無限の剣を担った男 作:通りすがりの二次好き
返ってきた通知表を見て絶望していた通りすがりの二次好きです。
7/29のFate/GrandOrderの生放送が楽しみです。沖田ピックアップあくしろよ。
………鬼ヶ島?………1億しか貯まってませんが何か(爆)
それでは、ゆっくりしていってください
7/22 描写不足が目立ったので追記・修正しました。
――――部屋に三人の人間がいた。
――男が一人に、女が二人。一人の女は男をベッドへと追い詰めていて、もう一人の女はそれを顔を赤くしながらそれを見ていた
――男の方は服が少しはだけていて……辺りには熱が充満しているか
「お、おい……」
「………」
「は、はわわわわ……」
――外には誰もおらず、声を上げても意味は無いだろう
――そして……男へと迫っていた女は、自身の手を……
――徐に、男の『手』へと近づけ……そして、触れた
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「………アラタ!?」
アリンさんがアラタの手に触れ、次の瞬間、アリンさんはメイガスモードになった。
それと同時にアラタの魔道書が何か不全を起こしているような様子を見せ―――そして、彼が唐突にもがき始めた。
――まるで、なにか抑えていたものが飛び出してくるのを必死に耐えているかのように。
《オイオイ……ここでコイツの魔力を暴走させるつもりかよ!?》
―――必死に押さえ込もうとするが、
―――やがて、限界が訪れ
「ぐ…あ……アアァァ■■■■■■!!!!」
――彼の身体から、大量の禍々しい魔力が噴き出し、外は既に
――黒い太陽が昇っていた。
「ア、アラタ!!!」
近づこうにも、噴き出している魔力が強すぎて近づけない。
「ッ……アリンさん、何故こんなことをッ!?」
「こんなこと?……
アリンのいう事は正論だ。魔道士がテーマの研究をするのは『ごく自然のこと』である。
(どうする………私じゃアラタを元に戻すことは出来ない。……生徒の危機に何も出来ないなんて、何が教師ですか……ッ)
(しかし、この事態を放置することもできない。この場を一時的にでもどうにかするのが一番でしょう……)
「……やらせないわよ。」
「なっ!?どきなさい!」
アラタの暴走を何とかしようと、小型の拳銃を錬成し、アラタを撃とうとするが、やはりアリンさんが立ちふさがる
「ッ……彼を止めなければ……学園もですが、何より貴女も……!」
「『消滅』するんでしょう?……私はそれでも構わない」
「だって、消滅の先にあるナニカこそ……私が見たいと思ってるものなんだから」
魔道士は研究を第一としているような生き物だ。もはや話ではどうにもならないだろう。
「ッ……仕方がないですね。こうなったら……ッ!」
「―――不浄の中心はここでしたか」
「全く……帰ってきたら学園でも崩壊現象かよ」
「……!貴女達は……」
そんな時に、この部屋に入ってきたのは
「一応名乗るぜ。
「……
―――王立ビブリア学園が誇る王立図書館検閲官の主戦力―――山奈ミラと不動アキオであった。
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「『創造』とは、最初に作り出すこと、神が宇宙を作ること、そして『人真似でなく新しいものを自分から作り出すこと』……」
士郎は図書館でテーマの研究をしていた。
まだ初期段階で、何をすれば良いのかわからず、取り敢えず『創造』の意味や定義を調べようということになり、辞書を引いていた。
(いや、そういう事は既に分かっている……)
……但し、意味があるとは一概には言えないが。
(今迄、幾つもの贋作を投影するにおいて様々なモノの創造の理念を鑑定してきたのもあって、少しはなにか見えると思ったが、やはりそう上手くは行かない……か……ふむ……)
普通、なにか新しいものを作り出すには、今まで自分が学んできた知識と自身の閃きが必要である。
士郎は投影の際の『創造の理念の鑑定』や『制作に至る技術の模倣』等を通して知識は学んできたが……【模倣根性】とでも名付ければいいのか新しい何かへのきっかけすら閃く事が出来ない。
(……仕方がない。今日は授業の準備でも……)
その時だった
「………■■■!!」
「……ッ!」
微かだが、人間を超えた聴力が音を捉えた。
(今聞こえた方向は……あっちか)
――――――
――――
――
〜保健室前〜
「―――ここか」
なにやら不吉な魔力が漂っている
明らかに異常事態だろう
「………
念のため、木刀を投影しておく。
また何らかの事態に備え、幾つかの剣の設計図を頭に浮かべておく。
すると扉の先から声が聞こえてきた
「……彼を殺してください、アキオ。彼こそがこの崩壊現象の起点です。」
「ハッ……ホント、あっさり言ってくれるぜ」
聞きなれないふたりの女性の声
そして
「いけませんアキオさん!」
リリスの悲痛な叫び
「どうやらただ事では……」
―――それだけで、状況を判断するには十分であった
「ないらしいッ!」
力強くドアを開ける。
一瞬、全員の意識をこちらへと向く
「シッ―――!」
部屋から入る前の一瞬に強化を施した木刀を投擲する。
狙いはまさにアラタを蹴らんとする長身黒髪の女の右足。
「なっ!ちィッ!!」
一応、人外の域に属する自身の筋力で投擲した木刀だ。流石に反応せざるを得ないだろう。
この一瞬
(状況:春日アラタから漂う謎の魔力反応。対処:推測の域を出ないが、
解決案を思考し、
「
出た結果を元に行動する
「
――投影するは、変わった刀身をした短刀
これを……アラタにこの宝具を突き刺す―――!
