遊戯王ARC-V ドラゴニック・デュエル 作:mannzoku
かなり内容は変わってるのであしからず。
その日、LDSのデュエルゾーンに二人のデュエリストが立っていた。
一人は赤茶色の髪の少年でデュエルディスクをつけている。
もう一人はメガネをかけた長身の青年でこちらもデュエルディスク装備していた。
「・・・まさか、多忙なあんたがデュエルを承諾するなんてな・・・」
「普通ならしないが・・・、私が君に勝った時に君の持つ「No」のカードをこちら貸してくれるという条件があある」
「俺としては正直このカードになんでそこまで執着するのか分からねぇな・・・」
少年はそう言ってエクストラデッキから1枚のカードを抜き取る。
No.46 神影龍ドラッグルーオン
ランク8 光属性 ドラゴン族 ATK 3000/DEF 3000
ドラゴン族レベル8モンスター×2
自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在しない場合、
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
1 手札からドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する。
2 相手フィールド上のドラゴン族モンスター1体を選択してコントロールを得る。
3 相手ターン終了時まで、相手フィールド上のドラゴン族モンスターは効果を発動できない。
「こいつはたしかに効果も強力だしパラメーターも高い。けどそこまでして調べたいカードなのか?」
「そう言うならば貸してくれていいはずだが?」
「嫌だね、そう言われると条件をつけたくなるのが俺の性なんだよ・・・赤馬レイジ、あんただって分かってんだろ?」
「フ、そうだな・・・それでは行くぞ、竜声嵐」
「「デュエル!」」
「先行は俺がもらうぜ」嵐 LP4000 手札5枚
「いいだろう」レイジ LP4000 手札5枚
「俺のターン!俺は手札から魔法カード「愚かな埋葬」を発動。デッキからモンスターを1体墓地に送る。俺はエクリプス・ワイバーンを墓地に送る。そしてエクリプス・ワイバーンが墓地に送られた事で効果発動!デッキのレベル7以上のドラゴン族モンスター1体を除外、そしてこの後に墓地に存在するこのカードが除外された時に除外されているそのカードを手札にくわえる!」
「・・・やはり「カオスドラゴン」か」
「俺が除外するのは「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」!、そして俺は手札から暗黒竜コブラサーペントを特殊召喚、このカードは墓地に存在する光属性モンスターを除外して特殊召喚できる。俺はエクリプス・ワイバーンを除外。そしてエクリプス・ワイバーンが除外された事によって効果でレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを手札に加える!」
「1ターン目から来るか・・・」
「そして、自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を除外する事でレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンは特殊召喚ができる!、俺はコブラサーペントを除外し特殊召喚!」
黒く輝く紅目の鎧に包まれた竜が現れる。
「そしてダークネスメタルドラゴンの効果はあんたもよく知ってるだろう?」
「・・・レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンは1ターンに一度手札・墓地からレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン以外のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚できる」
「そう、そしてはレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンの効果で手札からラビー・ドラゴンを特殊召喚!」
兎みたいな耳をした白き竜が召喚された。
「俺はカードを1枚ふせてターンエンドだ」 嵐 手札1枚 LP4000
「それでは私のターン、ドロー!」 レイジ 手札6枚
「私はクリバンデットを召喚」
盗賊のスカーフを装備したかわいらしいモンスターが現れるがそれに嵐は顔を顰めた。
「チッ・・・まためんどくさいカードを」
「私はカードを2枚伏せる、そしてエンドフェイズにクリバンデットの効果を発動。このカードが召喚に成功したターンのエンドフェイズにこのカードをリリースして発動できる。デッキからカードを5枚めくるその中の魔法・罠カードを1枚手札に加える。残りのカードは全て墓地へ送る」
赤馬レイジは5枚のカードをめくった
1枚目 DD ナイト・ハウリング
2枚目 DD リリス
3枚目 地獄門の契約書
4枚目 月の書
5枚目 DD ケルベロス
「私は地獄門の契約書を手札に加え残りのカードを墓地へ送りターンエンド」 レイジ 手札4枚
「俺のターン、ドロー!」 嵐 手札2枚 LP4000
「俺は手札から魔法カード「召喚士のスキル」を発動。デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を手札に加える。俺は「トライホーン・ドラゴン」を手札に加える。そしてレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンの効果を発動!」
「そうはさせない、トラップカード「天罰」を発動!、手札を1枚捨て効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する!」
赤馬レイジは手札を1枚捨てた レイジ 手札3枚
そして放たれる雷がダークネスメタルドラゴンを破壊する。
「フ、だが俺もトラップカード「リビングデッドの呼び声」を発動!、墓地のモンスター1体を特殊召喚する!レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを復活!」
墓地から再度現れる・・・が。
「ならば私は速攻魔法「サイクロン」を発動!リビングデッドの呼び声を破壊!」
「クソ!」
現れた竜巻で破壊される。
「俺はラビードラゴンでプレイヤーにダイレクトアタック!「ホワイト・レーザー」!」
耳の間から放たれる光のレーザーがレイジに放たれた。
「ぐぅ・・・」レイジ LP1050
「俺はこれでターンエンドだ」 嵐 LP4000 手札2枚
「私のターン、ドロー!」 レイジ 手札5枚
「私は手札から永続魔法「地獄門の契約書」を発動!」
フィールドにオーラを纏った契約書が現れる。
「そして地獄門の契約書の効果を発動!1ターンに一度メインフェイズに発動できる。デッキから「DD」モンスター1体を手札に加える。私はDDナイト・ハウリングを手札に加える」 手札4枚
「さらに私は永続魔法「戦乙女の契約書」を発動」
次に現れるのは羽で書かれた契約書。
「このカードは1ターンに一度手札の契約書カードまたはDDモンスターを墓地に送りフィールドのカード1枚を破壊できる。私は手札のDDリリスを墓地に送りラビー・ドラゴンを破壊!」
「チッ・・・」
「私は手札からチューナーモンスター、DDナイト・ハウリングを召喚、そしてDDナイト・ハウリングの効果発動!このカードが召喚に成功した時墓地に存在するDDモンスター1体を対象として発動できる、
そのモンスターを特殊召喚する!。しかしこの効果で特殊召喚されたモンスターは攻守共に0となり破壊されたとき私は1000のダメージを受ける。またこの効果の発動後ターン終了まで私は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。私はDDリリスを特殊召喚!」
巨大なくちびるのモンスターが現れさらに効果で女性型のモンスターが召喚される。
「・・・来るか」
「私はレベル4のDDリリスにレベル3のDDナイト・ハウリングをチューニング!」
「闇を切り裂く咆哮よ、疾風の速さを得て、新たな王の産声となれ!
