「へ!闇を振り払ったくらいで粋がんな!お前の敗北は決まってんだよ、海馬!俺はターンエンド!」
□□■■□
□ □ 海馬LP400 手札3
○●●●○
○●●●○
□ □ 闇バクラLP600 手札2
□□■□□
「俺のターン…ドロー!」
海馬が手にしている千年ロッドが輝く。それに応えるように海馬は頷いた。
「俺はレベル8の青眼の白龍2体でオーバーレイ!」
「なんだと!?」
千年ロッドはより輝きを増し、やがてその輝きはカードとなり海馬が手にする。
「宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり銀河の源よりよみがえれ!顕現せよ、そして我を勝利へと導け!エクシーズ召喚!ランク8!
銀河眼の時空竜が海馬のフィールドに顕現した。
「ナンバーズ…だとぉ!?」
闇バクラは驚きを隠せなかった。それと同様、観客席にいた金髪の青年も目を見開き銀河眼の時空竜を見ていた。
「タキオン…いた!なぜ再びオーバーハンドレットナンバーズに…!」
海馬は高笑いをあげ、闇バクラに言い放つ。
「エクシーズモンスターはレベルを持たぬ。グラビティ・バインドなど無意味!バトル!銀河眼の時空竜で狡猾なネクロドールを攻撃!殲滅のタキオン・スパイラル!」
グラヴィティ・バインド-超重力の網-
永続罠
フィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃できない。
「ぐああああああああ!!!」
闇バクラLP600→0
ソリットヴィジョンが消え、海馬は闇バクラに近づく。海馬の予想に反し闇バクラは笑っていた。
「なぜナンバーズがお前を闇に駆り立てなかったのか…まぁいい。俺が消えてもまだ”本体の”俺がいる。あー、楽しみだぜ、お前や遊戯を再び苦しめることが出来るのは!」
「貴様などにやられる俺や遊戯ではないわ。消えろ。」
闇バクラは黒くなり、やがて霞のように消えた。残ったのは眠る骨塚であった。ペガサスは観客たちに勝者を宣言する。
「オーウ!ソリットヴィジョンの影響でいろいろ問題が起きてしまったようですが勝者は海馬ボーイデース!コングラチュレーショーン!これでJDMCは閉幕デース!」
「何?俺と凡骨は戦わないのか?」
「フフ、海馬ボーイ。これからその旨を説明しマース!JDMCで勝ち残った二人。そして決闘王遊戯ボーイには三人でワールドデュエルモンスターズカーニバル WDMCに参加してもらいマース!世界の強豪たちが揃う大会、ミーはとても楽しみデース!」
「勝手なことを…だが面白い。いいだろう。この海馬瀬人が頂点に立ってやる!」
海馬は観客の前で高らかに宣言し、観客たちもスタンディングオベーションで応えた。闇遊戯は辺りを見回していた。「あれは闇のゲーム。おそらく闇のバクラが…。」闇遊戯の目線の先にはチィと舌打ちを打つ闇バクラがスタジアムから逃げようとしていた。
「待て!バクラ!」
「おい!遊戯!待てよ!」
本田の制止も聞かず闇遊戯は闇バクラを追っていったのだった。
海馬とモクバは海馬コーポレーションに帰ろうとしていた。そこに観客席にいた金髪の青年が現れる。
「海馬瀬人…。」
「なんだ、貴様は。」
「わが名はミザエル。バリアン七皇にして銀河眼の使い手。」
「銀河眼だと?」
「貴様が手にしている銀河眼の時空竜、返してもらおう。」
「俺は俺が手にしたカードだ。」
「何?」
「そんなに欲しいなら決闘で取ってみろ。すぐに片づけてやる!」
「兄様!」
「案ずるなモクバ。闇のゲームというわけではない。」
「「決闘!」」
「私のターン!防覇龍ヘリオスフィアを召喚!カードを一枚セットしターンエンド!」
防覇龍ヘリオスフィア
効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻 0/守1900
相手の手札が4枚以下で自分フィールド上のモンスターがこのカードのみの場合、
相手は攻撃宣言をする事ができない。
また、1ターンに1度、自分フィールド上に
ドラゴン族・レベル8モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードのレベルをエンドフェイズ時まで8にする。
□□■□□
□ □ ミザエルLP4000 手札3
○○●○○
○○○○○
□ □ 海馬LP4000 手札5
□□□□□
「俺のターン、ドロー!俺は正義の味方 カイバーマンを召喚!」
正義の味方 カイバーマン
効果モンスター
星3/光属性/戦士族/攻 200/守 700
このカードをリリースして発動できる。
手札から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。
「そしてカイバーマンをリリースし…現れよ
青眼の白龍
通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。
「いきなりレベル8モンスターだと!?」
「フハハ、行け、青眼!ヘリオスフィアに攻撃!」
「無駄だ、貴様の手札は4枚。攻撃宣言はヘリオスフィアの効果で出来ない!」
「小賢しいやつめ。カードを一枚セットしターンエンド!」
□□■□□
□ □ ミザエルLP4000 手札3
○○●○○
○○●○○
□ □ 海馬LP4000 手札4
□□■□□
「私のターン、ドロー!私は手札から儀式魔法 時空竜降臨を発動!」
「儀式だと?」
「手札の半月竜ラディウスを墓地へ送り降臨せよ、
半月竜ラディウス
効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻1400/守1200
相手フィールド上にエクシーズモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚したこのカードのレベルは8になる。
「時空竜の聖騎士の効果発動!このモンスターをリリースすることでデッキからドラゴン族レベル8モンスターを2体特殊召喚する!現れろ2体の限界竜シュヴァルツシルト!」
限界竜シュヴァルツシルト
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守 0
相手フィールド上に攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
「レベル8のモンスターが2体…!」
「俺はレベル8の限界竜シュヴァルツシルト2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク8!
