遊戯王 DM to ARC-V   作:エクシ

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第六十二話「自分の決闘」

遊星がトレードよりも一歩先にD ホイールを走らせている。

 

「シューティング・スター・ドラゴンの効果発動!」

 

 

 

シューティング・スター・ドラゴン

シンクロ・効果モンスター

星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守2500

シンクロモンスターのチューナー1体+「スターダスト・ドラゴン」

以下の効果をそれぞれ1ターンに1度ずつ使用できる。

●自分のデッキの上からカードを5枚めくる。

このターンこのカードはその中のチューナーの数まで

1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。

その後めくったカードをデッキに戻してシャッフルする。

●フィールド上のカードを破壊する効果が発動した時、

その効果を無効にし破壊する事ができる。

●相手モンスターの攻撃宣言時、このカードをゲームから除外し、

相手モンスター1体の攻撃を無効にする事ができる。

エンドフェイズ時、この効果で除外したこのカードを特殊召喚する。

 

 

 

「カードを5枚めくりチューナーの数だけ攻撃できる!ドロー!」

 

遊星の手札にはエフェクト・ヴェーラー、ニトロ・シンクロン、ロード・シンクロンの三枚のチューナーがあった。

 

 

 

エフェクト・ヴェーラー

チューナー・効果モンスター

星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0

(1):相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、

相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。

その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

 

 

ニトロ・シンクロン

チューナー(効果モンスター)

星2/炎属性/機械族/攻 300/守 100

このカードが「ニトロ」と名のついたシンクロモンスターの

シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、

自分のデッキからカードを1枚ドローする。

 

 

ロード・シンクロン

チューナー・効果モンスター

星4/光属性/機械族/攻1600/守 800

(1):このカードを「ロード・ウォリアー」以外のSモンスターの素材とする場合、

このカードのレベルを2つ下げたレベルとして扱う。

(2):このカードが攻撃した場合、そのダメージステップ終了時に発動する。

このカードのレベルをターン終了時まで1つ上げる。

 

 

 

「バトルだ!シューティング・スター・ドラゴンで閃珖竜(せんこうりゅう) スターダスト・プラチナムを攻撃!スターダスト・ミラージュ!」

「ぐ…!」

 

トレードLP4000→3700

 

「行け!二回のスターダスト・ミラージュだ!」

「手札からプラチナム・ライブラの効果発動!自分フィールドにモンスターが存在しない相手ターン中にライフを500払うことでにこのモンスターを特殊召喚し、モンスター1体の表示形式を変更する!シューティング・スター・ドラゴンを守備表示に変更!」

「守備表示ではバトルは出来ない。ターンエンドだ。」

 

 

 

  □□□□□

 □      ■ トレードLP4000 手札0

  ○○●○○ ■

 

■ ○○●○○

 □      □ 遊星LP4000 手札1

  □□□□□

 

 

「俺のターン、俺は前のターンに使用したプラチナム・タウラスの効果によりドローフェイズがスキップされる。よってスタンバイ、そのままメインフェイズに入る。が俺は何もすることはない。ターンエンド。」

 

 

  □□□□□

 □      ■ トレードLP4000 手札0

  ○○●○○ ■

 

■ ○○●○○

 □      □ 遊星LP4000 手札1

  □□□□□

 

 

「運に任せたのか。」

「お前の言う『自分のしたい決闘(デュエル)』。それが本当にもう一度出来るのだとしたら俺はこの次のターン、まだ負けはしない。」

「…俺のターン、ドロー!そしてシューティング・スター・ドラゴンの効果発動!五枚ドロー!」

 

遊星の手札にはデブリ・ドラゴンとターボ・シンクロンの二枚のチューナーが握られていた。

 

 

 

デブリ・ドラゴン

チューナー・効果モンスター

星4/風属性/ドラゴン族/攻1000/守2000

このカードをS素材とする場合、

ドラゴン族モンスターのS召喚にしか使用できず、

他のS素材モンスターは全てレベル4以外のモンスターでなければならない。

(1):このカードが召喚に成功した時、

自分の墓地の攻撃力500以下のモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

 

