遊戯王ARC-V  ドラゴニック・デュエル   作:mannzoku

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新OP 元キングがついに出るのか・・・!


第1話 エクシーズ次元

 

 

 

某月某日

 

 

 

「・・・」

 

マスクをした怪しいコートの青年が歩いていた。

 

どうみても街中を闊歩していたら職務質問される服装だ。

 

 

 

「・・・・・・もう来ていたか、ユート」

 

青年は路地裏に入るとそこにいた少年に話かけた。

 

「ああ。・・・それにあいつも既に来ているようだ」

 

「・・・何?だがあいつは俺達には関与しないと自分で言っていたはずだが」

 

「口ではそう言っていたが、なんだかんだで協力してくれるんだろう」

 

「フン、それはお前の希望的観測だろう」

 

 

そう青年が言うと。

 

 

「おいおい・・・、相変わらず疑り深いな、隼」

 

フード付きパーカーを被った少年らしき背丈の男が暗がりから現れた。

 

「・・・当たり前だ、貴様は怪しすぎる・・・融合の関係者じゃないのか?」

 

「ククク・・・未来融合なら使ってた時期はあるが今は使ってねえよ」

 

「?、とにかく貴様は信頼するには値しない」

 

「・・・だが彼の協力でスタンダード次元にこれたのも事実じゃないか?隼」

 

「・・・それはそうだが、だがユート・・・本気で信じるのか?この「次元の旅人」と言う男を」

 

 

「そもそも・・・俺があんたらとのデュエルでもアカデミアとのデュエルでも・・・一度も「エクストラデッキからの召喚」は行ってないぜ?」

 

 

そういって彼は使った二つのデッキを見せる。

 

 

「・・・特殊召喚を封じる天使を入れた特殊召喚特攻のデッキと暗黒界というテーマのデッキか」

 

「そ、この二つはどれも俺の父さんが使ってたデッキだ」

 

「・・・・なあ、せめて本名くらいは明かしてくれないか?正直言って隼ほどじゃないか俺も君の事を完全には信頼できていない」

 

ユートと呼ばれた少年がそう言うと。

 

「ハハ・・・そうだな、教えてやるよ・・・俺の名前は「小波闘梧(こなみとうご)」だ、これで良いか?」

 

「・・・小波闘梧・・・小波・・・どこかで聞いたことがある名前だな・・・」

 

「ユート・・?どうしたんだ」

 

「ああ、彼の苗字・・・どこかで聞いたことがあるんだ」

 

「小波って苗字はどこにでも居るだろ・・・んじゃ、俺はここらへんで」

 

闘梧が去ろうとすると。

 

 

 

「・・・俺は貴様をまだ信頼したわけじゃない、だが・・・一先ず利用だけはさせてもらう」

 

「そりゃどーも」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃。

 

 

 

「いやぁ・・・まさか拾ったカードのおかでブルーアイズが手に入るなんてなぁ」

 

手に入れたカードを見てホクホク顔の嵐。

 

「とりあえずデッキに入れてと・・・ラビードラゴン二枚抜くか」

 

ラビードラゴンを抜くとブルーアイズホワイトドラゴンをデッキに入れた。

 

「しっかしほんと事故しやすいデッキだよなぁ・・・一応トレードイン2枚入れてるけど」

 

 

そう愚痴を言いながら歩いていると。

 

 

「おう、良いカード持ってるじゃねえか」

 

「なんで!アンティルールなんて言ってなかったじゃないか!」

 

「ああ?うるせえなぁ。負けたくせに文句言ってるんじゃねえよ」

 

「ヒッ・・・」

 

 

柄の悪い男が少年からカードを巻き上げようとしていた。

 

 

「チッ・・・、なんでこういった奴は居なくならないんだ?、おいそこのハゲ野郎」

 

「・・・あぁん?なんだお前」

 

「アンティルールを決めずにやっている時点で犯罪だ、いますぐ警察に出頭するか俺とカード全賭けアンティで敗北してカードを巻き上げられてから出頭するか決めろ」

 

「ああ?なんだお前」

 

「だから・・今すぐ警察に出頭するか俺のデッキとお前のデッキをかけてアンティルールでデュエルをして敗北してから出頭するか決めろって言ったんだよ」

 

「ああ?・・・!」

 

嵐の見せたデッキにはエクシーズとシンクロモンスターそれにたくさんのレアカードがあるのを見た男は顔色をよくした。

 

「ククク・・・いいぜ!やってやるよ!今日はついてるぜ!」

 

「え、なにこいつ勝てるって思ってんの?」

 

「誰がてめえみたいなガキに負けるってんだ」

 

「まやる気になったんなら良い・・・デュエルだ」

 

「くくく!デュエルだ!」

 

 

 

 

 

 

「先行は俺だ!、俺は手札から魔法カード「融合」を発動!」 男手札 4枚 LP4000

 

「あ?・・・融合?」

 

「俺はLDSに所属してたときがあるんだよ!手札のサンダードラゴン2体で融合召喚!来い「双頭の雷龍」!」

 

 

 

「・・・なんだ、そいつかよ」

 

「くくく、俺はカードを一枚伏せてターンエンド!」 男 手札 1枚

 

 

「俺のターン、ドロー!」 嵐 手札 6枚 LP4000

 

「俺は手札から魔法カード「トレードイン」を発動、手札のレベル8以上のモンスター1体を墓地に捨てカードを2枚ドローする、俺はブルーアイズホワイトドラゴンを墓地に送り二枚ドロー」 7枚

 

「ブ、ブルーアイズ!?」

 

「そしてさらに手札から魔法カード「死者蘇生」を発動、ブルーアイズホワイトドラゴンを蘇生」

 

現れるのは白き体を持つ青き目の伝説の龍。

 

「くくく今日俺の物になるカードか・・・」

 

(伏せカードは「聖なるバリアミラーフォース」・・・これならブルーアイズでもひとたまりもないぜ!)

