神楽「遊び過ぎだろ。」
何か塾ももうすぐで休みになるし帰りの電車で書いちゃおうと思って書いたら……的な?
神楽「その時間も有効に活用しろよ。」
えぇーだってさぁー
神楽「クネクネすんな、気持ち悪い。」
ひでぇ。それでは本編へどうぞ。
青く晴れた空の下。一人の女性がお茶の入った湯飲みに弄りながら外を見ていた。
「はぁ……今日も平和ねぇ。」
彼女がそう呟くと、慣れない気配を纏った生物が近づいてくる事を察知した。見上げると青い髪をした男が金髪の髪をした女性を担ぎ上げながら降ってきた。男は着地してから立ち上がるとこう言った。
「残念ながら今日は平和とはまた遠いみたいです。」
「あれ?アンタは卵屋じゃん。アンタって妖怪じゃなかったっけ?」
彼女は疑問に思いながらそう言うと、彼は急いで霊力から妖力にシフトした。
「そ、そうでした。」
「ふーん……まぁ詮索はしないけどさ。」
彼女は焦る彼に訝しいげな視線を浴びせながら言った。
「それはそうとして、今日この妖怪が人里で悪さをしてまして。人喰い妖怪なんですけどコイツ昔からの知り合いなんで命だけは助けてやりたいんですよ。」
「それで?」
「貴方の手で封印してもらえませんかね?」
「面倒くさいわねぇ。そういうのは紫に頼みなさいよ。」
彼女はしっしと彼へめんどくさそうに手を振った。
「いえお願いしますどうか………………卵で作った酒と幾つかの卵を提供するので。」
「分かったわ。まかせなさい。」
彼は最後の方の言葉を小さな声でそう呟くと彼女はさっきの態度とは一変して乗り気になり、神社の本殿に入って行った。
博麗神社のお財布事情は昔から変わらない上、有名なのである。
暫くすると彼女は神社の奥から一つのリボンを持ってきた。
「これを付けておけば何とかなるわね………多分。」
彼女は不明瞭な言葉を彼には聞こえないように囁いた。
「雑ですねぇ。」
しかしそれを耳にした彼は、はぁ……っと露骨に溜息をしながら言った。
「うるっさいわね。妖怪の癖にいちいち細かいわ。」
何だかんだ有りながら彼女はルーミアの頭にリボンをつけた。すると彼女の体からどんどん妖力が抜けていき、それに連れて体も幼く、小さくなって行った。
「これで良し。さっきの話忘れるんじゃないわよ。」
「まぁきっと覚えてますよ………多分。」
今度は彼が彼女の真似をするかのようにそう呟いた。
「多分って何よ!多分って。」
そういう博麗神社の財政に厳しい彼女は彼の言葉に苛立ちこう叫んだ。
「うるさいですね。博麗の巫女の癖にいちいち細かいんじゃないですか?」
「そんなアンタのイメージなんて知らないわよ。」
と二人があれこれと言い合ってるとふとある事に気が付いた。
「……妖力が動いてるわね。」
「多分アレのせいですね。」
彼が大きな山を指さした。彼女は最初目を細めて怪訝そうな顔をしていたが暫くすると黒い胡麻のような点々が現れ始めた。その点は次第に大きくなり人里は埋め尽くされそうになっていた。
「あれは……天狗?」
「みたいですね。幻想郷にも天狗っているんですね。しかもあんな沢山。」
「面倒くさいわねぇ……。」
「たまにはいいんじゃないですか?平和じゃなくても。」
「そうね。本当に退屈しないわ。アンタも来る?」
彼女はそう聞いたが彼は首を振り、地べたに寝そべっているルーミアを担ぎ上げて言った。
「いえ、僕は彼女が起きるまで待っています。なんならここをお留守番してますので。」
「ふうん?まぁ良いわ。それじゃあ行ってくるわ。」
彼女はそう言うと札やお祓い棒を持つと飛び出して行った。
「いってらっしゃい。」
彼の声がしたのは彼女が小さくなってからの事だった。
彼女が人里に向かって飛ぶにつれて天狗を初めとする様々な妖怪が多くなり、到着する頃にはもう空は天狗の羽で黒く染まっていた。彼女が到着したのを見ると天狗達は暴れ騒ぐのを辞め、彼女を囲むように飛び始めた。暫くして空から一段と妖力を放っている天狗が降りてきた。
