魔法少女リリカルなのは  ピカチュウ列伝   作:高町 優希

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15話

 

ピンポーン♪

 

 

フェイト「いらっしゃい、アリサ」

 

 

アリサ「さっきぶりね。ほら、ピカチュウ」

 

 

ピカチュウ「ピッカ~♪」 

 

 

フェイト「ピカチュウ~♪」

 

 

フェイトはピカチュウを抱き上げた。

 

 

フェイト「さぁ、アリサも入って」

 

 

アリサ「お邪魔しまーす」

 

 

フェイトとアリサはフェイトの部屋に向かった。

 

 

アリサ「主にピカチュウの好きな食べ物はリンゴとか果物ね」

 

 

フェイト「アリサの所でもそうなんだ」

 

 

アリサ「食べられない訳じゃなさそうだけど」

 

 

アリサとフェイトは互いにピカチュウの情報を交換していた。

 

 

ピカチュウ「ピカ~♪」

 

 

フェイト「ん?リンゴが食べたいの?」 

 

ピカチュウ「ピッカ♪」 

 

 

フェイト「ちょっと待ってて。買い置きがあるから」

 

 

フェイトはピカチュウの為に買っておいたリンゴを取りに行くとすぐに戻ってきた。

 

 

フェイト「はい、どうぞ」

 

 

ピカチュウ「ピカ♪」シャリシャリ

 

 

アリサ「それと…」

 

 

フェイト「?」

 

 

アリサ「夜はこれを読んであげて」

 

 

フェイト「これは?」

 

 

アリサ「ピカチュウのお気に入りの絵本よ。フェイトも字の練習になるでしょ?」

 

 

フェイト「ありがとう、アリサ」

 

 

アリサ「後、夜とか寝るのにグズる時があるから気をつけて」

 

 

フェイト「グズるの?」

 

 

アリサ「最近になってからよ」

 

 

フェイト「わかった。気をつけてみるね」

 

 

アリサ「じゃあ私はそろそろ帰るわね」

 

 

フェイト「気をつけて」 

 

 

ピカチュウ「ピカ~!」

 

 

アリサはピカチュウとフェイトに見送れて帰っていった。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~♪」

 

 

フェイト「ん~♪」

 

 

フェイトはアリサが帰った後、ピカチュウを抱きしめてほころんでいた。

 

 

アルフ「お!ピカチュウ、来たのかい」

 

 

ピカチュウ「ピッカ♪」

 

 

アルフ「ゆったりしてな」

 

 

ピカチュウ「ピカピ!」

 

 

フェイト「そういえばピカチュウ?」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

フェイト「最近は何か作ってるって聞いたよ?」

 

 

ピカチュウ「ピカピ?」

 

 

ピカチュウは何で知ってるの?と聞いてきた。

 

 

フェイト「アリサとすずかに聞いたよ」

 

 

ピカチュウ「ピッカ!ピカチュウ!ピッカピカ~」

 

 

フェイト「へぇ~。色々な物を弄って勉強しながら作ってるんだ?」

 

 

ピカチュウ「ピッカ♪」

 

 

ピカチュウはそうだよ♪と鳴いた。

 

 

フェイト「見たいな~♪」

 

 

ピカチュウ「ピカ?ピッカ!」

 

 

ガサゴソガサゴソ

 

 

ピカチュウはリュック(注意、アリサが特注で頼んで作ったピカチュウ専用リュック)をあさった。

 

 

ピカチュウ「ピカ♪」

 

 

ピカチュウはあった♪と鳴いてガシャポンサイズのボール、Pボール(ピカチュウボール、アリサ命名)を取り出した。

 

 

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

 

 

ピカチュウがボールを投げると割れて中からボードが出てきた。

 

 

フェイト「凄い…ピカチュウが作ったの?」

 

 

ピカチュウ「ピカ~」 

 

 

ピカチュウはそうだよ。と鳴いた。

 

 

フェイト「ピカチュウは天才なの?」

 

 

ピカチュウ「ピカ~?ピカピ」

 

 

ガサゴソ

 

 

ピカチュウ「ピッカ!」

 

 

ピカチュウは一冊の本を取り出した。

 

 

小動物でもわかる機械工学。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ、ピッカ!」

 

 

フェイト「この本で勉強しながら独学で作ったの!?」

 

 

ピカチュウ「ピカ♪」

 

 

フェイト「凄い凄い♪」 

 

 

ピカチュウ「ピカ~♪」

 

 

ピカチュウは頭を撫でられたので気持ちよさそうにしていた。

 

 

フェイト「そろそろご飯だと思うから行こうか?」

 

 

ピカチュウ「ピカピ~♪」

 

 

フェイトはピカチュウを抱きしめてリビングに向かった。

 

 

 

 

エイミィ「可愛い♪フェイトちゃん!その子が噂のピカチュウ!?」

 

 

フェイト「は、はい」

 

 

フェイトがリビングに行くとエイミィが居てピカチュウを見たとたん手をワキワキし始めた。

 

 

ピカチュウ「ピカ~…」

 

 

ピカチュウは本能的にエイミィが危険と認識してしまった。

 

 

フェイト「えっと、エイミィ?その手やめてもらっていい?ピカチュウが嫌がってるから」

 

 

エイミィ「あ…ごめんごめん」

 

 

フェイト「ほら、大丈夫だよピカチュウ」

 

 