「
―――
コルキスの王女メディアの生涯が宝具へと昇華したもの。
能力はあらゆる魔術の破戒、生命体の魔力を前の状態にリセットする。つまり、簡潔に言うならば―――
―――刺した相手の魔術的な繋がりを断ち切る
「■■ァ……ァ……」
「春日アラタから発生していた魔力が……消滅した……?」
どうやら、原因の一つに何らかの術式がある……という予想は当たっていたらしい。
「……?」
………ふと、虚空から視線を感じた。
………この視線の主はどうやら、敵意は持ってなさそうだ。どうやら、隙を見て攻撃……などでは無いようだな。
「おい……そこで見てる貴様は……一体何者だ。」
《へ?お兄さんなんでユイが分かったの?》
「秘密だ。……それで?なぜここを見ている。」
《アラタのお兄さんピンチだったでしょー?だから助けてあげようと……》
「……どちらにしろこの2人はアラタを殺そうとするだろう。こっちにいるの黒髪の女性もこちらへ敵意を向けつつ、アラタにも注意を払っている。そちらが大丈夫なら、アラタをどうにかしてくれ。」
《OK!わかったよー!》
――次の瞬間
「こんの野郎!……なんだッ!」
――一瞬でアラタの姿が消えた。
「――貴方、あの男をどこへやったんですか?」
「さぁ?……少なくとも、今君に教える必要は無い。」
「ふざけないでくださいッ!あの男は……」
「―――崩壊現象の起点か……」
「ッ……どうしてそれを」
「窓の外の黒い太陽。当たりには独特の魔力。そして、明らかにその魔力を漂わせていた春日アラタ………一目瞭然だ。」
「……ならどうして彼を庇ったんですか?」
「何故?……教師が教え子を守るのは当然の事だろう。」
「ッ……他の生徒はどうなるんですかッ!崩壊現象は今も」
「あれ……黒い太陽が消えています……」
「……なっ!?」
「崩壊現象は魔王等が自ら狙って起こしたりしない限りは、魔力の暴走が原因だ。ならば――その原因たる魔力を消してしまえばいいだけの話だろう?」
「……成程、先程あの男に刺したのは魔力を消すモノだということですか。しかし、それなら彼は人間ではなくなるのでは?」
「……いや、何もすべて消したわけじゃない。私が消したのは、彼の中に存在する魔王候補としての魔力だ。」
「……ッ!?そんなことが可能なのですか……?」
………いや、嘘である。
あくまで破戒すべき全ての符の能力は「魔術的な繋がりを断ち切る」だけだ。
何らかの術式が原因で魔力の暴走が引き起こったのなら、その原因を断ち切るのが一番だろう。
……だが、見るからに興奮しているこの女生徒にこれを伝えてもあまり効果はないと思われる。よって最もわかりやすく、そして安心させるようなことを言って相手を落ち着かせるのを優先した。
魔力の暴走自体は今まで起こっていなかったことを考えると、おそらく魔道書かなにかが封印を施していたのだろう。今まで封印を自らが施していたとは考えにくい。
魔力が暴走しきってきたせいで封印どころじゃなかったが、今なら魔道書は封印を施せている……筈だ。こればかりは信じるしかない。
「あぁ、そうだ。なので。今日のところは」
「『はいそうですか。』と言って帰るわけがないでしょう。いつ、また彼を起点に崩壊現象が起こるかもわからないんです。彼を探し出して……!」
「―――その心配はねぇぜ?」
「春日アラタ…………のこのこと、ここへ戻ってくるとはずいぶん余裕ですね」
「あぁ。なんたって、アンタに『俺はもう問題ない』って分からせるために戻ってきたんだからな」
予想していたより早くアラタは戻ってきた
「……まだ見てるか?」
《うん。みてるよー》
「随分早い帰宅だな?」
《一応、ユイがいる所とそっちはちょっと時間の流れが違うからねー》
「ア、アラタ?どこへ行っていたのですか?急に消えましたけど……」
「ん?あぁ。なんかスタイルのいい美少女がいる部屋に行ってた」
いつも通りの調子のアラタ。先程もがき苦しんでいたとは思えない様子だ。
「……それで?どうやって証明するつもりなのですか?」
「あぁ。つまり、俺が崩壊現象をコントロールすればいいんだよな?」
「……何を言い出すのかと思えば……」
「アラタ!崩壊現象のコントロールなんてできるわけがありませんッ!」
