なかなか、話を面白くできないですねー。
よろしくお願いします!
このエセ関西弁少女は昨日の猫語少女と同じ制服を着ていた。恐らく同じ学校なのだろう。
あれかな、なにか特徴的な語学を学ぶ学校かなにかなのかな。
彼女は巫女服の時は髪を一つに結んでいたが、今は二つにしてシュシュで結んでいた。
そして、やはり制服に変わってもその胸が大きいことは変わらなかった。
「お兄さん、落し物したんとちゃう?」
そういって彼女は俺に手帳を差し出してきた。
その手帳にはよく見慣れた名前、顔写真があった。と言うか俺だった。そう、今彼女がもっているのは正しく俺の生徒手帳だったのだ。
「げっ!まじか、いつ落としたんだ?とにかくありがとうございます。」
礼をいって俺は自分の生徒手帳を受け取る。
「これからは気をつけるんよ?『佐藤亮』くん。」
名前は俺の生徒手帳を見てわかったのだろう。イタズラっぽく微笑み言う彼女の姿にドキっとしてしまった。やはり彼女は綺麗だと改めておもう。
「もう巫女さんは終わったんですか?」
「うん、今は巫女さんやないよ。ウチは東條希。音ノ木坂学院に通う3年生や。よろしくな〜、えと…、佐藤は一般おるから〜、亮くんやな!」
3年生ってことは先輩か、まあ年下には見えなかったってのが本音だ。
音ノ木坂学院…、秋葉原と神保町の間にあるあのでかいところか…。あそこにあの猫語の子がいるかもしれない。
一応俺も自己紹介しとくか。
「じゃあ、改めて。俺は佐藤亮。上野にある桜泉高校ってとこの2年生です。よろしくお願いします。東條さん。」
それから俺と東條さんは少し歩き、昨日のあの公園で二人でベンチに座りながら話していた。
「…それでな?ウチの高校、どうやら廃校になっちゃうらしいんよ。」
「なるほど…、廃校ですか〜……って廃校!?廃校って学校がなくなるってあの廃校!?」
「そうそう。あの廃校や。」
話題の転換が急すぎて反応が遅れてしまった。いやだってついさっきまで焼肉の焼き加減の話だったよ!?
「とは言ってもな、実際廃校になるんは、今いる全生徒が卒業してからなんよ。」
と言うことは1年生もしっかり卒業できるんだな。まあそりゃそうだ。
「でも、今の1年生に後輩はできないってことですよね?」
「せやな、しかも今1年生は1クラスしかないから。」
最終的に全校生徒が40人とかになるのか。なんというか、それは寂しい。
「ウチ、これでも生徒会の副会長やっとるから、会長の子と話して、なんとか廃校を阻止したいと思ってるやけど。」
「それって結構キツくないですか…?」
少なくとも生徒でどうこうできる問題ではないと俺は思う。
「そうなんよ〜。一度決まった方針はよっぽどのことがない限り変わらへん…、それでも…諦めたくないやん…?」
東條さんの目は寂しそうだった。
自分が過ごしてきた思い出が沢山詰まった場所、そこがなくなってしまうなんてことを何もせずに諦めるなんて、できるだろうか…。
この人とは今日知り合ったばかりだ、これから会うかもわからない。だから、俺には何もできないんだ。
そんなことはわかってる。
だけど、彼女の寂しそうな目を見てしまったから、俺はこんなことを言ってしまったんだろう。
「……俺も手伝います。」
「へ?」
素っ頓狂な返事をした彼女に俺はもう一度、今度は力強くいった。
「音ノ木坂学院の廃校の阻止、俺も手伝いますよ!」
今度は意味が伝わったのか呆気に取られた表情をしてた東條さんはすぐに慌てた表情へとかわった。
「い、いや、そんな、今日知り合ったばかりの人にそんなの申し訳ないって!」
「もう遅いですよ!ここまで話聞いておいて引き下がれる性分ではないので!」
「そんな、これはただの世間話として聞き流しといってって!」
「とにかく!もう決めましたから!これから頑張りましょう!」
「え、え〜…」
これが俺の人生の分かれ道なのかもしれない。そして、俺が行こうとしてる道は間違いなくキツイ道だ。
でも確実に俺の中で何かが動き出していることが実感できた…。
どうやったらもっと原作キャラのみんなを可愛く表現できるんだろう(・・;)
もっと精進していきたいです!
感想等お待ちしております!