そして輝夜編ラストです。
これは竹取物語にはない裏の物語。
そして、今、月人たちの前に、界は静かに降り立った。
さらにその隣には、むらさきのドレスを着た大妖怪、制服を着た少女が立っている。
月の官僚は叫ぶ
「お前たちは何者だ!見たところ異能者だと見える。邪魔をするものは排除しなさい。」
すると、真後ろから異次元の空間が現れ、大量の弾丸がとんでくる。
紫は美瑛をスキマにいれて回避し、界は弾幕で弾丸を消し飛ばす。
しかし、逆から団子型の弾幕が飛んでくる。
それを紫はスキマの中から、妖力弾をだし、相殺する。
誰が撃っているのか分からないまま、ひたすら相殺し続ける。
しかし、それをねらうかのように、舟の奥から赤い光が照らす。
三人が顔を上げたとき、周りの空間が赤く染まり、誰もいない空間が広がっていた。
「あなたたちは、今、幻覚をみているの。さぁ私たちをたのしませて頂戴。」
どこからか敵の声が聞こえる。
すると前方から弾丸が飛んでくる。
それを相殺しようとするが、すり抜け後ろから弾丸が界に刺さる。
血が出てきたがお構い無しだ。
全方位から弾丸、団子弾幕、赤い弾丸が飛んでくる。
それを界は特製の結界で封じながら持ちこたえる。
「界さん。大丈夫ですか? ここは私がなんとかします。」
美瑛は『あらゆる物を戻す程度の能力』を使用する
界たち三人の幻覚が通常状態に゛戻っていく゛。
すると、目の前には三人の月の兎がいるのが見えた。
「まさか、私の『狂気を操る程度の能力』の幻覚を破るとはね。でも私たち三人いれば怖くないわ!」
その中の一人は、長い薄紫色の髪に、紅い瞳を持つ。
である。
そして、杵を持っている青髪の兎少女はいう。
「あなたたち、あまり強くなさそうね。楽勝楽勝!」
さらにとなりの帽子をかぶった少女は団子をかじりながら
「まぁ命令だしねー。倒させてもらうよ。」
彼女ら三人(羽)は月の使者の特別部隊。
「邪魔者は私たち鈴仙、清蘭、鈴瑚の三人で倒してみせましょう。官僚様。」
鈴仙は自信ありげに報告する。
それに対し界は話始める
「へぇ~月の兎さんたちか。今の幻覚を使った不意打ちは予測できなかった。だけど、お前らがその実力で俺を倒せると思っているのか?舐めちゃ困るな。」
「舐めてるですって?今さっきの貴方の行動を見ればわかるわ。」
「そうか信じてくれないのか。これまで手加減して、お前らに攻撃させてあげたんだよ。だが、信用しないなら実際に俺の攻撃を受けて後悔しろ!」
「神話『天照の光』」
「へっ?」「えっ?」「ひぇっ?」
上空から高速で光の光線が一瞬で彼女らを覆い尽くし、大爆発を起こす。
例えるなら魔理沙のファイナルスパークを一度に三本に増やしたもの。大妖怪でも回避はできないほどの攻撃を直でくらい、三人の月の兎は真っ黒に焦げて、気絶していた。
界は大声で叫ぶ。その顔にはかすかな笑みを含んでいる。
「 俺の名前は古神 界。月人なら誰かは俺の名前くらい聞いたことあるだろう? 輝夜の望みを叶えるのが俺の使命だ!」
その言葉を聞き、白髪の女性は何かが吹っ切れたように走りだした。
思い出した。あの時、自分を助けてくれた英雄を。
彼女は、界の目の前に飛び降りる。
その容姿は赤と青の特徴的な服装、そして、いつもの穏やかさが消えた顔は、昔を思い出す。。
「界。私は貴方に詫びなければなりません。どうか私も輝夜お嬢様の望みを叶えるために貴方に協力させてほしいのです。」
「永琳!やはりそこにいたのか。わかったぜ。頼むよ!」
「えぇ。貴方の言葉で目が覚めましたわ。」
それを見た官僚は激怒する。
「八意xxxx。あなたまで私たちを裏切るつもりですか。」
それを永琳は冷静に対処する。
「えぇ。私は月の法より輝夜お嬢様のほうが大切ですので。」
永琳は持っていた弓から矢を放ち、官僚を一撃で射殺した。
