戦魂 ~バトルスピリッツ~   作:FIIFII

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二次創作で処女作です。
問題点などがあればご指摘お願いします。
ちなみにルビはありません。付け方わかんないです。
妄想全開ですので、冷ややかな目でさらっと読んでいただければと。

※スピリット召喚時に宣言していない場合、Lv1で出したこととなります。
※アルティメットは登場しません。
※古いカードを積極的に使っていきたいです。
※適当に読み流してください。深読みすると損します。


1 熊がカードバトラー

 神様に会って、死んだことを聞かされて、転生させてもらって、カードゲームの世界へジャンプ。

 ここまでは省略、テンプレですし。

 まあこの作品が初めての異世界作品という方には、簡単に説明しておこう。

 流石に無知でここに足を踏み入れる人はいないと思うけど、念の為にね。

 

 死ぬ→神様との邂逅→「転生させてアゲルよ」→「マジですかヒャッハー! バトスピの世界でオナシャス!」→「りょ、じゃ行って来い」→「マジあざーしたー」→今ここ。

 

 

 はい、初めまして。

 俺は宣野座紅。名前は『こう』と読む。

 前世では失敗して色々あったけども、まあ今回の人生は楽しくやっていきたいと思っている。

 

 で、ここどこ?

 転生って聞いていたのになぜか元の姿だし、持ってるものはカードケースだけだし。

 周囲は木々が生い茂って、まるで森の中だ。

 

 そこらで兎とか跳ねてるよ。熊とか猪までいそうなところだな。

 それにしても、熱い。

 熱帯気候?

 

 とりあえず辺りを散策してみることにした。

 

 

 

---

 

 

 

「あ」

 

 熊だ。

 二メートルを越える熊が、森のなかで木を引っ掻いていた。

 

「やばっ…………」

 

 殺される。

 そう思った時、声が聞こえた。

 

『貴様、カードバトラーだな!』

 

 へ?

 熊の方から声が…………?

 

『俺様とバトルしろぉ!』

「え? あ、は、はい」

『ゲートオープン。界放!』

 

 マジでか。

 そう思った時にはもう遅く、異空間に連れ去られていた。

 アニメで見たあそこに俺はいる。

 バトルフィールドって、本当に荒野なのな。

 

『俺様が先行だぁ! ドロー』

 

 ちょちょ、早いって。

 いや、いつの間にか初期手札持ってるのもなんでだよ!?

 

『《カメレオプス》召喚! バーストセットォ! ターン終了!』

 

 

『カメレオプス

 3(2) 爬獣・星魂

 <1>Lv1 2000 <3>Lv2 5000

Lv1・Lv2『自分のメインステップ』

 自分がコスト7以上のスピリットカードを召喚するとき、このスピリットに赤のシンボル2つを追加する。

シンボル:赤』

 

 

 まったマイナーなカードを使うなぁ。

 次のターンコスト7以上のでも出したいのかな?

 いや、まぁ…………

 

「んじゃまとりあえずコアステップ、ドローステップ。メインステップ。

 《カメレオプス》召喚」

 

 ……俺も使うんだけどね。

 

「バーストをセットして、ターンエンド」

『ガルルルルル…………俺様のターン!

 《カメレオプス》の効果でシンボルを3にし、《焔竜魔皇マ・グー》を召喚! 不足コストは《カメレオプス》を破壊して補う!』

 

 

『焔竜魔皇マ・グー

 7(3) 竜人・古竜

 <1>Lv1 5000 <3>Lv2 8000 <5>Lv3 10000

Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』

 ステップ開始時、自分のトラッシュのコアを、好きなだけこのスピリットに置くことができる。

Lv1・Lv2・Lv3『自分のアタックステップ』

 系統:「竜人」/「古竜」を持つ自分のスピリットすべてをBP+3000する。

Lv2・Lv3

 系統:「古竜」を持つ自分のスピリットすべてに赤のシンボル1つを追加する。

 シンボル:赤』

 

 

 おいおい、森の熊さんが赤デッキかよ。

 

『アタックステップ開始時にトラッシュのコアを全て乗せ、《焔竜魔皇マ・グー》で攻撃!』

「ライフで受ける」

 

 鎌を構えた竜人が、自分に向かってくる。

 迫力満点ですね。

 

