無限の剣を担った男 作:通りすがりの二次好き
今回でやっと「プロローグ」終了です!←遅い
それではゆっくりしていってください
4/20 辻褄が合わない文を見つけたので修正しました
4/26 思い切り勘違いしてた(弓のところ)のと、気になったところがあったので修正しました
「……どうしたものか」
俺は悩んでいた
俺は昼休みになる前からずっとここで気配を消している
目標の一人も屋上へ来たことには来たんだが
「―――出るタイミングを失った」
本当、あかいあくまのうっかりが移ったか?
―――――どうする?ここから飛び降りてもいいが、無闇矢鱈に行動したらこちらが不利だ
気付かれて、不意を打たれるかもしれない
…それに、魔導書が姿を現していない
…この表現は少しおかしいな
とにかく、魔導書のある場所がわからない現状では無闇に行動するのは危険だ
「……もう少し待機することにしよう……」
――――――
――――
――
……む、誰か入ってきたな
あれは…ここの女生徒か
春日アラタの知り合いか?
一先ず、様子を見ることにしよう
――――――
――――
――
……なんだ?なにか様子がおかしい
あの女生徒、何故いきなり春日アラタの手を胸に持っていたんだ?
……まさか痴jy…気にしない方がいいな
――――――
――――
――
なにか変だな、空気が少し重い…?
修羅場か…いや違うな
?何か言っているな
「…前は誰…!?本物…聖はどこ…い…!?」
!?あの女性は誰かの偽物!?
…それになんだ?あの女生徒から流れてくる異様な魔力は…?
……そういえば、リリスは…リリスはどこにいる?
「…………あそこか!」
―――――あの時の格好ということはどうやら戦闘態勢に入っているようだな
ならば…………私も準備しておくことにしようか
「
投影したものは二つ
一つは本来の形とは程遠く、黒い色をしている弓
二つ目は……北欧の英雄ベオウルフが振るったと言われている剣―――――
「――――――
最早、暗示にも近い言葉を口にする―――――目が冴える。頭が非常にクリアになった…
この状態で攻撃を外す事など―――――――――――――ありはしない
「喰らいつけ!
「………くっ!!ハァァァァ…ハァッ!」
「ほう…防いだか」
確かに伝説の魔道書と呼ばれるだけある
フルンティングをバリアで防いだか
「ふむ…流石伝説の魔道書だな………とでも言えば良いのかな?人間の姿をした魔道書よ」
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「リリス…!?あと、誰だこの白髪ガングロ男!?」
「いきなり呼び捨てですか。本当に失礼な人ですね」
「白髪ガングロ男……か」
突然の出来事の連続により、俺の頭は混乱していた
(なんなんだこれ!?いきなり聖が「だぜっ」娘になったかと思えば、アニメに出てくるような気弾みたいなものと矢みたいなものが飛んできて、その後ろからリリスと見たことない白髪ガングロの男が出てきた!?)
「何が起こってるんだ…?」
いやそれより、
「いやっ…それよりもお前等なんなんだよその格好は!?リリスは随分と物騒だし、男の方に関してはそのコスプレみたいなのははなんだよ!?」
リリスの格好がおかしい
眼鏡をかけているまではいい
服が変わっていることにも目を逸らそう
………だけどなんで、そんなでっかい銃を持ってるんだよ!?
それに男の方に関しては、なんか弓を持っていて、服は奇妙な模様の黒い服と赤い上着みたいなものを着ている…?
「?見ての通り魔道士の戦闘スタイルですが…?」
「この格好はは普段着だ」
「せっ…戦闘スタイル!?魔道士!?なんだよそれ!?えっあれ?これそういう小説だったの!?………ってか普段着!?お前なにもんだよ!?」
「メタい発言はやめてください。」「メタい発言発言はやめろ。」「メタい発言はやめたまえ。あと、私はただのしがない弓兵だよ」
いや、こんなことでも言ってなけりゃやってけないよ……
てかなんかこのガングロ男かっこいいな
「ごっほん……お前も薄々気づいてはいるんだろ?」
!…気づいてる?何にだ…?