「同じ攻撃力…相打ちを狙ってきたか!」
青眼は粉砕された。だが超銀河影竜は破壊されない。
「超銀河影竜はオーバーレイユニットを一つ使うことで破壊されない!ターンエンド!」
□□■□□
□ □ ミザエルLP4000 手札1
○○●○○
○○○○○
□ □ 海馬LP4000 手札4
□□■□□
「俺のターン、ドロー!俺はトレード・インを発動!」
トレード・イン
通常魔法
手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。
「手札の青眼を捨て二枚ドロー!そして魔法カード 龍の演舞を発動!手札を捨てた分、墓地のドラゴン族を攻撃力を0にして特殊召喚する。俺は二枚を墓地へ送り、2体の青眼をよみがえらせる!こい、青眼!」
海馬の場に2体の青眼が現れた。
「さらに墓地に送られた
伝説の白石
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
このカードが墓地へ送られた時、デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。
「レベル8のモンスターが2体…!」
「俺はレベル8の青眼の白龍2体でオーバーレイ!宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり銀河の源よりよみがえれ!顕現せよ、そして我を勝利へと導け!エクシーズ召喚!ランク8!No.107 銀河眼の時空竜!」
「タキオン…く!」
ミザエルは苦しそうな顔をする。銀河眼の時空竜もそれに呼応するように鳴き声をあげた。普段ならば高らかに笑う海馬はその様子を見て笑うことはなかった。
「銀河眼の時空竜の効果発動!タキオン・トランスミグレーション!これで超銀河影竜は破壊できる。バトルだ!超銀河影竜へ攻撃!殲滅のタキオン・スパイラル!」
超銀河影竜は破壊されるが銀河眼の時空竜はナンバーズ、破壊されることはない。ミザエルは怒りをあらわにせざるを得なかった。
「おのれ、海馬瀬人ォ!俺のタキオンを…よくも…!」
「ふん…。カードを1枚伏せターンエンド!」
□□■□□
□ □ ミザエルLP4000 手札1
○○○○○
○○●○○
□ □ 海馬LP4000 手札3
□□■■□
「私のターン…ドロー!まさかカイトを倒すための力が役に立つとはな。」
「?」
「私は手札の銀河暗殺者の効果によりフィールド上の『銀河』と名の付いたカードをリリースすることで召喚できる。俺はお前のフィールドの銀河眼の時空竜をリリースし銀河暗殺者を召喚!」
「リリースという形で俺の場からタキオンを消したか…。」
「さらに手札から
RUM-千死蛮巧
通常魔法
「RUM-千死蛮巧」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、
自分はこのカードの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分及び相手の墓地の同じランクのXモンスターを
それぞれ1体以上対象として発動できる。
そのモンスターよりランクが1つ高い、
「CNo.」モンスターまたは「CX」モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚し、
対象のモンスターを下に重ねてX素材とする。
「お前の墓地のタキオンと私の墓地の超銀河影竜でオーバーレイ!逆巻く銀河を貫いて、時の生ずる前より蘇れ。永遠を超える竜の星!顕現せよ、超銀河眼の時空龍!」
超銀河眼の時空竜がミザエルの場に現れる。
「私の超銀河眼の時空龍はナンバーズの呪縛から解放された。タキオンも今解放してやる。お前に勝つことでな!超銀河眼の時空竜の効果発動!タイム・タイラント!これで伏せカードは発動できん。終わりだ!超銀河眼の時空龍で海馬にダイレクトアタック!アルティメット・タキオン・スパイラル!」
「手札のバトルフェーダーの効果発動!ダイレクトアタックの時、こいつを特殊召喚しバトルフェイズを終了させる。」
バトルフェーダー
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールドから離れた場合に除外される。
「手札からの効果か…いいだろう。ターンエンド!」
□□■□□
□ □ ミザエルLP4000 手札0
○○●○○
○○●○○
□ □ 海馬LP4000 手札2
□□■■□
「俺のターン!ドロー!俺はジェスター・コンフィを特殊召喚!」
ジェスター・コンフィ
効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードは手札から表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚した場合、次の相手のエンドフェイズ時に
