混沌と調和,相反する二つを宿す問題児!?   作:初枝沖兎

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はい、いよいよ第9話に参りました…

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嬉しいです!!

登録された方々、まっことに有難うございます┏○┓

それでは、第9話どうぞ!


第9話:ギフトゲーム、〝ハンティング〟開幕!

 

side―ノーネーム一同

 

 

ペリドット通り、噴水広場前

飛鳥、耀、ジン、十六夜、和、黒うさぎ達

ノーネームの面々はこれから決戦と言うのにも

関わらず楽しそうに談笑しながらフォレス•ガロ

居住区に向かって歩を進めていた

すると、〝六本傷〟の旗が掲げられた

件の件があったカフェテラスにて声をかけられた

 

「あー!昨日のお客さん!

もしや、今から決闘ですか?」

 

『おう、鉤尻尾のねーちゃんか!

そやで、今から討ち入りやで!』

 

近寄ってきた、猫耳ウェイトレスは

一同にペコリとお辞儀をすると

可愛らしく握りこぶしを腕の前に作り

言葉を発する

 

「ボスからもエールを頼まれました!

ウチも奴等の悪行にはあったまきてたんです!

奴等にどうか天誅を食らわしてやって下さい!」

 

「ふふっ、もちろんよ…彼等には、

死より重い(・・・・・)罰を与えるから」

 

そう言うと、飛鳥はどことなく妖艶な笑みを

浮かべながらくすりと笑う

 

「あっ、それと皆さんにお伝えすることが、

フォレス•ガロのゲームなんですが、

領地の舞台区画ではなく居住区画でゲームを

行なうみたいなんですよ」

 

「舞台区画ではなく居住区画でですか?」

 

この情報に黒うさぎは驚きの声をあげ

ウェイトレスは言葉を続ける

 

「しかも、傘下のコミュニティや同士を

全てほっぽり出してですよ!」

 

「それは、確かにおかしいですね……」

 

 

黒うさぎとウェイトレスは首を傾げあって

唸るように考える……

と、口を開いたのは十六夜だった

 

 

「ん、やっぱりこう来たか」

 

「だな、予想通りだね」

 

「全く、十六夜くんには未来でも見えてるのかしら?」

 

「十六夜、人外、規格外……」

 

「ヤハハハ、失礼な俺は至って普通な

純真培養の人間だぜ」

 

「まぁ、十六夜の出鱈目さは今に始まった

わけじゃないしね」

 

「おいおい、和お前まで人を人外扱いかよ

まぁいいや、とりあえずお嬢様

作戦通り(・・・・)いくぜ」

 

「えぇ、わかってるわ、春日部さん

頑張りましょう」

 

「うん、飛鳥は私が守る……」

 

「おっ、春日部さんイケメン!」

 

 

問題児一同は全く緊張のきの字もなく

何やら悪巧みを画策していた

 

「えっ?皆様わかっていたとは一体?」

 

「おっ、皆さっさと行こうぜ」

 

「「「おう(ええ)!!」」」(和•耀•飛鳥)

 

 

「ちょ、ちょっと〜〜〜〜!?」

 

 

黒うさぎの言葉をガン無視して

問題児一同は居住区画のゲームエリアに

向かって歩を進めていった………

 

 

 

「ちょ……ちょっと待って下さい皆さんー!?」

 

 

ル〇ージは空気だった…………

 

 

 

side―out

 

side―

 

 

森だった……いきなり何言ってんだと思うが

言葉そのまま、フォレス•ガロの居住区画は

凄まじい程の不気味なジャングルと化していた

 

「おいおい、フォレス•ガロは

動物愛護団体でも目指してんのか?」

 

「いえ!?何ですかこれは!