聖(仮)はそう言うと、指を鳴らした
……!何だこれ…?
「これは…………全く驚かしてくれる物だな」
そこには破壊し尽くされた町並みが広がっていた
「これが元々のお前の住んでた世界だ」
な……!?
「な……なんだよ……これ……」
「…この目で見ると…やはり酷いものだな…」
「…………三日ほど前です」
!
「原因はわかりません。我々は"崩壊現象"と呼んでいますが―――」
崩壊……現象……?
「一つだけ分かっていることはこの街一つが一夜にして呑み込まれたということです…」
…………一夜にして…飲み込まれた
………ッッッッ!!!!!
「ぐっ……!」
「ふむ…なにか思い出したか」
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(そうだ――あの日世界は突然終わりを告げた――)
(突然、空に黒い太陽が現れ街の人々を光の粒子に変えて呑み込んでいった……)
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「アラタさんっこれを!!」
「聖!?」
「お願い!!アラタさんを助けてあげて……願いを叶えてあげて……!」
ひ、聖?
「お、おい誰に行ってんだよ?何がどうなってんだよ聖!?」
一体全体、何がどうなってんだよ!?
太陽が黒くなったと思えば、みんな消えていくし、街は壊れていく
この世界で何が起こってんだよ!
「私がいなくても朝はちゃんと起きるんですよ?」
「ご飯も三食きちんと食べてくださいね?」
お、おい、なんだよ…それ
「洗濯物は三日に一回はちゃんと干さないとシワになっちゃいます」
「掃除もマメにしないと不潔になっちゃいますよ?」
わかってるさ。それよりなんで今そんなことを…?
なんで、なんで…
そんな遺言じみた事言ってんだよ
「それと…それと…」
チュッ
キスをされた……とても……とても悲しい味をした……そんなキスを
「私のこと――――」
おい…や、やめろ聖…やめてくれ!
「忘れないでくださいね……」
待って…待ってくれ……待ってくれよ……置いていかないでくれッ!
「ひ、聖ィィィィィィィィッッッッ!!!!!!!」
――――――
――――
――
なんなんだよ……
「……なんだよこれ」
気づいたらそこは何もない……正しく「虚無」と言う言葉が似合うような世界だった
「何もない……」
!……そういえば…
「――――みんなどこだよ?タチの悪い冗談すぎるだろ…?」
なんで…なんでみんないないんだよ…
「…………おい」
……そうだよ、言ってたじゃないか「願いを叶える」って
「俺の願いを叶えるんだろ?それなら」
……それなら
「今すぐ普通の日常を……」
……あの当たり前の日々を
「返しやがれぇぇぇぇ!!!!!」
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そうだ…この世界は…
「俺が……創った……?」
「……正しくは私の力でだがな」
……そこに、あの白髪ガングロの男が質問をした
「―――――ひとつ聞かせてもらおう………何故だ?何故この世界を創った?」
……それはおそらく…いや、絶対
「…私はコイツの願いを叶えるように言われたからな。そのためにビッグな魔術を使ったわけよ」
……やっぱりか俺が…あんなこと願ったから…
「しかしそれがこんな子供の絵で足がつくとはな…妹の絵を肌身離さずってどんだけシスコンだよ!」
シスコンで悪かったな…
「まぁ、お前が持ってりゃそりゃ私の世界構築の影響は受けないよな」
「私も流石に驚きました……」
「シスコンのことにか?」
「違います。確かに少しは驚いてはいますが別のことです」
ですよね
「…私はこの崩壊現象を調査するため"学園"から派遣された魔道士です」
学園?魔道士?なんなんだそれは…
気になったが、話を聞くためその言葉が口から出るのを抑えた
「でも着いてみたら何もないはずの場所にあるはずのない街一つが出来上がってたんですもの」
まぁ、確かに何もないと思ってた場所が実は何も異常がないただの街でしたー。じゃ驚くよな
……まぁ、太陽は黒かったが
「はっ!!それくらい私にかかれば朝飯前だぜ」
「……危険な魔道書。もし失敗すれば更に崩壊現象を拡げてしまうことになる」
……やはりコイツは危険なのか
「……それにもう一つ世界を作り上げるとは…そんなこと普通では到底不可能だ」
「…選択しなさい。春日アラタ」
「一つは今すぐこの創られた世界を魔道書に解除させること。そうすればそのまま平和に生きることを約束しましょう」
……
「美味しい話だけど、こんなことですむ筈がないよな?」
「はい。――――この場合、魔道書はこちらで処分し」
「春日聖らの記憶をすべて消去させてもらいます」
!?
