遊戯王 DM to ARC-V   作:エクシ

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第四十六話「もう一体のスターダスト」

「先行は俺がもらう!俺はインターセプト・デーモンを召喚!」

 

 

 

インターセプト・デーモン

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻1400/守1600

このカードが自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、

相手モンスターの攻撃宣言時、

相手ライフに500ポイントダメージを与える。

 

 

 

「ターンエンドだ!」

 

 

  □□□□□

 □      □ ツクナLP4000 手札5

  ○○○○○ □

 

□ ○○●○○

 □      □ ジャックLP4000 手札4

  □□□□□

 

 

「私のターン、ドロー!私はM&K(マジシャナイト) シェプストを召喚、カードを一枚セットしターンエンド。」

 

 

  □□■□□

 □      □ ツクナLP4000 手札4

  ○○●○○ □

 

□ ○○●○○

 □      □ ジャックLP4000 手札4

  □□□□□

 

 

ジャックの決闘(デュエル)を見ていた遊星は我慢できずに声をかけた。

 

「気をつけろ、ジャック!相手のあのモンスターたちは二つの種族を…」

「言うな!遊星!」

「しかしアキを倒したほどの決闘者(デュエリスト)…お前まで倒れたら…!」

「俺は負けん。もし貴様が俺を仲間だと思っているならそこで絶対王者(キング)の決闘を見ているがいい!俺のターン、ドロー!俺は手札から融合を発動!手札のビッグ・ピース・ゴーレムとミッド・ピース・ゴーレムで融合!現れ出でよ!マルチ・ピース・ゴーレム!」

 

 

 

融合

通常魔法

(1):自分の手札・フィールドから、

融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、

その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

 

 

ビッグ・ピース・ゴーレム

効果モンスター

星5/地属性/岩石族/攻2100/守 0

相手フィールド上にモンスターが存在し、

自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、

このカードはリリースなしで召喚する事ができる。

 

 

ミッド・ピース・ゴーレム

効果モンスター

星4/地属性/岩石族/攻1600/守 0

自分フィールド上に「ビッグ・ピース・ゴーレム」が表側表示で存在する場合に

このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、

自分のデッキから「スモール・ピース・ゴーレム」1体を特殊召喚する事ができる。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

 

マルチ・ピース・ゴーレム

融合・効果モンスター

星7/地属性/岩石族/攻2600/守1300

「ビッグ・ピース・ゴーレム」+「ミッド・ピース・ゴーレム」

このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に

このカードをエクストラデッキに戻す事ができる。

さらに、エクストラデッキに戻したこのカードの融合召喚に

使用した融合素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、

この一組を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

 

 

 

「融合モンスター…。」

「俺の武器はシンクロだけではない。バトルだ!インターセプト・デーモンでM&K シェプストを攻撃!」

 

インターセプト・デーモンの張り手がシェプストを襲う。シェプストが魔法使い族である時の効果は戦闘ダメージがお互いに発生しないというものである。よってシェプストは戦闘破壊されるもツクナにダメージは与えられない。

 

「シェプストの効果!表側で存在するこのモンスターが破壊された時、デッキからM&K シェプスト以外のM&Kモンスター1体を戦士族として特殊召喚できる。デッキからM&K パトラセブンを守備表示で特殊召喚。」

「マルチ・ピース・ゴーレム、パトラセブンを倒せ!」

 

マルチ・ピース・ゴーレムの鉄槌がパトラセブンを破壊する。パトラセブンも破壊された時、新たなM&Kを呼び出す効果があるため、デッキから新たなシェプストを戦士族として攻撃表示で特殊召喚した。

 

「マルチ・ピース・ゴーレムの効果発動!このカードをエクストラデッキに戻し墓地からビッグ・ピース・ゴーレム、ミッド・ピース・ゴーレムを特殊召喚!そして手札からチューナーモンスター、ダーク・リゾネーターを召喚!」

 

 

 

ダーク・リゾネーター

チューナー(効果モンスター)

星3/闇属性/悪魔族/攻1300/守 300

このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。

 

 

 

「レベル5ビッグ・ピース・ゴーレムにレベル3ダーク・リゾネーターをチューニング!王者の鼓動、今ここに列をなす。天地鳴動の力を見るがいい!シンクロ召喚!レベル8!我が魂 レッド・デーモンズ・ドラゴン!」

 

レッド・デーモンズ・ドラゴンが堂々と姿を現す。

 

「それだけではない、俺が城之内たちの次元で手に入れた新たな力…今見せてやる!」

「レベル4のモンスターが二体…まさか!」

 

遊星は同レベルモンスターがジャックの場に揃っていることに気が付いた。

 

「フン、ブルーアイズマウンテンを飲みに行っただけではない、すべての行動に意味がある、それこそ絶対王者!レベル4のミッド・ピース・ゴーレムとインターセプト・デーモンでオーバーレイ!現れよ!ランク4 ラヴァルバル・チェイン!」

