このケダモノはアリス様を監禁し、この家に住んでるに違いありません。」

 

「そうよ!アリスちゃんが男を連れてるなんてありえない!!天地がひっくり返ってもありえない!!」

 

「アリスってそんな奴なんですか…………?」

 

彼の溜息にも似た声を出すが彼女は彼を指差して

 

「そんな事はともかく夢子ちゃん!こいつに痛い目をみせてやって!!」

 

「承知しました!!」

 

そう言うと彼女は短剣を取り出して彼を切り付けた。

 

「ちょっと!?いきなり過ぎないか?」

 

しかし、彼は前方に前転を三回程し、彼女の攻撃をよけ距離を取った。

 

「なかなかの身のこなしですね。けれどもその程度で私には勝てませんよ!」

 

すると、次は短剣を数本取り出して投げてきた。

 

「別に、勝っても、しょうがないん、だけどね!!」

 

彼は紙一重というところで短剣をよけきり木の陰に隠れた。しかし、彼がほっとしたのもつかの間。今度は頭上から数本のビームが彼の元へ降り注いだ。

 

「私を忘れてもらっても困るわ!」

 

「別に忘れてはいませんが…………。」

 

砂煙が晴れると地面に剣を刺した傷一つ無い彼の姿がそこにはあった。

 

「神楽式防御術、穀の型……」

 

「へぇ…………やるじゃないの…………。」

 

「何がへぇ…………やるじゃないの…………よ!!」

 

三人が武器を構えたまま声のするほうを見ると

顔を真っ赤にしたアリスがこちらを見ていた。

 

 

 

 

 

 

「アリスちゃん!!どうして!」

 

「アリス様!?一体何故?」

 

「あー、アリス。説明頼むわ。」

 

三人ともバラバラの反応をしていたが彼女に聞きたいことは一つだった。

 

「はぁ……取り敢えず家に上がりましょうか。」

 

彼女がそう言うと皆家に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まぁそう言う事よ。」

 

「ふーん。」

 

アリスがそう言うとサイドテールの女性は意味ありげに返事をした。

 

「まさか貴女がアリスのお母さんだったなんて。」

 

「あら意外だったかしら?あと私の事は神綺って呼んで頂戴。」

 

「え?はい。分かりました。」

 

「しかし、アリス様?こんな男を家に連れ込むなんて可笑しいと思いませんか?」

 

「何よ。不満かしら?」

 

夢子の不満の理由をアリスは測りきれないでいた。

 

「えぇ、アリス様にはもっと相応しい方がいると思うのですが?」

 

「まぁまぁ、アリスちゃんが折角自分で選んだ子なんだからいいじゃないの。不満があるならアリスちゃんじゃなくて彼に言えばいいんじゃないかしら?」

 

「それもそうですね。貴方が諦めればいい話ですよね。」

 

彼抜きでどんどん話が進んでいったので彼は口を挟んだ。

 

「何か話が飛び過ぎていないか?別に僕は人気のないところで暮らせれば何も言うことはないんだが……。」

 

「なっ……!!」

 

「それでも貴方がアリス様の家に住むというのが私には気に入らないのです。この家に住み続けたければ私を打ち負かしてからにしてもらいます。」

 

「えー。流石に今交友関係を広げたくはないなぁ……」

 

「ちょっと待ってよ!私の価値ってそれしかないの?」

 

彼女は叫んでいるが神楽はそんなの無視して夢子にこう返した。

 

「しょうがない……それじゃあ君に決闘を申し込もうか。今からでもどう?」

 

「望むところです。それでどうでしょうアリス様?」

 

「もう勝手にしなさいよ…………。」

 

夢子は早速外へと出ていった。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方神楽は……

 

 

「さっきは悪かったよ。拗ねないでくれ、アリス…………。」

 

「悪いと思ってんなら態度で示しなさいよ。」

 

難しい答えだなぁといいながら外へ出た。




夢子とか神綺の口調わからねぇ……まぁそんなこんなで四十二話ってところですかね。そう言えば何とか漫画先生の和泉って人書くのめっちゃ早くないですか?計算したら一日八万文字くらいでした。八万文字ですよ!!僕でも死ぬ気で頑張って二万くらいしか…………まぁそれはともかく最後まで読んでくれてありがとうございました。

神楽「ガチで眠いです…………。雑なのは御愛嬌……」
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