ターボ・シンクロン

チューナー・効果モンスター

星1/風属性/機械族/攻 100/守 500

(1):このカードが攻撃表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。

攻撃対象モンスターを守備表示にする。

(2):このカードの攻撃で自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。

受けた戦闘ダメージの数値以下の攻撃力のモンスター1体を手札から特殊召喚する。

 

 

 

「どうやら天はまだ俺を見離していないようだな、遊星。」

「あぁ。短い間にずいぶん変わったな、トレード。いや元の心を取り戻した…ということか?」

「わからん。だがかつて俺は権力に逆らって生きるような男だった。この前までの自分が情けなく感じる…そう思っただけだ。」

「行くぞ!シューティング・スター・ドラゴンで守備表示のプラチナム・ライブラを攻撃!そして二回目はダイレクトアタックだ!シューティング・ミラージュ!」

 

トレードLP4000→700

 

「カードを二枚セットしターンエンド!」

 

 

  □□□□□

 □      ■ トレードLP700 手札0

  ○○●○○ ■

 

■ ○○●○○

 □      □ 遊星LP4000 手札0

  □■■□□

 

 

「俺のターン、ドロー!…遊星、昔の俺らしいカードをひくことが出来たぜ。」

「来い!」

「魔法カード ホロスコープ・パレードを発動!エクストラデッキ・墓地からプラチナムモンスターを可能な限り特殊召喚する!」

「なんだと!?」

「ただし特殊召喚したターンのエンドフェイズ時に互いの場に存在するモンスターの攻撃力の合計分のダメージを俺は負う。」

「このターンで決める気か!」

「出てこい、アリエス、タウラス、キャンサー、ピスケス、アクエリアス!」

「五体一気に…!」

「レベル4のプラチナム・アクエリアスとレベル2のプラチナム・アリエスにレベル2のプラチナム・ピスケスをチューニング!シンクロ召喚!レベル8 プラチナム・ドラゴン!」

「プラチナム・ドラゴン!」

 

トレードは懐かしそうにプラチナム・ドラゴンを見て話す。

 

「俺はかつてこいつと共にキングを目指していた…。いつしか遊那の渡されたモンスターばかり使っていたが…久しぶりの楽しい決闘にこいつは必要不可欠だ!プラチナム・ドラゴンの効果発動!チューナーモンスターのレベルを好きな数に変更できる!俺はキャンサーのレベルを1に変更!さらにペンデュラムゾーンのプラチナム・スコルピオのペンデュラム効果!1ターンに一度、自分または相手のフィールドに存在するチューナー以外のモンスターのレベルをこのターンのエンドフェイズ時まで1にする。俺はタウラスのレベルを1に変更!」

「レベル1を二体…!」

「レベル1となったプラチナム・タウラスにレベル1となったプラチナム・キャンサーをチューニング!シンクロ召喚 レベル2!シンクロチューナー プラチナム・テレスコープ!」

「シンクロチューナーだと!?まさか…!」

「ハイクラスに入ってからはなぜかできなくなってしまったが今なら…今ならできるかもしれない。クリアマインド!レベル8のプラチナム・ドラゴンにレベル2のシンクロチューナー プラチナム・テレスコープをチューニング!アクセルシンクロ!!」

 

トレードは加速する。やがて姿をけし、すぐに遊星の後ろから姿を現した。

 

「レベル10!パラジウム・プラチ・ナイト!」

 

白金の鎧を身に着けた騎士がトレードの場に現れる。

 

「バトル!パラジウム・プラチ・ナイトでシューティング・スター・ドラゴンを攻撃!」

「シューティング・スター・ドラゴンの効果をはつ…」

「パラジウム・プラチ・ナイトがバトルをするとき、相手はモンスターの効果発動が出来ない!」

「何!?」

「やれ攻撃力3500のパラジウム・プラチ・ナイトよ!シューティング・スターを打ち砕け!」

 

遊星LP4000→3800

 

「さらにパラジウム・プラチ・ナイトの効果発動!相手モンスターをバトルによって破壊した場合、さらに自分フィールド上の魔法 罠の数だけ攻撃できる!」

「何!?」

「俺のフィールドにはペンデュラムゾーンに1枚とフィールド魔法ゾーンに1枚。よって2回の攻撃!行くぞ!1回目の攻撃!」

 

