「ハッハァ! ネクサスばっかで何もだしてこねえじゃねぇか!
勝ちは決まったようなもんだな、ドロー!」
あらま、勝ち誇っていらっしゃる。
「俺は《ランマーゴレム》のLv2、《巨人猟兵オライオン》をLv2に上げる。《光の衛士アドリアン》でアタック!」
紅 ライフ 5→4
「バースト発動。《妖華吸血爪》」
『妖華吸血爪
5(2)/紫
【バースト:自分のライフ減少後】
自分はデッキから2枚ドローする。
その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ:自分の手札を好きなだけ破棄する。
その破棄したカード1枚につき、相手のスピリット1体のコア1個を相手のトラッシュに置く。』
「2枚ドロー」
「ターン終了だぁ」
「そんじゃま俺のターン」
ドローして手札は3枚。
この引きは強いなぁ。
「《北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン》召喚」
『北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン
6(3) 神星・星竜
<1>Lv1 5000 <3>Lv2 8000 <5>Lv3 11000
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』
自分の手札にあるブレイヴカード1枚を、コストを支払わずに召喚できる。
この効果で自分のブレイヴが召喚されたとき、自分はデッキから1枚ドローする。
【合体時】Lv3『このスピリットのアタック時』
BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、相手のスピリット1体を破壊する。
シンボル:赤』
「なんだそのカードは…………お前みたいなカードバトラーが、Xレアだとぉ!?」
なんかこの世界の生物って、Xレアに対してオーバーリアクションすぎねぇ?
「効果で手札のブレイヴをノーコスト召喚する。い出よ、《騎士王蛇ペンドラゴン》。そして召喚したので1枚ドロー」
『騎士王蛇ペンドラゴン
5(紫2赤2) 妖蛇・星魂
<1>Lv1 4000 <0>合体+4000
Lv1『このブレイヴの召喚時』
相手のスピリット1体のコア2個を相手のリザーブに置く。
この効果でそのスピリットのコアが0個になったとき、自分はデッキから1枚ドローする。
合体条件:コスト3以上
【合体時】『このスピリットの合体アタック時』
合体していない相手のスピリットのコア1個を相手のリザーブに置く。
シンボル:なし』
おおお、かっけぇ。
立体で目の前に現れるっていうのは、凄えなぁ。
「騎士王蛇ペンドラゴンの召喚時効果、光の衛士アドリアンのコアを2個までリザーブへ!」
「お、俺の強化要因がっ!」
「この効果で破壊したので、1枚ドロー」
こいつら、どっちも制限カードなんだよね。
強い(確信)。
さぁ、まだまだ悪夢は続くぞ!
リザーブにはコアが6個あるからな!
「《十剣聖スターブレード・ドラゴン》をLv3で召喚!」
『十剣聖スターブレード・ドラゴン
8(6)/赤/剣使・星竜
<1>Lv1 7000 <3>Lv2 10000 <4>Lv3 15000 <8>Lv4 20000
Lv1・Lv2・Lv3・Lv4『このスピリットのアタック時』
最もBPの高い相手のスピリット1体を破壊する。
Lv2・Lv3・Lv4『このスピリットのアタック時』
このスピリットをBP+5000する。
【合体時】Lv3・Lv4『このスピリットの合体アタック時』
BP7000以下の相手のスピリット1体を破壊する。
この効果でコスト6以上のスピリットを破壊したとき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く。
シンボル:赤』
「ま、またXレア! 馬鹿なっ!」
「赤の軽減シンボルは6。フィールドの赤シンボルも6。
なのでコスト2で召喚!」
「なんだってぇ!?」
「《騎士王蛇ペンドラゴン》を《十剣聖スターブレード・ドラゴン》に合体して、アタックステップ」
さあ、全て破壊してあげよう。
「《十剣聖スターブレード・ドラゴン》でアタック! 《騎士王蛇ペンドラゴン》の効果で《巨人猟兵オライオン》のコアを1個リザーブへシュート!
そしてLv3アタック時効果、BP7000以下の相手スピリット1体を破壊し、それがコスト6以上ならば相手のライフを1つリザーブへ!
更に、アタック時効果で最もBPの高い相手スピリットを破壊! 対象は《ランマーゴレム》!」
「お、俺のフィールドのスピリットが全滅だと!?」
「《焔竜の城塞都市》の効果発動! 自分のアタックステップで相手スピリットを破壊したので1枚ドローを×2!
2枚配置されているので、4枚ドロー!」
「インチキ効果も大概にしろ! ライフで受ける!」
不良ライフ5→4
「ターンエンドだ」
相手の不良は茫然自失。
もうこれ勝ち確定ですわー。
「ど、ドロー……くそっ! くそぉっ!
ふ、ふざけるなぁ! こんな奴に、こんなヤロウに負けるわけないんだぁ!
来いっ! 《巨人猟兵オライオン》! あいつのデッキをなくしやがれぇ!」
「2枚目か、しかし……」
またもやデッキが削れていくが、止まる。
「このデッキには、《聖騎士ペンタン》が2枚は入ってるんだよね」
「こなくそぉおぉ!!」
「はい、召喚するよ。これで俺のデッキは破棄できなくなった。まだやるかい?」
「俺の負け…………だ」
そう宣言されると、眩い光が。
次の瞬間まぶたをを開くとそこはカードショップ前。
これどういう原理なんだろう?
なにはともあれ、戻ってきたな。
「おかしらぁ!」
俺を取り囲んでいた奴らが、一斉に駆け寄る。
手下か部下、なのかな?
「ま、負けちまったよ。元プロが…………こいつそんなにやるんですかい?」
元プロ?
カードにプロとかあんのか。一度はなってみたいな。
あ、まずは確約してもらわなきゃな。
「あのー、寝床と飯はマジでお願いねー。俺ショップに用事あるんでー」
「待った!」
へたりこんでいた不良が俺に詰め寄る。
「見たことのないカードばかり使っていたな。Xレアもそんなに持ってるんだ。事情を詳しく聞かせてくれ」
「ショップの中でいい?」
「ああ、バトスピ法は絶対だ。俺はあんたに着いて行くよ」
よっし、確約された。
「んじゃ、入ろうか」