遊戯王GX~強制的に転生させられた世界~   作:天上天下

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未熟ですが、こんな小説を読んでいただけると嬉しいです。しょうがない、見てやるかという広い心をお持ちの方は生暖かい目で見守っていただけると幸いです。


第一話

気が付くと見知らぬ部屋にいた。

 

「ここは?」

 

部屋を見渡すがこれと言った物がない。机、テレビ、布団、これぐらいである。

 

「ん?」

 

俺は机の上にある物を見つけた。

 

「手紙と遊戯王カード? これ、俺のデッキじゃないか!?」

 

なんで俺のデッキが……いやそれより手紙だ。これを見れば何かわかるかも知れない。俺は手紙を開く。そこに書いてあったのはーー

 

『―――デュエルアカデミア、入学手続き完了をお知らせします』

 

えっ? デュエルアカデミアってGXであったような? 続きがある?

 

『あなたを間違えて殺しちゃった♪ そういうことで遊戯王GXの世界に転生させちゃった♪ まあ、頑張ってね♪ おまけでシンクロ&エクシーズも使えるようにしたから♪』

 

「うぜー!!!!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

皆さん、おはこんばんわ。自称転生者の十六夜 彰(いざよい あきら)です。

 

なんで、今さら自己紹介ですって? まあ、気にしないでください。それよりーー

 

「「遅刻だーーーーー」」

 

俺と一緒に遅刻宣言したのはこの世界の主人公、遊城 十代(ゆうき じゅうだい)である。

 

「まさか、あんたもデュエルアカデミア入学試験を受けてたんだな」

 

「今は、口より足を動かせ! じゃないと俺ら失格だぞ!」

 

シンクロ選手もビックリするほどの華麗な動きで人々の隙間をすり抜けたり、障害物を乗り越えていく。結果は……

 

「「間に合ったーーー!!」」

 

「試験会場に行ってください!!」

 

間に合ったが怒られました(-_-;)

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

「スカイスクレーパーシュート!!!」

 

「マンマミ~ヤ~!!!」

 

案の定十代がフレイムウイングマンで勝負を決めた。

 

「すごいな~」

 

十代がクロノス先生にガッチャやってるのが見える。

 

「俺……本当にGXの世界に来たんだ……」

 

デュエルフィールドにいる十代やクロノス先生、観客席の翔や三沢、さらには万丈目、明日香、カイザーの姿を見て、俺は改めて転生を実感する。

 

 

その時、

 

 

《受験番号115番。デュエルフィールドに上がってください》

 

どうやら俺の番が来たらしい。と言っても、俺しかいないけど。

 

俺はデッキをデュエルディスクにセットし、フィールドに向かう。フィールドには、クロノス先生が立っていた。

 

「受験番号115番、十六夜 彰です。よろしくお願いします」

 

「フン……。ワタシはデュエルアカデミア実技担当最高責任者、クロノス・デ・メディチ。このワタシ自らが相手をする事を光栄に思うノーネ、ドロップアウト・ボーイ」

 

……やっぱそう言うよなぁ~、遅刻してんだもんなぁ~。

 

最後は良い先生なんだけどな。

 

「準備はいいデスーノ?」

 

「OKです」

 

「「デュエル!!」」

 

 

彰 LP4000

手札5枚

 

クロノス LP4000

手札5枚

 

 

「ワタシのターン、ドローニョ!」

 

先行取られた。

 

「ワタシは《トロイホース》を攻撃表示で召喚!」

 

 

《トロイホース》

効果モンスター

星4/地属性/獣族/攻1600/守1200

 

 

クロノス先生のフィールドに、木馬のようなモンスターが現れる。

 

「さらに魔法カード《二重召喚(デュアルサモン)》を発動! このターン、もう1度通常召喚を行うノーネ!」

 

「(いきなり来るかっ!!)」

 

「トロイホースは地属性モンスター召喚の生け贄にする場合、1体で2体分の生け贄とする事ができるノーネ! ワタシはトロイホースを生け贄に、《古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)》を召喚ナノーネ!!」

 

トロイホースが消え、今度は機械仕掛けの巨人が出現した。

 

 

《古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)》

効果モンスター

星8/地属性/機械族/攻3000/守3000

 

 

ソリッド・ビジョンで見るとすげぇ迫力だな。

 

 

『アイツ終わったな』

 

『もう終わりだな』

 

『かわいそうに』

 

 

色々言われてる気がするが無視。

 

「カードを1枚セットして、ワタシはターンを終了するノーネ」

 

 

彰 LP4000

手札5枚

モンスター0体

魔法・罠0枚

 

クロノス LP4000

手札2枚

モンスター1体

魔法・罠1枚

 

 

「俺のターン! ドロー!」

 

俺はデッキからカードをドローした。

 

やっぱデュエルディスクでのデュエルはテンション上がる!

