東方空壊創   作:神狼 血紅

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第16話 蘇る妖

〜〜〜〜冥界、???の庭〜〜〜〜

 

ここは冥界のある屋敷の庭、その庭の真ん中には大きな桜が今にも咲きそうな状態だった。

 

「ついに咲くのね…………、この桜が。あと少しで春が集まる。」

「只今戻りました。現在、博麗の巫女達が此方に向かっています。残り少しの春は彼奴らから奪えばいいかと。」

「そうね………それじゃあ、頼むわよ、妖夢。」

「はい、幽々子様。」

「いよいよわかるのね。あの桜の下に誰が眠っているかが…………」

 

 

〜〜〜〜冥界、扉前〜〜〜〜

 

「(くそっ、前に人里で見た本に載っていた桜。まさかそれが今回の異変の中心なんてな。)」

(主、かなり妖力が高まってるは、急がないと。)

「(わかっているよ、ミリア。もう少しで霊夢達が来るはずだ。)」

 

ミリアと話していると突然、聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

「星羅!こんなとこにいたのね。」

「きたか。異変の事について、わかったことがある。冥界に行きながら話そう。」

「別に良いですけど………この扉、結界が貼ってありますよ?」

「任せろ、雷灰『ライジングアルテミス』」

 

星羅がスペルを唱えると、星羅の刀の形が変わり、弓になった。しかし、普通の弓と違い、紫色の装甲が上と下にあり、全部が鎖で繋がれていて、上の装甲に黄色の玉がはめられている。

さらに、上には、羽?の様なものがついている。

 

「行くぞ!出力最大!星屑弓『スターダスト・アロー』」

 

再びスペルを唱えると、弓にはめてある玉が輝きだし羽?の様なものが4枚に別れた。そして、星羅が何もないところから、雷の矢を取り出し、撃った。結界に当たった瞬間ーーーーーー

 

バチバチバチバチバチ、バリィン!、

ドゴン!!!!!!

 

ーーーーーー結界が砕け散り、扉の一部に穴が開いた。

 

「………………」「………………」

 

「………………」「………………」

 

「………………」

 

『えぇぇぇぇぇぇぇ!?!?』

 

上空に五人の声が響いた。

 

 

〜〜〜〜話をしよう、あれは今か(略)〜〜〜〜

 

 

星羅達は、穴から冥界には入り(ちゃんと修復しました。)、目の前の物に唖然としていた。

 

「この階段のぼるのか………、冗談きついぜ………。」

 

「同感だな。」「不本意ですが魔理沙の言うとうりです。」「右に同じく。」「飛んでいくほうが、早いですね。」

 

順に魔理沙、星羅、咲夜、霊夢、文である。

 

「丁度いい、飛びながら説明しよう。」

 

星羅は異変の真相、妖怪桜のこと、敵の事、全て包み隠さずに、話した。

 

 

〜〜〜〜少年説明中〜〜〜〜

 

 

「おいおい、それ、本当か?」

「今冗談言ってどうする。…………とっ、敵さんのお出ましか。」

「やはりきたか、人間が4人に妖怪が1人かって、なぜ貴方がここにいる。…………まぁ、いい。今すぐお前たちの春を渡して、即刻ここから立ち去れ。」

「あんた、自分達が何してるかわかってんの?」

「私は、幽々子様に従うだけだ。貴方達の指図は受けない。」

「てめぇらが咲かせようとしてる桜はなぁ!よ「問答無用!断想剣『草木成仏斬』」!避けろ!」

 

妖夢はいきなりスペルを使って斬撃を飛ばすが、五人はそれぞれに避ける。

 

「霊夢!先にいけ!こいつは俺がやる!水火『ミストフィールド』」

 

妖夢を覆うように霧がかかった。

 

「星羅!………わかったわ。みんな、行くわよ!」

「いかせません!「てめぇの相手は俺だ!風斬『一文翔』」くっ!、また貴方ですか!」

 

霧から出ようとする妖夢にたいし、星羅は、霊夢達と妖夢の間に入り一文字の要領で、風の刃を飛ばす。

 

「邪魔を………するなぁぁぁぁぁぁ!楼花剣『閃閃散華』」

「こちとら幻想郷の命運かかってんでなぁ!神霊剣『輝閃千波』」

 

剣撃と剣撃がぶつかり合い妖夢の剣撃が勝ち星羅に届くーーーーー

 

