遊戯王 DM to ARC-V   作:エクシ

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第七十七話「零児の提案」

「安心しな、マダラス罠モンスターは相手に直接攻撃をすることは出来ない。ターンエンドだ。」

 

 

  □■◆□□

 □      □ シリョウLP3900 手札0

  ○○◆○○ □

 

□ ○○○○○

 □      □ 黒咲LP3600 手札1

  □□□□□

 

 

「俺のターン、ドロー!俺はRUM(ランクアップマジック)-ソウル・シェイブ・フォースを発動!」

 

 

 

RUM-ソウル・シェイブ・フォース

通常魔法

①:LPを半分払い、自分の墓地の「RR」Xモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚し、そのモンスターよりランクが2つ高いXモンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

 

 

黒咲LP3600→1800

 

黒咲の墓地からRR(レイド・ラプターズ)-ブレイズ・ファルコンが復活し、ランクアップが始まる。

 

 

 

RR-ブレイズ・ファルコン

エクシーズ・効果モンスター

ランク5/闇属性/鳥獣族/攻1000/守2000

鳥獣族レベル5モンスター×3

(1):X素材を持っているこのカードは直接攻撃できる。

(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、

相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを破壊する。

(3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。

相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊し、

破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。

 

 

 

「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク7!RR-セブンス・ファルコン!」

 

黒咲の場にブレイズ・ファルコンよりも巨大な隼が姿を現した。攻撃力は2200であることを見たシリョウは黒咲を煽る。

 

「ライフを半分支払ってまで出したモンスターがそれか!俺のマダラス・ジェイソンの攻撃力は5100!到底及ばねえ!」

「セブンス・ファルコンの効果発動!オーバーレイユニットを1つ使い、カードを7枚ドローしカードを確認する!」

「7枚だと!?」

 

黒咲はデッキからカードを7枚ドローした。

 

「セブンス・ファルコンは今引いた7枚のうちのRUMの枚数分に応じ効果が変化する!俺が引いたRUMはレイド・フォース、デス・ダブル・フォース、レヴォリューション・フォース!よって3枚時の効果!相手フィールド上に存在するカードの効果を2枚まで選択し無効にする!」

「何!?」

「この効果で引いたカードはすべてデッキに戻す。マダラス・ジェイソンとクルーエル・マダラス・アームズの効果を無効!これで貴様の木偶の坊モンスターの攻撃力は0!バトルだ!セブンス・ファルコンでマダラス・ジェイソンを攻撃!シエテ・バリアラゼーション!」

 

セブンス・ファルコンの7つのエネルギー砲からビームが照射される。攻撃力0になったマダラス・ジェイソンはなすすべなく破壊される。

 

シリョウLP3900→1700

 

「カードを一枚セットしターンエンド!」

 

 

  □□□□□

 □      □ シリョウLP1700 手札0

  ○○□○○ □

 

□ ○○●○○

 □      □ 黒咲LP1800 手札0

  □□■□□

 

 

「ククク…フィールドにカードはない…このドローで逆転すれば俺は…」

「貴様に逆転などない。」

「何?」

「貴様のようなクズにカードが答えるはずもない。」

「…黙れ!俺は覚醒した!覚醒者(ウェイカー)になった!」

「覚醒者…?」

「それで得た力を見せてやる!俺のターン、ドロー!!」

 

シリョウはドローしたカードを確認する。

 

「フィールド魔法 コムニオン・コロシアムを発動!墓地から任意の枚数のカードを選択しコストゾーンに置く!」

「コストゾーン?なんだそれは!」

「クク…そして墓地へ送った枚数×500ポイントのダメージを受ける。俺はマダラス・ジグソウ、マダラス・ジョーカー、マダラス・ブギーマンの三枚をコストゾーンに置く!」

 

シリョウLP1700→200

 

「ジグゾウはベースカード、よってコムニオ召喚が可能!」

「コムニオ召喚!?」

「マダラス・ジグゾウをベースにマダラス・ジョーカーとマダラス・ブギーマンのレッドラクリマ2個でリクリエイト!」

 

空中にマダラス・ジグゾウを中心にマダラス・ジョーカーとマダラス・ブギーマンが出現する。2枚の罠カードからクリスタルのような赤いエネルギー体が現れ、カードの絵柄が消えたのち、マダラス・ジョーカーとマダラス・ブギーマンのカードは裏側になる。そして赤いエネルギー体はマダラス・ジグゾウに吸収されとてつもないエネルギーを溢れ出す。

 

「コムニオ召喚!クラス3 αβ(アルファベーター) M マダラス・コムニ…」

「カウンター罠発動!神の通告!」

 

 

 

神の通告

カウンター罠

(1):1500LPを払って以下の効果を発動できる。

●モンスターの効果が発動した時に発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

●自分または相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。

その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

 

 

 

黒咲LP1800→300

 

「お…おのれ!」

「さぁ貴様には瑠璃の居場所を吐いてもらうぞ。」

「瑠璃?あんな女の居場所なんて俺が知るかよ。」

「吐け!お前は赤馬零王に命じられてここにいるのだろう!」

「お前は本当に妹のことになると頭が回らなくなるらしい。」

「なんだと!?」

「俺がいつアカデミアだと言った?俺はアカデミアではない。」

「貴様まだそんなことを…!」

 

呆れたようにシリョウは黒咲を鼻で笑った。そしてデュエルディスクのソリットヴィジョンを切ると話を続けた。

 

「俺はアカデミアなどには興味はない。もっと大きなもの…それこそクオリファイ家!」

「クオリファイ家だと?」

「ククク…せいぜい覚醒者にでもなって俺のために消えてくれや…。あばよ!」

 

