ーアリサ邸ー
ユーノ「……と言う訳です」
アリサ「なるほど、そんな事故があったのね」
次の日、ユーノはアリサ達に事情を説明しており…
なのは「わかったの、手伝うの」
アリサ「手伝うのはいいけど私も聞かないといけないのよね、ピカチュウ」
ピカチュウ「ピ?」
ユーノ「昨日のアリサさんの変身した道具の事だけど…」
アリサ「呼び捨てでいいわよ」
ユーノ「わかりました。話を戻すけどあれは魔法の技術かい?」
ピカチュウ「ピカピカチュウ」
デバイスみたいなもの。
アリサ「で?何で実在するの?」
ピカチュウ「ピカチュウ♪」
作ったの♪
アリサ「いつのまに…」
ピカチュウ「ピカチュウピカチュウ!」
こんな事があろうかと!
アリサ「で?ネタ的に他も作ったのでしょ?」
ピカチュウ「ピフュ~♪」
アリサ「誤魔化すって事は作ってるのね」
ピカチュウ「ピフュ~♪」
アリサ「キリキリ吐きなさい」
ピカチュウ「チャ~…」
どうやらこの世界でも権力はアリサの方が上である。
ピカチュウ「ピカチュウ」
ついて来て。
アリサ達はピカチュウの後をついていき物置小屋に向かった。
アリサ「全く…いつのまに…」
ピカチュウ「ピカ~」
いや~。
アリサ「それで何処にあるの?」
ピカチュウ「ピカチュウ」
ちょっと待ってて。
ガサゴソガサゴソ
ピカチュウ「ピカチュウ♪」
あったよ♪
アリサ「どれどれ」
スタッグフォン、スパイダーショック、バットショット、フロッグポッド、デンデンセンサーを出した。
なのは「ネタなの」
アリサ「で?使えるの、これ等は?」
ピカチュウ「ピカチュウ」
使えるよ。
アリサ「ふーん」
アリサはスタッグフォンを持って眺めていた。
アリサ「……」サッ
そしてポケットにしまった。
ピカチュウ「ピカチュウ!」
何してるの!
アリサ「いいじゃない。飼い主にサービスと思えば」
ピカチュウ「ピカチュウ…」
理不尽だ…
と呟きながら何かを思いついた。
ピカチュウ「ピカピ、ピカチュウ」
アリサ、お願いがあるの。
アリサ「何よ?言ってみなさい」
ピカチュウ「ピカチュウピカピカチュウ」
ジャケットを作るから生地が欲しい。
アリサ「いいわ。後で鮫島に頼んであげる」
ピカチュウ「ピカチュウ♪」
ありがとう♪
なのは「いいな~、アリサちゃん」
アリサ「これってメモリ入れると変形するのよね?」
ピカチュウ「ピカ」
するよ。
アリサ「ん」
アリサは手を差し出した。
ピカチュウ「ピカ」
ピカチュウはスタッグメモリを渡した。
アリサ「スタッグだけ?」
ピカチュウ「ピカピカチュウ」
後は有料です。
アリサ「ケチ臭いわね」
ピカチュウ「ピカチュウ」
作るのにお金かかってるからね。
アリサ「納得できたわ」
アリサは納得すると…
アリサ「全部でいくら?」
ピカチュウ「ピカ~」コテン
買い占めに出た。
アリサ「全部買ってあげるわよ」
ピカチュウ「ピカチュウ」
これだから金持ちは。
アリサ「文句ある?」
ピカチュウ「ピカピ」ポチポチポチポチ
ないです。
ピカチュウは電卓に金額を打ち込んだ。
アリサ「現金でいいわね」
ピカチュウ「ピカ」
なのは「凄いやり取りを目撃してるの」
とても庶民には出来ない纏め買いであった。
ピカチュウ「ピカ…」チクチクチクチク
次の日、早速ピカチュウはジャケットを縫っていた。
ピカチュウ「ピカチュウ♪」
そして縫い終えると早速着てみた。
アリサ「ピカチュウ~?」
ピカチュウ「ピカピ?」
アリサ「そろそろすずかの家に行くわよ」