「そしてもう一つ――――魔道書を渡さないのであればここで死んでもらいます。何よりこの世界を創るように願ったのは他でもないあなたなのだから」
!!やはりそうかよ………
「…………ははは……」
…なんだよそれ
「なんだよ…ってことはあれだ。」
「生きていたきゃみんな忘れろって……そういうことかよ!」
「……そう言う事だ」
白髪ガングロ男がそう言う
「そもそも、こんな世界を願った貴様が悪い。確かにその崩壊現象の被害を貴様も受け、あらゆるものを失ったものは確かだ。それを取り返したい気持ちもわかる。……………だがな」
「当たり前のことだが……失ったものは…返ってこない」
「失ったものを取り返すことだけを考えるのは愚者のすることだ、小僧」
……そうだよな。でも
「みんなや聖の事を……忘れなきゃならねぇのかよ!そんなの……嫌だ」
「……くどいぞ」
ガマンの限界が来たのか弓を構えようとする
……いや、待て……聖は消えただけ….ってことは死んだのかはまだ分からないッ!
「なぁリリス、聖は…聖は生きてるのか!?」
「…それは…「生きてるぜ」」
「「!!??」」
「!…ほぅ?」
「私のこの姿はあの娘の影の投影だからな………時空の挟間……この世界のどこか、もしくは過去か未来か…とにかくどこかで生きてるのは間違いないぜ」
「聖が生きてる…そうか………」
「……それで、お前はどうするんだ?春日アラタ」
「決めたよ」
「魔道書は渡さない」
「えっ… !あなた…!?」
「ほう……それならば死ぬのか?」「いや、」
「俺も死にやしない。第三の選択肢だ!!」
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……「随分と田舎にあるんだな。魔導の学園ってのは」
ガチャッ
ドアの開く音がした
そこにはリリスが立っていた
「……はぁ。全くこんなことは前代未聞です。こんなことがまかり通るなんて……」
「まぁいいじゃないか。よろしく頼むよ、浅見リリス!!」
「はぁ……」
――
――――
――――――
「魔道士になるですって!?本気ですかあなたは!?」
「本気だっ!」
本気も本気、真剣だ!
「………そこまで自信満々でいうのにはなにか根拠があるんだな?」
「あぁ。」
「だって魔道士は魔道書を持ってるんだろ?なら俺だって持ってわけだしなれる可能性あるってことじゃねーか?」
……なんか頭抑えてるなこの男
「い、いやっそれはそうかもしれませんがっ…そんなこと聞いたことありません!!」
「…ですが確かに無いとは言い切れません。こんな世界を作り出してしまうくらいですから」
「なら俺はなる!!」
「……明らかに低い可能性だ。無理な場合すぐにお前は死ぬことになるぞ?」
「それでもいい。確かに命は大切だ。でもさ」
「聖やみんなの事を忘れて一人だけのうのうと生きるのは…………絶対に嫌だ」
「――――――そうか」
「…………たとえ可能性が低くても…少しでも可能性があるならオレはその可能性にかけたいんだ」
――――――
――――
――
―――――――死んでなけりゃいい
俺は…俺は――――――
「絶対に……取り戻して見せる」
待ってろよ…聖っ!
ということで、原作での「プロローグ」←ここ大事
終了です
……終わる気配がしない
ま、まぁそれはおいといて、
なんとか最後は士郎くんの出番が少し多くできましたw
ちなみに士郎くんのあの後は、次の話で明らかになる予定です(あくまで予定)
遅くなりましたが、
samaLさん評価ありがとうございます!
さて、今回の話はいかがでしたでしょうか?
感想、批評、指摘などお待ちしております!
あと、評価もしてくださるととても嬉しいです!!