永琳の顔には未練は残っていなかった。
私はお嬢様と共に穢れた地球で生きていくと誓ったのだった。
あとは、こちらがわの圧勝だった。
抵抗した月人は容赦なく殺したが、大抵は生かしておいた。
すべてが終わり、命乞いをしたものや、気絶したものは月へ強制送還され、すべての能力が開放された。
輝夜は紫のスキマに入り身を隠したのだった。
屋敷の人々はかぐや姫がいなくなり、泣きわめいた。
永琳は屋敷にもどり汚した詫びとして、帝に蓬来の薬、お爺さんとお婆さんには布や小判を送った。
兵士はまだ眠っていて抵抗するものはいなかった。
こうして、月の使者との争いは幕を閉じたのだった。
【後日談 地上編】
その後、再び使者がやってくるのを恐れた輝夜と永琳は住まい探しをする必要があった。
だが、界はもう決めていた。
「紫!京の近くにデカい竹林があるんだ。そこに二人の住まいを作ろう。」
そうして、輝夜と永琳は因幡てゐたちと仲良く暮らしていくこととなるのだった。
【後日談 月編】
鈴仙、清蘭、鈴瑚の三人と、生き残りの月人らは、月に強制送還された。
彼女らは体中から血がでて、黒くすす焼けていた。
月に帰りリーダーの
「依姫様、豊姫様、輝夜様の抵抗および八意様に裏切られ、逆襲されました。」
清蘭はキズついた体を起こし、報告する。
「貴方たちの先陣でなぜ押さえられなかったのです。二人が逃亡することは想定内として極秘に作戦をたてたはずです。」
依姫は怒りながら答えた。
そして、ある月人がこう答えた。
「輝夜様、八意様だけでしたら逃亡されませんでした。輝夜様を守る地上の妖怪にやられました。」
「そんなことあるはずがありません。妖怪程度倒せる筈です。」
「地上の妖怪はこう名乗りました。゛古神 界゛と。」
「古神…………界…………。まさか、あの方が生きていると。」
「古神 界とは何者なのですか?」
すると次は豊姫が話始める。
「二億年前に、xxxx様(永琳)と月夜見様を助け、月に送り、地球に残った最後の英雄です。輝夜様のお世話係をしていたそうです。」
さらに依姫がいう。
「月夜見様から聞いたところ、天照大御神様と互角に戦ったとか。」
「………………」
一瞬でその場の空気が固まった。
それを見て依姫は
「仕方ありません。今回は惨敗です。第2の使者を送っても返り討ちに逢うだけです。貴方たちは生きて帰ってこれたことを喜び、今日は休みなさい。明日からは厳しい訓練を始めますから。」
そうして解散となった。
「多分、彼は、あのお二方を守ってあげているのでしょうね。いっそ、彼に預けてしまったほうがいいと思いますわ。」
豊姫は依姫に言った。
東方キャラ辞典
種族:月の兎
能力:狂気を操る程度の能力(波長を操る程度の能力)
『東方永夜抄』5面ボス。紺珠伝では自機となる。
明るい紫の長髪に赤い目、ブレザー姿を着た少女。月で綿月姉妹に飼われていたペットであったが、アポロ着陸という人間の月侵攻に恐れをなして月から逃げ出し永遠亭に居候している兎。
通常の弾幕は恐ろしく強い(界に敗北したが)
スペルカードのために能力で威力を弱めているほど。
テーマ曲:狂気の瞳 ~ Invisible Full Moon
種族:月の兎
能力:異次元から弾丸を飛ばす程度の能力
東方紺珠伝1面ボス。青い髪に、杵を持った少女。
イーグルラヴィと呼ばれる地上の調査部隊の中でも潜入操作という、一番危険な仕事を持っている。今回は使者に混じり、特別部隊として派遣された。
テーマ曲:兎は舞い降りた
種族:月の兎
能力:団子を食べる程に強くなる程度の能力
東方紺珠伝2面ボス。イーグルラヴィと呼ばれる地上の調査部隊の中で情報管理を担っている。ただし今回は特別部隊として派遣された。地球の情報を得ているためか、地球に興味を持っている。
テーマ曲:9月のパンプキン
次回 もこたんインしたお(笑)