神楽「とんだ怠け者だな。」
塾行って、アニメ見て、予習復習宿題をやる時間なんて24時間で終わる訳なかろう!
神楽「アニメを見んなよ。」
じゃあ勉強しないー
神楽「うぜぇな、まぁ取り敢えず本編へどうぞ。」
「はぁ……今日も平和ねぇ。」
幻想郷のとある神社で一人の少女がお茶を飲みながらくつろいでいた。
「おーい!れぇぇぇむぅぅぅぅ!!」
するとと遠くの方から声が聞こえたかと思うとダン!と勢いよく何かが着地をする音が聞こえた。その音がして間もなく一人の金髪の少女が箒を抱えて神社の襖を開けた。
「何よ騒がしいわね魔理沙。私は今忙しいのよ。」
「忙しいってお茶を飲んでるだけじゃないか。」
「それが私の仕事なのよ。」
そう言って巫女服の少女は再び湯呑みを手に取った。
「そんな事言ってる場合か!外を見てみろよ!」
魔理沙と呼ばれたその少女は彼女が座っている卓袱台を強く叩いてから自分の入ってきた方を指さした。
「ん……何よ。えっ……?」
彼女の目に飛び込んで来たのは
紅色に染まった空だった。
「なぁ霊夢どうすんだこれ?」
魔理沙は格好を変えずに続けた。
「そうねぇ……これは困ったわね。」
「そうだろ、人里に住む人達がし「洗濯物が乾かなくなるのは大問題ね。」……はぁ?」
「どうしたの魔理沙?そんな間抜けな声を出して。」
「霊夢……今なんて言ったんだ?」
「だから洗濯物が乾かなくなるのは大問題ねって言っただけよ?」
「霊夢、お前……まぁいいか。」
「何よ?」
「何でもないって、それじゃあ行こうぜ!」
魔理沙は箒にまたがると上昇した。霊夢は手早く準備を済ませると彼女も飛び上がった。
「それで何処か心当たりはあるのか?」
「ある訳ないわよ。でも多分あっちの方ね。」
「勘か。」
「勘よ。」
霊夢はそう言ってスピードを出し始めた。魔理沙も彼女を追ってスピードを上げた。
「赤い空……か。」
霊夢たちがでかけ始める頃ある男は空を見てそう呟いていた。
「この霧だと客も来ないし、活気もない。オマケに……」。
彼は店から乗り出して通りを方を見た。するとそこには主に妖精たちが弾幕をばら撒きながら浮遊していた。そこには慧音をはじめとする自警団が奮闘していた。
「別に行ってもいいけどそこまで緊急じゃなさそうだなぁ……。」
彼は店の中に戻り、紅い空を見て一目散に帰ったウサ耳の少女の事を思いながら本を読み始めた。
その頃二人の少女はというと
「赤いな。」
「赤いわね。」
妖怪や妖精たちを退けてある一つの建物にたどり着いた。
「それじゃあ霊夢、私は先に行ってるからな。」
そう言い放つと魔理沙はスピードを上げてその建物に突っ込んでいった。その様子を見た霊夢は溜息を付いたあと降下して建物にある立派な門から入る事にした。すると門の前に立っていた建物の関係者らしき人物が彼女に話しかけてきた。
「貴女が博麗の巫女ですね。ここは通しません!」
霊夢はその問いかけに気が付かなかったのかどうかは分からないがスペルカードを取り出し、詠唱して弾幕を放った。門の前にいた彼女は霊夢の突然の攻撃に驚き呆気に取られた。霊夢の出した弾幕は彼女や後ろの門に当たると強いエネルギーを発して弾けた。霊夢は門を壊した事を全く持って気にすることはなくどんどん進んで行った。
「私の出番ってこれだけですか……?」
「うん、ごめん無理だった。」
「そんなぁ……。」
彼女は名乗ることもなく気絶していった。
「それにしても広い館だぜ。」
魔理沙はそうぼやきながら歩き回っていた。歩き回ること約十分程、彼女は変わらない景色にうんざりしていた。
「あぁ、もうマスパうってやりたいぜ……。」
彼女はミニ八卦路を出すため視界を手元に戻す過程で一際大きな扉を見つけた。少し疑問に思い、近づくと勢いよく扉を開けた。
するとそこは
「な、何なんだ……この凄まじい量の本の数々は……。」
とても広い図書館が広がっていたのだった。
魔理沙は驚きながらも本棚へと近づいてある一冊の本を手に取って読んでみた。
「おぉ!こんなすごい魔道書がこの建物にはあるなんて……。他には何かないのか?」
彼女はその内容に満足気に呟くと本を閉じて辺りを見渡した。よくよく見てみると魔道書だけではなく生物や気候などについての本や科学や工学の本まであった。