ピカチュウ「ピカチュウ♪」
ピカチュウは物置小屋から出るとアリサと一緒にすずかの屋敷に向かった。
すずか「ピカチュウ♪久し振り~♪」
ピカチュウ「ピカ♪ピカチュウ♪」
すずかが抱き上げて頬擦りするとピカチュウはくすぐったそうにしていた。
すずか「やっと私の番だよ」
アリサ「ふふん♪私とピカチュウの絆を抜けるかしら?」
すずか「ピカチュウ?何を食べたい?好きなもの食べさせてあげる」
ピカチュウ「ピカ♪」
すずか「……」
アリサ「桃が食べたいそうよ」
すずか「アリサちゃん!?ピカチュウの言葉わかるの!?」
アリサ「絆の差ね」
すずか「むむ…」
すずかはどうやってピカチュウとの距離を縮めるか考えた。
アリサ「ピカチュウ」
ピカチュウ「ピカ?」
アリサ「すずかにアレ見せていい?」
ピカチュウ「ピカチュウ」
いいよ。
すずか「アレ?」
アリサ「これよ」
アリサはスタッグフォンを見せた。
すずか「こ、これは!スタッグフォン!どうしたのこれ!オモチャじゃないよ!」
アリサ「ピカチュウが作ったのよ」
すずか「ピカチュウが!?」
ピカチュウ「ピカ~///」
いや~///
すずか「いいな…アリサちゃんだけ」
ピカチュウ「ピカ!?」
すずか「いいな~…」
ピカチュウ「ピカチュウ…」
仕方ないな…
ピカチュウはジャケットのポケットを漁ると…
ピカチュウ「ピカチュウ」
ビートルフォンを取り出した。
すずか「わ~♪ビートルフォンだ!」
ピカチュウ「ピカピ」
ピカチュウはビートルメモリも渡した。
すずか「早速機種変しないと!」
アリサ「楽しみは後にしなさい。今はお茶にしましょう」
すずか「はーい♪」
アリサ達はお茶を楽しんだ。
すずか「ほら、ピカチュウ~♪」
ピカチュウ「ピカ~♪」
その日の夜、約束通り桃を食べさせて貰っていた。
忍「しかしコレをねぇ…この子が作ったの?」
夕飯時、忍はすずかからビートルフォンを見せて貰っていた。
すずか「アリサちゃんの話ではね」
忍「頭の中を見てみたいわね」
ピカチュウ「ピカ!?」サッ
ピカチュウはすずかの後に隠れた。
忍「冗談よ」
ピカチュウ「ピカ~…」
ちょっと不安なピカチュウだった。
忍「でも冗談抜きにいい出来ね」
ピカチュウ「ピカチュウ~♪」
忍「私も欲しいくらいね」
ピカチュウ「…ピフュ~♪」
ピカチュウは口笛で誤魔化した。
すずか「他にはないの?」
ピカチュウ「……」
すずか「……」
ピカチュウ「ピカピ!」
無いよ!
すずか「流石に嘘ってわかるよ」
ピカチュウ「チャ~…」ゴソゴソ
ピカチュウはバットショットとデンデンセンサーを出した。
すずか「うゎ~♪」
機械好きの少女にはたまらない一品だった。
ピカチュウ「ピカ」
《バット》
カシャン
ピカチュウがバットショットにメモリを入れると変形して飛び回った。
すずか「…欲しい!」
ピカチュウ「ピカチュウ」サッ
ピカチュウは電卓に金額を打ち込んだ。
すずか「…お姉ちゃん!買って!」
忍「幾らなの?」
忍も電卓を見た。
ピカチュウ「ピカ~」
忍「普通に高いわね」
すずか「ねぇ!いいでしょ?」
忍「暫くお小遣い減らすからね?」
すずか「えぇ~!」
忍「じゃあ諦める?」
すずか「やだ!」
忍「決まりね」
ピカチュウ「ピカチュウ~♪」
毎度あり~♪
ピカチュウはすずかにガジェットを渡した。
すずか「わーい♪」
ピカチュウ「ピファチュウ♪」
すずかはガジェットを手に入れて喜び、ピカチュウは桃を食べさせて貰って喜んでいた。