魔法少女リリカルなのは  ピカチュウ列伝   作:高町 優希

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29話

 

 

ビー!ビー!ビー!

 

 

ピカチュウ「ピカ!?」

 

 

トレーラーで整備をしていると六課で警報が鳴り響いた。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

ピカチュウは急いで作戦指令室に向かった。

 

 

はやて「現在、聖王教会に向けて輸送中だったレリックが街中でガジェットに襲われて街に被害が出てる。二手に別れて救助と殲滅、レリック回収に尽力を尽くしてや」

 

 

なのは「なら、スターズは殲滅、ライトニングは救助に…」

 

 

アリサ「アタシ達も行くわ」

 

 

はやて「お願いするわ」

 

 

アリサ「ピカチュウ!」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」 

 

 

アリサ「改修は?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

何時でも行けるよ!と鳴いた。

 

 

はやて「なら、機動六課!出動や!」

 

 

なのは達「了解!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

ピカチュウも敬礼して部屋を飛び出した。

 

 

アリサ「ピカチュウ!?」

 

 

ピカチュウ「ピ~カ~チュ~ウ~!」

 

 

つ~い~て~き~て~!と鳴いて走り出していた。

 

 

アリサ「なのは達は先に行きなさい!」

 

 

アリサとすずかはピカチュウを追った。

 

 

ガチャ!

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

ウィーン

 

 

ピカチュウがPトレーラーの運転席に乗ると運転席が中で変形してピカチュウサイズの運転席に変わった。

 

 

ピカチュウ「ピカ!」ポチポチポチ

 

 

アリサ「ピカチュウ!」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

乗って!と鳴いた。

 

 

アリサ「わかった!」

 

 

アリサとすずかが飛び乗ると運転席のピカチュウ専用シートの後ろに座った。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

ウーウーウーウー!!

 

 

ピカチュウは運転席の上にランプを出し、サイレンを鳴らすとPトレーラーを発進させた。

 

 

すずか「ピカチュウ、いつトレーラーの運転覚えたの?」

 

 

ピカチュウ「ピカ?ピカチュウ」

 

 

仕事の合間と鳴いた。

 

 

ピカチュウ「ピカ~ピカ~チュウ~!」

 

 

ピカチュウは現場に向かう途中で無線を開いた。

 

 

「…ただいま、ガジェットに襲われてレリックを護衛してるが長くは持たない!至急救援を…ブッ!」

 

 

ピカチュウ「ピカ!?ピカチュウ!」

 

 

ピカチュウは無線が切れるとアクセルを踏み、現場に急いだ。

 

 

すずか「このままじゃ間に合わない!」

 

 

アリサ「ピカチュウ!後部ハッチを開けて!アクセルユニットで向かう!」 

 

 

ピカチュウ「ピッカ!」

 

 

アリサ、すずか「着装!」

 

 

二人はスーツを着ると…

 

 

アリサ、すずか「アクセルユニット!」

 

 

ガシャン!ガシャン!ガシャン!

 

 

トレーラーの後部ハッチから飛び降り走って向かった…物凄いスピードで。

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

ピカチュウも後部ハッチを閉めると現場に急いだ。

 

 

 

 

 

 

アリサ「アレね!」

 

 

すずか「急ごう!」

 

 

アリサ達は襲われてるトレーラーを見つけるとPソードを腰から抜きガジェットに斬りかかった。

 

 

すずか「空は…なのはちゃん達に任せて良さそうだね」

 

 

すずかが空を見るとなのは達も到着していた。

 

 

アリサ「アンタ達!レリックを護衛してその人達を守れる?」

 

 

FW陣「はい!」

 

 

アリサ「OK!任せたわよ!」

 

 

すずか「油断しないでいこう!」

 

 

アリサ達はガジェットを返り討ちにしていた。

 

 

ウー!!キキ~!

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

遅れてピカチュウがやって来た。

 

 

アリサ「ピカチュウ!レリックを護送しなさい!」

 

 

ピカチュウ「ピカ!ピカチュウ!」

 

 

キャロ「えっと…わかった!」

 

 

ピカチュウはレリックを持っていたキャロにトレーラーに乗るように言うと…

 

 

ウー!ウー!ウー!ウー! 

 

 

キャロが乗り込んだのを確認すると走り出した。

 

 

ピカチュウ「ピカ~!」

 

 

ビュンビュンビュン!

 

 

ピカチュウ「ピカピ~!」

 

 

ピカチュウは蛇行しながらガジェットの攻撃を避けながら走っていたが、何とかして~!と救援を求めた。

 

 

アリサ「チ!数が多い!」

 

 

すずか「倒してもきりがない」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ…」

 

 

キキ~!

 

 

トレーラーは急停車すると…

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ…」ガサゴソガサゴソ!

 

 

ピカチュウは何かを探し始めた。

 

 

ピカチュウ「…ピカ!?ピッカ~♪」ポイッ!

 

 

ピカチュウは何かをアリサに投げた。

 

 

アリサ「ちょっと!」ガシャン!