シンクロ召喚!生誕せよ!レベル7 「DDD疾風王アレクサンダー」!」
風を纏った剣王が光臨する。
「そして戦乙女の契約書の効果により自分フィールドの悪魔族モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする!」
「攻撃力・・・3500か!」
「DDD疾風王アレクサンダーでプレイヤーにダイレクトアタック!」
剣を持ち突進斬りを放つアレクサンダー。
「ぐああああああ!」 嵐 LP500
「私はカードを1枚伏せターンエンド!」 レイジ 手札1 LP1050
「俺のターン・・・ドロー!」 嵐 手札3枚
「・・・俺は手札から魔法カード「死者蘇生」を発動!効果により墓地のレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを蘇生!」
「俺はレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンの効果で手札のトライホーン・ドラゴンを特殊召喚!そして俺は魔法カード「スタンピング・クラッシュ」を発動!、このカードは自分フィールドにドラゴン族モンスターが表側表示で存在する場合のみ発動できる。フィールド上に存在する魔法・罠カードを1枚選択し破壊!。俺はその伏せカードを破壊!」
「私はそれにチェーンして罠カード「契約洗浄」を発動、フィールドの契約魔法を全て破壊し破壊した数だけドロー、さらにドローした枚数×1000ポイントのライフを回復する、破壊されたカードは二枚、よって2枚ドローし2000ポイントのライフを回復」 LP3050 手札3枚
「おいおい、契約を破るなんて悪い奴だな」
「組んだ覚えのない契約など破棄するに決まっているだろう?、そして対象を失ったスタンピング・クラッシュの破壊効果は無効!」
「そうかい、あんた社長よろ悪徳業者のほうが向いてんじゃねえか?・・・バトルだ!」
「・・・・・・だがこれで私の負けだな」
「ああそうだ、バトル!トライホーンドラゴンでDDD疾風王アレクサンダーを攻撃!「ホーン・ラッシュ」!」
三本の角で串刺しにされ破壊されたアレクサンダー。
「・・・」 レイジ LP2700
「終わりだ・・・俺はレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンでプレイヤーにダイレクトアタック!「ダークネス・メタルクロー」!!」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンの爪がレイジに襲い掛かる。
「・・・・・フッ、さすがだ竜声嵐」 レイジ LP0
(今回は結構デッキが回ったな・・・回んないときはほんと回んないからなー、まあそれでも負けはほとんど無いけど)
「んじゃ、俺の勝ちだな・・・んまぁ条件次第じゃこのカードを解析させてもいいけど」
ドラッグルーオンを取り出す。
「ほう・・・その条件とはなんだ?」
「・・・ブルーアイズホワイトドラゴン・・・それを2枚用意して欲しい」
「ブルーアイズホワイトドラゴン・・・かなりのレアカード、しかもそれを2枚とは大きく出たな」
「レオ・コーポレーションの社長なら簡単だろ?」
赤馬レイジはしばし考えると。
「いいだろう。すぐに用意させてもらう」
「へぇ、すぐにか・・・んじゃ契約成立だな。今度はさっきみたいに破らないで貰いたいが」
そういってドラッグルーオンを渡す。
「確かに・・・、すぐとは言えないが舞網チャンピオンシップが始まる頃には返却しよう。君は既に大会の出場条件を満たしているはずだ。勿論大会には出るんだろう?」
「ああ、その通りだ・・・んじゃ、そんときまでに返してもらうぜ」
そして赤馬レイジ本人から「青眼の白龍」を受け取った。
「いいねぇ。やっと通常モンスター最強が手に入ったぜ」
そう言って嵐が去ろうとすると。
「・・・最後に一つ聞きたい」
「なんだ?」
「なぜ君は・・・LDSでも一握りしか使えないエクシーズモンスターを5枚も持っている?」
「・・・黙秘させて貰う・・・。ちょっとこれは他人には話せないんでな」
「そうか・・・まあこちらとしては目的の為に邪魔をしないのならそれでいい」
「アンタの目的ってのは知らねえが俺へのデメリットがメリットより多くなきゃそれで良いさ」
そういって嵐は去っていった。
次回 第1話 エクシーズ次元 に続く