 

「・・・はぁ?、そして俺は魔法カード「スタンピングクラッシュ」を発動、自分フィールドにドラゴン族が居るときに発動可能、フィールドの魔法罠カードを1枚破壊し破壊したカードのコントローラに500のダメージを与える、その伏せカードを破壊する」

 

「え?」 LP3500

 

「そしてカードを2枚伏せ「ドレッドドラゴン」を召喚・・・さぁ行くぜ?」

 

 

 

「俺はレベル8のブルーアイズホワイトドラゴンにレベル2のドレッドドラゴンをチューニング!」

 

「シ、シンクロ召喚!?」

 

 

「三又の首を持ちし剛竜よ、いまこそ大地割って現れろ!シンクロ召喚!」

 

「レベル10 「トライデント・ドラギオン」!!」

 

 

「そしてトライデント・ドラギオンの効果発動!このカードがシンクロ召喚に成功した時自分フィールドのこのカード以外のカードを2まで破壊できる、そして破壊した数だけ一回のバトルフェイズ中に通常攻撃に加え攻撃ができる!、俺は先ほど伏せたカードを全て破壊!」

 

「なッ!?」

 

「よって攻撃回数は3回!終わりだ・・・トライデント・ドラギオン!敵を破壊しろ!「消滅のトライヴォルケーノ」!!」

 

 

トライデント・ドラギオンの口から放たれた火炎放射が双頭の雷龍を焼きつくした。

 

「そ、そんな・・・・」 男 LP0

 

 

「ワンターンキル・・・すごいや姉さんみたいだ」

 

近くで見ていた少年も尊敬の眼差しで見ていた。

 

 

「さぁて・・・それじゃあアンティルールにのっとってその少年のデッキを返してあんたのデッキを渡してもらおうか」

 

「・・・誰がやるか!」

 

男はそういうと殴りかかってくる。

 

「ちょっ!危ねえ!」

 

それを回避する嵐。

 

「へへ・・・てめえのデッキをよこせ!」

 

そう言って大振りの攻撃を放った男。

 

「・・・!」(避けられねえ!?)

 

防御の姿勢をとる嵐。

 

 

だが

 

 

「わ・た・しの弟に・・・何をしてるんだ貴様ァ!!」

 

突如上空から青髪の少女が現れ男に二連かかと落としを放った。

 

「ぐおっ!?」

 

そしてそのままあわを吹いて倒れる男

 

「ふぅ・・・次は貴様だ」

 

振り向くと目を光らせながらこちらを向く。

 

「・・・・え?ちょっ!?」

 

臨戦態勢をとる少女。

 

 

「・・・・・・嵐?」

 

「・・・零南(れいな)?」

 

 

「ちょっと待って!ねえさ・・・あれ?」

 

 

慌ててとめようとした少年は二人の台詞に一瞬止まる。

 

 

「・・・もしかして・・・嵐は・・・武士(たけし)を助けようとしてくれたのか?」

 

震えながら零南と呼ばれた少女は言う。

 

「その子が武士っていうんだったらその通りだ・・・、てか相変わらずだな・・・」

 

ため息をつきながら見据える嵐。

 

「すまない・・・で、でも・・・」

 

「ね、姉さん?その人と知り合いなの?」

 

「え、・・・ああ、武士は知らないんだったな私は・・・」

 

「おい待てまさか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「嵐の・・・恋人だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいいいいいい違うだろおがぁ!?」

 

「・・・?何が違うんだ?女が男に恋愛感情を告白すればもう恋人どうしだろう?」

 

「ちげえよ!常識しれよ!」

 

「ハッ・・・そうか、恋人じゃなく婚約者か・・・いやぁ、そう言われるとさすがに照れるぞ・・・?、一瞬嫌われてしまうと思ったが・・良かった」

 

顔に手を当てながら頬を染める零南。

 

「ちっげえよぉ!?俺は認めてないからな!?」(可愛いとは思ってるが)

 

「えっ・・・まさか」

 

涙目になる零南に嵐は再度顔を青くした。

 

「いや、嫌ってもいねえよ・・・」

 

「本当か!?良かった・・・」

 

 

 

 

 

「ああ・・・姉さんがよく話していた・・・嵐さんってこの人だったのか・・・」

 

哀れみの目で嵐を見た武士。

 

 

 

 

「はぁ・・・んで?こいつはどうするんだ?」

 

デッキを抜き取りながらそう言う嵐。

 

「デッキはどうやらアンティルールで勝ち取ったものらしいし君の物にしていい、だがこいつは・・・よっと」

 

軽々と男を持ち上げると。

 

「私が、警察に連れて行く。ああそれと・・・ありがとう、弟を助けてくれて・・・さすが私の将来の夫だな!」

 

「ちげえから・・・ま、礼の部分は受け取っておくよ」

 

「もう、照れる必要はないぞ?、・・・武士、行くぞ?」

 

「あ、はい・・・それじゃあ・・嵐さん、苦労すると思いますけど・・・姉さんは本当に好意をまっすぐ貴方に向けてるだけなんで・・・嫌わないであげてください・・・」

 

「・・・おう」

 

 

二人が去ると嵐はまた歩き出した。

 

 

 

 

 

 

「・・・はぁ・・・、まさかデュエルに勝ったら告白されるとは思うわけねえよな・・・全く」

 

ため息をつきながら過去を思い出す嵐。

 

 

半年前 嵐と零南が初めて会った日の事を。

 

 

 

 

次回 第2話 侍嫁のタクティクス に続く

 

 

 

 




怒涛の展開(ヒロイン登場)
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