魔法少女リリカルなのは  ピカチュウ列伝   作:高町 優希

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第六話

 

 

数日後…

 

 

ピンポーン♪

 

 

鮫島「お嬢様、お客様です」

 

 

アリサ「応接室に通して」

 

 

鮫島「かしこまりました」

 

 

アリサ「すずか、フェイト。行くわよ」

 

 

来ていたすずかも連れてアリサは応接室に向かった。

 

 

ガチャ

 

 

アリサ「お待たせしました」

 

 

リンディ「いえ」

 

 

アリサはソファに座ると話を切り出した。

 

 

アリサ「さて、ご用件は?言っときますけどなのは達を解放するつもりはありません」

 

 

リンディ「何故ですか?」

 

 

アリサ「無抵抗の人間に武器を構えて来る人間を解放しろと?」

 

 

リンディ「その事に関しては…」

 

 

アリサ「謝罪すれば済むと思ってるなら舐められたものね」

 

 

リンディ「……」

 

 

アリサ「こっちは危うく家族を引き離される所だったんですよ?」

 

 

リンディ「では、どうしろと?」

 

 

アリサ「なのは達はデバイスを取り上げて未開の惑星に追放します」

 

 

リンディ「そんなことが許されると思ってるのですか!」バン!

 

 

アリサ「では、自分達を襲ってきた相手を解放しろと?また襲われるかも知れないのに?」

 

 

リンディ「それは…」

 

 

アリサ「言っときますけど話が出来ただけでも御の字と思ってください。本来なら話をする余地すらないんですから」

 

 

リンディ「では、何故話を?」

 

 

アリサ「アンタ達の出方を見たのよ。もう少し大人しく言うことを聞くかと思ってたんだけどね。子供と思って甘くみたわね」

 

 

リンディ「……」

 

 

リンディは悔しそうにして部屋を出ていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

ご飯の時間だよ。

 

 

なのは「ピカチュウ!ここから出して!」

 

 

はやて「出しいや!」

 

 

クロノ「出すんだ!」

 

 

フェイト「少しは反省したら?」

 

 

懲りていない三人にフェイトは呆れながら話しかけた。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

フェイト「三人の処遇が決まったよ」

 

 

なのは「ど、どうなるの?」

 

 

フェイト「未開の惑星に追放だって」

 

 

クロノ「なんだと!?」

 

 

はやて「そんな!?」

 

 

フェイト「最後の食事になるからちゃんと食べてね?」

 

 

フェイトは食事を配るとピカチュウと共に去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴォー!

 

 

なのは「待って~!」

 

 

はやて「置いてかんといて~!」

 

 

なのは達は未開の惑星に連れて来られるとバトルシップピカチュウから降ろされて惑星に残された。

 

 

なのは「どうしよう…」

 

 

はやて「こんなことになるなんて…」

 

 

クロノ「とにかく食糧の確保が先決だ」

 

 

なのは達を木ノ実など探すが…

 

 

なのは「高い…」

 

 

木の上の方にあるため採れなかった。

 

 

はやて「どないしよ…」

 

 

クロノ「せめて休める場所だけでも確保しよう」

 

 

なのは達は近くで洞窟を見つけ休んだ。そして三日後…

 

 

なのは「お腹空いたね…」

 

 

はやて「そやね…」

 

 

クロノ「……」

 

 

今日も食糧探しをしていると…

 

 

モクモクモク

 

 

なのは「あ!煙なの!」

 

 

はやて「誰が居るん!?」

 

 

クロノ「行ってみよう!」

 

 

なのは達が煙の下に向かうと…

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~♪」パタパタ

 

 

ピカチュウが魚を焼いていた。

 

 

なのは、はやて「ピカチュウ!?」

 

 

ピカチュウ「ピ?ピッピカチュウ!」

 

 

なのは「何してるの!?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

キャンプだよ。

 

 

はやて「…じゅるり」

 

 

ピカチュウ「ピ?ピカチュウ?」

 

 

ん?お腹空いてるの?

 

 

なのは、はやて「うん!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~…ピカチュウ」 

 

 

仕方ないな~…食べていいよ。

 

 

ピカチュウは二匹の魚を焼いてなのは達にあげた。

 

 

なのは、はやて「ムシャムシャ!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」 

 

 

こっちは木ノ実のジュースだよ。

 

 

なのは、はやて「ゴクゴク!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?」

 

 

まだ食べる?

 

 

なのは「いいの?」

 

 

はやて「ウチ等の事を許してくれるんか?アリサちゃんと引き離そうとしたのに」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」パタパタ

 

 

反省してるからね。

 

 

ピカチュウは追加で魚を焼いていた。

 

 

なのは「クロノ君?」

 

 

ピカチュウ「ピカピ、ピカチュウ」

 

 

無駄だよ、魔法は発動出来ないよ。

 

 

はやて「クロノ君!?何をしようと…」

 

 

クロノ「君達こそわかってるのか!ソイツは危険視されている動物だぞ!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?ピカチュウ」

 

 

ボクが嫌ならどっか行けば?迎えも宛にしないことだね。

 

 

なのは「ピカチュウの迎えは?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

一週間後だよ。

 

 

なのは「クロノ君、謝ろ?」

 

 

クロノ「嫌だ。ボク達は正しい」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?ピカチュウ?」

 

 

なのはとはやてはどうする?ソイツに付いてく?

 

 

なのは「それは…」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ。ピカピピカチュウ」

 

 

これが最後だよ。ソイツに付いて行けばボクが助ける事はもう無いよ。

 

 

なのは「クロノ君、ごめん。私は地球に帰りたい」

 

 

はやて「ウチもや。家族に会いたい」

 

 

クロノ「クッ…」

 

 

クロノは一人去っていった。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~」

 

 

焼けたよ~。

 

 

なのは、はやて「ムシャムシャ」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」トンテンカンテン

 

 

ピカチュウはなのは達が食べてる間に新しいテントを立てた。

 

 

はやて「うぅ…ピカチュウ…ありがとな?これで安心して寝れる」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~…」ゴソゴソ

 

 

なのは「何してるの?」

 

 

ピカチュウ「ピカ?ピッ…カッ…チュウ!」ドン!

 

 

ピカチュウはリュックサックからドラム缶を出した。

 

 

なのは、はやて「ドラム缶!?」

 

 

ピカチュウ「ピカ」ザパァ

 

 

ピカチュウは八分目まで水を入れると…

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」カチカチ!

 

 

火をつけてお風呂を沸かした。

 

 

なのは「お風呂!?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?」

 

 

入りたいでしょ? 

 

 

なのは、はやて「うん!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」ガサゴソ

 

 

ピカチュウは石鹸やらシャンプー等を出した。

 

 

なのは、はやて「ふ~♪」

 

 

久しぶりの風呂になのはとはやては満足した。

 

 

ピカチュウ「ピカピ~」

 

 

なのは「寝袋!?」

 

 

はやて「うぅ…至れり尽くせりや」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

ゆっくり寝てね。

 

 

なのは達は寝袋に入って休んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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