フォレス•ガロの居住区画は

至って普通な所だった筈なのですが…」

 

すると、ル〇ージは辺りに異様な変質を

遂げた木々に触れながら驚愕しながら言う

 

「やっぱり……鬼化している?」

 

「鬼化?鬼化ってあの、吸血鬼に

噛まれた奴等が理性失って屍喰鬼に

なったりする?」

 

「はい、その考えで相違ないです

(しかし、この規模の鬼化を……まさか

彼女が……!?)」

 

「おっ、お嬢様ほらよ」

 

すると十六夜は空に浮いていた

契約書類を掴み飛鳥に向かって放る

 

 

『ギフトゲーム名〝ハンティング〟

 

・プレイヤー一覧

 

久遠飛鳥

春日部耀

ジン=ラッセル

 

 

・クリア条件

 

ホスト本拠地内に潜む、

ガルド=ガスパーの討伐

 

・クリア方法

 

ホスト側の用意した指定武具でのみ

討伐可能

 

※尚、指定武具以外での討伐は、

契約(ギアス)によって不可とする

 

・敗北条件

 

降参かプレイヤーが上記の

勝利条件を満たせなくなった場合

・指定武具

 

ゲームテリトリー内に設置

 

〝宣誓〟

 

上記を尊重し、誇りと御旗の下

〝ノーネーム〟はギフトゲームに参加します

 

フォレス・ガロ 印 』

 

 

 

その契約書類を見て黒うさぎは

驚愕に顔を歪める

 

 

「指定武具で、ガルドを打倒!?」

 

「まっ、マズイd「さぁ、行きましょう」

ちょ、ちょっと待ってください!?」

 

慌てる二人を他所に飛鳥と耀は

さっさと行こうとする

 

 

「何かしら、ジン君?」

 

「何かしらじゃありません!

ルール見てなかったんですか!?

ガルドは契約によってその身を守って

るんですよ!だから、昨日のように

耀さんのギフトも通じません

だから作S「知ってるわよ」……へっ?」

 

飛鳥の言葉に素っ頓狂な声をあげたジン

飛鳥はめんどくさそうにジンに言う

 

「だから、予測済みだって

言ったのよ、でしょ十六夜くん?」

 

「ヤハハ、まぁな、まずお嬢様の能力を

知ってるガルドは通常のギフトゲームは

勝機がないからな、尚且つ、舞台区画の

ゲームは様々なコミュニティに見られている

これじゃあ対策して完封してくださいって

言ってるようなもんだ。ならばどうするか」

 

そこで十六夜は指を立てながら

ジンと黒うさぎに言う

 

「新しく、尚且つ自らが一番知ってる

フィールドに開始場を移せばいいさらに、

お嬢様のギフトを受けないために

自らの理性を突破らう何かしらの

策を講じればいい……まぁ、

鬼化って言うのまでは予想してなかったが

あらかた計算通りだ」

 

「さすが兄弟、そこにしびれる

憧れる〜♪」

 

 

十六夜の推理を聞いて最早放心状態の

ジンと黒うさぎ

 

 

 

「まっ、後は作戦通り頼むぜ春日部、お嬢様」

 

「任された……!」

 

「えぇ、任せなさい、さぁ行くわよ

ジン君、春日部さん」

 

 

そう言うと飛鳥はジンを引っ掴み

意気揚々とフィールドへと入っていった

 

 

 

side―out

 

 

閑話休題

 

 

「あの〜、十六夜さん和さん、

作戦って言うのは?」

 

そんなことを聞いてきたのは

ゲームが始まって20分ほどたってのことだった

黒うさぎは問題児一同が何やら画策していた

ことを知らず気になっていたのだ

 

 

「内緒……と言いたいところだが

もう隠す必要ないしな教えてやるよ

なぁにたいしたことじゃない、

ガルドをお嬢様に隷属させる(・・・・・・・)

だけだ」

 

「へえー………へっ…!?」

 

黒うさぎは目を白黒させた後

大きく目を見開きながら十六夜達に言う

 

 

「がっ、ガルドを隷属!?

あの、鬼化した虎をですか!」

 

「yesだぜ黒うさぎ」

 

「そんなこと無理に決まってます!

今回のクリア条件はガルドを

討伐、つまり殺すことになります…

討伐してしまったらガルドを隷属させる

ことはできません、隷属させるには

この度のゲームの契約時に隷属をする

と契約してないためガルドは隷属されず

そのまま消滅してしまいます、

残念ながら十六夜さんの考えは

成就されることはないです……」

 

黒うさぎは至極正論を吐き十六夜は

黒うさぎの言葉に軽く微笑しながら

返答する

 

 

「あぁ、知ってるでもよそれって、

あくまでガルドが殺された瞬間(・・・・・)

までの話だろ?

だから、その後は好きにしていいってことだ

違うか?」

 

「そっ、それは……確かにガルドの死後は

ゲームルールに抵触致しませんが、

死んでしまったら隷属は………」

 

「だから、()だけを回収する」

 

「たっ、魂のみを!?

