くずもち「fate/goにどハマリし、他の作者が書かれた作品が面白かった。気が付いたら一月も経っていた。反省はしている、だが後悔はしていない」
モードレッド「そうか、なら死ねぇ!」
くずもち「ギャァァァァァァ!!」
「けふっ………死ぬかと思った」
やぁみんな!最近キャラぶれ始めてね?と、作者と一緒に悩んでいるモードレッドです!
戦車が自爆する前に大急ぎで鎧を着た事で、なんとか大怪我を免れた。切り札を一つ失った事は痛いが、ライダーの戦車はぶっ壊したし、まぁ良しとしよう。
「マスターー無事かーー」
その辺にほっぽり出したマスターの安否を確認しておく。
少し離れた所に仰向けに転がってる。幾ら強化出来るとはいえ、さっきの爆発は堪えたか。
近付いて介抱してやろう。
「おーい、生きてるかー」
「」
あ、駄目だこりゃ。完全に気を失ってる。外傷は無い様だし、取り敢えず無事だろう。
ライダー組はどうなった?
「おーい坊主。生きとるか?」
ライダーのマスターも気絶してる。
今のまま戦っても良いこと無さそうだな………うし!
「おいライダー。ちょっと良いか?」
「なんだ?」
「マスター達が起きるまで、一時休戦といかねぇか?」
「ガハハハハ!良い飲みっぷりではないか!キャスターよ!」
「そういうライダーも、豪快に飲むじゃねぇか!」
え?俺達が今何をしているののかって?見れば分かるだろ。朝からライダーと飲んでんだよ。もう昼近いけど。
あのまま戦闘を続けたら両方のマスターが死にかねなかったから、休戦して朝まで飲み明かしてた。そんだけの酒を買う金?盗まれても警察に訴えれない金って良いよね。例えば脱税とか。
「どうしてこうなった……」
ライダーのマスターが嘆いているが、知った事ではない。
ちなみに士郎は近くでショゴスとグラディウスⅢやってる。無茶苦茶うめぇ。
「………っ、ぅん」
お、マスターが起きた様だ。
「おはようマスター。早速だけど俺とライダー、同盟組むことにしたから」
「………へ?」
何を言われたのか理解出来ず、マヌケ面を晒すマスター。
「…ちょ、ちょっと待って下さい!?なんでいきなりそんなことに!?」
「俺が決めた。今さっき。期間は残るサーヴァントが俺たちだけになるまで」
「え、えー……」
傍若無人、ゴーイングマイウェイ。これぞ俺の生き方。
ちなみにライダーにはもう、聖杯の仕組みを話してある。サーヴァント達を配下に加えられないと知って残念がっていたが、無理な物は仕方がと割りきっていた。
「ライダー。取り敢えず俺は今日辺りにバーサーカーをマスターごと確保して、王さまにぶつけるつもりだけど、お前はどうする?」
「そうさなぁ。アーチャーとセイバーの奴でも誘って、酒盛りでもするか?武ではなく、王としての器を競うのだ」
「お、良いなそれ!俺王じゃ無いから関係無いけど!じゃあバーサーカーをぶつけるのは明日にして、今日は確保するだけにしとくか?……早い方が良いし今からでも行くか」
思い立ったが吉日。さっさと確保しよう。見張らせてるティンダロスの報告だと、なんかの魔術の激痛で転げ回ってるらしい。
立ち上がり、虚数空間を近くの下水道に繋げる。
「んじゃ、ちと行ってくるわ。留守番頼むなぁ~」
「え、ちょ、待っ「待たない」
「到着」
バーサーカーのマスターが潜伏している近くの下水道へでた。
その辺でボロ雑巾みたいに転がってるだろうし、すぐ見つかるだろう。
「………ウゥ…サクラチャン…トキオミィ」
「あ、居た。………一般人ならSANチェック物だな」
なんか体のいろんな所から血がピュッて出て、呻きながらモゾモゾと動くヒトガタとか、キモいわ。
「おーい、生きてるかー。まぁ、死んだら死んだで何とかするけど」
バーサーカーのマスターの横にしゃがんで状態を見る。
この処置を施した奴、中々エグい事をするなぁ。
「お……まえ…は?」
「わたすか?わたすはキャスターだ。鎧は置いてきた」
「!敵…か」
「やめときな。この距離ならランスロの奴を出すよりも速く、俺はアンタを殺せる」
「………何の…用…だ」
「ふむ、その状態じゃ喋り辛いだろう。何とかしてやるから黙ってろ」
治療の邪魔になるから中の虫は取っておくか。
「ちょっとピリッとするぞー」
「何を…アバババババババババ」
バーサーカーのマスターのに電撃を流し込んで、体内の虫を殲滅すると同時に治癒の魔術を掛けていく。序でにボロボロの魔術回路も治しておこう。
ムッ、虫が無駄に抵抗してきやがる。このやろっ、出力上げてやる。
バリバリバリバリバリバリ
「……………」チーン
「これで良し!」
余計瀕死になった気がするけど、気のせいだろう。
「よっこいしょと」
バーサーカーのマスターを担いで虚数空間を展開し、そこから柳洞寺へと移動する。
「あ、分かってるとは思うが、ランスロ。テメーは歩いて来いよ」
入って直ぐに虚数空間を閉じる。
「帰ったぞ~」
柳洞寺に帰還した俺の前に広がった光景は
「ああもう!!また落とされた!」
「今の所はもう少し下がるべきだったと思うよ?」
「てけり・り」
仲良くゲームをする三人?と。
「ほれ、御主も飲むが良い」
「え、いや俺未成年なんですけど」
「そう堅いこと言わんで、ほれ」
《そうでっせ、岸波の旦那》
《旦那は少し堅過ぎでさぁ》
《ガツガツガツガツ》
《ガツガツガツガツ》
《ガツガツガツガツ》
買っておいた菓子を貪り食う
あと周囲には散らかったお菓子のゴミ。汚ねぇ。
俺が出掛けてる十数分の間に何があった。
「あ、キャスターさん!おかえりなさい、収穫は有りましたか?」
マスターが帰ってきた俺をダシに使い、ライダー達から逃げてきた。
「おう、コイツが成果だ。コイツ、バーサーカーのマスター」
「へーそうなんですか」
「驚かねぇのな」
「もうキャスターさんなら、突然聖杯を完成させたとか言っても驚きませんよ」
あっそう。流石に俺でも、独力で聖杯を完成させるのは無理だけど。
「バーサーカーは確保したからな、明日王さまの所に襲撃掛けんぞ。その前に今日の酒盛りの準備しないといけないけど」
「ホントにやるんですか?」
「当たり前だろ?俺も王さまの願いを訊いておきたいからな」
王さまが願うのは、祖国の滅亡の回避か、それとも王の選定のやり直しか、はたまたそれ以外か。
まぁどんな願いだろうと、俺が勝つから叶えられねぇがな!
