遊戯王 DM to ARC-V   作:エクシ

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第五十二話「ハートランド到着」

「…アストラル!」

 

遊馬は起き上がった。辺りを見回すと誰もいない。アストラルを追いかけていることを思い出しすぐに上に向かった。そして移動要塞の上にある決闘(デュエル)場にたどり着いた。そこにはアストラルと金髪の少女が決闘していた。アストラルのフィールドには希望皇ホープがおり、金髪の少女のフィールドには何もモンスターが存在しない。ガラ空きである。

 

 

 

No.(ナンバーズ)39 希望皇ホープ

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2000

レベル4モンスター×2

(1):自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、

このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。

そのモンスターの攻撃を無効にする。

(2):このカードがX素材の無い状態で

攻撃対象に選択された場合に発動する。

このカードを破壊する。

 

 

 

「アストラル!」

「!遊馬!なぜここに…!」

「助けに来たぜ!」

「お前は九十九遊馬だね。」

 

金髪の少女が遊馬に声をかける。

 

「お前は誰だ!」

「私は遊那。ハイクラスのトップ。」

「お前が遊那…!キッドはどこにいった!?」

「彼はレクシブ時空に帰還したよ。」

「レクシブ時空?」

「まぁいいでしょう、アストラル、あなたを倒してヌメロンコードをもらうわ。」

「やはり私のヌメロンコードが目当てか!遊馬すまない、私の力だけではやつを倒せない、手を貸してくれ!」

「おう!久しぶりに行くぜ!」

「私は!私自身と遊馬でオーバーレイ・ネットワークを構築!」

「俺たち2人でオーバーレイ・ネットワークを構築!」

「絆は進化する!より強く!より固く!」

「「眩き希望の光が未来を導く!アルティメット・エクシーズ・チェンジ!ZEXAL!」」

 

究極体ZEXALが現れ、決闘を続行する。

 

『遊馬、シャイニング・ドローだ!』

「おう!デュエリストはカードを導く!我が身が放つ一点なる光を目指し、来たれ勝利と希望のカード! シャイニング・ドロー!!」

「ほう…それがシャイニング・ドロー。」

「行くぞ、手札から魔法カード RUM(ランクアップマジック)-ヌメロン・フォース 発動!」

 

 

 

RUM-ヌメロン・フォース

通常魔法

自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターと同じ種族でランクが1つ高い

「CNo.」と名のついたモンスター1体を、選択した自分のモンスターの上に重ねて

エクシーズ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

その後、この効果で特殊召喚したモンスター以外の

フィールド上に表側表示で存在するカードの効果を全て無効にする。

 

 

 

「希望皇ホープ1体でオーバーレイネットワークを再構築!カオス・エクシーズ・チェンジ!現れろ、CNo.(カオスナンバーズ)39!希望に輝く魂よ!森羅万象を網羅し、未来を導く力となれ!希望皇ホープレイ・ヴィクトリー!!」

 

 

 

CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー

エクシーズ・効果モンスター

ランク5/光属性/戦士族/攻2800/守2500

レベル5モンスター×3

このカードが攻撃する場合、

相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

また、このカードが「希望皇ホープ」と名のついたモンスターを

エクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。

●このカードが相手の表側表示モンスターに攻撃宣言した時、

このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。

ターン終了時まで、その相手モンスターの効果は無効化され、

このカードの攻撃力はその相手モンスターの攻撃力分アップする。

 

 

 

「カオスナンバーズ…。私のレクシブ・ヌメロンコードにはない情報…。」

「相手のライフは残り2800!ちょうどこれで終わりだぜ!バトル!CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリーでダイレクトアタック!ホープ剣・ダブル・ヴィクトリー・スラッシュ!」

 

ホープレイ・ヴィクトリーの攻撃が遊那を襲う。その時遊那は手を挙げる。

 

「コムニオチェーン…!」

「!?」

「速攻ブルーラクリマ コムニオン・スピードをベースにレッドラクリマ2個でリクリエイト!」

「な…なんだ!?」

「コムニオ召喚!!」

 

