「冗談よ。久しぶりね。界お兄ちゃん。」
この会話を聞いて、紫は驚愕した。
「ちょっと界! あなた宇宙人だったのかしら?」
「違うわい!れっきとした日本人だわ。」
そして、輝夜は二人に自己紹介する。
「私の名前は
「なるほど…………界さんは2億年前から生きていると。」
美瑛は静かにうなずいた。
「私の名前は 八雲
「私は八雲 紫よ。たしかに界は長生きとは聞いてたけど、まさか二億も前から。輝夜さんも長生きなのね。」
界は昔の色んなことをカミングアウトし始めた。
「輝夜たちといたのは数週間だけだったが、当時は可愛かったんだよ。よくおねしょしたりとか、「ちょっと!?」俺のお嫁さんになりたいだとか「それは……」もう色々と可愛かったんだよ。」
「わっ私はそんなハシタナイ真似はしないわっ!。あくまで小さい頃のはなしよ!わっ忘れて頂戴!」
輝夜は顔を赤らめながら、必死に抵抗する。
「はっはっは~!そういえば輝夜は今求婚されてるんだよな。」
「えぇ。でも地上の人間ってひどいわよね。地上で遊びたいがために、わざと蓬来の薬を飲んで、流刑されてきたのに、結婚なんて。ありえないわ。」
「結婚したくないから5人の方に、あんな難題をね。」
紫はフムフムと話を聞いている。
「えぇ……
この五つを持ってこいと言ったの。」
そう、すべて伝説上の宝物。見つかるはずがないのだ。
「今頃、あのおバカさんたちは、必死に探し回ってるでしょうね。うふふふ。」
「お前ドス黒い性格してるなぁ。」
「だって私は、月人か界お兄ちゃんのどちらかとしか結婚する気ないし。」
「おぉぉぉぉぉぉ!」
後ろで紫と美瑛が拍手を送る。
「ちょっとちょっと。まだ決まってないしさぁ。」
「でも貴方独身歴何年なのよ!「ぐはっ!」」
「だがな紫よ!俺の年は18でストップしてるんだ。」
「でも、界さんもこれを逃したら、次はないですよ!」
美瑛も話に割り込んできた。界は危機を感じた
「ひとまず保留だ。お前ら帰るぞ!」
「あら、帰っちゃうの?しばらくこの町にいるのかしら?貴方の昔話をもっと聞きたいの。」
「まぁあと半年くらいはいるから、適度に遊びに行くよ。」
そういって、紫にスキマを開けさせる。
「そう。それじゃあお兄ちゃん、紫さん、美瑛さん、またね。」
「えぇ、またね。」
「さようなら」
彼らはお屋敷から出ていった。
それから、輝夜の元には時々足を運んでいた。
輝夜からは、貴公子の偽物を見破った時の話を聞いた。
その時は大いに笑った。
そう、あれから数ヵ月、五人の公達の貴公子を退けた輝夜のもとに、一通の文が届いたのだった。
今思ったけど、輝夜編のあと原作の過去ストーリーないよね (笑)
旧作の靈異伝までの約1000年くらいをどう乗り越えるかが鍵だなぁ…………
まぁ考えてはいます。