遊戯王 DM to ARC-V   作:エクシ

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第三十四話「闇遊戯VS闇遊星」

海馬、クロウ、ジャックは(スリー)(フォー)の座っている観客席の一番前に腰を下ろした。ジャックはクロウに話しかける。

 

 

「しかしクロウ、フィールドに残したカードが黒い旋風のみとはおまえらしくないな。」

「遊星のデッキには全く噛み合わないもんな…。我ながら闇クロウのタクティクスは大したことねえってことだ。」

「ん?自分のタクティクスを大したことないというのか?」

「いや俺のことじゃなくて闇クロウっていうことだよ。」

「まるで意味が分からんぞ!」

 

 

 

 

 

「俺のターン、ドロー!ライディングデュエルの闇を見せてやろう!手札からジャンク・シンクロンを召喚!」

 

 

 

ジャンク・シンクロン

チューナー・効果モンスター

星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500

(1):このカードが召喚に成功した時、

自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

 

 

「ジャンク・シンクロンの効果発動!墓地からフォース・リゾネーターを特殊召喚。墓地からの特殊召喚に成功した時、手札からドッペル・ウォリアーを特殊召喚!」

 

 

 

フォース・リゾネーター

チューナー(効果モンスター)

星2/水属性/悪魔族/攻 500/守 500

自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送り、

自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。

このターン、選択したモンスターが攻撃する場合、

相手はダメージステップ終了時まで

モンスターを対象にする魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事ができない。

 

 

ドッペル・ウォリアー

効果モンスター

星2/闇属性/戦士族/攻 800/守 800

(1):自分の墓地のモンスターが特殊召喚に成功した時に発動できる。

このカードを手札から特殊召喚する。

(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。

自分フィールドに「ドッペル・トークン」(戦士族・闇・星1・攻/守400)2体を攻撃表示で特殊召喚する。

 

 

 

「レベル2のドッペル・ウォリアーにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!集いし星が新たな力を呼び起こす。闇へと誘う道となれ!シンクロ召喚!レベル5 いでよ、ジャンク・ウォリアー!」

 

 

 

ジャンク・ウォリアー

シンクロ・効果モンスター

星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300

「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動する。

このカードの攻撃力は、自分フィールドのレベル2以下の

モンスターの攻撃力の合計分アップする。

 

 

 

「ドッペル・ウォリアーの効果でドッペル・トークンが二体現れる。さらにジャンク・ウォリアーの効果発動!フォース・リゾネーター、ドッペル・トークン二体分の攻撃力を得る!パワー・オブ・フェローズ!」

 

 

ジャンク・ウォリアーの攻撃力は1300上がり3600となる。

 

 

「まだだ!レベル1のドッペル・トークン二体にレベル2のフォース・リゾネーターをチューニング!シンクロ召喚!レベル4 アームズ・エイド!」

 

 

 

アームズ・エイド

シンクロ・効果モンスター

星4/光属性/機械族/攻1800/守1200

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとしてモンスターに装備、

または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。

この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、

装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。

また、装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、

破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

 

 

 

「アームズ・エイドをジャンク・ウォリアーに装備!」

 

 

 

 

 

「やべえ!ジャンク・ウォリアーの攻撃力はアームズ・エイドの効果で4600!ブラック・マジシャン、幻想の白魔導士、いずれを攻撃しても遊戯さんに戦闘ダメージは2100。さらにアームズ・エイドの効果で2500の効果ダメージ。遊星のやつ、今度は遊戯さんをワンキルする気だ!」

 

 

クロウは握りしめた拳でサーキットの柵を叩いた。

 

 

「貴様らの言う遊星とやらがどれほどの腕かは知らんが遊戯は俺の唯一のライバル。そんな男がワンターンキルなどされるはずがないだろう、黙ってみていろ鉛玉。」

 

 

海馬は椅子に座り腕を組んだまま落ち着いていた。

 

 

「俺は鉄砲玉だ!」

 

 

 

 

 

「バトル!ジャンク・ウォリアーで幻想の白魔導士を攻撃!パワーギア・フィスト!」

「罠発動!イタクァの暴風!」

 

 

 

イタクァの暴風

通常罠

(1):相手フィールドの全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する。

 

 

 

ジャンク・ウォリアーは守備表示へと変更された。

 

 

「…俺はカードを二枚セットしターンエンド。」

 

 

