魔法少女リリカルなのは  ピカチュウ列伝   作:高町 優希

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アナザー3
第一話


ピカチュウ「ピカ~…」

 

 

アリサ「ピカチュウ?何を作ってるの?」 

 

 

ピカチュウ「ピカ?ピカピカ、ピッカ~♪」 

 

 

アリサ「そのくだり好きね」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

新作のグミ。

 

 

アリサ「グミ?」

 

 

ピカチュウ「ピカ」

 

 

アリサは一粒持つと…

 

 

アリサ「普通のグミじゃないでしょ?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

勿論。

 

 

アリサ「効能は?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!?」

 

 

読まれてる!?

 

 

アリサ「アンタが味だけにこだわるとは思えないわ」

 

 

ピカチュウ「ピカ~…」

 

 

つまらなそうなピカチュウだった。

 

 

アリサ「落ち込んでないで早く言いなさい」

 

 

ピカチュウ「ピカ。ピカチュウ、ピカチュウ、ピカチュウピカチュウ」

 

 

はい。このグミは疲労回復、魔力回復、怪我の回復の三拍子が揃ったグミです。

 

 

アリサ「随分気前のいいグミね」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

頑張ってみた!

 

 

アリサ「で?食べてみたの?」

 

 

ピカチュウ「……」じ~

 

 

アリサ「…嫌よ」

 

 

ピカチュウ「ピ~…」

 

 

ピカチュウの耳が垂れた。

 

 

アリサ「う…」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?ピカピカピカチュウ?」

 

 

本当にダメ?今なら合体後の操縦権あげるよ?

 

 

アリサ「OK。食べるわ」

 

 

アリサは操縦権に釣られた。

 

 

アリサ「いただきまーす……枝豆味?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

そうだよ。

 

 

アリサ「それなりに旨いわね」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」 

 

 

次は疲労回復テストだね

 

 

アリサ「あ、何か嫌な予感…」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~♪」

 

 

ランニングテスト~♪

 

 

アリサ「やっぱり…」

 

 

ピカチュウ「ピカ、ピカチュウ」

 

 

さぁ、行くよ。

 

 

アリサ「はいはい」

 

 

アリサとピカチュウはテストに出掛けた。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~!ピッカ!ピッカ!」

 

 

アリサ「ちょっと…待ちなさい…」

 

 

ピカチュウ「ピカ~?」

 

 

アリサ「流石に…全力疾走は…続かないわよ…」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

はい、グミ。

 

 

アリサ「これで効かなかったらお説教よ」

 

 

アリサはグミを食べた。

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

どう?

 

 

アリサ「嘘…疲れがとれた」 

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~」

 

 

成功~。

 

 

アリサ「…じゃあピカチュウ?」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

アリサ「ロボットの操縦権はよろしくね?」

 

 

ピカチュウ「ピカ」

 

 

うん。

 

 

後日、ピカチュウは約束通り操縦権をメガピカチュウに固定した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すずか「ずるいよ!卑怯だよ!セコイよ!抜け駆けだよ!」 

 

 

アリサ「ふふん♪飼い主の特権よ♪」

 

 

ロボットの操縦権を盗られたすずかは駄々っ子になっていた。

 

 

すずか「う~!納得いかないよ!」

 

 

ピカチュウ「ピカ~…ピ~」

 

 

そしてピカチュウはアリサの膝の上で暢気に寝ていた。

 

 

すずか「ピカチュウ!」

 

 

ピカチュウ「ピカ!?」

 

 

アリサ「ちょっと?せっかく寝てるのに起こさないでよ」

 

 

すずか「4号機作ってよ!」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

何の話?

 

 

アリサ「ロボットの操縦権の話よ」

 

 

ピカチュウ「ピカ~」

 

 

それだけの説明で納得したらしい。

 

 

すずか「4号機作って!」

 

 

ピカチュウ「…ピカ」

 

 

…無理。

 

 

アリサ「ん?アンタ何か隠してない?」

 

 

ピカチュウ「ピ!ピカチュウ」

 

 

あ!用事を思い出した。

 

 

アリサ「ちょっと待ちなさい」

 

 

ピカチュウ「ピ、ピカ?」

 

 

アリサ「さぁ、白状しなさい」

 

 

ピカチュウ「ピカピ?」

 

 

何の事?

 

 

アリサ「そう…あくまでも惚けるのね」

 

 

ピカチュウ「ピ、ピカチュウ?」

 

 

か、顔が怖いよ?

 

 

アリサ「桃禁止ね」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

何でも聞いて!

 

 

餌の禁止には逆らえなかった。

 

 

アリサ「で?何を隠してるの?」

 

 

ピカチュウ「ピカ…」

 

 

実は…

 

 

アリサ「実は?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ…」

 

 

作っちゃったの…

 

 

アリサ「何を?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

新しいマシン。

 

 

すずか「ピカチュウ~♪」

 

 

アリサ「どんなマシンかしら?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ、ピカチュウ、ピカチュウ」

 

 

ショベルカー、ミキサー、ダンプ。

 

 

アリサ「今度は重機なのね」

 

 

すずか「合体するよね?」

 

 

ピカチュウ「ピカピ、ピカピカチュウ」

 

 

するよ、メガピカチュウに。

 

 

すずか「……」

 

 

ピカチュウ「……」

 

 

すずか「贔屓だ!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

仕方ないの。

 

 

すずか「何が?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

ノリで作ってるから。

 

 

すずか「おもっいっきり!ピカチュウが原因だよね!」 

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~♪」

 

 

やっちまった~♪

 

 

アリサ「残念だったわね、すずか」

 

 

すずか「うぅ…」

 

 

心底残念そうなすずかだった。

 

 

 

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