桜町編はまた再来する予定です。
UA1000越えました。他の方見てると自分は圧倒的に少ないです。やっぱり伸びてる方はクロスオーバーをいれた方が多いようですね。オリジナリティーが高いですし、面白いですし。
でもアニメ有名なものしか見てないし。また考える必要ありそうです。想像力が足りないよ~
「私を妖怪にしてほしいの!」
頭の中に今でも残っているこの言葉。
だが今はそれを描き消す光景が広がる。
目の前には仰向けに寝転がった紫がいる。
なぜか、彼女は服ひとつ着ていない。素っ裸だ。
「はっ……早く始めて……はっ……恥ずかしいんだから」
「おっ……おう……」
見せられないところを手で隠しながら顔を赤く染める紫と、かなりの興奮と緊張で顔を赤く染める界
一体、二人はこんなとこで何をしているんだぁ!?
いや、まず趣旨がおかしいぞ!
それは時を戻すこと1時間前の出来事だ。
桜町を旅立ち、京の方に向かう二人はある日、一軒の宿屋に泊まろうとしていた。
女将は二人を部屋に案内するはずだった。だが、女将は界と紫を夫婦と勘違いして、同じ部屋に入れてしまったのだ。
生憎一人用の部屋がなく、あまりは4人用の部屋しかないとのこと。仕方なく同じ部屋に寝ることにした。
だが基本、野宿の時は、紫手作りハンモックで並んで寝てるし、お互いに仲が良かったから、何事もなく1日が過ぎるかと、思ってた。
二人は布団を敷き、並んで布団に寝ていた。もう真夜中だ。
ここで、紫が界にぽつりと言った。
「界? 起きてるかしら」
「起きてるよ……」
「私……決めたの。私は蓮子とはもう会えない気がするの。私や貴方の力では元の世界に帰れない。
それなら、この世界で生き抜くしかないと思ったの。
だから……私を妖怪にしてください。」
「…………未練は無さそうだな。それなら今からやろう。人も寝ているし、妖力は夜の方が強いんだ。」
「…………今から? 具体的に私は何をすればいいの?こんな、ロウソク一本の中。」
「紫はただ横に仰向けになっていればいいんだが、一つ……我慢してもらいたいことがあるんだ…………」
界は目を背けながら、照れた顔をかくす。
「服を…………全部脱いでほしいんだ……。」
「…………え……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
「貴方……ままま……まさか、私のことを…………」
照れながら何かしら誤解を引き起こしている紫。
「ちがうちがう!妖力を満遍なく注入するのに肌が見えてた方が成功しやすいんだ!」
「ちゅっ…………注入……!? 貴方……私の初めてを……」
「ちょい待てちょい待て!良からぬ方向に誤解してる。お前の体には触れないし、そんなことしないって!?」
「ふぇい…………? わっ私…………恥ずかしい………」
ようやく誤解を解いたけど、紫の精神が爆発してました。
というのの果てに、服を脱いだのがあれなのです。
「紫……今から始めるが、意識を一先ず飛ばすからな。」
界は紫の腹に手を置き、紫の少ない霊力をすべて吸収する。
霊力は人間の力だ。霊力がなくなるのを衰弱死という。
可愛そうなことに、急性心不全、急性心不全、衰弱死という、紫三回目の死。
界は吸収した霊力を自ら取り込み、体の中を妖力で満たそうとする。霊力と神力は極限まで小さくする。
そして、両手をお腹に乗せ、身体中の妖力を紫に流し込む。死んだ細胞を妖力で回復し、妖怪の細胞を作り出していく。
彼女は再び復活を遂げる。
二度と戻れない絶対的な一方通行の道を。
そう……これが大妖怪 八雲紫 の誕生話となったのだ。
後日談
界と紫は道を歩いている。
界は普通に歩いているが、紫は違った。
そこにあったのは、空間にパックリ開いたリボンのついたスキマ。それに、腰をかけ、日傘をさしている。
「おい紫!お前だけずるいぞ。」
「いいじゃないのよ。胸が重たいのよ。」
「あの胸まだ発展途上だったのか…………それとも妖力のせいなのか…………」
「あら……それは女性にいう台詞じゃないわ。」
「お前、あれから性格が本当に変わったな。大人びたというか。これも妖力のせいなのか…………マジカ」
「い……いや……別に界がこの性格と喋り方嫌なら、元に戻すけど。ただ色々変わったからイメチェンしたいの。声も低くなったし、落ち着いた性格を目指してたりね。」
「まぁ、お前さんの好きにするといいよ。」
(あの頃の可愛い見た目が、今じゃ巨乳のお姉さんだわ。BBAっていつか呼ぶやつでてきてもおかしくなさそうだな……ハハハハ……)
ちなみに、本文に書きませんでしたが、紫の能力がレベルアップしました。
「境界を操る程度の能力」になりました。
えっ?普通じゃん。まぁそうだよね。
だけど以前は「結界(境界)の境目をみる程度の能力」だったわけですからね。