神楽「なんだその甘栗 剥い○ゃいました。みたいなフレーズは。」
何となくです。長引かせるとか引っ張れるとか思っちゃったんですよ。
神楽「まぁいつもの事だな。」
皆様の寛大なお心にお任せしますが……
神楽「仰々しくてキモイな。」
(´・ω・`)しょぼん、それでは本編へどうぞ。
こうしてレミリアと霊夢との弾幕ごっこは霊夢の勝利に終わった。
「ハァハァ……やるじゃないの。まさか札一枚何かでこんなにも消耗するとは……。」
レミリアは息を切らせながらもやっとの事で立っていた。
「あ、当たり前よ。アンタが当たった札は特に霊力を込めて放ったんだから。アンタの弾幕に当たっても相殺しない様にした物が当たったのによく立ってられるわね。」
「フフッ、それは勿論、私は吸血鬼よ?そんなんでやられる訳無いわ。……まぁ負けてしまったのだけれども。」
「お嬢様……力になれなくて申し訳ありません。」
レミリアがそう呟くと新たな女性の声がした。
「構わないわ。それなりに楽しめたし、面白い人間にも会えたのだからね。……それに咲夜。貴女はよく頑張ったわ。今日は早めに休息を取りなさい。」
レミリアは自分の従者の顔に手を当ててそうにこりと笑って言った。彼女は目に薄らと涙を浮かべながら勿体無きお言葉を……と囁くと姿を消していた。
「はぁ……それじゃあこの霧を何とかして頂戴。」
「それならパチェのところに行きましょう。」
「パチェ?」
「この霧を出した術者の事よ。」
レミリアはそう告げるとふわりと浮いて彼女の開いた窓から紅魔館へと入って行った。霊夢もそれに続く様に紅魔館へと入った。
二人が暫く歩くと大きな扉が見えてきた。。レミリアはその扉に手をかけると扉は開き、巨大な図書館が姿を現した。
「へぇ……ここにこんなところがあったのね。」
「えぇそうよ。パチェ!!いるかしら!?」
「えぇ……いるにはいるわよ。」
レミリアの呼びかけに直ぐとは言わないが間もなくして答える声があった。
「ん?誰が来たんだ……って霊夢!?」
「あら魔理沙じゃないの。こんな所にいたのね。」
「ま、まぁな。それで横のちっこいのは何だ?」
「ちっこいって言うな!私の名前はレミリア・スカーレット、この異変の主犯よ。」
「何だと!お前、私と勝負しろ!!」
魔理沙はそれを聞くと懐から八卦路をだして構えた。
「あぁ、それに関しては問題無いわ。さっき戦って勝ったのだから。」
その様子を見て霊夢は手を振って静止させた。
「なんだ、そういう事か。」
「ふうん。レミィはこんな人間なんかに負けたのね。」
「仕方ないわよ。博麗の巫女は強かったし、弾幕ごっことかいう制限付きだったもの。」
「なんでアンタはそんなに偉そうなのよ……。」
身内の皮肉を自信あり気にスルリと流したレミリアを見て霊夢は溜息をついた。
「それでこの赤い霧を無くせばいいのよね。」
「えぇ、そうよ。」
「悪いけど今は無理ね。」
「はぁ!?何でなんだよ!!。」
魔理沙はパチュリーに詰め寄って叫んだ。すると彼女はしずかにしかしながら怒気を孕んだ様な声で言った。
「さぁ?どっかの誰かさんがこの図書館を傷つけずに、私の傷を自分で直さずに、そして私が喘息持ちじゃ無かったら今すぐにでもやれたかもしれないわね。」
「うぐっ……仕方ないだろ!私は回復魔法が苦手なんだよ!」
「まぁまぁパチュリー様……。」
「そういやアンタ誰よ。」
霊夢はパチュリーの隣にいて背中をさすっている赤毛の女に声をかけた。
「私ですか?私はパチェリーの使い魔です。名前が無いので小悪魔とでも呼んで下さい。」
小悪魔と名乗った彼女はスカートを摘んで挨拶をした。
「ふうん、まぁいいわ。それなら仕方ないわね、明日のこの時間までには直して頂戴。」
「ん?いいのか霊夢。」
「私はそこまで困った事は無いわよ。洗濯は明日すればいい話だから。それじゃあ失礼するわ。」
そう言うと霊夢は図書館から出て去っていった。
「お、おい待てよ霊夢!」
魔理沙は箒に跨るとそう叫んで図書館を後にした。
「全く……騒がしいったらありゃしないわ。」
「まぁまぁそれがいいんじゃないの?」
パチュリーの不満の声にレミリアはクスクスと笑いながら言った。