 

 

 

 

ZEXALの残りライフは100となった。フィールドにも手札にもカードはない。墓地にも発動できるカードはない。ZEXALの敗北が決定した。

 

『く…もう私にはこの手段しかあるまい…。再びこのカードを使うのは気が引けるが仕方ない…。』

「アストラル…。」

『遊馬、すまない。私の力が至らないばかりに。』

「俺もだ…なんも出来なかった。」

『だがせめて君だけはここから引いてほしい。』

「何言ってんだ、お前!」

 

アストラルの意思によってZEXALは解除された。

 

「おい…おい!アストラル!」

「遊馬、君にホープの力を託しておく。仲間たちにもナンバーズの一部を託す。」

「何言ってんだ!アストラル!?」

「君とはお別れだ。せっかく再会できたばかりなのに…すまない。」

「お別れ?そんな!お前と最後まで…!」

 

アストラルはヌメロンコードの力を発現させる。

 

「プロン・ヌメロンコード…。最後に使う気か。だがこの決闘をヌメロンコードによって変えることは出来ないぞ。私のレクシブ・ヌメロンコードで元に戻すからね。」

 

遊那は表情を一切変えずにアストラルに告げた。アストラルもニヤリとして答える。

 

「わかっている。この決闘は私の負けだ。だが私の仲間たちが必ずお前たちを退ける!!」

「仲間たち…?」

「行くぞ!」

 

アストラルの体から溢れる光が七つの千年アイテムを象る。

 

「それは千年アイテム…!」

「千年アイテム、レクシブ・プロンに限らずすべての時空に干渉するナンバーズのような道具。闇のゲームを発現させる力と同時に決闘者(デュエリスト)に強き力を与える。これならお前たちレクシブの決闘者も…」

 

遊那は指を鳴らした。鳴らした指から七つの光が飛び出し、それぞれのアイテムに宿る。すると千年アイテムたちは一瞬にして消えた。

 

「な…!」

「レクシブ・プロンに限らずすべての時空に干渉するなら私も干渉できるということだね。千年アイテムにお前らプロンの決闘者が持っていた元オーバーハンドレッドナンバーズを埋め込んだ。今頃カードはやつらの手から消えているだろう。」

「シャークのS・H・Ark Knight(サイレント・オナーズ・アーク・ナイト)やミザエルの銀河眼の時空竜(ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン)たちが…!」

「千年アイテムの闇の力を宿し我々レクシブの役に立つ道具になることだろう…ありがとうアストラル?」

「く…。」

 

七つのアイテムが世界を救うことをアストラルは祈るだけであった。いや祈ることしかできなかった。

 

「バトル!!コムニオモンスターでダイレクトアタック!」

「遊馬…頼んだぞ!」

「アストラルゥゥ!!!」

 

 

 

 

 

「これが我々の把握している出来事だ。詳しい話は遊馬から聞くといい。」

 

(ブイ)は飛行船の中での長い話を終わらせた。海馬や十代は珍しく静かに聞いていたが、その話が終わるとどこかへ行ってしまった。その話をしてから数十分もたたないうちに飛行船は着陸を開始した。窓の外にはハートランドシティが広がっている。

 

「つきましたね、兄様。」

「あぁ、(スリー)、ようやく我々の次元に着いた。」

 

 

 

 

 

トロン一家と海馬、十代が飛行船から降りるとカイト、オービタル7、Dr.フェイカーが迎えに出てきた。

 

「帰ってきたな、クリス。」

「カイト、新型ディスクの最終調整は?」

「あぁ、すでに終わっている。これでD ゲイザーやオーバーレイネットワークなしで決闘が出来る実戦向きだ。」

 

そういうとカイトはトロン一家に新型デュエルディスクを配った。

 

