東方堅軟録   作:こたつ@ミカン

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本日最後の投稿。一日で五話できるなんて思ってなかったです。

真司「質より量ってか……」

そんなこと言ってない!明日は知らないけど来週からは週一回のペースになるかも……

真司「学校か……文系だったよな?」

そうですよー。それで日本史選考なんですよねー。

真司「竹取物語とかしっかり勉強しないと小説に影響するんじゃない?」

それでは本編へどうぞ!

真司(逃げたな)


真司の思い(上)

僕は家を出て、数分歩くと、軍部の本部に着いた。看板には:特別武装軍隊司令部:と書いてあった。GHQみたいな名前だな。中に入ると声を掛けられた。

 

「其処の者、何の事情があって此処に来た?」

 

振り向くと、うすら目をして、片手に槍を持った大男が声を掛けてきた。

 

「これは失礼しました。私は八意永琳様の使用人をしております、神楽真司と申します。以後お見知りおきを。して要件なのですが、一言で表すと志願兵です。」

 

僕はぺこりとお辞儀して丁寧に返すと

 

「俺は虎西鋼輝だ。貴様は噂の使用人か……」

 

男はそう言ってまじまじと僕を見つめた。そして、

 

「分かった。付いて来い。」

 

と言って歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(神楽真司と言ったな。鍛えがいがありそうな奴が来たな。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

到着した場所は武道場と達筆な字で書いてある場所だった。そこで鋼輝が大きな声を出した。

 

「おぉぉぉぉぉいぃぃぃ。瞳はいるかぁぁぁぁぁ。」

 

「そんな大声出さなくても聞こえるわよ。」

 

すると左前方から、応答する女性がいた。髪は長く凛とした雰囲気を持っていた。

 

「アンタまた弁当でも忘れたの?程々にして欲しいわぁ。」

 

「違ぇわボケ!志願兵が来てくれたから、そこに入れて欲しいんだよ!」

 

顔を赤くして否定する鋼輝さん。やっぱ、初対面の人にはみんな猫被るよねぇ。僕も人の事言えないけどさ……ハハハ

 

「へぇーこの時期に?随分とめずらしいねぇ。」

 

珍しいんだ。あと、時期とかあるんだ。

 

「おっといけない。私の名前は麻野瞳。剣、薙刀を指導する教官をやってるよ。」

 

「これはこれは僕は八意永琳様の使用人をしております。神楽真司といいます。」

 

瞳さんは意味ありげな笑みを浮かべ

 

「はぁん、アンタがかい。」

 

と答えた。すると鋼輝さんが、

 

「それじゃあ、俺は持ち場にもどるから。そこの姉ちゃんにイジメられたら、俺に言えよ。成敗してやるからよ。」

 

「ちょっと!そんな言い方ないんじゃないの!」

 

「じゃあな、真司。また会おう。」

 

そう言うと逃げるように来た道を引き返していった。瞳さんはまだ顔が赤い。

 

「ったくもう。なんなんなのさ。ハァ。まぁいいや。アンタ真司って言ったね。今日からビシバシと鍛えていくから、覚悟しとけよ。」

 

「はい。」

 

「声が小さい!」

 

「はい!」

 

「もっとだぁ!!!」

 

「「はぁぁぁぃいいい!!」」

 

「……なんでお前がいるんだ?」

 

瞳さんの視線の先にはさっき帰った筈の鋼輝さんがいた。鋼輝さんは、バツの悪そうにこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あのさぁ…弁当くれねぇ?」

 

「「……………………………………」」

 

僕達は暫く何も言えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして彼これ三十年程、真司は鍛え続けた。最初は瞑想から始まり、柔道を初めとする武術も学んだ。その後剣を手に取り、素振り、剣技、剣術。他にも霊力、魔力、魔法の使い方、陰陽術などである。一番辛かったのは個人の持つ能力と妖力である。個人の持つ能力とは一人一つ持っている能力のことである。例えば、永琳であれば:薬を作り出す程度の能力で、鋼輝であれば、:対象の性質、生態を見抜く程度の能力、瞳の場合は:物の速さを変える程度の能力などで殆どの人物は一つしか持っていない。しかし真司の場合神様の手違いから能力は二つ:動物、妖怪、妖精以外の対象の硬度を操る程度の能力と:動物、妖怪、妖精以外の対象を操る程度の能力をもっている。多い方がいいかもしれないが、多い分だけ努力もしなくてはならない為人よりも大変な思いをした。もう一つの問題、妖力についてだが、これは師匠が都市にはいない上に使ったら彼が妖怪である事がバレて問題視されるので、厳重な注意の上、永琳の家でひっそりと修業していたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして四十年を経とうとしていたある日こと、

 

「おっと。そーいや、シン、お前、綿月の妹さんによばれてたんだっけ。」

 

訓練施設を歩いていると声かけてきたのは、僕の修業のペアである、國志田健介だ。

 

「んーそーだったな。というかなんで知ってんだよ。」

 

「えー、ちょっと小耳に挟んだだけだけどー?」

 

ウソだな。だって僕に言ったことは今後の都市にも影響してくる機密事項な筈だ。聞き耳を立てたんだろう。全く……油断もスキも無い奴だ。

 

「おっとそろそろ、依姫に会う時間だな。」

 

「シンは嘘つきだなぁ。あと一時間あるってのにさ。」

 

「本当にどっから仕入れてくんだよそれ……それじゃあな。」

 

「いってらっしゃぁぁぃいー。」

 

僕は彼の言った事を鼻で笑いながら去ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だって依姫が来るの超早いんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約束の時間の四十分前に来たがもう来ていた。前に場所が分からなくて前もって一時間前に行ったとき、バッタリあって気まずくなったんだよなぁ。

 

「おや、来ましたか。どうぞ座って下さい。」

 

相変わらず真面目でこの子苦手だよ。こっちは敬語を作ってんのに真に受けて対応とかつらいよ。初めて猫かぶって後悔したよ。

 

「ど、どうも。」

 

といって僕も座る。

 

「さて、早速本題にはいらせていただきます。あなたには……第十八部隊の部隊長を務めて貰います。」

 

 

だよな。聞いてたよ。と言うか何回目だよ。しつこいぞ

 

「何度もいうがやる気はない。しかも、代わりは幾らでも居るだろ。何故僕に拘る?」

 

好きなのか?構ってちゃんなのか?

 

「それは、貴方が一番実力があり、人望もあり、そして器もあるからですよ。あと自分の事を少し過小評価し過ぎてませんか?それに聞きたい事があるのですが、どうして貴方の実力を測る場所での私との立ち会いで手加減をするのですか?私と戦いたくないのですか?周りからの目を気にしているのですか?それとも……」

 

「それともなんだよ。」

 

「それとも他に理由があるのですか?」

 

面倒くさい。今はそれしか思わなかった。自分の都合を押し付けやがって、全く……

 

「依姫……」

 

僕は彼女を射貫くような目でこう聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前何の為に自らを鍛えてんだ?」

 

 

 




中途半端ですいません。ここからがまた長くなるので切りました。明日には書けるはず……
最後まで見てくれてありがとうございました。
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