 

「俺はチューナーモンスター、《夜薔薇の騎士(ナイトローズナイト)》を召喚!」

 

俺の場に紫の鎧を着た騎士が現れる。

 

 

《夜薔薇の騎士(ナイトローズナイト)》

効果モンスター/チューナー

星3/闇属性/戦士族/ATK1000/DEF1000

 

 

『チューナーモンスター?』

 

『なんだ? あのモンスターは?』

 

『雑魚モンスターか』

 

 

「見たことないモンスターナノーネ」

 

そりゃ、そうだろ。この世界には存在しないんだから。

 

「《夜薔薇の騎士(ナイトローズナイト)》の効果! このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の植物族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。俺はレベル4の《ロードポイズン》を特殊召喚!」

 

 

《ロードポイズン》

効果モンスター

星4/地属性/植物族/ATK1500/DEF1000

 

 

「それでどうするノーネ」

 

まあ、ここからがチューナー出番だ。

 

「俺はレベル4の《ロードポイズン》にレベル3の《夜薔薇の騎士(ナイトローズナイト)》をチューニング」

 

《夜薔薇の騎士(ナイトローズナイト)》が緑の輪に変わり《ロードポイズン》の周りに集まる。

 

「冷たい炎が世界の全てを包み込む、漆黒の花よ開け! シンクロ召喚! 現れよ、《ブラック・ローズ・ドラゴン》!!」

 

薔薇を纏ったドラゴンが俺のフィールドに現れる。

 

 

《ブラック・ローズ・ドラゴン》

効果モンスター/シンクロ

星7/炎属性/ドラゴン族/ATK2400/DEF1800

 

 

『シンクロ召喚!?』

 

『そんな召喚方法はしらないぞ』

 

『すげー、なんだあのドラゴン』

 

 

「フン、攻撃力2400……。そんなモンスター……ワタシの《古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)》の足元にも及ばないーノ!」

 

うるさいな。

 

「《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果発動! このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上に存在するカードを破壊する事ができる! ブラック・ローズ・ガイル」

 

「にょ!?」

 

フィールドは《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果で全て破壊されていく。

 

「ワタシの《古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)》が!?」

 

「さらに魔法(マジック)カード、《死者蘇生》発動! 自分の墓地から《ブラック・ローズ・ドラゴン》を蘇生させる。甦れ《ブラック・ローズ・ドラゴン》!」

 

 

『クロノス先生のエースモンスターが1ターンで破壊されるなんて』

 

『蘇生したのはまたあのモンスターだぞ』

 

『今、クロノス先生の場には何もないぞ』

 

 

「バトル! 《ブラック・ローズ・ドラゴン》でクロノス先生にダイレクトアタック! ブラック・ローズ・フレア」

 

「マンマミ~ヤ~!」

 

 

クロノス LP4000→1600

 

 

「俺はカードを1枚セット! ターンエンドです」

 

 

彰 LP4000

手札2枚

モンスター1体

魔法・罠1枚

 

クロノス LP1600

手札2枚

モンスター0体

魔法・罠0枚

 

 

「(やばいノ~ネ。ここは耐えるしかないノ~ネ)ワタシのターン。ドローニョ!」

 

さて、クロノス先生はどう出るか。手札は3枚。逆転するかそれとも……

 

「ワタシは《古代の歯車(アンティーク・ギア)》を守備表示で召喚し魔法カード《機械複製術(きかいふくせいじゅつ)》発動しもう2体の特殊召喚し終了なノーネ」

 

 

《古代の歯車(アンティーク・ギア)》

効果モンスター

星2/地属性/機械族/攻 100/守 800

 

 

彰 LP4000

手札2枚

モンスター1体

魔法・罠1枚

 

クロノス LP1600

手札1枚

モンスター3体

魔法・罠0枚

 

 

「俺のターン! ドロー! このデュエル勝たせていただきます」

 

 

『あいつ、このターンでどうにか出来るのか?』

 

『クロノス先生の場は3体であいつの場は1体どう考えても無理だろ』

 

『あいつとデュエルして~!』

 

 

ほんと外野はうるさい。最後のは十代だな……

 

「《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果発動!」

 

「フィールド破壊だけじゃないノーネ!?」

 

誰がそんなこと言いました? 言ってませんよね。

 

「1ターンに1度、自分の墓地に植物族モンスター1体をゲームから除外する事で、相手フィールド上に存在する守備表示モンスター1体を攻撃表示にし、このターンのエンドフェイズ時までその攻撃力を0にする」

 

 

『表示形式の変更だと!?』

 

『攻撃力を0ってことは』

 

『ダイレクトアタックすると同じだと』

 

 

「俺は墓地の《ロードポイズン》を除外し真ん中の《古代の歯車(アンティーク・ギア)》を攻撃表示にする! ローズ・リストリクション!」

 

《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果で《古代の歯車(アンティーク・ギア)》は守備表示から攻撃表示に変わる。

 

「こ、このワタシが二度も……ま、負けるなんてありえないノーネ」

 

先生、ドンマイ♪

 

「バトル! 《ブラック・ローズ・ドラゴン》で攻撃表示の《古代の歯車(アンティーク・ギア)》アタック! ブラック・ローズ・フレア」

 

「ペペロンチ~ノ!!」

 

 

クロノス LP1600→-800

 

 

「ありがとうございました」

 

俺は礼を言ってからデュエルスペースを出る。後ろから「グヌヌ~!」っと聞こえたが無視した。

 

「お前スゲーな! なんだっけ? シンなんとかって言う召喚方法」

 

「シンクロ召喚な。あれ、お前は? ここまで来るときに一緒だった」

 

知らないフリをするのもめんどいな。

 

「遊城 十代だ。えっと……」

 

「俺は十六夜 彰だ。そして、後ろにいる人は?」

 

「ん?」

 

十代の後ろにいる人物がひょっこりと出てきた。

 

「僕は丸藤翔っス。宜しく、彰君」

 

「おう、よろしくな」

 

こうして、十代と翔の友達になった。試験の結果は明日だからゆっくりするか♪

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