問題児と共に入れ換し者も異世界から来るそうですよ?   作:ただの遊び人外

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今回遅れた割には短いです。


第16話 vsペルセウス

さて、最初に作戦を立てた訳だがそれはほとんど無駄となった。なぜなら、

 

「相手、弱すぎだろ・・・」

 

秋人の殺気のせいで誰も近づいてこないからだ。

 

「一応、あいつら旗かかってんだよな?」

 

「ええ、一応」

 

ジンもこう答えるしかなかった。

 

「まあ、こっちからしたら楽だからいいけどさ」

 

「私は良くないわよ。せっかく戦えると思ってたのに」

 

「・・・激しく同意」

 

「いや、でもどちらにせよ春日部さんは戦かわ・・・来た」

 

秋人は奥を見つめる。

 

「だいたい、二分後に接触する」

 

「そう、やっと私の出番ね」

 

飛鳥は水樹を構えて、

 

「秋人君、場所は?」

 

「そこだな」

 

秋人が指差すところへ、

 

吹き飛ばしなさい!(・・・・・・)

 

決して一人に対して放つ量ではない水を打ち出していく。

 

「・・・やりすぎじゃね?」

 

秋人の言葉に対して飛鳥は

 

「あら?そんなことないわよ」

 

いい笑顔でそう言った・・・。

 

そんなことがありながらも白亜の宮殿の最上階についた。

 

「ふん。ホントに使えない奴ら。まさか一人も倒せていないなんて。今回の一件で纏めて粛清しないと」

 

上空にはルイオスがいた。

 

「まあでも、これでこのコミュ二ティが誰のおかげで存続出来ているか分かっただろうね。自分達の無能っぷりを省みてもらうにはいい切っ掛けだったかな」

 

「でもさ、ここでお前も負けたら無能ってことだよね」

 

秋人の挑発にルイオスは少し顔しかめるが、すぐに素の表情に戻り、

 

「はっ、ほざいてろ名無し風情が。・・・なにはともあれ、ようこそ白亜の宮殿・最上階へ。ゲームマスターとして相手をしましょう。・・・あれ、何気にこの台詞言うのはじめてかも」

 

十六夜は肩を竦ませて笑った。

 

「ま、不意を打っての決闘だからな。勘弁してやってくれよ」

 

「フン。名無し風情を僕の前に来させた時点で重罪さ」

 

ルイオスはそう言い、ギフトカードから燃え盛る炎の弓と“星霊殺し”のギフトを付与された鎌のギフト・ハルパーを取り出した。

 

「炎の弓に鎌ね。中々賢い選択じゃないか」

 

「当然だろ?僕はゲームマスターだ。僕の敗北は“ペルセウス”の敗北となる。それに、メインで戦うのは僕じゃない」

 

そう言い首にかかっているチョーカーを外しそれを掲げる。そして、

 

「目覚めろ、“アルゴールの魔王”!」

 

その瞬間、甲高い女の声が響き渡った。

 

「ra・・・Ra、GEEEEYAAAAAaaaaa!!!」

 

「あれが魔王かな?まあ、いいや。今回は譲ってやるよ」

 

「そりゃ、ありがてえ」

 

十六夜はアルゴールの方へと向かう。

 

「ん?全員でかかってこないのかい?」

 

「おいおい自惚れるなよ。オマエ如き俺一人で十分だ」

 

「はっ。名無し風情が、精々後悔するがいいッ!!アルゴール!!」

 

「GYAAAAAAaaaaaa!!」

 

十六夜とルイオスらが戦っている間、秋人はジンに質問する。

 

「そういえばさ、俺らが取り返そうとしている吸血鬼ってどんな奴?」

 

「えーと、ですね。すごく美人な方です。それに思慮深い方です。」

 

「ふーん。」

 

「アルゴール!後ろの奴を狙え!」

 

秋人とジンが会話している時にルイオスは十六夜には勝てないと思いジンを狙う様に指示をする。

 

アルゴールはジンに両腕を振り下ろすが秋人の刀によって防がれる。

 

「おいおい、そう簡単にいくと思うなよ!」

 

秋人が刀でアルゴールを攻撃するがアルゴールについてある鎖のような物に弾かれる。

 

「それ、邪魔だな」

 

秋人は刀を水平に構え、

 

鎧破(がいは)(こく)”!」

 

アルゴールに攻撃する。今回は弾かれず、逆に鎖を斬っていく。

 

「バカがッ!止めろ!」

 

ルイオスが叫ぶがもう遅い。秋人はアルゴールに纏わりついていた鎖を全て斬った。

 

その瞬間、アルゴールが光輝き出した。

 

その光が収まり、中にいたの

 

銀髪の女性だった。

 

「誰だ?」




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