 

 

アリサは投げられた物をキャッチすると…

 

 

アリサ「何これ?」

 

 

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

 

 

ガシャン

 

 

ピカチュウが叫ぶと投げつけた物…Pバスターに変形してアリサの手に収まった。

 

 

アリサ「これで何が出来るの!?」 

 

 

ピカチュウ「ピカ…ピカチュウ!」

 

 

ぶぃーん

 

 

ピカチュウはトレーラーを自動操縦にして現場を離れさせた。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」 

 

 

ピカチュウはPバスターを受け取り構えると…

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~!」

 

 

バスターを撃ちガジェットの群れを纏めて倒した。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ…」

 

 

アリサ「後は任せなさい」

 

 

ピカチュウからPバスターを受け取るとアリサはガジェットの群れを破壊していった。

 

 

ピカチュウ「ピカ、チュウ~!」

 

 

ピカチュウはアリサが撃ち漏らしたガジェットに電撃で破壊していった。

 

 

アリサ「大体片付いたみたいね」

 

 

アリサが辺りを見回すとガジェットの残骸だけだった。

 

 

すずか「そうだね」

 

 

ピカチュウ「ピ~」

 

 

アリサ「けど、ピカチュウ?こんな便利な物があるなら装備させておきなさいよ」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ、ピカピカ」

 

 

アリサ「完成したばかりね、まぁ今回は助かったからいいけどね」

 

 

すずか「取りあえず現場検証する?」

 

 

アリサ「任せて大丈夫でしょ?」

 

 

アリサ達は他の局員に検証を任せて帰還した。

 

 

 

 

 

 

はやて「レリックは無事に教会に届いたそうや」

 

 

現在、なのは達隊長陣が打ち合わせの為に集まっていた。

 

 

フェイト「よかった」

 

 

アリサ「被害も少なかったみたいだしね」

 

 

はやて「所で…」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

はやてがアリサに抱かれてるピカチュウを見ると…

 

 

はやて「アレがアリサちゃん達の武装か?」

 

 

アリサ「そうよ。アンタ達に見せたのは初めてよね」

 

 

はやて「そやね。しかし、大分ネタに走っとるね」

 

 

すずか「それでも役に立つのは事実だよ」

 

 

なのは「質量兵器に該当しないの?」

 

 

アリサ「アレは人工魔力を使ってるからデバイス扱いになるのよ」

 

 

なのは達「人工魔力?」

 

 

すずか「ピカチュウが開発した人工魔力で少ない魔力を補う物だよ」

 

 

はやて「そんなん開発したんか!?」

 

 

アリサ「補充さえすれば長時間活動も可能よ」

 

 

なのは「…私達には使えないの?」

 

 

すずか「使えると思うよ?」

 

 

はやて「ピカチュウ?」

 

 

ピカチュウ「ピファ~♪ピカ?」

 

 

はやて「聞いてなかったん?」

 

 

ピカチュウ「ピッカ!」

 

 

胸を張って答えた。

 

 

はやて「ハァ…取りあえずピカチュウ?技術提供お願いしたいんや」

 

 

ピカチュウ「ピカ~…」

 

 

ピカチュウは悩み始めた。

 

 

なのは「何を悩んでるの?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?」

 

 

はやて「予算?お金とるん!?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

当然!と鳴いた。

 

 

はやて「…友情支援とか?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~!」

 

 

ピカチュウは手を振って去ろうとした。

 

 

はやて「ちょいと待った~!」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

はやては慌ててピカチュウを引き止めた。

 

 

はやて「な?ええやろ?ちょっとだけや?」

 

 

ピカチュウ「ピ~…」

 

 

はやて「ええやん、減るもんじゃないし」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

減るよ!と鳴いた。

 

 

はやて「じゃあアリサちゃん達はどうやって支援してもらってるん?」

 

 

アリサ、すずか「え?お金払って」

 

 

はやて「嫌な現実やな!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ…」

 

 

現実は何時も嫌な事が多い…と呟いた。

 

 

はやて「新手の引きこもりか!」 

 

 

アリサ「第一アンタ達にはデバイスがあるでしょ?」

 

 

はやて「いや~♪戦力拡大出来るかと…」

 

 

すずか「パワードスーツを着こなすのも大変だよ?」

 

 

フェイト「そうなの?」

 

 

アリサ「最初の頃は筋肉痛の地獄だったわよ…」

 

 

はやて「小さい頃の話やろ?」

 

 

アリサ「まぁね」

 

 

はやて「試しに着ること出来ない?」

 

 

アリサ「簡易スーツがあったと思うけど」

 

 

はやて「なら、早速試してみよか!」

 

 

なのは達は簡易スーツを着てみる事にして訓練所に向かった。

 

 

はやて「なら、なのはちゃんお願いや」

 

 

なのは「わかった」

 

 

なのはは簡易スーツを着ると体を動かして違和感がないか試した。

 

 

はやて「どうや?」

 

 

なのは「特に違和感はないかな?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

整備してるもん。と鳴いた。

 

 

すずか「加速装置も付けたんだ?」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

はやて「なら、早速試してみよか」

 

 

なのは「アクセルユニット!」 

 

 

ぶぃーん!ガシャン!ガシャン!ガシャン!