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
そのモンスターと表側表示のこのカードを持ち主の手札に戻す。
「ジェスター・コンフィ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
「ジェスター・コンフィとバトルフェーダーをリリースし青眼の白龍を召喚!」
「また青眼か…。」
「さらに伏せていた魔法カード 眼の進化を発動!フィールド上に存在する青眼の白龍を
青眼の究極竜
融合モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
青眼の光龍
効果モンスター
星10/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「青眼の究極竜」1体を
生け贄に捧げた場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は、自分の墓地の
ドラゴン族モンスター1体につき300ポイントアップする。
また、このカードを対象にする魔法・罠・モンスターの効果を
無効にする事ができる。
青眼の光龍が周りを掻き消すかのように咆哮をあげた。
「なんだ…こいつは!」
「こいつの攻撃力は俺の墓地のドラゴン族×300ポイント攻撃力が上がる。よって1200ポイントアップ!」
「だがそれでもネオタキオンには及ばない!」
「罠発動!タイラント・ウィング!青眼の光龍に装備!」
タイラント・ウィング
通常罠
(1):フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを攻撃力・守備力400アップの装備カード扱いとして、そのモンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターは、
1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
(3):このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが
相手モンスターを攻撃したターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを破壊する。
「攻撃力…4600!?」
「バトル!青眼の光龍で超銀河眼の時空龍に攻撃!シャイニング・バースト!」
「罠発動!次元幽閉!」
次元幽閉
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時、
攻撃モンスター1体を選択して発動できる。
選択した攻撃モンスターをゲームから除外する。
「無駄だ、青眼の光龍の効果で無効!」
「なんだと…!」
ミザエルLP4000→3900
「終わりだ。青眼の光龍でダイレクトアタック!」
「タキオオオオオン!!!!!!」
ミザエルLP3900→0
ミザエルは膝をつき俯く。海馬はミザエルに近づいた。
「どうやらこの龍は俺より貴様を気に入っているようだな。そもそも俺はこんなカードがなくとも最強。くれてやるわ。」
海馬は銀河眼の時空竜をミザエルに渡した。ミザエルが受け取るとカードからNo.107が消え「銀河眼の時空竜」となった。
「すまない…海馬瀬人。」
「さすが兄様だぜ!」
「ふん、帰るぞモクバ。」
「待て。」
ミザエルが海馬を呼び止める。
「まだ何か用か?」
「借りをつくってしまった。一つお前に忠告しておいてやる。」
「ほう?」
「いずれお前たちが住むこの時空にも敵がやって来る。遊馬やアストラルが戦っても勝てなかった敵だ。」
「遊馬?アストラル?何の話だ。」
「この時空を守りたければ強くなるしかない。私もタキオンと共に精進するつもりだ。また会おう、海馬瀬人。」
そういうとミザエルは消えた。
眼の進化
通常魔法
(1)~(3)のいずれかの効果を一つ使うことが出来る。
(1):フィールド上に存在する「青眼の白龍」1体を選択し、そのモンスターを「青眼の究極竜」としてエンドフェイズ時まで扱う。次のターン選択したモンスターがフィールドに存在するときデッキから同名モンスターを可能な限り特殊召喚することが出来る。
(2):フィールド上に存在する「銀河眼の光子竜」1体を選択し、そのモンスターを「超銀河眼の光子龍」としてエンドフェイズ時まで扱う。次のターン選択したモンスターがフィールドに存在するときデッキから同名モンスターを可能な限り特殊召喚することが出来る。
(3):フィールド上に存在する「銀河眼の時空竜」1体を選択し、そのモンスターを「超銀河眼の時空龍」としてエンドフェイズ時まで扱う。次のターン選択したモンスターがフィールドに存在するときエクストラデッキから「銀河眼」モンスターを1体特殊召喚することが出来る。