問題児と共に入れ換し者も異世界から来るそうですよ?   作:ただの遊び人外

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クリスマス会ではありません。

リア充め、クリスマスとはイエス=キリストの誕生日を祝う日だぞ?ちゃんと理解してんのかね?

あ、本編をどうぞ。


第32話 vsバグズノイド、そして命の危機

秋人side

 

 

・・・あれからなんとか全部解いた。

 

中にはすごくふざけてあった問題もあったが解けた。

 

ただ・・・

 

「おい、秋人。なんで答えがデタラメの問題が解けるんだよ」

 

そう。何故か俺は答えがデタラメの問題の答えが分かったのだ。

 

「知るか。あれだ、勘だよ。きっと」

 

「まあいいけどよ」

 

俺は扉の前に立ち、

 

「答えぐらいちゃんとしとけやあ!」

 

蹴り開けた。えっ、十六夜の専売特許だって?細かいことはいいんだよ。

 

扉の先にあった物、それは

 

「闘技場か。ってことは」

 

「その通り!」

 

上から声が聞こえてきたから見ると、

 

「お父様!?」

 

アゲハの父親らしい。

 

「ふはははは!よく来たな地上の者よ!よくぞ智の試練をクリアしたな!だがそれだけでは娘は任せられん!次は武を試させていただこう!そちらは四人だな!では四対四の勝ち抜き戦だ!先方はこの俺が相手をしよう!」

 

・・・なんか、うん。テンションが高い。

 

「誰が行く?」

 

「私がやる」

 

耀が手を挙げる。

 

「これは私のワガママが原因なんだから」

 

「おいおい、それなら俺も」

 

「秋人はクイズを頑張ってくれた。だからここは私がやる」

 

「まあ、俺はいいけどよ。十六夜と飛鳥は?」

 

「俺はどっちでもいいぜ」

 

「私もよ」

 

「みんなOKだとよ。てなわけでいってら〜」

 

「うん、行ってくる」

 

耀はそのまま闘技場の舞台の上に入る。

 

「おお!お嬢ちゃんが相手か!手加減はせぬぞ!」

 

「それはこっちのセリフ」

 

「えーと、名前を教えていただいても?」

 

何故かコオロギのバグズノイドが耀に話しかける。

 

「なんで?」

 

「いや、あの私審判でしてね。始めの合図とかしたいのですよ。はい。だから○○対◎◎の戦いを始める!とかを言いたいんですよ。だから、ね?」

 

「別にいらない」

 

「そうですか・・・」

 

うわ、明らかに落胆してるよ。フォローはしないけどね。

 

「それでは、いくぞ!」

 

アゲハの父親が突っ込んでくる。

 

「ふっ!」

 

耀がそれにカウンターで蹴りを入れる。それでアゲハの父親は崩れ落ちた。えっ?

 

「そこまで!」

 

弱い!

 

そう思っていると闘技場の舞台の中に槍を持った女が出てくる。

 

「王は戦うことが好きなのだが弱くてな」

 

ため息をついている。

 

「改めて、私が相手をしよう。私の名はアピス=テッレストリス=バグズノイド。誇り高き蜂族の長だ」

 

・・・テッレストリスって言いづれえな。

 

「春日部耀」

 

「そうか、ならばカスカベよ!いざ尋常に勝負!」

 

そう言うとアピスは槍を構え、走りだす。

 

耀もグリフォンのギフトを使い風を纏いながら迎え撃つ。

 

「はああああ!」

 

「ふっ!」

 

耀は槍の攻撃をかいくぐり、蹴りを入れる。

 

「くっ!」

 

アピスは後ろに下がり槍を後ろに構え直し、再度突撃する。そのまま横から薙ぎ払う。しかし、耀はジャンプでそれを躱しかかと落としを決めようとする。アピスは槍でそれを受けるが受けきれず、少しダメージを受ける。

 

「やるな、カスカベよ!しかし私も負けてられぬ!奥の手を使わせていただくぞ!」

 

奥の手出すの早いな、と思ったのは俺だけじゃないはず。

 

そう言うとアピスは槍を頭上で回し出す。そしてそのまま空を飛び、耀の頭上に行く。

 

「貫け!」

 

かなりのスピードで突撃する。しかし早いだけだったため耀は横に避ける。

 

ドオオオン!

 

地面に槍が刺さり、土煙が出る。耀は追撃するため煙の中に入ろうとする。しかし煙の中から針のような物が飛び出て、耀に刺さる。刺さった瞬間耀は膝から崩れ落ちる。

 

「耀!」

 

俺は叫ぶが反応がない。

 

「ふう、危なかったぞ。カスカベよ。これが避けられたら私に勝ち目はなかったからな。今カスカベに刺さった針は特製の毒針でな。即効性はないが解毒しないと死んでしまうものだ。せめてものの情けだ。トドメは私がしよう」

 

アピスは槍を振りかぶり耀に突き刺した。

 

いや、厳密には刺さらなかった。何故ならば

 

「おい、そこまでする必要はないだろう」

 

俺が止めたからだ。

 

「何故止める?これは真剣勝負だぞ。生か死かによって決着がつく。分かったなら邪魔をするな」

 

「それならお前んとこの王との決着がついてないことになるだろ」

 

「ならば今ここに王を連れて来よう。それで満足か?」

 

「馬鹿言うな。この状態で戦っても何の意味も無いだろ」

 

「ではどうすると?」

 

「耀はリタイアだ。ここからは俺がやる。いや、()る」

 

「ほう。まあ、いいだろう。ならばかかってくるがいい!」

 

俺は耀を十六夜に預け、闘技場の舞台に上がる。

 

「一応確認しておくが、これは殺し合い、ということでいいんだな?」

 

「当然だ」

 

「そうかい・・・」

 

なら、よかったよ。手加減をする必要が無いから・・・さ。

 

俺は刀を構える。それと同時に殺意の塊を本当の意味で発動させる。その瞬間、この闘技場内にいる者(十六夜以外)は動かなくなった。否、動けなくなった。

 

「本来、俺は戦闘中においてギフトをメインにおいて戦うことなあんまりしないんだが、今回は特別だ」

 

俺は空中にいるアピスに向かって跳躍する。

 

「無双流 一角(いっかく)(きわみ)”」

 

空中に向けての突き。

 

「私を、舐めるなああああ!」

 

アピスの渾身の叫び。アピスはギリギリだったが殺意の塊の中で動き、攻撃を避ける。しかし、

 

入れ換え(リプレイス)

 

「ぐはっ!」

 

俺は空気と自分を入れ換え今度は真上からそのまま突きを入れる。そして・・・。

 

入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)」「入れ換え(リプレイス)!」

 

下から、横から、真上から様々な角度から襲いかかる。

 

アピスはそのまま地面に落ちた。

 

俺は地面に降り、気を失っているアピスの服を漁る。

 

「ちょっ、ミツルギ!?何やってるの!?」

 

アゲハが聞いてくる。

 

「解毒剤探してんだよ」

 

「そんな物ないわよ?」

 

「はっ?」

 

今、アゲハはなんて言ったんだ?

 

「解毒剤なんてないわよ。だから言っては悪いけどカスカベはここまでね」

 

「はああああ!?」

 

耀の命、残り三十秒。

 

 

 

 

・・・カタン




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