「う、此処は?」
「祐樹、大丈夫?」
祐樹の目の前には黒髪のショートカットの10才位の女の子がいた。
「女神か…そうか俺は死んだのか…すまんな約束守れなくて」
「いいえ、祐樹は死んでいないわ」
「何故だ?」
「あなたはまだ死ぬ定めではないって言ったでしょう?」
「ああ、頭に聞こえてきたのはお前だったのか」
祐樹が周りを見ると真っ白な空間に女神と二人きりであった。
「でもどうするんだ?ミッドウェーは無かったにせよマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦では大敗北をして残存艦は呉に集めたが核で呉は消滅…どうするんだ、もし俺が生き残ったとしても勝ち目はないぞ!」
「まあそうだけど…そうだ!」
女神は少し考えるような仕草をすると何か思いついたような声を上げる。
「ん?どうした?」
「そうだ!呉ごと過去へタイムスリップさせればいいわ!」
「!??」
「流石に同じ世界だといけないけどパラレルワールドに移せば…」
「え、ちょっと女神さん?何のこと?過去にタイムスリップ?」
祐樹が聞くが自分の世界に入り込んでいる女神には聞こえずブツブツつぶやくばかりであった。
「よし!移動させるから何か必要なものを3つ言いなさい!「だから何のことだよ!」
“ボコッ!”祐樹は女神の頭に拳骨を落とす。
「痛!何なの?」
「だから~一に過去にって何時か、ニに呉ごとって艦船とかも移動させるのか、三に必要なもの3つってよく分からないが厨二的なものも適応されるのか?」
祐樹は疑問を言うと女神は少し考えるような仕草を再びし始める。
「まあ、時代は室町時代の後半くらいかな?次に呉ごとって言ったけど艦船だけでなく広海軍工廠まで移動させるかな?、最後に厨二的なものは…ものによってはあり!流石に現代兵器召喚とか地球破壊とかは禁止だね、まあ家を吹き飛ばせる程度の魔法はOKかな?」
「じゃあ、沈んだ明石と呉に集まっている艦船20年分の燃料と魔法かな?」
「OK!火力はメラゾーマクラスで…まあ頑張ってね!魔法はそれっぽいことを言えば発動するからねえ!」
そう女神が言うと祐樹が足から徐々に消えていく。
「じゃあな、次こそ日本の悲劇が無いように変えてくるわ!」
「流石に次死ぬ時は助けれないから…気を付けてね!」
「え!?ちょっと待…」
“シュン!”という音とともに祐樹は消えた。
「あ!流石に50代のままだと可哀想だから元の年齢に戻しておこう!…軍属の皆もね!」
これが戦後になって騒がれた呉原爆投下による艦艇及び建物、人々の消失事件の真相であることは地球では女神しか知らない。
よくよく考えてみたら戦国時代に大和とかあったら……無双ですね(笑)
広工廠に関しては離れていますが工廠だけがなくなっていて転移したら近くになったという設定にする予定です…あと艦艇も柱島にあるものも近くにきたということです。