「バリアン七皇たちにはすでに配布し、アストラル世界に向かってもらった。」

「なんだと!?彼らだけでは危険だ!」

「そうも言ってられん。アストラル世界に行くにはかなりのエネルギーが必要で人数も絞らなければならないのは把握しているだろ。分けて向かわせなくては多く送ることは出来ない。」

「そう…だな、すまない。」

「それよりも俺の話を聞け。」

 

海馬がⅤとカイトの間に入る。

 

「なんだ?お前は?」

「フン…生意気な後輩だ。」

「彼は海馬瀬人。戦力として連れてきた。」

「あの最強の龍 青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)を意のままに操ったという伝説の決闘者…海馬瀬人!」

「少しは分かっているようだな。銀河眼(ギャラクシー)使いの天城カイト。」

「俺のことを知っているのか?」

「ミザエルから聞いている。貴様に興味があってここまで来てやったのだ。俺と決闘しろ!」

「おい、海馬!それどころじゃないのは聞いてただろ!」

 

(フォー)の言っていることなど耳を貸さずカイトの方を見ている。

 

「次の転送まで時間もある…いいだろう、伝説の決闘者と戦ってみたいしな。ついて来い。」

 

カイトは海馬を決闘が出来るスペースに連れて行った。

 

「ったく…。」

「あの~…おれどうすればいいかな?ハハ。」

 

十代がⅢの後ろから出てきた。Ⅴは二つの新型デュエルディスクを十代に渡すと遊馬の家に行き、それを渡すように頼んだ。

 

 

 

 

 

「ここならば邪魔は入らないはずだ。」

「フン…ではいくぞ!」

 

「「決闘!」」

 

「俺の先攻!俺は青き眼の乙女を召喚!」

 

 

 

青き眼の乙女

チューナー(効果モンスター)

星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0

このカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。

その攻撃を無効にし、このカードの表示形式を変更する。

その後、自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚できる。

また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが

カードの効果の対象になった時に発動できる。

自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚する。

「青き眼の乙女」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

 

「さらに永続魔法 ポジションチェンジを発動!」

 

 

 

ポジションチェンジ

永続魔法

自分フィールド上モンスター1体の位置を、

使用していない隣のモンスターカードゾーンに移動する事ができる。

この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

 

「青き眼の乙女の位置を変更!さぁキサラ、呼べ!強靭にして無敵 最強の龍を!現れろ!青眼の白龍!!」

 

青眼が海馬のフィールドに現れた。

 

「初ターンで呼ぶとは…さすがだ。」

「俺はカードを一枚セットしターンエンド。」

 

 

 

 

  □■■□□

 □      □ 海馬LP4000 手札2

  ○●●○○ □

 

□ ○○○○○

 □      □ カイトLP4000 手札5

  □□□□□

 

 

 

「俺のターン、ドロー!俺は手札から魔法カード フォトン・サンクチュアリを発動!」

 

 

 

フォトン・サンクチュアリ

通常魔法

このカードを発動するターン、

自分は光属性以外のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。

自分フィールド上に「フォトントークン」(雷族・光・星4・攻2000/守0)

2体を守備表示で特殊召喚する。

このトークンは攻撃できず、シンクロ素材にもできない。

 

 

 

「フォトントークンは攻撃力2000以上!二体のフォトントークンをリリース!」

「なんだ…何が始まる?」

「闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!光の化身、ここに降臨!現れろ、銀河眼の光子竜(ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン)!」

 

銀河眼の光子竜が出現した。青眼と銀河眼、二体のエースドラゴンが両フィールドに初めのターンから現れ、戦いが始まった。




(今回はオリカは登場しませんでしたので別の話のオリカを載せさせていただきます。)





Pk-H(ハ)ルーファス
ペンデュラム・効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守300
【Pスケール:青2/赤2】
(1):フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターのレベルを1上げる。この効果は1ターンに二回使うことが出来る。
(1)の効果は相手ターンにも発動できる。
【モンスター効果】
(1):このカードが墓地に存在する限り、自分のエンドフェイズ時に自分フィールドに存在する魔法 罠を一枚破壊しなくてはならない。
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