魔法少女リリカルなのは  ピカチュウ列伝   作:高町 優希

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アナザー4
第一話


ピカチュウ「ピ~…」フリフリ

 

 

アリサ「ただい…」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~!」

 

 

アリサ「まっと。相変わらずな出迎えね」  

 

 

ピカチュウ「チャ~♪」

 

 

ピカチュウはアリサが帰ってくると派手に出迎えた。

 

 

アリサ「さぁ、着替えましょう。今日ははやてが来るからね」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」  

 

 

アリサ「すずかも呼ばれてるらしいから。十中八九厄介事よ」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~」

 

 

お出掛けしてきまーす。

 

 

アリサ「アンタも参加よ」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

やっぱり。

 

 

アリサ「行くわよ」

 

 

ピカチュウ「ピカ~♪」

 

 

アリサは着替えると庭でお茶をしながらすずかとはやてを待った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリサ「…で?用件は?」

 

 

はやて「簡単に言うと協力をお願いしたいんや」

 

 

すずか「協力?」

 

 

はやて「そうなんよ。もうすぐとてつもない事件が起きようとしとる。それを防ぐには人が足らんのや」

 

 

アリサ「って言われても」

 

 

すずか「今、卒業前だし」

 

 

はやて「卒業してからでええんや。頼めへん?」

 

 

アリサ「普通ならプロに頼みなさいよ」

 

 

はやて「色々あってプロも足らんのや」

 

 

すずか「色々な意味で駄目だね」

 

 

はやて「全くもって申し訳ない」

 

 

アリサ「ピカチュウ」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

アリサ「どうする?」 

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

引っ越しが大変だね。 

 

 

すずか「引っ越しが?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

主に引っ越し費用が。

 

 

はやて「そのくらいは持つよ」

 

 

ピカチュウ「ピカピ?」

 

 

本当に?

 

 

はやて「ホンマや」

 

 

ピカチュウ「ピカ」ニヤリ

 

 

カチャ

 

 

はやて「何やそれ?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

ICレコーダー。

 

 

はやて「何か嫌な予感…」

 

 

ピカチュウ「ピカ~!ピカチュウピカチュウ」

 

 

いや~!助かるよ。ピカチュウベースの引っ越し費用はお金がかかるから。

 

 

はやて「ちょっと待った!」

 

 

ピカチュウ「ピカ?」

 

 

はやて「幾らするん?」

 

 

ピカチュウ「…ピカ」ポチポチポチ

 

 

はやて「高っ!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~」

 

 

費用ヨロシクね~。 

 

 

アリサ「無事解決ね」

 

 

はやて「ノオ~…」

 

 

はやては見事にピカチュウに嵌められた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリサ「こんなもんかしら」 

 

 

そして月日が流れ卒業したアリサとすずかは引っ越しの為に荷物を纏めていた。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?」

 

 

それで全部?

 

 

アリサ「えぇ。そうよ」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

ミニミニピカチュウ「チュウ~!」

 

 

ピカチュウが荷物を確認するとミニミニピカチュウが荷物を運んだ。

 

 

アリサ「さぁ、明日に備えて寝ましょ」

 

 

ピカチュウ「ピカ。チャ~…」

 

 

ピカチュウはベットの隅で眠った。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

発進!

 

 

翌日、早朝からピカチュウとアリサとすずかを乗せたピカチュウベースが次元を越える為に発進した。

 

 

ピカチュウ「ピ~…」ポチポチ

 

 

アリサ「どれくらいで着くの?」

 

 

ピカチュウ「ピカ~…」

 

 

えっとね~…

 

 

ズズン

 

 

すると突然ピカチュウベースが揺れた。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

着いたよ。

 

 

すずか「速いよ!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~♪」

 

 

やっちまった~♪

 

 

スパン!

 

 

アリサ「自重しなさい」

 

 

ピカチュウ「ピ~…」

 

 

はーい…

 

 

アリサはピカチュウを抱っこするとすずかと一緒に外に出た。

 

 

はやて「ようこそ。機動六課へ」

 

 

アリサ「来たわよ」

 

 

すずか「よろしくね」

 

 

ピカチュウ「ピッピカチュウ!」

 

 

フェイト「久しぶり二人とも」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ~♪」

 

 

フェイト「わっと。ピカチュウも元気だった?」 

 

 

ピカチュウはアリサの腕からフェイトに飛び移った。

 

 

ピカチュウ「ピカ!」

 

 

フェイト「よかった」

 

 

アリサ「私達はどうすればいいの?」

 

 

はやて「そやね~…」

 

 

ピカチュウ「ピカピピカチュウ」

 

 

シミュレータでガジェットと戦ったら。

 

 

フェイト「そうだね。今のうちに慣れてもらっといた方がいいと思う」

 

 

アリサ「着いて早々に訓練?」

 

 

はやて「あ~…それもそうやね」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ?」

 

 

なら、見学?

 

 

はやて「それが無難やね」

 

 

アリサ「決まりね」

 

 

はやて「なら、案内するわ」

 

 

はやてを先頭に各施設を案内した。

 

 

アリサ「何て言うか…」

 

 

すずか「質素だね」

 

 

はやて「ピカチュウベースと比べとんといて」

 

 

アリサ「…慣れって嫌ね」

 

 

すずか「そうだね」

 

 

はやて「まぁ、一通り見たな」

 

 

アリサ「訓練施設は?」

 

 

はやて「あぁ!忘れとった」

 

 

はやては訓練施設の方に足を進めた。

 

 

アリサ「アレが敵の戦力?」

 

 

アリサ達はFW陣の訓練を見ていた。

 

 

はやて「せや。ガジェットと呼んどる」

 

 

すずか「う~ん…アレで私達の戦力が必要?」

 

 

はやて「……」

 

 

アリサ「はやて?何か隠してるわね?」

 

 

はやて「ちょっとだけ待ってくれへん?話せる時になったら話すから」

 

 

アリサ「訳ありみたいね」

 

 

すずか「うん、待つよ」

 

 

はやて「おおきに」

 

 

ピカチュウ「ピカ」

 

 

さて。 

 

 

はやて「どうしたん?」

 

 

ピカチュウ「ピカ」  

 

 

はやて「何や?その手は?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

引っ越し費用頂戴。

 

 

はやて「あ、急用思い出した」 

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」 

 

 

逃げないで!

 

 

はやて「チッ」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ!」

 

 

さぁ、払って!

 

 

はやて「えへ?」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウピカチュウ」

 

 

アリサ、すずか。地球に帰るよ。

 

 

はやて「わ~!待った!払うから!」

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ」

 

 

全く。

 

 

はやて「がめついやから」

 

 

ピカチュウ「ピカピ?」

 

 

何か言った?

 

 

はやて「いえ、何も」 

 

 

はやては六課の予算から支払いを済ませた。

 

 

ピカチュウ「ピカチュウ♪」

 

 

まいど~♪

 

 

一気に懐が膨れたピカチュウだった。

 

 

 

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