 

 

 

ラヴァルバル・チェイン

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/炎属性/海竜族/攻1800/守1000

レベル4モンスター×2

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、

以下の効果から1つを選択して発動できる。

●デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。

●デッキからモンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。

 

 

 

「ラヴァルバル・チェインの効果発動!オーバーレイユニットを一つ取り除き、デッキの一番上にチェーン・リゾネーターを置く。」

 

 

 

チェーン・リゾネーター

チューナー・効果モンスター

星1/光属性/悪魔族/攻 100/守 100

(1):フィールドにSモンスターが存在し、

このカードが召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「チェーン・リゾネーター」以外の

「リゾネーター」モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

 

「カードを一枚セットしターンエンド!この瞬間、レッド・デーモンズ・ドラゴンの効果で攻撃宣言していないラヴァルバル・チェインは破壊される。」

 

 

  □□■□□

 □      □ ツクナLP4000 手札4

  ○○●○○ □

 

□ ○○●○○

 □      □ ジャックLP4000 手札0

  □□■□□

 

 

「私のターン、ドロー!バトル!シェプストでレッド・デーモンズ・ドラゴンを攻撃!」

「まずい!戦士族のシェプストは戦闘では破壊されず、戦闘によって自分が受けたダメージの数値分、シェプストの攻撃力をバトルフェイズ時までアップするという効果。そして伏せカードはおそらくアキを倒した狂戦士への祝福…!レッド・デーモンズ・ドラゴンがここで倒されてしまっては次のドローはチェーン・リゾネーター…、反撃には向かないモンスターだ…!」

 

遊星はジャックの身を案じるがジャックは一切遊星の方を見ず「俺の背中だけ見ていろ!」とでもいうように堂々としていた。

 

「永続罠発動!スクリーン・オブ・レッド!」

 

 

 

スクリーン・オブ・レッド

永続罠

このカードのコントローラーは自分エンドフェイズ毎に1000LPを払う。

1000LP払えない場合このカードを破壊する。

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、相手モンスターは攻撃宣言できない。

(2):自分の墓地のレベル1チューナー1体を対象として発動できる。

このカードを破壊し、そのモンスターを特殊召喚する。

この効果はフィールドに「レッド・デーモンズ・ドラゴン」が存在する場合に発動と処理ができる。

 

 

 

「さすがだな、ジャック。俺の心配のし過ぎか。」

「当然だ。」

「…カードを二枚セットしターンエンド。」

 

 

  □■■■□

 □      □ ツクナLP4000 手札3

  ○○●○○ □

 

□ ○○●○○

 □      □ ジャックLP4000 手札0

  □□■□□

 

 

「俺のターン、ドロー!俺はチェーン・リゾネーターを召喚!効果によりデッキからフレア・リゾネーターを特殊召喚!」

 

 

 

フレア・リゾネーター

チューナー(効果モンスター)

星3/炎属性/悪魔族/攻 300/守1300

このカードをシンクロ素材とした

シンクロモンスターの攻撃力は300ポイントアップする。

 

 

 

「俺はレベル8のレッド・デーモンズ・ドラゴンにレベル3のフレア・リゾネーターとレベル1のチェーン・リゾネーターをダブルチューニング!王者と悪魔、今ここに交わる。荒ぶる魂よ、天地創造の叫びをあげよ。シンクロ召喚!出でよ レベル12!スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン!」

 

 

 

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

星12/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000

チューナー2体+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」

(1):このカードの攻撃力は自分の墓地のチューナーの数×500アップする。

(2):このカードは相手の効果では破壊されない。

(3):相手モンスターの攻撃宣言時にその攻撃モンスター1体を対象として発動できる。

フィールドのこのカードを除外し、その攻撃を無効にする。

(4):このカードの(3)の効果でこのカードが除外されたターンのエンドフェイズに発動する。

その効果で除外されているこのカードを特殊召喚する。

 

 

 

炎の輪を纏いレッド・デーモンズ・ドラゴンはスカーレッド・ノヴァ・ドラゴンに進化した。

 

「墓地のチューナーモンスターは3体!よって1500ポイント攻撃力が上がる!」

「攻撃力5000…!」

「いくらシェプストが攻撃力をあげる力があったとしても1ターンで倒してしまえば終わりだ!バトル!スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンでシェプストを攻撃!バーニング・ソウル!」

 

スカーレッド・ノヴァ・ドラゴンの攻撃がシェプストを襲う。だが攻撃に際しツクナは罠を発動していた。

 