そんなこと、できるわけ……」

 

「バカ野郎、こっちには異世界から来た

頼れる、人外人間のなごえもんが

いるだろうが」

 

「クックックッ、まっかせなさーい♪」

 

 

何故か手をグーにしながら

自身満々に言う和と十六夜は

ヤハハハとわらい楽しそうにする

黒うさぎは最早何も言うまいと

心に決めたのだった……

 

 

 

 

「Gyuaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」

 

 

突如、その雄叫びは聞こえた

三人は森の方を向きながら紡ぐ

 

 

 

「いっ、今のは!?」

 

「あれだな、虎になった春日部だ」

 

「あぁなるほど…って、

そんなわけないでしょう!?」

 

「じゃあ、きっと虫を見て

驚いたお嬢様だな」

 

「ボケるのも大概にしてください!」

 

「じゃあ多分、胃が限界に達した

ル〇ージの叫びだね」

 

「…っぐ…可能性がありそうで何も

言えない………」

 

 

黒うさぎは若干歯噛みしながら

音が響いた方角を心配そうに

みつめた、ゲームは着々と終わりへと

近づいている……

 

 

 

 

side―飛鳥

 

 

 

フォレス•ガロ居住区画、某所の

草木があまりない開けた場所にて

久遠飛鳥は銀の十字剣を地面に突き立て

息を整えていた

 

 

「(ふぅ…全く、春日部さんは無理しすぎよ

でも、おかげでフィナーレの舞台は

整ったわ…さっさと終わらして

春日部さんには、お説教しなきゃ…)」

 

 

久遠飛鳥は十字剣を命懸けで奪って

きた親友のことを思いながら

楽しげに微笑むと前方の

大きな陰に気付く、陰の正体は言わずもがな

その身を鬼へと染めた白き虎、

ガルド=ガスパ―である

ガルドの身体は所々煤に塗れ汚れているが

相手を射殺さんばかりに

怒りに満ちたその双眼は飛鳥をしっかりと

捉え、低い唸り声をあげていた…

 

 

「あら、レディーにそのような視線を

向けるなんて紳士失格ね

ガルドさん?」

 

 

「Gyuuryaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!」

 

 

飛鳥の挑発に理性を失った獣が

その巨大な体躯を動かし飛鳥へと

襲いかかる……が

 

 

 

 

それは(ガルド)にとって悪手だった

 

 

 

「『木々よ、拘束なさい!!』」

 

 

飛鳥のギフト〝威光〟によって

辺りの木々達が根を伸ばし

ガルドの四肢を拘束していく

暴れ狂うガルドだが鬼化した木々の

耐久性は凄まじくなかなか

破ることができない、飛鳥は十字剣を

上段に突き出すように構えガルドに

走りながら言い放つ

 

「十字剣よ、私に力を!!」

 

 

十字剣がきらりと輝くとその切っ先は

ガルドの眉間に深々と貫かれた

そして、飛鳥はすぐさま十字剣から手を離すと

ギフトカードから、一本のペットボトルを

取り出しキャップを開け、十字剣に貫かれ

その体を光と灰と化し霧散させるガルドに向け

 

 

 

 

 

ペットボトルの中に吸い込んだ(・・・・・)

 

 

 

 

飛鳥は全ての光と灰を吸い込み終えると

ペットボトルのキャップをしっかりと締め

微笑を浮かべながらペットボトルに語りかける

 

 

「ふふっ、大丈夫殺さないわ貴方には

私の下僕として働いて貰うから♪」

 

 

そして、ゲーム終了を告げる

笛が鳴り響いた………

 

 

side―end

 

 

 




作者「ようやく、フォレス•ガロとのギフトゲームが
終了したね」

和「おう、まぁ久遠さんもこれで要約ペット持ちだな (笑)」

作者「あはは……ガルドお気の毒様…」

和「で、いよいよ次回は、あの娘が出てくんだろ?」

作者「うん、皆大好き、金髪ちゃんが登場します♪」

和「あぁ、あれだな白夜叉あたりが喜びそうだな……」

作者「……ノーコメントで………」

作者「さて、それではこの辺で括りますか」


作者•和「「次回もお楽しみに!!」」
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