『シンボル追加ァ! ダブルシンボル!』

「ぐぁあっ!」

 

 

 紅 ライフ 5→3

 

 

 痛い。

 なんだろう。痕がつかない虐待受けてる子供みたいな気分。

 良い例え方じゃないね。

 ま、これでバーストが発動できる。

 

「ライフ減少時にバースト発動!」

 

 その時、フィールドに火の柱が巻き起こる。

 幾つもの柱が次々と現れ、その中から赤い龍が出現する。

 

「《龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード》!」

 

 カッコいいな龍の覇王。

 なんていうか、流石一枚制限。

 

 

『龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード

 8(3) 覇皇・古竜

<1>Lv1 6000 <3>Lv2 10000 <5>Lv3 13000 <8>Lv4 20000

 【バースト:自分のライフ減少後】

 自分のライフが3以下のとき、BP15000以下の相手のスピリット1体を破壊する。

 この効果発揮後、このスピリットカードを召喚する。

Lv2・Lv3・Lv4 『このスピリットのアタック時』

 相手のスピリット1体を指定し、そのスピリットにアタックできる。

Lv3・Lv4 『このスピリットのアタック時』

 自分のバーストをセットしているとき、このスピリットのBP以下の相手のスピリット1体を破壊する。

 シンボル:赤』

 

 

『え、Xレアだとぉ!?』

「ライフが3以下のため、BP15000以下のスピリットを破壊する。もちろん…………」

『お、俺様のマ・グーがぁぁ』

「そして、バースト召喚! さあ、どうする?」

『ターン終了…………』

 

 このデッキ、結構頑張って作ったんだよなぁ…………その分強いと思ってる。

 パック買うのも全部小遣いでやりくりしてたしね。

 

「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ。メインステップ。

 まずはバーストセットして、どうしようかね」

 

 コアは全部で6。うち2個はカメレオプスと龍の覇王だ。

 ここはこう動くか。

 

「よし、じゃあ俺も《焔竜魔皇マ・グー》召喚!」

『真似すんなぁ!』

「偶然被っただけだろ。気にすんなって。不足コストは《カメレオプス》から確保で」

 

 さて、場には龍の覇王とマ・グー。

 シンボルを増やす効果でライフを1まで追い込むことができるが…………どうするか。

 

「アタックステップ、トラッシュのコアを《焔竜魔皇マ・グー》に。《龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード》から2体でアタック!」

『どちらもライフだぁ! ぐああぁ!』

 

 

 熊 ライフ 5→1

 

 

 うわっ、いたそー。

 

「ターンエンド」

『お、俺様のターン……』

 

 相手リザーブのコアは、ライフの分も合わせて9個。

 何かしらできるはずだが。

 

『《ネオ・フレイムテンペスト》で《龍の覇王ジーク・ヤマト・フリード》を破壊……』

 

 

『ネオ・フレイムテンペスト

 7(3)/赤

 フラッシュ:BP8000以下の相手のスピリット1体を破壊する。

 または、BP4000以下のスピリットすべてを破壊する。』

 

 

「ふむ」

『ターン終了』

 

 勝ったな。

 

「コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ。メインステップ。

 《焔竜魔皇マ・グー》でアタック」

『ライフで……受ける…………ぐわぁあああああああ!!』

 

 

 熊 ライフ1→0

 

 

 

 パリィン!

 ライフが全てなくなった熊は、吹き飛ばされてバトルフィールドから落ちていった。

 そしてフィールドが光輝き、目を開けれいられなくなるので目を腕で覆う。

 

 

 

 気が付くと、元の森の中にいた。

 

「うしっ! 勝った! ありがとうございました!」

 

 デッキコンセプトが似通ってたなー。

 あっちのバーストが何だったのか気になる。

 

『森の主である俺様が負けるなんて……』

「あのなぁ、いちいち負けたからってしょげてんなよ。またやればいい話だろ?」

『貴様、バトスピ法を知らないのか?』

「なんだそれ?」

『バトスピで勝った方は、負けた方にある程度のことができるんだ』

「じゃあ俺はなにをすればいいんだ?」

『基本的になんでもいいぞ』

「んじゃ、飯食わせろ」

『わ、わかった』

 

 

 

 こうして、この世界での第一歩が踏み出された。

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