SAO ifstory~桐ヶ谷和人の親友~   作:西宮鶫

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ハイペースで更新中の西宮鶫です。

設定集、ユニークスキルについての説明が終わり、ようやくの本編です。

前回登場したクラインと狩りをします。クラインさんはSAOでも好きなキャラですね。キャリバー編とかいいですね。

ぼくが個人的にキャリバー編が好きな話ってだけなんですけどね


第2話 クライン登場!

アインクラッド第一層はじめての街 横フィールドにて

 

エンジュside

 

オレとキリトはクラインにソードスキルを教えるために、フィールドに来ている。教官係はキリトに任せてオレは一人で狩りをしている。

 

シューン。バンッ。こんな感じでソードスキルが発動する。

 

「これで20体ってとこかな。ったく、キリトのやつソードスキル教えるのにどれだけかかるんだよ。まさか、コミュ障出てるんじゃねーのか?」

 

そう。うちのキリト君は他人とのコミュニケーションが少し苦手なのだ(笑)。上がり症ってのも考えたんだけど、人見知りがあるのといまだにオレとキリトの妹の直葉以外の同年代はと話してるのをほとんど見ないことを理由にオレと直葉はキリトが『コミュ障』だろうと判断したのだ。

 

「おいこら、キリト君、いつまでかかりやがるんですか?」

 

少しばかりイライラした感じでキリト達のもとへと行ってみると

 

「うおっ、いったぁ、ぐわぁ、またg……」

 

早口で股間を抑え悶絶しているクラインがいた。

 

「おいおい、だから痛みは感じないって言ってるだろ?」

 

「あっ、そうだったな。」

 

こんな感じでコントをしていた。どうしよう?ふつふつと怒りが込み上げてくるだけど(笑)。

 

「モーションを起こして、ソードスキルがたま……」

 

キリトが急に黙った。すると、クラインが

 

「おい、キリトどうした?」

 

「いや、体に危険が迫ってる感じがする。ま、まさか……」

 

オレの怒りが全身から溢れて黒いオーラが出てるらしく、キリトが少し怯えながら振り向いた。

 

「うわっ、エンジュ!?いつの間に来たの?やっぱりあの感じはエンジュだったのか……待てよ?エンジュが来たってことは、狩りを終えたってことで、それに加えてお怒りモード、この式を完成させると。……………すいませんでした。クラインがなかなかソードスキルを発動出来なくてですね?」

 

「おいおい、キリトそりゃねぇだろうよ?俺様は初心者だぜ?」

 

またこいつらはコントする気なのかね?

 

「初心者だからといってなぁ、うっ、エ、エンジュ?」

 

「なにかね?キリト君。早く責任の押し付け合いを続けなよ?」

黒いオーラを強めて言ってみる。オーラ出てるのは自覚してます。さんざん、キリトや直葉に言われてきたもん。

 

「ちゃんと教えられなかった俺が全部悪かったです。ごめんなさい。」

 

キリトは土下座を高速でしながら謝ってきた。あっ、クラインが少し引いてる。まぁ今のは驚いてるが正解だな。

 

「キリト、土下座は辞めろ。クラインが引いてるぞ?交代だ。一人で反省しながら狩ってこい。」

 

キリトは立ち上がると「ううっ。エンジュの意地悪。クラインがちゃんと出来れば……」とぶつぶつ言っていた。

 

「わりぃな、うちのキリトが。ほれ、教官交代だ。パッと終わらせるぞ?」

 

「おうよ。頼むぜ?エンジュよぉ。」

 

「じゃあ、初動のモーションからな?さぁ構えて?」

 

「構えて?ってこうか?」

 

クラインが曲刀カテゴリの基本ソードスキル《リーバー》の構えをする。すると

 

「でもよ?エンジュ、あいつ動いてるからよ?このままだと外れるだろ?」

 