「ライダー、酒盛りは何処でやる?俺としてはアインツベルンの城、王さまの本拠地でやりたいんだけど」
「場所の指定はお主に任せる、その代わり盛大に頼むぞ!それから余は、これからアーチャーの奴を誘ってくる」
「おう、任せた。んじゃ場所は王さまの居るアインツベルンの城な。これから忙しくなるぜぇ」
王さまの所に行って酒盛りの事言って、宴の仕込みもしなきゃな。あ、その前に。
「ミ=ゴども、ちょっとこれ治しとけ。お前らそういうの得意だろ」
そう言ってバーサーカーのマスターをミ=ゴに投げ渡す。
「確り治療しろよ。……さて、王さまん所に行くか。そうだ、お土産に自作したスイーツでも持ってこう」
ケーキを持ってアインツベルンの森付近へ虚数空間で移動する。
「ここがあの女のハウスね!……駄目だやっててキモい」
やって来ましたアインツベルンの森。さて、どうやってボケよう。ダイナミックな侵入はこの間やったしな~、メタルギア風?でもなー、王さまの直感で見つかってボケ殺しされるだろうし、どうすったかなー。
ガサッ
考え込んでいると、近くの草むらから一匹の野ウサギが飛び出して来た。
ウサギ……動物……うーん、動物に化けていくか?
ガッ バサッバサッ
ウサギが鳶に連れていかれた。南無。………空?でも直ぐに見つかるだろうし…………いや待てよ。空が駄目なら地中ならどうだ?空は警戒しても地中までは警戒していまい。
「……………」ニヤリ
ボゴッ
「侵入成功」
ただ今アインツベルンの城、庭園に到着。やはりと言うべきか、地中には科学的にも魔術的にも細工は何もしていなかった。
「よっこいせ。さて、王さまは何処だ?」
ん?こっちに向かって来る魔力反応あり………これ王さまじゃね?やべーやべーよ!まだ何もボケて無いよ俺!何の為に態々地中から侵入したのかわかんねぇよ!どうする!?どうする!?しょうがねぇ!花壇に潜り込もう!
「………モードレッド?おかしい、確かに気配がしたはず」
危っねー。後数瞬遅かったら見付かってたな。虚数空間使ったら確実に魔力でバレてたし、危なかったぜ。つーか王さま気配だけで俺を見つけたの?凄くね?一応見つからない様に細工したのに無駄になる所だった。
「気のせい、か…………と言うとでも思ったか!」
「え?ギャアァァァ!!」
向こうへ行こうとしたフリをして、振り向き様に剣を振り下ろされたので、転がって回避する。
それから直ぐに立ち上がって、王さまと向き直る。
「な、何故バレたし」
「勘だ」
「えぇー」
勘だけで?やっぱスゲーは王さま。マジ化け者。
「セイバー、急にどうしたの?突然走り出すんだから…っあら?セイバーそっくり……もしかして、キャスター?」
聖杯の器のホムンクルスがやって来た。
「ええ、私の息子のモードレッドです。それで?今日は何の用だ。ふざけに来ただけだと言うのなら、いくら貴方でも斬るぞ」
「いやいやいやいや、違うから!流石に襲撃掛けるならもっと真面目にやるから!…今日はちょっと酒盛りの誘いをな」
「酒盛り?」
「俺、ライダーと同盟組んだ。ライダー、王の器を比べあう為に酒盛りを提案。メンバーは俺、王さま、ライダー、アーチャー。場所はここ。OK?」
「NO」
「なして?」
「ハァ……」
ため息つかれた。ひでぇ。
「何故も何も、態々敵を懐に招き入れる必要は無い。にもかかわらず、受け入れられると思っていたのか?だいたい貴方は昔から──────」
20分後
「ですから、今後はもう少し落ち着きを持って行動するように」
「はい、分かりました」
王さまのスーパーお説教タイムの間、ずっと正座させられていました。聖杯の器は、それを見て珍しいものを見たとばかりに驚きつつも、苦笑していた。
「あの、酒盛りの準備があるので、もう帰ります。後これ、お土産のケーキです。マジ、すんませんした」
立ち上がり、虚数空間からケーキを取り出した後、別の場所へと繋げる。
「ライダーにはここでやると伝えてしまってるんで、今晩に来るかと。では……」
ひどい目に会った。
ガシッ
「待ちなさい、モードレッド。私はまだ了承していませんよ?その事についても、確り話しましょうか?」
「ぁ……あぁ…あぁあ…」
すまんマスター。どうやら俺、無事に帰れそうに無い。