シリョウは高いところに飛び移る。すかさず黒咲はデュエルディスクのボタンをシリョウに向けて押すがその後すぐに逃げ去っていった。

 

 

 

 

 

「行け、ブラック・マジシャン!遊矢君にダイレクトアタック!」

「うわー!!」

 

遊矢LP2500→0

 

遊勝塾に遊戯を連れてきた遊矢はリアルソリットヴィジョンやアクションデュエルを実際にアクションデュエルをすることで遊戯に教えようとした。しかしすぐに遊戯はコツを掴み遊矢を倒してしまった。

 

「ゆ…遊戯さん、ほんとにアクションデュエル初めてなんですか!?」

「う…うん!ほんとに質量があるんだね。大丈夫だった?」

「あ…はい…。」

 

初めてアクションデュエルをした人間に負けた遊矢はショックを受けるも楽しそうな遊戯の顔を見て思わずニコリとした。アクションデュエルを行う部屋を出ると遊勝塾の塾長 柊修造が大慌てで遊矢の元に駆けよる。

 

「ゆ…遊矢!大変だ!」

「どうしたんだ?塾長。」

「エ…LDSの社長が…赤馬零児が来たんだ!」

「なんだって!?」

「失礼する。」

 

そんな二人の前に零児が現れる。

 

「赤馬零児…!」

「榊遊矢、ランサーズの一人として聞いてほしいことがある。時間を貰えるか?」

「ん、誰?」

 

遊戯もその会話に入ろうとするが遊矢ははぐらかし、零児と二人で話すことにした。

 

 

 

 

 

「彼は?」

「あぁ、なんか別次元から来た人みたいなんだ。」

「別次元…まさかアカデミアではないだろうな?」

「今回の舞網チャンピオンシップで起きた出来事も知らないみたいだし違うと思う。」

「それならばいいが一応気を配っておくんだ。」

「あぁ、ところでなんでわざわざこんなところまで?」

 

零児は黒咲から聞いた出来事を遊矢にも伝える。

 

「コムニオ召喚なんて聞いたことないぞ。」

「君がペンデュラム召喚を見つけたようにその男が見つけた召喚方法かもしれない。いずれにせよその者やその者の仲間が優秀な決闘者(デュエリスト)を誘拐しているのは間違いない。すぐに対処する必要がある。」

「対処って言ってもどこに現れるかもわからないんだろ?」

「シリョウという男に関してはLDSの講師が見つけるだろう。ほかの仲間に関してはおびき出すのだ。」

「どうやって?」

「君たちランサーズはLDSが認めた優秀な決闘者たちだ。その追加メンバーを行うと銘打って採用試験を行う。」

「新しいメンバーをいれるのか!?」

「あくまで名目上だ。一度舞網チャンピオンシップで選抜したので無意味かもしれないが、優秀な決闘者を集めるのにはいいものになるだろう。」

 

その意見を遊矢は少し不満に思う。

 

「待ってくれ!決闘者たちを餌に使うってことか!?」

「シンクロ次元に行くためにはすぐに解決しなくてはならない問題だ。」

「でも…。」

「柊柚子をすぐに助けに行くんじゃないのか?」

「…わかったよ。いつやるんだ?」

「明後日、LDSのメインコートに集合だ。すでにランサーズ採用試験の募集はかけてある。」

「それって僕も参加できるのかな?」

 

突然遊戯が後ろから声をかけた。零児は驚く顔をするがすぐに答える。

 

「あぁ、この前のオベリスクフォースたちとの戦いを見たせいか試験に志願するものはそこまで多くない。今からでも募集はしている。」

「じゃあ僕も試験受けるよ!どうすればいいの?」

「一次試験が明日ある。それに参加してもらおう。」

「わかったよ。じゃあ遊矢君、明後日会おう!」

「え、でも危ないんですよ!危険です!」

「大丈夫だよ。僕、この次元の決闘者と決闘がしたいんだ!」

 

そういうと遊戯は零児に付いていってLDSに向かっていく。

 

「ねえ、さっき言っていた襲撃者って?」

「あぁ、この次元の者ではなくエクシーズ次元のシリョウという男らしい。」

「シリョウ!?シリョウってあのシリョウ!?」

「知っているのか?」

「その人、今どこにいるの!?」

「黒咲がその男に探知機をつけていた。今LDSの講師たちが探している。」

「僕にもその場所教えて!」

 

零児にその場所を聞くと遊戯はシリョウの居場所に向けて駆けて行った。

 

 

 

 

 

その頃、シリョウはLDSの講師たちとバトルロワイヤル決闘を行っていた。

 

「消えろ、クズども!!クルーエル・マダラス・ウェポンで攻撃!!」

「うわああ!!」

 

二人の講師のライフがゼロとなった。残るは一人、ライフは100だ。

 

「これで終わりだぁ…!」

「た…助けてくれえ!」

「待って!!僕もその決闘に入るよ」

 

そこに遊戯が現れ、乱入した。

 

「シリョウ、僕と決闘だ!」




RR-セブンス・ファルコン
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/鳥獣族/攻2200/守1900
鳥獣族レベル7モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキからカードを7枚引き、確認した後デッキに戻す。この効果でドローしたカードの数に含まれている「RUM」魔法カードの枚数によって以下の効果を適用する。
●1・2枚:相手フィールド上に存在するカードを1枚選択し破壊する。
●3・4枚:相手フィールド上に存在するカードを2枚まで選択しその効果を無効にする。
●5・6枚:相手フィールド上に存在するカードを3枚まで選択し除外する。
●7枚:相手に4000ポイントのダメージを与える。
(2):このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。
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