いつから ここにいただろう
床に寝転びながら俺はこの牢を見渡す。牢屋の中にあるのは トイレと布団だけ。
最初は日数を数えていたけれど もうやめてしまった。
食事は一日一回 パンと水のみ
聞こえてくる音は ぽつりぽつりと天井から落ちる水滴とどこからか聞こえてくる 人のうなりごえ。
こんな暗く何もない場所から早く出たい。しかしそれは今まで俺がしてきた事を考えれば多分叶わないだろう。
「あ゛ー」
自分の声がこの暗闇に響く。
何もすることがないので声を出してみたが、久しぶりに出したせいか思ってたよりかすれた低い声が出た。
俺は天井を見た。コンクリート作りでシミがついている。
“ひと眠りするか” 俺は目を瞑った。
思い出すのはあいつの笑った顔。
元気にしてるだろうか。 俺がいなくてもやっていけてるだろうか。 それは無理かもしれない。だってあいつは……
カツン カツン カツン カツン
この場所で普段しない音で目をあけ、牢の外を見た。
懐中電灯の明かりがゆらゆら壁や床を照らしながら、誰かがこっちにむかって近づいてくる。
カツン カツン カツン カツン
そして俺の牢の前に立ち止まった。
「囚人番号2406 内閣府直轄 異世界交流局 局長 奈川昌司様がお呼びです。」
俺はそいつの顔をみた。 帽子を深々とかぶってるので ほとんど見えない。 ただ声で女ということは分かった。
それよりも 顔に懐中電灯の光を当てるのをやめろ! 久しぶりに光見たからちょー眩しいんですけどっ!
「どういう目的だ? そんなお偉いさんと面識はない。あと懐中電灯の光を顔に当てるのやめろ。」
俺の言葉にも 全く表情を変えず、ただ懐中電灯の光を俺の顔に当てる。
「奈川様が目的は皆さんがそろってから 言うそうなので 私からは言えません。今は黙ってついてきてください。 」
皆さん?その一言が気になったが、ずっとこの場所に居ていつ来るか分からない解放を待つくらいなら 何が起こるか分からないけど こいつについて行ったほうがまだマシだ。
待つのは俺の性分ではないからな。 それにしても……
「分かった。ついて行くから、そろそろ懐中電灯の光を向けるのやめろっ!」
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2050年 地球は燃料不足の危機に陥った。
石油が底を尽きかけてることに対して、 世界の国々は手を取り合い、どうにかしようと何度も話し合い、対策を行ったが、もう何もかも遅く石油は底をついてしまった。
あらゆる国で燃料がなくなり今まで通りの生活が送れなくなり世界が混乱した。
世界中の研究者達が 新たな燃料を見つけ出そうとしたが、見つからず、人々は石炭などの燃料を使って耐え忍んでいたが、それらの限界も近づいていた。
石油がなくなってから2年経った 2052年の3月 中国が石油があるかもしれないと考えた土地を狙い、サウジアラビアへ戦争を仕掛け、それをきっかけに第3次世界大戦が始まった。
あらゆる国が自分達が生き残るために、戦争をした。
長くに渡って甚大な被害をもたらした第3次世界大戦は日本のある一報によって終戦した。
“新たな燃料が見つかるかもしれない”
日本が発見したのは 異世界への入り口だった。
燃料不足とか戦争とか設定ガバガバですけど
そこらへんはスルーでお願いしますm(_ _)m
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