遊戯王 DM to ARC-V   作:エクシ

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第六十八話「アストラルとの邂逅」

「俺のターン、ドロー!俺はバフォメットをリリースしブラック・マジシャン・ガールを召喚!」

 

 

 

バフォメット

効果モンスター

星5/闇属性/悪魔族/攻1400/守1800

このカードが召喚・反転召喚に成功した時、

デッキから「幻獣王ガゼル」1体を手札に加える事ができる。

 

 

ブラック・マジシャン・ガール

効果モンスター

星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700

(1):このカードの攻撃力は、お互いの墓地の「ブラック・マジシャン」

「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。

 

 

 

「さらに装備魔法 オーバーレイ・トライブをブラック・マジシャン・ガールに装備!このカードを装備されたモンスターはそのモンスターと同じ種族・属性のエクシーズ召喚をする際、1体で2体分のエクシーズ素材となれる!」

 

遊那は闇遊戯がエクシーズを使った記録をすぐに検索するも情報が少なく困惑する。

 

「俺はレベル6のブラック・マジシャン・ガールでオーバーレイ!敵を操る魅惑の魔法で我に勝利を!エクシーズ召喚 ランク6 マジマジ☆マジシャンギャル!」

 

 

 

マジマジ☆マジシャンギャル

エクシーズ・効果モンスター

ランク6/闇属性/魔法使い族/攻2400/守2000

魔法使い族レベル6モンスター×2

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、

手札を1枚ゲームから除外して以下の効果から1つを選択して発動できる。

●相手フィールド上のモンスター1体を選択し、

このターンのエンドフェイズ時までコントロールを得る。

●相手の墓地のモンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。

 

 

 

ブラック・マジシャン・ガールがメイクを施し、コスチュームがダークになったような美しい魔法使いが闇遊戯の場に姿を現す。闇遊戯はすぐさまマジマジ☆マジシャンギャルの効果を使う。

 

「マジマジ☆マジシャンギャルの効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除き、お前の場のコムニオン・モニュメントのコントロールを得るぜ。」

 

闇遊戯は崩すのは困難と思われたコムニオン・モニュメントをコントロールを奪うという形で攻撃可能にした。しかしオーバーレイ・トライブを装備したモンスターをオーバーレイユニットにして召喚されたエクシーズモンスターは攻撃宣言が出来ない。闇遊戯はそのデメリットを解消するためにさらなるエクシーズ召喚を行う。

 

「さらにマジマジ☆マジシャンギャルでオーバーレイ!」

「レベルを持たないモンスターでエクシーズ!?」

「古の魂を継ぐ黒衣の魔導師よ、今こそ王の名において降臨せしむ。エクシーズ召喚!ランク7 幻想の黒魔導師!」

 

 

 

幻想の黒魔導師

エクシーズ・効果モンスター

ランク7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100

レベル7モンスター×2

このカードは自分フィールド上の魔法使い族・ランク6の

エクシーズモンスターの上にこのカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。

1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。

手札・デッキから魔法使い族の通常モンスター1体を特殊召喚する。

また、魔法使い族の通常モンスターの攻撃宣言時、

相手フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。

選択したカードをゲームから除外する。

「幻想の黒魔導師」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

 

「幻想の黒魔導師の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除きデッキからブラック・マジシャンを特殊召喚!」

 

 

 

ブラック・マジシャン

通常モンスター

星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100

魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。

 

 

 

闇遊戯の最強の僕、ブラック・マジシャンが堂々と姿を現す。

 

『! マスター、あれは…!』

「あぁ、お前と似た姿をしたコムニオモンスターだ…気を付けろ!」

『ハイ。』

 

続いて闇遊戯はバトルに移行する。

 

「バトル!ブラック・マジシャンでブラック・マジシャン・コムニオを攻撃!そして幻想の黒魔導師の効果発動!ブラック・マジシャンの攻撃宣言時、相手フィールド上のカード1枚をゲームから除外する!ブラック・マジシャン・コムニオを除外!」

 

遊那の場には何のモンスターもいない。ライフが残り1の遊那のピンチだ。

 

