今回は月姫の遠野四季が東方の世界に幻想入りします。
月姫でもかわいそうな四季さんですが、今作では主人公として、頑張ってもらいます。
自分の妄想全快で、書いていきますので駄文になるかと思いますが、どうかお付き合いください。
「これが…モノを殺すっていうことだ」
動かぬ身体…蝕まれた意識の中で聴こえたのは、そんな物騒な言葉だった…。
その声に力はなく、なんだか懐かしさを感じる声だった…。
ザクッ‼
どうやら、心臓辺りをナイフで突かれたらしい…。
「今度は帰ってこられない」
一体誰に向けての言葉なのか…。
俺自身にか…それとも、俺を乗っ取った奴に向けてなのか…。
「消絵消江る…ワタシがキエ留…ナにヲナニヲシタ…ナゼ…ドウヤッテワタ死…」
8年前に奪われた身体が勝手に叫び出す…。
何が起きたのかわからないが…どうやら俺の中に入ってきた奴がくたばりそうらしいな…ざまぁみろ…。
俺は憎しみを込めて心の中で呟いた。
ドンッ‼
どうやら今度は身体が銀の槍のようなモノで貫かれたらしい…すると、なぜだかわからないが…今まで奪われていた身体の感覚が戻っていく感じがする…。
それと同時に俺は…
(俺の身体を乗っ取った奴が…死んだのか?)
そう理解できた。
そして…
…微かに戻った視界で俺が最後に見たのは…
8年前に親友だった辛気くさい顔した青年だった…。
(そっか…クハハ…お前が殺したんだな…志貴…)
もう消えていく身体を取り戻した青年は…光に包まれながら、目の前の青年が来た日々を思い出していた…二人で会話したことや、妹の秋葉を部屋から連れ出したこと、陣取りゲームをしたこと…そして、昔に交わした二人だけの約束を…。
――――――――――――――――――――――
「血?」
「そうだな、『血』だ。
遠野の祖先は本当に『人間でないモノ』との混血だ。
子孫、俺たちにもその『人間でないモノ』の血が受け継がれている。
『血』が薄ければ人として問題なく生きていける。
…で『血』の濃い者は例外なく特別な力を体に宿して生まれてくる。」
「力…。」
「…俺は混じり合う力…。
だけど『血』が濃ければ濃いほど、そいつは人として生きていくことができない。」
「え?」
「いずれは自我を失ってただのバケモノになる。
そうなったらもう止められない。
そうなったら俺もオマエもバケモノになるのさ、本物のバケモノに。
もしも俺がそうなった時は頼むぜ…お前が俺を…。
まっ オマエは自動的だから何も心配してねぇけどな。」
「そんなのはイヤだ…。
そんなもしもの話なんて…。」
「頼むよ…ナナヤ…。」
――――――――――――――――――――――
(そうか…あの時の約束を…ありがとうな…ナナヤ…。)
全てを奪われた青年は誰にも聞こえぬ声でそう呟き、微かに笑いながらこの世界から消えた…。
どうでしたでしょうか?
今作の四季はアルクェイドルートの四季でいきます。
今回は四季の幻想入りする手前まで書きました、初めてで短い文でしたが次回から長文でやっていきます。
こんな感じで書いていきますので、気に入ってくれた方がいましたら幸いです。
では、次回もよろしくお願いします。