猫踏んじゃった。   作:リボ

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act,03 ファンレター

 

雑談

 

 「でねー、その時言ってやったのよ。"同情するなら金をくれ"ってね」

「アハハハ、スゴく面白いです!!お腹が捩れます!!」

「で?ミホはどうなのよ?」

「わ、私の話なんて詰まらないよ」

「そんなこと無いって」

 

今は昼休み!!お弁当食べながら話してます。

メンバーはミオちゃんとレイちゃん。レイちゃんは私があの時人参をあげた子らしいよ。

レイちゃんは人間?の姿になると凄く可愛いんだよ!!

あ、でもミオちゃんも凄い美人さんで羨ましいなぁ。

 

私?私はチビだし可愛く無いよ?

身長135cmって小学生ですか。ロリコン?私の天敵です。この世から消滅してください。

 

う~ん、それにしても面白い話しかぁ。

ミオちゃんとかレイちゃんは話が上手だから良いけど、私そんなに喋るの上手じゃないからなぁ......何話せば良いんだろ?

あ、そうだ。

 

「あ、そうだ。最近ファンレターってのを貰うんだよ」

「ファンレターね.......」

 

恐らく、ミホはファンレターと言っているがラブレターの間違いだろう。

余談だが、ミホ本人は知らないがミホが転校してきた当日にファンクラブと言うものも出来た。

まだ結成されて3日しか経っていないが会員数は凄まじい物だ。

それにこのファンクラブ。入会に5.0000円、毎月の会員費が3.0000円のぼったくりである。

それであるにも関わらず、会員数は増える一方であるから驚きだ。

実はレイとミオは会員だったりする。

 

 

それに、警察部隊も結成された。

その名も"MHF-C"だ。どこぞの狩ゲーに似ているが関係ない。

それぞれ"M.ミホちゃん"H.保護"F.ファン"C.クラブ"だ。

因みにミホは生前(?)はヘビーユーザー(笑)でもあった。毎日ガノ○トスの空間を操る亜空間タックルには悩まされたものだ。

 

 

閑話休題。

 

 

 

今現在。この学校はミホの知らない所でミホによる征服が始まっているのだ。

当然本人はやりたくてやっている訳では無いし、もっと静かに暮らしたいとも願っている。

しかしまぁ、ミホの性格からすると騒がしいのも嫌いでは無いのだろう。

その証拠に毎日ミホはミオに対して学校であった事等を楽しげに話してくれる。

ミオは中々自分を見てくれない、と少し不満気だがそれでもミホが楽しく学校生活をおくってくれるなら、と少々の事は我慢している。

本人曰く。

 

「確かにミホが私を見てくれないのは残念だけど毎日ミホの笑顔が見られるなら私はそれで十分だね。ミホの為なら何でも出来る気がする」

 

らしい。

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン♪~♪~♪~

 

 

「あ、お昼休みも終わりだね、急がないと」

「次は......現国か、宿題は無かったね」

「それじゃ遅れないよう、急ごっか」

 

ミホ、ミオ、レイはそれぞれの弁当を持って自分達の教室へと戻って行った。

 

 

そして先程、ミホ達が座っていた場所からは丁度死角になる場所から一人の少女が出てきた。

その少女はミホとやは違う征服を着ている。恐らく他校だろう。

そのまま少女は校門へと向かい......恐らく自分の学校にへと向かったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

「はぁ、今日も疲れた......」

 

「アハハ、今日は早めに寝なよ。お休みミホ」

 

「うん、お休み見終わっちゃん」

 

 

午後の授業も終わり、今は自室の扉の前。食事も終えて後は部屋に備え付けのそこそこ......いや、大分広めの風呂に入って寝るだけだ。

ミオを見送った後、自分も鍵を使って部屋に入る。そしてしっかりと鍵をかける。

念のためもう一度施錠を確認すると木で出来た高級感溢れるタンスから動物(猫)のパジャマを取り出す。

恥ずかしくてミオにも言えないが、実はミホは可愛いパジャマを何着か持っている。

今手に取った猫のパジャマにカエル、犬もある。

犬に至っては自分が犬に近い見た目をしているにも関わらず、お気に入りで着ているらしい。

 

因みに月には動物属用衣類店があり、その衣類は尻尾、耳があっても引っ掛からないようにしっかりとそれらを出す穴が付いている。

 

ミホは風呂に入って頭、体を洗う。

そして100を数えて風呂から上がり、湯冷めをしぬ内に体を拭き、パジャマを着る。

スキンケア?ミホにはそんなこと必要無いです。

不思議な力が働いているのかは分からないが、ミホは前世(笑)からスキンケアだけはしなくても肌は衰えず、綺麗だ。

透き通る白の柔肌は個性的なパジャマで全身隠れる。

 

ミホは髪を乾かして髪を解き、風呂場から出る。

 

 

ーーーと、次の瞬間。

 

 

 

「ーーーッ!!!!」

 

声にならない悲鳴がそこには有った。

ミホの眼前に広がるのは先程の自分の部屋とは全く異なる世界に思えた。

 

部屋一面に貼られた大量の手紙.......ファンレターだろうか。

全て同じ文章、筆跡だが文字の位置が微妙に違う。

全て手書き?

 

その時、ミホの後ろから手が延び、ミホの大きな瞳を覆った。

 

「ダーレダ?」

 

 

 

 

 

 

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