「罠発動!召喚士への変換!フィールド上のM&Kモンスターをすべて魔法使い族に変える。」

「なんだと!?」

「シェプストが魔法使い族の時、ダメージは発生しない。」

「だがモンスターは破壊されるぞ。」

「シェプストの効果によりパトラセブンを戦士族として特殊召喚。」

「ターンエンド、この時スクリーン・オブ・レッドの効果でライフを1000ポイント払う。」

 

ジャックLP4000→3000

 

  □□■■□

 □      □ ツクナLP4000 手札3

  ○○●○○ □

 

□ ○○●○○

 □      □ ジャックLP3000 手札0

  □□■□□

 

 

「ジャック・アトラス。確かにプロン時空の決闘者の中で強者と呼ぶに値する男…。」

「俺をおだてたところで容赦はせんぞ。」

「違うわ。少しだけ本気出してあげるってこと。」

「何?」

「私のターン、ドロー!墓地の召喚士への変換の効果発動!パトラセブンとこのカードをゲームから除外し、デッキからレベル5以上のM&Kと名の付いたモンスターを特殊召喚する!いでよ…」

「待ちなよ、ツクナ。」

 

ツクナがデッキからモンスターを出そうとした時、部屋の奥の方から声がした。

 

「何の用?トレード。」

「トレードだと!?」

 

遊星はハラルドたちを倒した決闘者であることに気が付いた。そして奥の方から靴音を鳴らしてトレードが現れた。

 

「これ、遊那からだ。言いたいことがあるって。」

 

トランシーバーのような装置をツクナに投げる。

 

「何かしら?」

『ツクナ、あなた高レベルモンスターを出そうとしてるわね。』

「敵はそれほどの奴よ。」

『あなたがそれを使うのは最後の晩餐(コムニオ)の時。まだその時じゃないのは重々承知だと思うけど?』

「…どうしろと?」

『トレードに決闘を代わりなさい。』

「…。」

『命令。』

「…ハァ…分かった。」

 

そういうと通信をきった。

 

「なんだって?」

「あなたに決闘を代われだそうよ。」

「ふふ…遊那の命令は絶対だ。」

 

そのやり取りを見ていたジャックは激怒する。

 

「ふざけるな!途中で放棄だと!?そんなことは認めんぞ!」

「だったら条件を付けてあげるよ。」

「条件だと?」

「まずこの俺のフィールド、墓地のカードはみーんなリセット。それでツクナが持っていた手札4枚からスタートしようじゃないか。」

「それでは貴様の圧倒的不利だ。話にならん。」

「もし俺が負けたらおとなしくこの次元から出ていくよ。」

「なんだと?」

「遊那が許可してくれたからな。」

「…。」

「ジャック…。」

 

遊星は心配そうにジャックを見る。本当ならばフェアな決闘をしたいはずのジャックだがこの勝負は確実に勝たなくてはネオ童実野シティが危ない。

 

「いいだろう、早く準備しろ…。」

「もうできてるよ…。」

 

「「決闘!」」

 

「俺は手札からプラチナム・アクエリアスを召喚!そして効果発動!このモンスターが召喚に成功した時、デッキからプラチナム・アクエリアス以外のプラチナム水属性モンスターを特殊召喚!来い、チューナーモンスター プラチナム・ピスケス!」

「チューナーだと!?」

「まだだ!永続魔法 プラチナム・ボーダーを発動!手札からプラチナムモンスターを1枚墓地へ送ることで発動し、そのモンスターと同名モンスターを特殊召喚する。俺は手札からプラチナム・ジェミニを墓地へ送りデッキから同じくプラチナム・ジェミニを特殊召喚!」

「また特殊召喚…次々と…!」

「当然!プラチナムは星々をつなぐ星座のようにモンスターを次々と呼ぶのだ!プラチナム・ジェミニの効果発動!同名モンスターをデッキから1体特殊召喚できる!来い!もう一体のプラチナム・ジェミニ!」

「フィールドに4体ものモンスターが…。」

「レベル4のプラチナム・アクエリアスとレベル1のプラチナム・ジェミニ2体にレベル2のプラチナム・ピスケスをチューニング!星海を切り裂く一筋の閃光よ!!魂を震わし世界に轟け!!シンクロ召喚!レベル8 閃珖竜(せんこうりゅう) スターダスト!」

 

ハラルドたちが言っていたスターダスト・ドラゴンに酷似したモンスター、それこそ閃珖竜 スターダストであった。守備表示の姿勢をとっているもののその翼は雄々しく、美しく、妖しく光っていたのであった。




召喚士への変換
通常罠
(1):このターンのエンドフェイズ時までフィールド上に存在する「M&K」と名の付いたモンスターは魔法使い族として扱う。
(2):このカードが墓地に存在する時、フィールド上に存在する「M&K」と名の付いたモンスターを選択し発動できる。選択したモンスターとこのカードをゲームから除外し、デッキからレベル5以上の「M&K」と名の付いたモンスターを特殊召喚する。
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