「待っていたぞ、博麗の巫女よ。」
天狗がそう言うと彼女は面倒くさそうに辺りを見渡し後にこう言った。
「アンタがこの騒動の主犯で間違いない?」
「あぁ、如何にも。我は我らがこの地を征服するために行動している。」
「ふうん?まぁ別に興味無いわ。何でもいいから速く返って頂戴。私は今忙しいの。」
彼女は天狗の高圧的な態度も気にせず、腰に手を当てながら言った。そんな様子が意外だったのか周りの天狗達はざわつき出した。
「ふん……まぁいい。ならばさっさと我にこの幻想郷を譲るがよい。」
「まぁそうも言ってられないのよね。何てったて、私は博麗の巫女なんだからね。」
「ならば我にむざむざと殺されるがよい。」
彼は自分より生きていない彼女によって高いプライドが傷つけられたことに腹を立て、手に妖力を込めて拳をつくった。
「あら?貴方にはそんな事はさせないわ。」
彼女はその様子にいち早く気付きお祓い棒を構え、霊力を放出し始めた。彼はその言葉を聞くとニヤニヤと気味の悪い笑みを浮かべ始めて言った。
「ハハ!これは傑作だ。誰が我だけだと言ったか?」
その言葉を聞いた周りの天狗達からも笑いが起き、それと同時に彼等も妖力を放出し始めた。
「くっ…………。中々卑怯な真似をするじゃないの。」
彼女は一気に顔を険しくして声を漏らした。
「言っていろ。この世の中は結果がすべてを語るのだからな。」
その声を聞いた彼は彼女を嘲笑うかのように言い放ち、仲間の天狗達に突撃の合図を行った。
一方その頃博麗神社では
「ふわぁ〜何だか眠いのだー。」
ルーミアが眠りから覚めて、両手伸ばして伸びをしていた。
「おはよう、ルーミア。調子はどうだい?」
彼はルーミアの隣に座り彼女に話しかけた。
「お腹すいたのだー……。」
彼女はお腹の虫を鳴らし、悲しそうな目で彼を見た。
「食い物が博麗神社あるなんて事はなさそうだしなぁ…………。あ、そうだ。」
彼は彼女の目を暫く見てからある事に気がつき、肩に下げていたバックを持って神社の本殿にある台所へと向かった。
暫くして戻ってきた彼の手にある皿には醤油で味付けされ、少量の野菜が添えられた肉料理が盛り付けられていた。
「お腹すいてるなら食べていいよ?」
彼は彼女にそれを手渡すとこう言った。
「ありがとうなのだー!」
彼女はそれを聞くと満面の笑みを浮かべ、用意した箸に見向きもせずに手づかみで頬張り始めた。
「美味しい?」
「うん。美味しいのだ。」
彼女はもぐもぐと口を動かしながらそう返事をした。
暫くして彼女は彼が用意した料理を数分でたいらげると大きな欠伸をして言った。
「ふぁぁ〜、おやすみなのだ…………。」
「もう寝るの?まぁいいか。お休みルーミア。」
彼は博麗神社の本殿に布団を敷いて彼女をそこへ運びながら言った。そのあと彼はさっきまで料理が盛り付けられていた皿を洗って片付けた。そして、料理を作るために台所に置いておいた剣を腰に差し、人里の方を見ながら一人呟いた。
「全く……。正義は無くとも理解能力と秩序くらいはあったと思ったんだけどなぁ…………。」
その後、屈伸や軽いストレッチをして、ふわりと飛び上がった。
「頼むから持ってくれよな今代の博麗さん。僕も急ぐからさ。」
そう言って彼は人里の遥か上を通過しながら今は静まり返っている他よりも少し高い山を目指した。
妖女のルーミアの語尾……なんて言えばいいんだろ。もっと勉強せねば。
神楽「テストの勉強しろし。」
さ、さぁ?何の事カナ?と言うか思ったんですけど戦闘シーン少ないですね……増やした方がいいんでしょうか?それともストーリー重視した方がいいのでしょうか?是非とも感想をお聞かせ下さい。それでは最後まで読んでくれてありがとうございました。