ラブライブ! 〜小さなシグナル〜   作:庵道奈津

3 / 12
どうも!

今回はあのスピリチュアルさんがでてきます!


神社の女神

「おい佐藤!早く来いって!」

 

「そんな焦んなくてもいいだろ。」

 

失敗だ…。完全にミスだった…。『神の加護』なんて言わなきゃよかったぜ。

俺と高橋は今秋葉原から徒歩10分程度のところにある『神田明神』という神社の前まで来ていた。

高橋曰く、どうやらこの、神田明神は縁結びの神社としても有名なようで、神の加護をもらうためにここに参拝しに来たということだ。

面倒なので俺は来なくてもよかったのだが、あれだけ悪ノリした手前、断れなかったのだ。

 

「いやぁここで神の力をもらえば俺にもう死角はないぜ!」

 

「あ、ああ、そうだな。」

 

いっそ言ってしまおうか?お前はまず鏡をしっかり見ろと。いや、我慢だ、俺。

 

 

 

 

 

一通り参拝を終えると高橋はおみくじを引くだお守りやお札を買うとかで俺から離れていった。

その間暇なので俺は神社を少し見回る。

 

「それにしてもでかい神社だ。アイツじゃないが、確かに何かしら神様の加護がありそうな気がするな。」

 

 

 

「今時、参拝なんて珍しいやんな、お兄さん。」

 

「ん?」

 

独り言を呟きながら歩いてると後ろから俺に話しかける女の人の声がした。

 

振り向くとそこには女神様がいた。

 

と思ってしまうほど綺麗な巫女さんがいた。

 

「縁結びのお願いかなにか?」

 

「い、いや、俺は友達の付き添いで参拝に来ただけで」

 

「そうなんや、ここはありがた〜いパワーがぎょうさん貰えるところやからしっかりお参りしていくとええよ。」

 

それから俺はこの巫女さんに少し神社を案内して貰った。

歳は俺と割と近いはずだろうが、分かりにくい。

彼女の話し方はとても特徴的だ。

関西弁…、のつもりなのだろうがどうにも違和感がある。成るに成り切れてないといえばいいのか、いわばエセってやつだろうか。

それより何と言っても目がいってのは巫女服を着ていてもとても強調されているその豊満な胸だ。

案内されながらも10秒に一回のペースでチラ見をしてしまう…。

なんて魔性のおっぱいなんだ…!あったばかりの俺をすでに虜にしてしまうなんて…!

 

「お兄さん、さっきからチラチラどこ見てるん〜?」

 

「あ、いや、これは別に…!すみません…。」

 

そりゃバレるよね!ものすごいペースで見てたもん!

でも仕方ないじゃないか!男なら誰でもこんなもんなんだって!え、単に見過ぎなだけだって?知るか!

 

「あんまここで如何わしいこと考えてるとバチがあたってまうで?」

 

「ぐっ…。」

 

ニヤニヤしながら巫女さんは俺に注意をしてくる。

ここで『これは男としての性なんだ!仕方ないことなんだ!』とか弁明したところで変態というレッテルが貼られるだけなので堪える。

 

「ふふ、冗談や冗談、まあ、ゆっくりしていってや。ほなな〜」

 

そういって巫女さんは笑いながら自分の仕事へ戻っていった。

終始ペースを握られていた気がする。

不思議な人だった。また会えたらいいな。…別におっぱいを拝みたいとかそんなんじゃないからな!

そうこうしていると一通り用事を終えた高橋が俺の元に戻ってきた。

 

「よっしゃ、これで俺は無敵だ!明日からモテまくるぜ!」

 

「よかったな、じゃ、そろそろかえるか。」

 

神田明神をでて俺たちは別れ、俺は、いつもの帰り道に付き、家に帰ろうとした、が、

 

「お兄さ〜ん。」

 

ついさっき聞いたばかりの声が後ろからして俺はまた振り向く。

そこには、自分の高校の制服であろう格好をした先ほどの巫女さんがいた。

 

どうやらまだ真っ直ぐには帰れないようだ。

 

 

 

 

 

 




今までよりは短いですが、これからはこれ位の分量でいきたいと思います。

これからもよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。