ピカチュウ「ピカ~?」 

 

 

フェイト「うん、本当だよ。エイミィはいい人だよ」

 

 

ピカチュウ「ピカ!ピッピカチュウ!」

 

 

フェイトに降ろされたピカチュウはエイミィに向かって挨拶をした。

 

 

エイミィ「可愛い♪」

 

 

ピカチュウ「チャ~♪」

 

 

エイミィは挨拶されるとピカチュウを抱っこして頬擦りしたので、ピカチュウはくすぐったそうにしていた。

 

 

リンディ「あらあら♪人気者ね」

 

 

クロノ「もう食事だ。降ろしたらいいんじゃないか」

 

 

エイミィ「はーい」

 

 

エイミィが降ろすとピカチュウは椅子に座っているフェイトの膝の上に陣取った。

 

 

フェイト「おかえり」

 

 

ピカチュウ「ピッカ♪」

 

 

リンディ「さぁ、お食事にしましょう♪」 

 

 

フェイト達「いただきます」

 

 

ピカチュウ「ピカピ」

 

 

いただきますと挨拶すると各々食事を始めた。

 

 

ピカチュウ「ピファ」シャリシャリ

 

 

エイミィ「そういえばフェイトちゃん?」

 

 

フェイト「はい?」

 

 

エイミィ「ピカチュウって何て言う動物?」

 

 

フェイト「…さぁ?気にしたことなかったんでわからないです」

 

 

エイミィ「…調べてみよ!」

 

 

エイミィは席を立ち上がり調べに向かった。 

 

 

クロノ「全く…食事中なのに」

 

 

フェイト達は気にせず食事を続けているとエイミィが不思議そうに戻ってきた。

 

 

エイミィ「おっかしいな~」

 

 

リンディ「あらあら♪食事中よ、エイミィ」

 

 

エイミィ「あ、すいません。艦長」

 

 

リンディ「それで何かわかったの?」

 

 

リンディも少し気になっていたらしい。

 

 

エイミィ「それが地球のデータベースを見たんですけどピカチュウに関してと、類似する生き物のデータがないんです」

 

 

クロノ「つまり?」

 

 

エイミィ「憶測だけど地球の生き物じゃないと思う」

 

 

クロノ「となると次元漂流…獣?」

 

 

ピカチュウ「ピカ~?」

 

 

フェイト「ピカチュウ?ピカチュウは何処から来たの?」

 

 

ピカチュウ「ピカピ?ピカチュウ!ピカピカピ!」

 

 

エイミィ「…フェイトちゃん、通訳お願い」

 

 

フェイト「えっとピカチュウの話だとマサラタウンの外れの森で生活していたと」

 

 

クロノ「…エイミィ」

 

 

エイミィ「…ううん、地球にマサラタウンなんてないよ」

 

 

ピカチュウ「ピカピ!ピカチュウ!」

 

 

フェイト「森で寝てて起きたら知らない場所にいてアリサ達と出会ったって」

 

 

クロノ「そうなると管理局で保護する必要が出てくるな」

 

 

ピカチュウ「ピカピ!」

 

 

フェイト「えっとアリサ達と居られなくなりそうだから嫌だって」

 

 

リンディ「あらあら、賢いのね♪」

 

 

ピカチュウ「チャ~♪」

 

 

リンディに撫でられたのでくすぐったそうだった。

 

 

クロノ「とは言っても…」

 

 

リンディ「しばらくは様子を見ましょう」

 

 

クロノ「艦長がそう言うのであればいいですけど」

 

 

エイミィ「よかったね、ピカチュウ」

 

 

ピカチュウ「ピッピカピ!」

 

 

フェイト「でもピカチュウの故郷ってきっと文化がそうとう発達してるんだろうな」

 

 

エイミィ「何で?」

 

 

フェイト「ピカチュウが発明出来る位だから文化は発達してると…」

 

 

フェイト以外「ピカチュウが発明!?」

 

 

ピカチュウ「ピカ~///」 

 

 

ピカチュウはいや~。と照れた。

 

 

エイミィ「どんなの!?」

 

 

ピカチュウ「ピカ~…」

 

 

ピカチュウがフェイトの部屋にボールを取りに行くと…

 

 

ピカチュウ「ピッカ♪」

 

 

ボールを持って戻ってきた。

 

 

フェイト「えぃ」

 

 

ポシュン

 

 

フェイトがボールを投げるとボールが割れて中からボードが出てきた。

 

 

エイミィ「スゴッ!」

 

 

クロノ「これは何なんだ?」

 

 

ピカチュウ「ピカピ!ピカチュウ!」

 

 

フェイト「何でも地球のスケボーを改造した物で、乗って遊ぶみたいだよ」

 

 

クロノ「…ピカチュウ?少しこれを預かりたい」

 

 

ピカチュウ「ピッカ?」 

 

 

フェイト「ちゃんと返してくれるならいいって」 

 

 

クロノ「わかった。エイミィ」

 

 

エイミィ「マリーに送っておくね」

 

 

ピカチュウの発明は管理局で検査される事になった。

 

 

フェイト「ごちそうさま」  

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」 

 

 

ピカチュウもフェイトの真似をしてごちそうさまをした。

 

 

フェイト「ピカチュウ、部屋に行こう」

 

 

ピカチュウ「ピッカ♪」

 

 

ピカチュウはフェイトについていき部屋で休んだ。

 

 

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