「それがいいのはレミィだけよ……。」
彼女はそう呟くと魔法陣を展開させ、呪文の詠唱を始めた。
謎の紅い霧が発生した異変は博麗の巫女によってその日中に解決されたと新聞で大々的に報じられるのはそう後のことでは無かった。
「ふぅ……何とか終わったのか。」
その頃人里では妖怪、妖精の暴動を鎮圧に動いていた自警団が事態の収束に努めていた。しかし紅い霧が晴れた事により多くの妖怪達は我に返り各々で散り散りになって行った。するとへとへとになった自警団にある一人の男が呼びかけた。
「慧音さんを初めとする自警団の皆さんお疲れ様です。今から料理を配るのでこちらに並んでください。」
すると自警団の人々はおぉーと歓声を上げて立ち上がり彼の店へと歩き出した。彼は店で出し巻き卵、唐揚げ、豚汁ならぬ鳥汁を彼らに振る舞った。彼らの疲れた体には彼の絶品料理が染み込み、その安堵のためかどんちゃん騒ぎが始まった。慧音は料理を配る彼に声をかけた。
「神楽、よく作っていたなあの状況で。」
「普通この少し前の時間はピーク時なんですけど……異変を起こした人は色々と迷惑をかける方ですね。はい慧音さんもどんどん食べてください。」
「あぁ……まぁいいか。」
彼の的はずれな発言に彼女は溜息をついた。
「おぉーい!大丈夫だったかー?」
「神楽ー!大丈夫ー!?」
暫くすると白い髪の女性と紫の髪をした女性が駆け寄ってきた。
「あ、妹紅だ。」
「鈴仙も来ましたね。」
二人は彼女達に向かい合った。
「慧音!無事だったみたいだな!」
「あぁ、別に大した怪我も無く何も問題は生じて無い。」
「そうか?それは良かった。私も人里へと行こうと思ってたんだが色々と用事だったり忙しくて……すまん慧音。」
妹紅は手をパンと音を立てて合わせて顔の前に持ってきて言った。
「なぁに、何も問題は無かったから大丈夫だ。それにしてもこんな中で用事?何をしていたんだ?」
慧音は妹紅に問いかけると歯切れが悪い様に唸り始めた。
「え、いやその……まぁ色々だよ!」
「色々?」
「そ、そうだよ!色々だ!この紅い霧のせいで色い「まぁ姫様と軽く殺し合いをしていたくらいですよ。」れ、鈴仙!?」
それを聞いた慧音はガシッと妹紅の方を掴んだ後に耳元でこう囁いた。
「妹紅……?ちょっとこっち来い。」
「ひぃぃ、鈴仙!神楽!助けてくれ!!」
彼女は何とかしようと二人に助けを求めた。
「そういや鈴仙、みんなに配ったご飯がまだ少し余ってるけど食べる?」
「え!本当に!?食べるわ!」
「ちょっとお前ら!!私を見捨てるのかー!!」
しかし二人は妹紅と慧音をそっちのけで違う話をしていた。
「さて妹紅、そろそろ行くぞ?」
「嫌だぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
妹紅はバタバタと暴れながらもズルズルと慧音に引きづられて行った。
「美味くできてる?」
「う、うん……美味しいよ。」
鈴仙は妹紅を無視した事を内心で謝りながら、ご愁傷様……と思っていた。
私は何年ここに閉じこもっているのだろう。
十年、百年はゆうに超えた。
これから何年閉じこもる事になるのだろう。
千年を超えるのかもしれない。
私の中で負の感情だけがぐるぐると渦を巻いて大きくなっていく。
この狭い空間では収まり切らなくなっていくくらい。
壊したい……
崩したい……
お姉様を……全てを……
そのとき彼女は決意した。
彼女の願望が実現したその瞬間の光景を想像しながら……
野球の席取りって頼まれたけどどうすんの!まぁやってみせます、こたみんです……。
神楽「そんな事後書きで書く事じゃないだろ。」
いいじゃない「駄目だよバーカ。」のえぇー……。それでは後書きっぽく。
あと二話ほどで紅魔郷は終わります。その後何話か挟んで妖々夢となります。妖々夢をお待ちの皆さん、少々お待ちを。
神楽「まぁ、僕はあまり出ないけど。」
……そういう事は言ってはいけません。大体妖々夢では神楽の驚くべき真実が……
神楽「そういう事も言っちゃダメだろ。」
……それでは最後まで呼んで下さってありがとうございました。感想、質問、批評……などなど常時おまちしています。
神楽(逃げたな……)