パラジウム・プラチ・ナイトの持つ大剣が遊星号を襲う。

 

「ぐわあああ!」

 

遊星LP3800→300

 

「終わりだ!最後の攻撃!」

「永続罠発動!スターライト・ファンクション!フィールドに存在するカードを1枚選択し破壊し発動!墓地の『スターダスト・ドラゴン』を特殊召喚する!」

「ここでスターダスト・ドラゴン!?」

「守備表示だ!」

「…ターンエンド。」

 

トレードLP700→0

 

トレードのD ホイールは静かに止まった。そしてトレードの体は光始める。

 

「また帰るのか。」

「あぁ、今度はそう簡単にプロンには来れない。」

「どういうことだ?」

「簡単な話だ。プロンに行くにはかなりのエネルギーを消費する。もう往復できるほどのエネルギーは資源不足のレクシブには残っていないだろう。」

「資源不足?」

「確かに今の俺は遊那から解放を望んではいるが遊那の考えを否定したわけではない。彼女は資源不足や紛争などが多発するレクシブ時空を救うために…純粋な思いでプロンからあらゆるものを奪おうとしている。」

「俺たちがそれを黙って見過ごすと思うのか?」

「…フッ。また会おう。」

 

トレードは消えていった。トレードが消えた足元に2枚のカードがあることに遊星は気が付く。

 

「これは…?」

 

その2枚は「閃珖竜 スターダスト」と「ホロスコープ・パレード」であった。

 

「感情表現がへたくそな奴だな。…俺も言えた義理ではないか。」

 

遊星はそのカードたちを見ながらつぶやくのだった。

 

 

 

 

 

十代はかつてキッドと戦ったインダストリアル・イリュージョン社の社長室にナックスと共に転送されていた。

 

「さぁってと。今回は引き分けなんてことにはさせないぜ?」

「へっ、こっちだってその気はないよ。行くぜ!」

 

「「決闘!」」

 

「先行は俺だ!スケール3のP・HERO(ペンデュラムヒーロー) パラレルマスターをセッティング!ターンエンド!」

 

 

  □□□□□

 □      □ 十代LP4000 手札5

  ○○○○○ □

 

□ ○○○○○

 ■      □ ナックスLP4000 手札4

  □□□□□

 

 

「俺のターン、ドロー!俺は手札から融合を発動!」

 

 

 

融合

通常魔法

(1):自分の手札・フィールドから、

融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、

その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

 

 

 

「手札のE・HERO(エレメンタルヒーロー) オーシャンとフォレストマンで融合!」

 

 

 

E・HERO オーシャン

効果モンスター

星4/水属性/戦士族/攻1500/守1200

(1):1ターンに1度、自分スタンバイフェイズに

自分のフィールド・墓地の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。

その自分の「HERO」モンスターを持ち主の手札に戻す。

 

 

E・HERO フォレストマン

効果モンスター

星4/地属性/戦士族/攻1000/守2000

(1):1ターンに1度、自分スタンバイフェイズに発動できる。

自分のデッキ・墓地の「融合」1枚を選んで手札に加える。

 

 

 

「融合召喚!現れ出てこい!E・HERO ジ・アース!」

 

 

 

E・HER ジ・アース

融合・効果モンスター

星8/地属性/戦士族/攻2500/守2000

「E・HERO オーシャン」+「E・HERO フォレストマン」

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。

(1):このカード以外の自分フィールドの表側表示の「E・HERO」モンスター1体をリリースして発動できる。

このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの攻撃力分アップする。

 

 

 

「バトル!ジ・アースでダイレクトアタック!アース・インパクト!」

 

ナックスLP4000→1500

 

十代が先手を取った。




プラチナム・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
「プラチナム」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):自分フィールドに存在するチューナーモンスターを1体選択し発動できる。数を宣言し、選択したモンスターのレベルはエンドフェイズ時まで宣言した数になる。
(2):このモンスターは戦闘では破壊されない。
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