 

 

なのはは走り出すと訓練所を一周してきた。

 

 

ガシャン!

 

 

はやて「おかえり~」

 

 

なのは「……」

 

 

はやて「どうしたん?気分でも悪いん?」

 

 

なのは「ううん。負担はなかったよ」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

当然!と鳴いた。

 

 

なのは「ねぇ、ピカチュウ?」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

なのは「この人工魔力?活動時間はどれくらい?」

 

 

ピカチュウ「ピカピカピカチュウ」

 

 

なのは「フル活動でも十二時間!?」

 

 

ピカチュウ「ピカ」

 

 

なのは「魔法に転用出来る?」

 

 

ピカチュウ「ピカピ!」 

 

 

勿論!と鳴いた。

 

 

なのは「…ピカチュウ?パワードスーツって幾ら?」

 

 

はやて「なのはちゃん!?」

 

 

なのは「はやてちゃん、これは間違いなく使えるよ?教導官としても推薦出来る位…ううん、推薦したい」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」ポチポチポチ

 

 

ピカチュウは電卓にパワードスーツの金額を打ち込んだ。

 

 

なのは「…安くならない?」

 

 

ピカチュウ「ピカ」

 

 

ピカチュウは首を振って答えた。

 

 

なのは「う~…」

 

 

フェイト「えっと…私も使ってみたいんだけど?」

 

 

なのは「あ、うん」

 

 

なのははパワードスーツを脱ぐとフェイトに渡し、フェイトはパワードスーツを装備した。

 

 

フェイト「じゃあ、行ってくるね」

 

 

ぶぃーん!ガシャン!ガシャン!ガシャン!

 

 

フェイトはアクセルユニットを稼働させると一周して来た。

 

 

フェイト「ふぅ…確かに負担はないね」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~」

 

 

でしょ~。と鳴いた。

 

 

フェイト「でも速度が不満かな?」

 

 

ピカチュウ「ピカピカ」

 

 

簡易スーツだからと説明した。

 

 

すずか「正規のスーツなら速度は十分だと思うよ?」

 

 

フェイト「そうだね」

 

 

はやて「ウチも試してくるわ」

 

 

フェイトから簡易スーツを受けとると、はやても一周して来た。

 

 

はやて「ふぅ~…確かに負担はないな。予算があれば尚良かったのに」チラッ

 

 

ピカチュウ「ピフュ~♪」プイ

 

 

練習したのかちょっと口笛が上手くなっているピカチュウだった。

 

 

はやて「何処かに優しい小動物はおらへんかな~♪」 

 

 

ピカチュウ「ピ…ピフュ~♪」

 

 

はやて「……」

 

 

ピカチュウ「……」

 

 

しばし見つめあい…

 

 

はやて「…仕方ない。これだけは使いたくなかったんやけど…」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

はやて「ピカチュウ?ウチが捜査官だったのは知ってるな?」

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

はやて「ちょっと調べさせてもらったんよ」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

何を?と鳴いた。

 

 

はやて「なんやピカチュウ?アリサちゃん達に隠れて町外れに倉庫を…」

 

 

ピカチュウ「ピカ~!?」

 

 

ピカチュウははやてに抱き付き口を塞ごうとしたが…

 

 

ひょい

 

 

アリサ「ピカチュウ?ちょっとお話ししようかしら?」

 

 

ピカチュウ「チャ~…」

 

 

尋問タイムの始まりだった。

 

 

アリサ「さて?何を隠れて作ったのかしら?ドクターピカチュウ?」

 

 

嫌味を込めてピカチュウを呼んだ。

 

 

ピカチュウ「ピフュ~♪」

 

 

アリサ「正直に言わないと…」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

アリサ「去勢するわよ?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ。ピカピカピカチュウ」

 

 

ごめんなさい。言いますのでそれはやめてください。と鳴いた。

 

 

すずか「何を隠れて作ったの?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ…」ガサゴソガサゴソ

 

 

ピカチュウはリュックからパソコンを取り出した。

 

 

ピカチュウ「ピカ~…」カチカチ

 

 

ピカチュウはパソコンを操作すると一枚の画像を見せた。

 

 

アリサ「何これ?消防車?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

ピカチュウはPトレーラーの写真を比較で出した。

 

 

アリサ「はぁ!?デカッ!?」

 

 

すずか「今度はブレインなんだ…」

 

 

アリサ「一体幾ら使ったの!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

全財産!と鳴いた。

 

 

アリサ「モグわよ?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

ピカチュウは頭を下げてごめんなさいをした。

 

 

アリサ「全く…何を考えてるのかしらね」

 

 

ピカチュウ「ピカ~///」

 

 

アリサ「褒めてないわよ」

 

 

ピカチュウ「チャ~…」

 

 

アリサ「とにかく、物を見に行きましょう」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!?」

 

 

フェイト「ダメ?」 

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~」

 

 

仕方ないな~と鳴いた。

 

 

フェイト「車取ってくるね~」

 

 

行くことが決定された。

 

 

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