はい、今朝体験しました
本気で死ぬかと思いました
皆さんもお気をつけください
ちなみに、私の目の中に異物混入ネタはもう一つシーブリーズがあります
して、もう十二話です
いつのまにやらUAも2000を超えていました
本当にありがとうございます
弥生と呼ばれた少女は、幼子らしい動作で振り返った。
黒檀の様な黒髪はサラサラと背中で流れ、夏らしい白いワンピースと大きなリボンのついた麦わら帽子は風で揺れ、可愛らしい。
弥生は自分を呼んだ老婆に近寄り、冷えたペットボトルを受け取った。
真夏日だと言うのに、喉の渇きすら訴えない無欲な少女の扱い方をこの一年で、随分と心得てきたと老婆を思った。
コクッコクッと喉を鳴らしながら、お茶を飲む弥生を見て、老婆は安心した様に微笑んだ。
「今日は暑いわねぇ、弥生ちゃん。気分が悪くなったら、すぐに言うのよ?」
「……分かった」
神妙に頷く弥生が可笑しくて、老婆はクスクスと笑いながら、弥生の頭を優しく撫でた。
いきなり撫でられ、驚いたのか、小さく肩を震わせたが、弥生は老婆の好きにさせた。
「お婆様、今日は何を見に行くの?」
「そうねぇ。今日は、弥生ちゃんのご先祖様が打った、三日月宗近という大層美しい刀よ」
空っぽの少女に、今日は何を詰めようか?
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何処か遠くで、薬研と一期一振に呼ばれている。
耳が聞き取ることを放置して、五感が遠ざかっていくのが良く分かる。
生きることを放棄する感覚、とでも言えばいいだろうか。恐怖は無く、ただただ抗うこともなく、冷たい地獄の釜に身を投げ出す感覚は筆舌に尽くしがたい。
これが死なのか。
無感動に己の腹から滴る大量の血を眺めながら、うっすらと思った。
『死ぬの?』
脳裡に響く、幼い少女の声。
『私を殺してまでも、生に執着したのに?』
淡々と、私をなじった。
『……歴史を歪めてまでも、生き残ったのに?』
淡々と、心に刃を突き刺す、
『
幼い声は、
『あの日を生き残ったのに』
在りし日の私。
『ここで死ぬことは許さない』
私の胸倉を掴み、静かに言い放った。
『あの
刹那、唇に感じた冷たさ。
己の口を小さな口が覆い、吐き出した息は全て幼い自分へ吸い込まれた。
そして、何かが流れ込み、体を作り変えていく苦痛が訪れる。
気が狂いそうな痛みに悲鳴を上げようとするが、それは全て水泡に帰し、小さな口が飲み込んだ。
私への罰なのかと、涙で滲んだ視界で幼い自分を睨んだ。
彼女の佇む海の底は暗く、寒く、酷く孤独だった。
「お前は……何時も寒さに震えていたのだな」
『うるさい』
「一人ぼっちは……嫌だもんな」
『…ッ……思い上がるな。私はあなたと違う』
「そうかぁ……お前は、強いからな」
『あなたが弱いだけのこと』
彼女はそう言い、私の腕を引っ張り上げた。
暗かった深海は様相を変え、何処までも透き通る浅瀬となった。
『勝つことが出来ないのなら、溺死しろ』
千戦千勝、上等。
私は彼女に、そう笑った。
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パキンッと、槍が割れた。
薬研と一期は有り得ぬ事態に、目を見開いた。
視線の先では、先ほどまで死にかけていた筈の主が悠然と立ち、煩わしそうに右手を、何かを振り切るような仕草をしていた。
今思えば、この話は難産でした
途中でデータが消えたり、iphone5sが本体交換になってしまったりと、大変でした
そして、このあとがきを書いてる今も壁に小さな蜘蛛がいます。助けてください
他の方が書いた作品を見ていると、地の文が長く書いていらっしゃって、すごいなーと思います
私は飽き性なので、書いてるこちらが飽きないよう簡潔にしようと思ってかいているのですが……
おかげで、一話一話の密度が日に日に薄くなっていきます
次話ぐらいで、敵襲の話を終わりたいですね
最後に、閲覧ありがとうごさいました。