学校や家で暇な時にメモ紙に書き続けていた遊び半分の妄想による設定集が貯まりに貯まって「こんだけあれば文章書けるんじゃ?」とふと思い、勢い余って投稿した次第であります。
文章力が多少欠けており、原作やアニメを何度も見返し読み返して頑張ってやってます。
そんなこんなで始まる処女作を暖かく見守ってくださいm(__)m
まぁ、見てくれる人はほとんど居ないと思うのである程度気楽に本編スタートさせちゃいます!
第1話 全てのはじまり
2022年10月31日PM12:55~桐ヶ谷家和人の部屋~
~♪~♪~
とあるゲームのPVがパソコンのディスプレイに映し出されている。そしてそれを眺める二人の少年。
“ピピッ”“13時まで後5分です。”一人の少年がもつ携帯電話のアラームが鳴る。その時もう一人の少年が口を開く。
「炎樹、もう部屋に戻れよ。俺はもう行くぞ?」
“炎樹”と呼ばれた少年は携帯電話のアラームを止めると部屋から出ていく。そして
「それじゃ、向こうでな和人。いつも通り“キリト”だろ?」
和人と呼ばれたもう一人の少年はベッドに転がりながら、炎樹という少年の問いに答えた。
「ああ。そういうお前も“エンジュ”なんだろ?」
二人はお互いに本名とは違う名前らしいものを言い合う。
「まぁな。 」バタンッ
炎樹という少年はドアを閉め、自分の部屋へと入り、和人という少年と同じようにベッドに転がり込む。
カチャ。ウィーン。
何かのソフトが起動する。それは二人の部屋からほとんど同タイミングであった。そして二人はまた同じタイミングでヘルメット型の機械を頭に装着する。
アラームから5分が過ぎ、PM13:00
息のあった二人の少年は今日最後の同じタイミングの行動として、とある呪文のような言葉を発した。
「リンク・スタート!」
そして二人の意識の消えていった。これからはじまり、デスゲームとなる
『ソードアート・オンライン』へと。
ゲーム『ソードアート・オンライン』内部 浮遊城アインクラッド第一層“はじまりの街”
炎樹→エンジュside
SAOログインの手続きを済ませ、暗かった視界が徐々に明るくなる。そして、完全に開けた視界には懐かしい風景が飛び込んでくる。いやー、懐かしいねぇ。戻っ…「戻って来た。この世界に!」てきた…って、おいおい。誰だよまったく言ったらカッコつけすぎで言いにくかった心の中の台詞を恥じずに言いやがったやつは?
そう心の中で思いつつ、さっきの台詞を言いそうな奴に心当たりがあるので、声のした方にオレは歩み寄っていく。
「相変わらず、キザな台詞を声に出すのが好きなんだな。“キリト”君。」
「お?その声は“エンジュ”か?」
オレが声をかけたプレイヤーはオレの名前を言いつつ振り返った。
「おうよ。」
振り返ったプレイヤーはやはりキリトだった。
「エンジュが見つかったことだし。さっそく行きますか」
「おいおいキリト。なんだその『オレが待ってましたよ。』アピールは?タイミングはどっちにしろ声をかけたのはオレだっての」
「わかったから、揚げ足とるなよ。ほら、行くぞ?」
先に歩き出しているキリトをいつも通りに軽くいじり、オレも着いていく。今向かっているのは武器屋だ。これから始まる冒険に備えて武器を持たない訳にはいかないからね。
オレとキリトが今やっているゲーム『ソードアート・オンライン』というVRMMORPGだ。ちなみにVRMMORPGというのはもともと、パソコンなどでやっていたMMORPG(大規模多人数参加型オンラインRPG)をさっきログインする前に被ったヘルメット型の機械『ナーヴギア』により、仮想空間に意識を落とし、その仮想空間で体を動かすものである。そして
ー『ソードアート・オンライン』ー
『ナーヴギア』対応初のVRMMORPGであり、『ナーヴギア』を開発した茅場晶彦氏が自らプロデュースしたゲームである。
その名の通り、ソードつまり剣を用いてモンスターと戦うので必ず剣が必要なのだ、しかし初期装備には剣はなく、自分で買わなければならない。
これは、このゲームには剣以外にRPGで有名な魔法が無いので剣以外の選択肢が消えているのでどの剣を使うのかがかなり重要であることを示している。まぁ。武器屋に売っている武器は初回のみ0コル(コルとはこの世界の通貨の単位である。)なのでという理由もあるわけだが所詮、序盤中の序盤の武器なので迷うことなく、無難な『スモールソード』という片手用の直剣をキリトと買う。
オレ達はこの『ソードアート・オンライン』を試験段階つまりβテストとしてプレイしているので武器を買うまで一切の迷いはかった。そして、さっそくβ時代の感覚を取り戻すために街から出ようとすると…「おーい、そこの兄ちゃんたちー。」声をかけられた。
「ん?オレ達に用か?」
「その迷いの無い動き、どちらか、いや二人ともβテスト経験者だろ?」
「おう。一応そうだけど?」
実際もう行きたいので、早く話を終わらせて欲しいと願う。すると、
「やっぱり。あのよ?いきなりでわりぃけど、序盤のコツをちょいとレクチャーしてくれないか?今日が初めてでよ。」
おっと、マジすか?レクチャーときたかオレ一人で決める訳にもいかないし、さっきから出番のないキリトに決めてもらうか。
「おい、キリト。どうする?オレは別に構わんが」
引き留められるのが嫌なだけでこういうレクチャーって嫌いじゃないからね
「エンジュがいいなら、俺もいいよ。」
「お?それじゃ、いいのか?あ、俺様はクライン。よろしくな。」
「オレはエンジュ、もう一人の奴がキリトだ。よろしくなクライン。」
「よろしく。クライン。」
「それじゃ、フィールドに行きますか!」
なんで教えて貰うクラインが仕切ってるの?まぁ別に構わんが(笑)
そんなこんなでオレ達の『ソードアート・オンライン』ははじまった。しかし、この時のオレ達は知らなかった。まさかあんなことになるとは…………
sideout
第1話でした。こんな感じでやっていくのでよろしくお願いいたします。m(__)m