東方紫瑛界   作:澪海

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最近あまりいいネタがなくて、ぐやー編もかなり飛ばしてしまった(笑)




第28話 永夜返し 朝靄

「冗談よ。久しぶりね。界お兄ちゃん。」

 

この会話を聞いて、紫は驚愕した。

 

「ちょっと界! あなた宇宙人だったのかしら?」

 

「違うわい!れっきとした日本人だわ。」

 

 

そして、輝夜は二人に自己紹介する。

 

「私の名前は蓬莱山輝夜(ほうらいさんかぐや)。かぐや姫と呼ばれているわ。界お兄ちゃんとは二億年前に地球で私のお世話係をしてくれていたの。当時は地球がまだ穢れのなかったから月人も住んでいたの。」

 

「なるほど…………界さんは2億年前から生きていると。」

 

美瑛は静かにうなずいた。

 

「私の名前は 八雲 美瑛(みえ)といいます。よろしくお願いします。」

 

「私は八雲 紫よ。たしかに界は長生きとは聞いてたけど、まさか二億も前から。輝夜さんも長生きなのね。」

 

 

界は昔の色んなことをカミングアウトし始めた。

 

「輝夜たちといたのは数週間だけだったが、当時は可愛かったんだよ。よくおねしょしたりとか、「ちょっと!?」俺のお嫁さんになりたいだとか「それは……」もう色々と可愛かったんだよ。」

 

「わっ私はそんなハシタナイ真似はしないわっ!。あくまで小さい頃のはなしよ!わっ忘れて頂戴!」

 

 

輝夜は顔を赤らめながら、必死に抵抗する。

 

 

「はっはっは~!そういえば輝夜は今求婚されてるんだよな。」

 

「えぇ。でも地上の人間ってひどいわよね。地上で遊びたいがために、わざと蓬来の薬を飲んで、流刑されてきたのに、結婚なんて。ありえないわ。」

 

「結婚したくないから5人の方に、あんな難題をね。」

 

 

紫はフムフムと話を聞いている。

 

 

「えぇ……仏の御石の鉢(ほとけのみいしのはち)蓬莱の玉の枝(ほうらいのたまのえだ)火鼠の皮衣(ひねずみのかわごろも)龍の頸の玉(りゅうのあごのたま)燕の子安貝(つばめのこやすがい)

この五つを持ってこいと言ったの。」

 

 

そう、すべて伝説上の宝物。見つかるはずがないのだ。

 

 

「今頃、あのおバカさんたちは、必死に探し回ってるでしょうね。うふふふ。」

 

「お前ドス黒い性格してるなぁ。」

 

「だって私は、月人か界お兄ちゃんのどちらかとしか結婚する気ないし。」

 

「おぉぉぉぉぉぉ!」

 

 

後ろで紫と美瑛が拍手を送る。

 

 

「ちょっとちょっと。まだ決まってないしさぁ。」

 

「でも貴方独身歴何年なのよ!「ぐはっ!」」

 

「だがな紫よ!俺の年は18でストップしてるんだ。」

 

「でも、界さんもこれを逃したら、次はないですよ!」

 

 

美瑛も話に割り込んできた。界は危機を感じた

 

 

「ひとまず保留だ。お前ら帰るぞ!」

 

「あら、帰っちゃうの?しばらくこの町にいるのかしら?貴方の昔話をもっと聞きたいの。」

 

「まぁあと半年くらいはいるから、適度に遊びに行くよ。」

 

 

そういって、紫にスキマを開けさせる。

 

 

「そう。それじゃあお兄ちゃん、紫さん、美瑛さん、またね。」

 

「えぇ、またね。」

 

「さようなら」

 

 

彼らはお屋敷から出ていった。

 

 

 

 

それから、輝夜の元には時々足を運んでいた。

輝夜からは、貴公子の偽物を見破った時の話を聞いた。

その時は大いに笑った。

 

 

 

 

 

 

そう、あれから数ヵ月、五人の公達の貴公子を退けた輝夜のもとに、一通の文が届いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 




今思ったけど、輝夜編のあと原作の過去ストーリーないよね (笑)

旧作の靈異伝までの約1000年くらいをどう乗り越えるかが鍵だなぁ…………
まぁ考えてはいます。
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