「うひゃぁ、こいつは凄い。異変を解決したらここに寄ってから帰るとしよう。どうせ幾つか持ってってもバレないよな。」
「待ちなさい!」
魔理沙はニヤニヤしながら言うと背後からある女の声が聞こえた。その声に魔理沙は箒を構えて振り返った。するとそこには紫色の髪の毛をした女が立っていた。
「なんだお前。ひょっとしてこの図書館の主か?」
「えぇそうよ。そういう貴女はひょっとしなくてもこの館の侵入者ね。」
「あぁ!私の名前は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだ!」
「魔法使いね。何にせよ侵入者は排除しないとレミィに怒られてしまうわね。まぁそんな事よりもこの図書館の本を持ち出そうとした奴は容赦をするつもりなんてないわ。」
「持ち出そうとしたなんて人聞きの悪い事言うなよ。ただちょっと死ぬまで借りていくつもりだったんだよ。」
「人じゃなくて魔女だからそんなこと言われても知らないわ。あとそれを巷では盗むっていうのよ!」
紫色の髪の女は魔道書を開くと魔法を発動した。魔理沙はそれを紙一重で躱して箒に乗ってその女を見据え、指をさして言った。
「そこの奴!私と弾幕ごっこで勝負だ!」
「弾幕ごっこ?あぁ、あれの事ね。やるならさっさと始めましょう?」
「はっ、随分と余裕みたいだな、お前みたいな新参者に負ける訳には行かないんだぜ!」
「お前じゃなくてパチュリー。パチュリー・ノーレッジよ。私にもれっきとした名前があるんだから。」
「んそうか?じゃあパチュリー始めるぜ。」
魔理沙はそう言って弾幕を展開し始めてるとパチュリーは魔法の詠唱に入った。
一方その頃霊夢はというと
「あーもうしつこいわね!さっさと道を開けなさいよ。」
妖精メイド達に行く手を阻まれていた。彼女と妖精達の実力は言うまでもないが道いっぱいに広がっていたため彼女は常に弾幕を張りながら進まなくてはいけなかった。その上自分の身が感じている違和感にも思考を張り巡らせていた。
(見た目以上に広いわねこの屋敷は。しかも私達の行く手を遮ろうと何か仕掛けているみたいだし……魔理沙のヤツ大丈夫かしら?)
暫くして妖精達を撃退したためか彼女にあまり姿を現さなくなった。
「ようやく負い払えたみたいね。これでゆっくりと出来そうだわ。」
彼女がそう言い終わる頃に彼女へと一つのある光るモノが飛んできた。彼女ははっと何かを思うと急に立ち止まった。彼女の足元には銀色のナイフが刺さっていた。
「流石は博麗の巫女。この程度の攻撃を見切る事が出来ますか。」
霊夢が声が聞こえる方へ向くと銀髪のメイドが彼女へと歩み寄っていた。
「あんた誰よ。」
「ようこそ紅魔館へ。私はここのメイドをしています十六夜咲夜と申します。以後お見知りおきを。」
霊夢の問いに対して彼女はスカートをつまみ上げてお辞儀をした。
「あんたがここのメイド?何でもいいからちゃっちゃとこの紅い霧を止めて頂戴。洗濯物が乾きにくいとか色々と迷惑なの。」
「左様ですか。しかしこれは主の命令なので受け入れる事は出来ません……代わりに」
彼女は何処からともなくナイフを構えて言った。
「折角来て下さったのでおもてなしさせて頂きます。」
「豪華な食事か賽銭が無いのならお断りよ。」
霊夢は彼女の様子を見ていうとお祓い棒を構えた。
バン!バン!ガタガタ
遠くで音が聞こえる……楽しそうな音、愉快な声
そんな中私は独りでこの暗くて狭い場所にいる。
何故?どうして?
分からない
そしてつまらない
楽しくない
もっと自由にいたい、もっと遊んでいたい……
壊れない玩具が……欲しい。
「お姉さまの馬鹿…………。」
その言葉だけがいたずらに部屋を反響した。
ね・む・い、最近塾行くまでの電車内で寝て寝過ごしてしまいました。
神楽「行きかよ。」
行きだよ!最近は何かツいてない気がする……。あ、あと異変事態は次で終わるかな……?戦闘シーンはなるべく簡潔にするかもなぁ……。詳しくやってほしければ感想とか意見とか質問とか下さい。常時待ってます。
神楽「何その露骨なコメ稼ぎ……」
ナ、ナンノコトカナー。それでは最後まで読んでくれてありがとうございました。