「これで終わりだ!ブラック・マジシャンのダイレクトアタック!黒・魔・導(ブラック・マジック)!」

 

ブラック・マジシャンの杖にエネルギーが溜められる。その間に遊那はポツリと言葉をつぶやいた。

 

「コムニオチェーン…。」

「?」

「コストゾーンの罠カード コムニオン・バーストはベースカード、よってコムニオ召喚が可能!」

「馬鹿な、俺のターン中だぞ!?」

「私は相手ターンにコムニオ召喚出来る『コムニオチェーン』の素質を持っていた。それをヌメロンコードの力でコントロールしたまで…。」

 

闇遊戯は驚愕するしかなかった。

 

「コムニオン・バーストをベースにコムニオン・バルトロのイエローラクリマ1個でリクリエイト!」

 

空中にコムニオン・バーストを中心にコムニオン・バルトロが出現する。1枚のモンスターからクリスタルのような黄色いエネルギー体が現れ、カードの絵柄が消えたのち、コムニオン・バルトロのカードは裏側になる。そして黄色いエネルギー体はコムニオン・バーストに吸収されとてつもないエネルギーを溢れ出す。

 

「コムニオ召喚!クラス2 αβ(アルファベーター) N コムニオ・ネオス!」

 

Nの紋章が付いたネオスが現れた。ブラック・マジシャンの黒・魔・導が放たれようとするが遊那はコムニオ・ネオスの効果を使用する。

 

「コムニオ・ネオスは手札のベースカードを切ることでモンスターの表示形式を変更する!手札に戻ってきたコムニオン・バーストを捨てブラック・マジシャンの表示形式を変更!」

「く、永続魔法 コムニオン・セメタリーの効果で手札から墓地に送られるカードはコストゾーンに置かれてしまう…。またコムニオ召喚されればベースカードは再び手札に…きりがない!だがやるしかないんだ!幻想の黒魔導師でコムニオ・ネオスを攻撃!」

「コムニオ・ネオスの効果!手札のベースモンスターカード コムニオン・ヨハネを切って守備表示に!」

 

ブラック・マジシャン、幻想の黒魔導師共々守備表示へと変えられた。残るは遊那から奪ったコムニオン・モニュメントだが攻撃には全く意味をなさないモンスターである。このまま闇遊戯はエンドを宣言した。エンドフェイズにコムニオン・モニュメントは遊那の場に戻る。

 

 

  □□■□□

 □      □ 闇遊戯LP4000 手札1 コスト0

  ○●●○○ □

 

□ ○●●○○

 □      □ 遊那LP1 手札5 コスト5

  □■■■□

 

 

「私のターン、ドロー。私はドローしたコムニオン・トマスをコストゾーンに送る。コストゾーンのコムニオン・ヨハネはベースカード、よってコムニオ召喚が可能。」

「また来るのか…!」

「コムニオン・ヨハネをベースにコムニオン・ペテロとコムニオン・ユダのイエローラクリマ2個でリクリエイト!」

 

再びコムニオ召喚が起こり、次は煌びやかな竜が姿を現す。

 

「コムニオ召喚!クラス3 αβ S コムニオン・スターダスト・ドラゴン!」

「今度は遊星のスターダストを模倣したモンスターか!」

「バトル!コムニオ・ネオスでブラック・マジシャンを攻撃!コムニ・オブ・ネオス!」

 

コムニオ・ネオスとコムニオン・スターダスト・ドラゴンの攻撃力、守備力は共に元々のネオスとスターダスト・ドラゴンと同じ攻撃力2500。よってコムニオ・ネオスのチョップによってブラック・マジシャンは破壊される。

 

「続いてコムニオン・スターダスト・ドラゴンで幻想の黒魔導師を攻撃!コムニティー・ソニック!」

 

何も出来ぬまま闇遊戯の場はがら空きとなった。

 

「メインフェイズ2、私は永続魔法 コムニオン・ストームを自分の場の魔法・罠をすべてコストゾーンに送り発動。」

「何!?」

 