  □■■■□

 □      □ 遊星LP4000 手札2

  ○○●○○ ■

 

■ ○○●●○

 □      □ 遊戯LP4000 手札0

  □□□□□

 

 

「俺のターン、ドロー!ジャンク・ウォリアー、アームズ・エイド、ともに強力なカードだぜ。しかしともに弱点がある!」

 

 

 

 

 

「弱点?なんですか?Ⅳ兄様。」

「気が付かないのか?Ⅲ。ジャンク・ウォリアー、アームズ・エイドの効果で上がったのは攻撃力だけだ。」

「そうか!守備力は変わらず1300!簡単に倒せてしまう!」

 

 

ⅣとⅢの会話を聞きながら海馬は満足げな表情を浮かべていた。「これぐらいのことを気が付かない遊戯ではないわ。早くこんな戦いを終わらせて遊戯と決着をつけたいものだ…。」

 

 

 

 

 

「バトル!ブラック・マジシャンでジャンク・ウォリアーを攻撃!黒・魔・導(ブラック・マジック)!」

「遊戯、確かにお前の言う通りジャンク・ウォリアーは守備表示になってしまえばただの屑。こんなものはすぐにどけてしまおう。」

 

 

闇遊戯は闇遊星の言ったセリフに八ッとした。

 

 

「永続罠発動!竜魂の幻泉!復活しろ!ジャンク・シンクロン!」

 

 

 

竜魂の幻泉

永続罠

(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。

そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

特殊召喚したそのモンスターの種族は幻竜族になる。

このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。

そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。

 

 

 

「ジャンク・シンクロンを特殊召喚してどうする?バトル続行!やれ!ブラック・マジシャン!」

 

 

遊星は千年秤を取り出しすぐ近くを走行する遊戯に見せつける。

「遊戯、お前は知っているはずだぜ。この千年秤の力を。」

「…千年秤は人の心に巣食う邪念を見通すことができる。 また二体以上のカー、つまりモンスターをひとつに束ねる力 融合を使うことが出来る。」

「惜しいな。モンスターを束ねる力は融合だけじゃねえ。」

「まさか!!」

「その通り!千年秤よ!我に力を!」

 

 

千年アイテムのマークが闇遊星の額に浮かび上がり、髪の毛も逆立つ。

 

 

「レベル5のジャンク・ウォリアーにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!大いなる風に導かれた翼よ!闇へと誘う道となれ!シンクロ召喚!レベル8 飛翔せよ、スターダスト・ドラゴン!」

 

 

 

スターダスト・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

星8/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):フィールドのカードを破壊する

魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、

このカードをリリースして発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

(2):このカードの(1)の効果を適用したターンの

エンドフェイズに発動できる。

その効果を発動するためにリリースした

このカードを墓地から特殊召喚する。

 

 

 

「ん?なぜ俺たちのシグナーのカードは決闘竜(デュエル・ドラゴン)に変えられたのに遊星はスターダストのままなのだ?」

「俺たちはさっきお前が言ってた原理で洗脳されていたが遊星は今直接オーバーハンドレッドナンバーズに意識を乗っ取られてんだ。”ハイクラス”のやつらは遊星のカードを操作する必要がなかったってことだ。」

 

 

ジャックはクロウの説明にいまいち納得がいっていなかった様子だったが誰も彼に説明を続けようとはしなかった。一方千年秤の力で相手ターンにシンクロ召喚を行った遊星に対し驚きを隠せない遊戯だが攻撃力は互角のため、再びブラック・マジシャンに攻撃をさせた。

 

 

「罠発動!バスター・モード!スターダスト・ドラゴンをバスターモードへ変更する!」

 

 

 

バスター・モード

通常罠

自分フィールド上のシンクロモンスター1体をリリースして発動できる。

リリースしたシンクロモンスターのカード名が含まれる

「/バスター」と名のついたモンスター1体を

デッキから表側攻撃表示で特殊召喚する。

 

 

 

「なんだって!?」

「現れよ!スターダスト・ドラゴン/バスター!」

 

 

 

スターダスト・ドラゴン/バスター

効果モンスター

星10/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500

このカードは通常召喚できない。

「バスター・モード」の効果及び

このカードの効果でのみ特殊召喚する事ができる。

魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、

このカードをリリースする事でその発動を無効にし破壊する。

この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、

この効果を発動するためにリリースされ墓地に存在するこのカードを、

自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

また、フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、

自分の墓地に存在する「スターダスト・ドラゴン」1体を特殊召喚する事ができる。

 

