ピカチュウ「ピカピ~…」
アリサ「どうしたの?悩んでるみたいだけど?」
ピカチュウ「ピカ~…」
実は~…
ピカチュウは悩んでいた。今日のオヤツは林檎か梨か。
アリサ「心配して損した」
ピカチュウ「ピカチュウ~…ピカピカチュウ」
冗談だよ~…ちゃんと言うよ。
アリサ「それで?何を悩んでいるの?」
ピカチュウ「ピカピ」コトン
これを見て。
アリサ「これはロストドライバー!?」
ピカチュウ「ピカチュウ」
念のために作ったの。
ピッ
アリサ「もしもしすずか?すぐ来なさい。ロストドライバーがあるわよ」
ピカチュウ「ピカピ~!?」
ちょっと~!?
アリサ「当然貰っていいのよね?」
ピカチュウ「ピカ」
ダメ。
アリサ「何でよ?」
ピカチュウ「ピカチュウ」
まだ調整中。
アリサ「さっさと…」
ピンポーン
アリサ「すずかが来たわね」
ピカチュウ「ピカピ!」
速いよ!
アリサ「まぁお茶会しながら話しましょう」
ピカチュウ「ピ~カ~」
あ~れ~。
ピカチュウは逃げられないように抱っこされて連れていかれた。
すずか「……」にこにこ♪
ピカチュウ「……」
すずか「……」にこにこ♪♪
ピカチュウ「ピカ…」
はい…。
ピカチュウはロストドライバーを出した。
すずか「ありがとう♪」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
あげないよ!
すずか「え~!?何のために来たの!?」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
知らないよ!
アリサ「全く…すずか?これは私のよ?」
ピカチュウ「ピッピカチュウ!」
もっと違うよ!
アリサ「何ケチ臭い事を言ってるの。アンタと私の仲じゃない」
すずか「そうだよ!私達の仲じゃない!」
ピカチュウ「…ピカピ?」
…本音は?
アリサ、すずか「欲しい」
ピカチュウ「ピカ~…」
はぁ~…
アリサ「幸せが逃げるわよ?」
ピカチュウ「ピカチュウ…」
調整したら渡す…
アリサ、すずか「やった~!むっ!」
二人が喜ぶが…
アリサ「これは私のよ?」
すずか「私も譲れないから」
バチ!バチバチバチバチ!
ピカチュウ「ピカチュウ…」
林檎ジュースが旨い…
アリサ「私のよ!」
すずか「私の!」
睨みあうこと数分…
アリサ「喧嘩はやめましょう」
すずか「そうだね。残る手段は一つ」
睨みあいをやめてピカチュウをみた。
アリサ、すずか「ピカチュウ、もう一つ作って」
ピカチュウ「ピカ~…」コテン
椅子から落ちるピカチュウだった。
アリサ「どうしたの?」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
何で作ることになったの!
アリサ「その方が喧嘩しなくて済むでしょ?それとも何?アンタは私達を喧嘩させたいの?」
ピカチュウ「ピカチュウ…ピカピ」
わかったよ…作るよ。
アリサ「最初からそう言えばいいのよ」
ピカチュウ「ピカ~…ピカチュウ」
はぁ~…また問題が増えた。
すずか「問題が増えた?」
ピカチュウ「…ピフュ~♪」
アリサ「怪しい」
ピカチュウ「ピ、ピカチュウ」
そ、そんなことないよ。
すずか「……」じー
ピカチュウ「ピ、ピカ~…」
すずか「……」じー!
ピカチュウ「ピカチュウ…ピカピカピカチュウ」
言います…だからその視線やめて。
すずか「そう♪で?何に悩んでるの?」
ピカチュウ「ピカ~…」ゴソゴソ。ドン
ピカチュウは小さなアタッシュケースを出した。
アリサ「そのジャケットは四次元か」
パカッ
アリサ、すずか「あ~!メモリ!?」
アリサ達が持ってる以外のメモリがあった。
ピカチュウ「ピカチュウ」
中身は空だけど。
アリサ「何で?」
ピカチュウ「ピカチュウ」
能力を考えてないの。
すずか「よし!考えよう!」
ピカチュウ「ピカ、ピカチュウ」
ダメ、これはボクの仕事。
すずか「え~!?一本位いいでしょ?」
ピカチュウ「ピカ、ピカチュウ」
ダメ、これは譲れない。
すずか「ケチ~」
アリサ「諦めなさい。ピカチュウにも考えがあるみたいだし」
すずか「…そうだね」
メモリ作成は諦め、ロストドライバーは作ることになったピカチュウだった。