コムニオン・リリースとコムニオン・セメタリー、そして伏せカードであった二枚目のコムニオン・バーストがコストゾーンに置かれる。

 

「コムニオン・ストームがある限り相手のモンスター効果が発動した時にコストゾーンに存在する表側のベースカードを1枚選んで手札に加えることが出来る。」

「つまり俺が何かをすればベースカードがお前の手札に加えられてしまう…ということか。」

「そう、そして手札から二枚目の永続魔法 コムニオン・セメタリーを発動する。」

「何!?」

 

コムニオン・セメタリーが存在する限り自分の手札・フィールドから墓地に送られるカードは墓地へは行かずすべてコストゾーンに置かれる。つまりコムニオモンスターの効果で手札からベースカードが捨てられてもそのカードはコストゾーンに置かれる。それだけでなく闇遊戯が何らかの効果を発動すればコストゾーンのベースカードを再び手札に戻せるのだ。

 

「ターンエンド。」

 

 

  □□■□□

 □      □ 闇遊戯LP4000 手札1 コスト0

  ○○○○○ □

 

□ ○●●●○

 □      □ 遊那LP1 手札4 コスト6

  □■■□□

 

 

『大丈夫?もう一人の僕!』遊戯が闇遊戯に語り掛ける。「これはかなりまずいぜ、下手すれば無尽蔵にコムニオモンスターの効果を使われてしまう。どうしようもない…。」

 

闇遊戯はうつむく。だがその時、千年パズルから語り掛ける声がした。その声をよく聞こうと耳を澄ますと闇遊戯は別の空間に移動していた。

 

 

 

 

 

「ここは…!?」

『君が名も無き王、アテムか。』

「お前は?」

『私はアストラル。遊馬と共に戦っていたものだ。』

「お前がアストラル!遊那の中に封じられていると聞いていたが…。」

『その通り。今も私は封印されているが意識は保っている。プロン・ヌメロンコードを使わせないためにだ。こうして君と会話できているのもその千年パズルは私の力で創造したものであるからだ。』

(ブイ)が言っていたな。だがすまない、俺はどうやら力になれなかったようだ…。」

『…。』

「俺の手にはもう勝利に導くカードはない。」

『驚いたな。』

「?」

 

アストラルの失望する顔を見て闇遊戯は少し驚く。

 

『キングオブデュエリスト 武藤遊戯。君のことを私は見くびっていたのかもしれない。少なくとも私の相棒の遊馬であればこんなことではめげたりはしない。ライフが尽きるまで、デッキが尽きるまで戦う。それが彼の…いや私たちのかっとビングだ!』

「かっとビング…。」

『もう話せる時間も少ない。遊戯、これが最後のドローだ。』

「…あぁ。そうだな、俺は諦めちゃいけなかった、相棒のためにも、仲間のためにも、この時空のためにも!」

 

闇遊戯の眼に闘志が漲る。

 

『そんな君に私が渡すことのできる最後の力を託す。頼む、この世界を救ってくれ。』

 

 

 

 

 

気が付くと闇遊戯は遊那との決闘(デュエル)に戻っていた。

 

「コムニオン・スターダスト・ドラゴンは手札のベースカードを捨てることで破壊を無効にするモンスター。そう簡単には突破させない。」

「だからと言って俺は諦めちゃいけない。みんなの願いが俺のこのドローにかかっているんだ!」

 

闇遊戯の右の腕が光り始める。

 

「これは…!」

『いけるよ、もう一人の僕!』

「あぁ!最強決闘者(デュエリスト)の決闘はすべて必然!ドローカードさえもデュエリストが創造する!シャイニング・ドロー!」

 

闇遊戯は最後のドローと決めアストラルが遺した力を使い、ドローをするのだった。




αβ N コムニオ・ネオス
コムニオ・効果モンスター
クラス2/闇属性/戦士族/攻2500/守2000
(1):手札のベースカードを1枚捨てることで発動できる。フィールドに存在するモンスターを1体選択し、選択したモンスターの表示形式を変更する。(1)の効果は相手ターンにも発動できる。
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