魔法少女リリカルなのは  ピカチュウ列伝   作:高町 優希

10 / 132
第10話

 

アルフ「フェイト、逃げよう?管理局が動きだしたんだし」

 

 

フェイト「それは駄目。母さんの為にも残りを集めなきゃ」

 

 

アルフ「あんなババアの…」

 

 

フェイト「アルフ」

 

 

アルフ「うぅ…」

 

 

ピカチュウ「ピカ~…」

 

 

フェイト「あ、違うよ?喧嘩してる訳じゃないよ」

 

 

ピカチュウ「ピカピ?」

 

 

フェイト「本当だよ」

 

 

ピカチュウ「ピッカ♪」

 

 

フェイト「ごめんね、心配かけて」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

ピカチュウは気にしないで。と鳴いた。

 

 

フェイト「これからは慎重に探そう」

 

 

アルフ「わかったよ、フェイト」

 

 

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

 

 

ピカチュウも元気に返事した。

 

 

 

 

 

アルフ「それでフェイト?どうやって今後は探すんだい?」

 

 

フェイト「魔法で探すのは危険だし…」

 

 

ピカチュウ「ピ?」

 

 

フェイト「地道に探すしかないね」

 

 

アルフ「あいよ。手当たり次第だね」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~♪」

 

 

ピカチュウも手伝う気満々だった。

 

 

 

 

 

ピカチュウ「ピッカ♪ピッカ♪ピカチュウ~♪」

 

 

フェイト「ふふ♪」

 

 

楽しそうなピカチュウを見たフェイトは微笑んでいた。

 

 

ピカチュウ「ピ?ピカチュウ~!」

 

 

すると突然ピカチュウは走り出した。

 

 

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

 

 

フェイト「ジュエルシード!?」

 

 

野生の勘、恐るべし。

 

 

ピカチュウ「ピッカ!」

 

 

ピカチュウはフェイトにジュエルシードを差し出した。

 

 

フェイト「よしよし。ありがとう♪」

 

 

フェイトはピカチュウからジュエルシードを受け取ると封印してしまった。

 

 

フェイト「次を探そう?」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

ピカチュウは頷くと先を歩き出し遅くまでジュエルシードを探した。

 

 

 

 

アルフ「フェイト、いいのかい?」

 

 

フェイト「うん」 

 

 

ピカチュウは「ピカ~…ピ~…」

 

 

数日後、なのはからジュエルシードを賭けた決闘を申し込まれたフェイトはそれを承諾し、決戦当日フェイトはピカチュウを置いてくことにした。

 

 

フェイト「ピカチュウには危険だから」

 

 

アルフ「わかったよ…」

 

 

フェイトはアルフと一緒に決戦場所に向かった。

 

 

ピカチュウ「ピカ~…ピ~…ピカ?」

 

 

そして数時間後…

 

 

ピカチュウ「ピカ~!」 

 

 

ピカチュウは伸びをすると辺りを見回してフェイトが居ない事に気づいた。

 

 

ピカチュウ「ピカピ」

 

 

ピカチュウは寝坊したと思い、置いてかれたと思いこんだ。

 

 

ピカチュウ「ピカ」シャリシャリ

 

 

ピカチュウは置いてあったリンゴを食べるとフェイトが帰って来るのを待ち続けた。

 

 

アルフ「ピカチュウ!」 

 

 

ピカチュウ「ピカピ!?」

 

 

ご飯を食べてから少しすると突然アルフが転移で戻ってきて驚いた。

 

 

アルフ「ピカチュウ、アタシと来とくれ!」  

 

 

ピカチュウ「ピカ?ピッカ!」 

 

 

ピカチュウはフェイトが居ない事からフェイトに何かあったと判断してアルフの肩に乗っかった。

 

 

アルフ「しっかりつかまってるんだよ!」 

 

 

アルフはピカチュウを連れて何処かに転移していった。

 

 

アースラ

 

 

ピカチュウ「ピ!?」

 

 

アルフ「ついてきておくれ…」

 

 

ピカチュウはついてくとある部屋に通された。そこには…

 

 

フェイト「……」

 

 

茫然自失となったフェイトがいた。

 

 

アルフ「ピカチュウ、フェイトのそばに居てくれるかい?アタシは行かなきゃならいからさ…」

 

 

ピカチュウ「ピカ!ピッカ!」

 

 

ピカチュウはフェイトを一番に思うアルフが頼むと言ってきたので、胸を叩いて引き受けた。

 

 

フェイト「……」

 

 

ピカチュウ「ピカ~?ピカチュウ~♪」

 

 

アルフが部屋を出ていってからピカチュウはフェイトの足にすりよってみたが…

 

 

フェイト「……」 

 

 

フェイトは反応しなかった。

 

 

ピカチュウ「ピカ~…ピカ~!」

 

 

ピカチュウは何度もフェイトの足にすりよったり、叩いたりを繰り返した。

 

 

ピカチュウ「ピ~カ~!ピ~カ~!」

 

 

それでもピカチュウは諦めなかった。すると… 

 

 

フェイト「……」   

 

 

ピカチュウ「ピカ?」 

 

 

フェイトはピカチュウを抱き上げて、強く抱きしめた。

 

 

ピカチュウ「ピカ~?」

 

 

フェイト「私は…」 

 

 

ピカチュウ「ピカ♪」

 

 

フェイト「私は…一人じゃないんだよね…こうやって心配し

てる友達がいる」

 

 

ピカチュウ「ピカ!ピカチュウ!」

 

 

フェイト「でも今は…行かなきゃ!」   

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

フェイト「ありがとう、ピカチュウ。元気づけてくれて」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」 

 

 

フェイト「待っててね、ピカチュウ。私は…」

 

 

ピカチュウ「ピッカ♪ピカチュウ!」 

 

 

ピカチュウはフェイトに手を振ると、いってらっしゃい!と鳴いた。

 

 

フェイト「いってきます!」

 

 

フェイトは転移して消えた。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。