崩壊現象のコントロール。つまり、自然災害並の『現象』をコントロールしようとアラタは言っているのだ。
原因が一個人にあるとはいえ、規模が大きすぎる。普通ならば不可能だろう。
「だが、『魔道はすべての可能性を否定しない』……だったよな?やって見なきゃわからんさ」
「詭弁です。そんな言葉で、私の"
「………大将。ちょっといいか?」
そこで、ずっと黙っていたアキオが声を発した。
「この男はこう言ってるんだ。何度も強化すんのも疲れるしさ。出来るんならそれでいいんじゃないか?」
「頼む。コントロール出来なきゃ粉微塵にしてくれて構わない。だからッ……!」
「………はぁ………分かりました、仕方ありません……失敗したらすぐに消滅させますので。」
ミラは嘆息しつつ、仕方なく了承した
「ありがてぇ!……おい魔道書。封印で疲れてると思うがもう一仕事頼むぜ。」
「テーマを決めた」
「……テーマ……そういう事か」
アラタの魔力の暴走は、魔道を修めていれば緩和が可能……いや、逆に暴走すれば崩壊現象を起こすような魔力すら利用することさえも可能である
《あん?……あぁなんだ。決まったのか》
「おうよ!俺のテーマが気に入ったら力を貸してくれよな」
《……は、ハハッ!いい!いいぜ!貸してやるよ!……だけどそれはあくまで『気に入ったら』の話だ。――さあ言え!》
《お前のテーマはなんだッ!》
「あぁ……俺のテーマは」
それはアラタの望みなのだろう。
それは人間ならば誰しもが持つ願望。
だが、
真の意味で追い求めるのは難しい。
―――だからこそ
「―――『支配』だッ!」
魔道書を満足させる………最高のテーマだったのだろう。
《ハッハッハッ!いいねぇいいねぇ!たしかにお前の心、存在、本質、魂の意味――それは
《そしてそれはッ!【
「だろ!?あのしかめっ面がヒントになったんだッ!」
ミラが顔を歪める。自分の事だと分かったのだろう。
《今ここにッ!アスティルの写本は【
《さぁ言えアラタッ!契約だッ!》
「おうよ!――【
――瞬間、アラタの周りに魔力があふれる。それは先程の魔力と同じようだが……
――最早それは、春日アラタの支配下に置かれ
――彼自身もその魔力を完全に自身のモノとしていた
「……っと、こんな感じか。」
「まさか、メイガスモードになるとは……」
「で?どうだ。これで大丈夫だろ?」
「確かにメイガスモードになって、魔力を制御することは出来ているようですが、それとこれとは……」
「山奈ミラ、先程言っただろう?崩壊現象は魔力が暴走することで起こるんだ。それを制御していれさえすれば何の問題もないと……私は思うのだがね。」
「ッ………分かりました。行きますよ、アキオ。」
「おう」
そして、教室を去っていくミラとアキオ。
「今度何かあったら……許しませんから」
―――去り際にそんな言葉を残して
――――――
――――
――
「そういや、僅かだけど周りに魔力が残ってんな」
《そうだなー……マスター、どうせだから、この力のテストしようぜ》
「おっ、いいね。なら……この魔力を支配して……打ち消すッ!」
その瞬間
―――リリスが裸になった
もう一度言おう
リリスが
裸 に な っ た
「え?き……きゃぁぁぁぁぁっっ!!??」
「な!?くっ……」
「あ、あれ?おかしいなぁ……」
《マスター……まぁそういうのもお前らしくて良かったんじゃないか?ハッハッハッ!!》
「そっ、そうだよなあっはっ……」
「そんなわけないでしょう?アラタ…………」
「はっ………デスヨネー」
「アラタ、終わったらこっちへ来い。―――追加の課題と罰の内容を伝える。……いい加減学習するんだな、戯け。」
「アラタァァァァ!!!」
「ヒギャアアッッッ!!!???」
最後はいつもので終幕だ。
ということで一応一区切りです。
エミヤが着々とEMIYAになっていく……もうこいつ一人でいいんじゃないかな。
今回の話、状況があっち行ったりこっち行ったりで本当申し訳ありません。付いていけなくて「何なのだ、これは!どうすればいいのだ?!」となってる人も少なくないはず(確信)
投稿遅くなり申し訳ありません。
今回の話はいかがだったでしょうか?
感想・批評・指摘、そして、評価お待ちしております。