オレ達は今クラインの構えを正面とすると左斜め前の方向に、ターゲットとして《フレンジーボア》と言う昔流行った某国民的RPGのスライムにあたるイノシシ型モンスターを狙っている。

 

「だから、キリトが言ってたんだろ?モーションさえ起こせば、システムがなんとかするって」

 

これはクラインがダメかもしれないな。後でキリトに謝っとこ。

 

「ああ、じれったい。クライン!オレの言う通りにやれよ?一発でイノシシに当てさせてやる。」

 

「おおっ。マジかぁ。」

 

クラインの武器は曲刀なのでソードスキルの内容は曲刀を使わないとわからない。キリトはβでも今と同じ片手剣だったので、これは出来ない。オレは一通り全部やったからわかるんだよね♪刀と両手剣は使えなかったなぁ。刀を持った敵なら完璧に対処出来るんだけどなぁ……どうせ第7,8層位まで我慢「おおい。まだですかー?」あ、忘れてた。

 

「すまん。え~と、構えはとったな?そしたら、クライン今から刀なりハンマーを振る。全力でするときどうする?」

 

「そりゃ、振り上げるだろ。」

 

「なぜだ?」

「溜めた方が力が入りやすいからな」

「それだよ。ソードスキルは威力関係なく全力でやるイメージだ。」

 

「え?どういうことだ?」

 

「ほら、ほかのゲームとかアニメだと溜めがあるだろ?魔法なら詠唱、アニメだとドラ⚪ンボールのかめ⚪め波とか溜めってもんがあるよな?まぁ、レベルの高いソードスキルならそこまではないけど、序盤なら全力で武器を振るために武器を振り上げて溜めるってイメージでいい。」

 

分かりやすく砕いて説明する。キリトが苦戦するのも無理ないか。オレら二人はちょっとやっただけで出来たからね。

 

「振り上げる…力を溜めるイメージかぁ…………」

 

オレの言ったことを口に出すと、クラインは曲刀を振り上げ、静かになる。

 

その時、シュイーンとソードスキルの起動音が聞こえた。と同時にクラインの武器に赤色のエフェクトが宿る。

 

「今だ!」

 

エフェクトの色が変わったのと同時にオレは叫ぶ。クラインは武器を降り下ろす。ソードスキル発動だ。クラインはシステムのもとイノシシに向かって武器を振っている。イノシシとクラインが止まるとイノシシの上に見えている。HPゲージが空になり、イノシシが死亡エフェクトと共に爆発する。ソードスキルがちゃんと出来たみたいだ。

 

「うおっ~!やったぜ。」

 

クラインは叫ぶ。ソードスキルだけで大袈裟だな。

 

「おめでとう。クライン。」

 

誰かがクラインに声をかけた。誰だ?オレは周りを見渡すと

 

「こら、エンジュ俺だよ。」

 

キリトだった。いや、空気になってたからわかんなかったよ。

 

「あ、キリト悪かった。クラインがあかんかったわ。」

 

「だろ?って俺もあんまり強くは言えないけどね。」

 

「おいおい。そりゃねぇだろうよ?」

「だってな?エンジュ、今のスライム相当だぜ?いくらソードスキルが決まったとはいえ、大袈裟だよ。」

 

「えー?俺様はてっきり中ボスかなんかだと。」

 

「「な訳あるか!」」

 

オレ達はハモりながら答えた。

sideout




第二話終わりです。次回からデスゲームがスタートします。

今回はちょっとクラインに対してやりすぎたかな?これからしっかり成長するんで大丈夫でしょう。

それでは簡単な、次回予告!

ログアウトが出来ない。オレ達一万人のプレイヤーに告げられた『デスゲーム宣告』。混乱の最中、オレは真っ先に動き出す。

次回『宣告』

次回はIQ160のエンジュの頭の中がフルスロットルで回転し、状況把握に努めます。果たしてどうなるのか?アニメ第1話のキリト君の選択はエンジュの影響を受けてどうなるのか?お楽しみに!

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