魔法少女リリカルなのは  ピカチュウ列伝   作:高町 優希

21 / 132
21話

 

アリサ「全く!何をしてるの!」

 

 

フェイト「危ない事しちゃダメでしょ!」

 

 

ピカチュウ「チャ~…」

 

 

事件解決後、ピカチュウはアリサとフェイトにお説教されていた。

 

 

アリサ「ピカチュウが戦う必要ないでしょ!」 

 

 

ピカチュウ「ピカ!ピカピ!」

 

 

アリサ「何ですって?フェイトが一緒に戦ってって言ったですって?」

 

 

フェイト「……」

 

 

アリサ「フェイト、ちょっとそこに座りなさい」

 

 

フェイト「はい…」

 

 

このあと小一時間、アリサにお説教された一匹と一人だった。

 

 

 

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ…」

 

 

アリサ「久しぶりねこの感触♪」

 

 

事件直後、ピカチュウはアリサの家に戻りモフモフされていた……二時間程。

 

 

ピカチュウ「ピカ~」

 

 

アリサ「しょうがないわね。はい」 

 

 

ピカチュウが離してと鳴くとアリサは満足したのか下に降ろした。

 

 

ピカチュウ「ピカ~」

 

 

すずか「次は私だね 」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!?」

 

 

すずか「ん~♪」

 

 

ピカチュウ「ピカ~…」

 

 

ピカチュウは再び二時間程モフモフされた。

 

 

ピカチュウ「……」

 

 

返事がない、まるでしかば… 

 

 

ピカチュウ「ピカ~!」 

 

 

アリサ「急にどうしたのよ?」

 

 

ピカチュウ「ピカ」

 

 

アリサ「ハァ?叫ばなきゃいけなかった?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」   

 

 

アリサ「さて、なのは達は忙しいだろうから…」 

 

 

ピカチュウ「ピカピ?」  

 

 

アリサ「私達はのんびりしましょう」  

 

ピカチュウ「ピカ♪」  

 

 

すずか「でも、なのはちゃん達凄いね」  

 

アリサ「そうね、私達は見てるだけしか出来なかったですもの」

 

 

すずか「…アリサちゃんは戦いたいの?」

 

 

アリサ「戦いたいというより、守りたいね」   

 

 

アリサとすずかの視線がピカチュウにいった。

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

アリサ「私にも力があればね…」

 

 

ピカチュウ「……」

 

 

アリサがピカチュウを見ながら呟くとピカチュウは視線をそらした。

 

 

アリサ「…ねぇピカチュウ?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?」

 

 

アリサ「何で今、視線をそらしたのかしら?」

 

 

ピカチュウ「ピ…ピカ~!」

 

 

ピカチュウはそ、そんなことないよ!と鳴いた。

 

 

アリサ「ねぇピカチュウ」

 

 

ピカチュウ「ピ…ピカ?」

 

 

アリサ「私達の間で隠し事はいけないと思うわよね?」  

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

ピカチュウは、もちろん!と鳴いた。

 

 

アリサ「じゃあピカチュウ?【何を】隠しているのかしら?」    

 

 

ピカチュウ「ピカ~?」

 

 

ピカチュウは、なんの事?と鳴いた。

 

 

アリサ「ピカチュウ?白状するのと、させられるのとどっちがいい?」 

 

 

ピカチュウ「ピカピ!?」

 

 

アリサは気づいていた。ピカチュウが何かしらの戦う手段を考えている事に。

 

 

アリサ「ほら、はきなさい」

 

 

ピカチュウの前に一個のリンゴが置かれた。

 

 

ピカチュウ「ピカ~…」 

 

 

アリサ「……」コトン

 

 

アリサはもう一つリンゴを置いた。

 

 

ピカチュウ「ピ…ピカ~…」

 

 

アリサ「これなら?」コトンコトン

 

 

アリサは一気に二個置いた。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?」

 

 

ピカチュウはアリサの誘惑に負けて、見せるだけだよ?と鳴いた。

 

 

ピカチュウ「ピカ…」カチカチ。ポチポチ

 

 

アリサ「パスワードまでかけて…」

 

 

ピカチュウ「ピカ」

 

 

ピカチュウはアリサのパソコンに自分が設計してる物を映した。

 

 

アリサ「何これ?」

 

 

ピカチュウ「ピカピ!」 

 

 

すずか「パワードスーツ?」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

アリサ「アンタは私達にメタルヒロインにでもなれと?」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

ピカチュウは嫌でしょ?と鳴いた。   

 

アリサ「もっと可愛いデザインに出来ないの?」 

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

ピカチュウは予算が無いから無理。と鳴いた。

 

 

アリサ「現実問題ね」  

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ…」 

 

 

せめてアルバイトが出来れば…と鳴いた。  

 

 

アリサ「ていうかピカチュウに何が出来るの?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

アリサ「データ入力位ならって」

 

 

アリサは頭をおさえた。

 

 

すずか「出来る地点で凄いよ」

 

 

ピカチュウ「ピカ…」 

 

 

アリサ「後は?」

 

 

ピカチュウ「ピカ」 

 

 

アリサ「株で儲ける!?」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」  

 

 

アリサ「個人情報とかどうするの?」

 

 

ピカチュウ「ピカピ!」

 

 

アリサ「偽造なんてダメに決まってるでしょ!」

 

 

ピカチュウ「チャ~…」

 

 

アリサ「まったく…」

 

 

ピカチュウ「ピカピ…」

 

 

アリサ「何よ?こうなったら?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」 

 

 

アリサ「大道芸で稼ぐですって?」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

アリサ「却下よ」

 

 

ピカチュウ「ピカ!?」

 

 

ピカチュウが何で!?と鳴くと…

 

 

 

アリサ「誘拐されたらどうするの!ただでさえピカチュウは珍しいんだから!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ…」 

 

 

アリサ「何よ?最後の手段って?」 

 

 

ピカチュウ「ピカピ、ピカチュウ」

 

 

アリサ「壊れた家電製品を直してフリーマーケットで売るですって?」

 

 

すずか「一番安全な気がするよ」

 

 

アリサ「そうね」 

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

アリサ「とりあえずパパに相談しましょう。子供の私達には判断出来ないわ」

 

 

すずか「そうだね、私もお姉ちゃんに相談してみるよ」  

 

 

アリサ「お願い」

 

 

こうしてピカチュウのアルバイト探しが始まった。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。