「(と、思うじゃん?)」

 

ザシュュュ、

 

「え?な、なんで、当たったはずなのに。」

 

ーーーーーことは無かった。逆に妖夢が切られたからである。

 

「……幻夢斬『影斬り』+人形『シャドードール』ダブルスペル、鏡斬り『ミラーアタック』。これが今お前に使ったスペルの名だ。その傷ではもう勝てない、諦めろ。」

「そ、んな、私は……負けた?………すみません、幽々子様。早く私を殺せ。情けはいらない。」

「何故だ?」

「何故だ、だと?」

「ああ、そうだ。何故勝負に負けたから殺す?自分が従うべき人がいるのなら、最後まで、その身をもってしても、守ってみせろ!従うべき人が道を外したのなら、全力で戻せ!」

「……………!」

「今もお前の主人は死へと向かっている。」

「どういう…ことですか?」

「どうやら知らないようだな………、教えてやろう。お前らが咲かせようとしてる桜の名は西行妖、生を死へと誘う桜。まだ生きていた頃の西行寺 幽々子の死因だ。」

「!!!」

「西行妖が咲いたら、おそらく…………西行寺 幽々子は死ぬ。」

「そ、そんな、私が、幽々子、様を、ころそ、うと」

「まだ手はある。おそらくだが、俺らが向こうに着く頃には、戦いは終わっているだろう。だから、西行妖をもう一度封印する。」

「で、出来るんですか!?」

「出来る出来ないの問題じゃない。やるんだ。そうだよな、紫。」

「………やはり貴方は凄いわね、星羅。封印なら任せて頂戴。絶対に幽々子を、幻想郷を壊させやしない。」

 

何処からともなく現れた紫は、もう感知しているみたいだ。おそらく、もう藍を向かわせたのだろう。

 

「そうと決まれば、治水『ヒールウィンディーネ』、これでよし。急いで屋敷に向かうわよ。」

「傷が………、治っている。あ、ありがとうござ『ゴオォォォォォォォォォォォォォォ』!」

「この音は、まさか。」

 

急に紫が青ざめ始めた。

 

「紫、まさか……西行妖が「無駄話している暇は無いわ!今すぐ、スキマに入って!飛ぶわよ!」っ!わかった。」

 

その場所には、もう誰もいなかった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「ついたわ!開くわよ!」

 

紫がスキマを開いて、見えた光景はーーーー

 

「こ、これは………」

 

ーーーーみんなが血を流し、傷を覆いながらも戦ってる光景だった。




ついに異変を最終幕。西行妖との激闘へ!次回をまて!
     
newスペルカード

雷灰『ライジングアルテミス』
星羅の剣、無零の弓形態。『ブラスターレーヴァテイン』や『ダースインレイヴヘル』同様、ダブルスペルが可能。

星屑弓『スターダスト・アロー』
『ライジングアルテミス』が放つ技の一つ。出力20%、出力40%、出力60%、出力80%ごとに技が変わる。

水火『ミストフィールド』
星羅の初めての混合魔法。魔法は、パチュリーに教えてもらった。他にも色々と使える。

風斬『一文翔』
一文字に風の属性をのせ、遠距離にも対応させた。

神霊剣『輝閃千波』
輝く閃光の刃が千の波になりて相手に向かうが、一直線にしか飛ばず、威力も弱いため目眩まし程度にしかならない。

幻夢斬『影斬り』
幻影で相手を誘い込み、後ろから影に向かって切る。切られたら最後、幻影に切られるまで、動けない。

人形『シャドードール』
対象を真似た闇の人形を作り出す。

ダブルスペル、鏡斬り『ミラーアタック』
『影斬り』と『シャドードール』のダブルスペル。強力なカウンター技だが、条件や発動タイミングが少しでもずれると発動出来ない。そのタイミングが、
1、相手への攻撃がある程度届く距離である事。
2、相手の攻撃が当たる直前である事。
が、強いられる。
条件は、
1、相手の武器が刃物の場合。
2、相手が正面の場合。
3、相手に気づかれない程のスピードで、影の中の人形と入れ替わることが出来る場合。
の、3つの条件をクリアしなければいけない。

治水『ヒールウィンディーネ』
ただ単に、パチュリーのスペルの回復バージョン。



【挿絵表示】

なんとなく椛を書いた
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