 

 

 

「攻撃力3000!?」

「どうする?遊戯?フフフ。」

「バトルはやめだ!俺はカードを一枚セットしターンエンド。」

 

 

 

  □□□■□

 □      □ 遊星LP4000 手札2

  ○○●○○ ■

 

■ ○○●●○

 □      □ 遊戯LP4000 手札0

  □□■□□

 

 

 

「俺のターン、ドロー!俺はスターダスト・ドラゴン/バスターで幻想の白魔導士を攻撃!アサルト・ソニック・バーン!」

 

遊戯LP4000→3500

 

幻想の白魔導士は破壊され、遊戯は何もすることが出来ずにダメージを食らった。

 

 

「そりゃそうだ、スターダスト・ドラゴン/バスターの前ではカードの発動など悠々出来るものではない!賢いぞ、遊戯!ハハハ!カードを一枚セットしターンエンド!」

 

 

  □□■■□

 □      □ 遊星LP4000 手札2

  ○○●○○ ■

 

■ ○○○●○

 □      □ 遊戯LP3500 手札0

  □□■□□

 

 

「く…遊戯!何をしているのだ!そんな奴ごときに苦戦する貴様ではないだろう!」

 

 

先ほどまで冷静だった海馬は一転し怒りに満ち溢れていた。ジャック、クロウ、Ⅳ、Ⅲは雰囲気を察したのか彼の前で何も話さなかった。

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 

遊戯はドローしたカードを見つめながらしばらく考えていた。「ここは賭けるしかない。」逆転の一手がない今、彼は闇遊星の出方にすべてを賭けることを決める。

 

 

「ブラック・マジシャンでスターダスト・ドラゴン/バスターを攻撃!黒・魔・導!」

「なんだと!攻撃力2500のブラック・マジシャンで3000のスターダスト・ドラゴン/バスターを攻撃!?」

 

 

闇遊星はその攻撃の裏に何かあると考えるがスターダスト・ドラゴン/バスターの効果で何かあれば無効にできるため何もしない。だが遊戯は攻撃に対し罠を発動する。

 

 

「罠発動!ブレイクスルー・スキル!」

 

 

 

ブレイクスルー・スキル

通常罠

(1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。

その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

(2):自分ターンに墓地のこのカードを除外し、

相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。

その相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

 

 

遊戯は対象をスターダスト・ドラゴン/バスターに指定する。もしもスターダスト・ドラゴン/バスターの効果が無効になったところで何かをされてしまえばスターダスト・ドラゴン/バスターは破壊される。闇遊星はスターダスト・ドラゴン/バスターの効果を発動させることにした。

 

 

「スターダスト・ドラゴン/バスターの効果発動!ブレイクスルー・スキルを無効にする!」

「…。」

「どうだ!遊戯!ハハハ!何かをしようったって無駄だ!」

「かかったな。」

「なに!?」

「手札から幽鬼(ゆき)うさぎの効果発動!」

 

 

 

幽鬼うさぎ

チューナー・効果モンスター

星3/光属性/サイキック族/攻 0/守1800

「幽鬼うさぎ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):フィールドのモンスターの効果が発動した時、

またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、

自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。

フィールドのそのカードを破壊する。

 

 

 

「スターダスト・ドラゴン/バスターを破壊!」

「馬鹿な!無敵の/バスターがこんなにも早く…!だがスターダスト・ドラゴン/バスターにはまだ効果がある!フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、自分の墓地に存在するスターダスト・ドラゴンを特殊召喚する事ができる。来い!スターダスト!」

 

 

再び闇遊星のフィールドにスターダスト・ドラゴンが舞い戻った。遊戯の場にはブラック・マジシャン。二人のエースモンスターが互いをにらみ合っていた。




(今回はオリカは登場しませんでしたので別の話のオリカを載せさせていただきます。)





Pk-D(デ)モゴル
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守200
【Pスケール:青4/赤4】
自分のターンのメインフェイズに発動できる。自分フィールドに存在するX素材を持たないXモンスター1体を選択し、このカードともう片方の自分のPゾーンに存在するカードを選択したモンスターのX素材とする。
【モンスター効果】
このカードが墓地に存在する限り、自分はエクシーズモンスターの効果を発動できない。
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