東方紫瑛界   作:澪海

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どうも、澪海です。

新章 日本神話編です。もちろん諏訪大戦も含みます。
予習に日本神話を勉強すると楽ですよ。まぁ勉強しない人でも分かるように書くので安心して大丈夫です。

古代スタートの二次小説は大抵このシリーズは入れるので、被らないように話は作ったつもりです。





第5話 神々の戦い 前夜

古神 界はこの2億年を何して過ごしていたか。

実際は9割寝ていたというのが正しい。最初の1000年は大陸を歩きながら修行したが、人間はいなくてかなり暇だった。2億も多分孤独に耐えられないと感じていた。

だから人間に会いたいがために界は考えてある案を編み出したのである。

まず自分の寝る場所を探した。当時はユーラシア大陸と日本は繋がっていたために場所が全くわからない。適当に隆起した山の洞窟に寝床を作った。そうこの山々がのちの日本アルプスとなるのである。

次に、時間の流れをとてもゆっくりにする結界を洞窟内すべて覆って創造した。もちろん誰も入らないようにも結界を張ったが。結界の中で1時間寝るだけで結界外では約10年過ぎているというわけである。

こんな感じに1回に10時間寝て、外で1日修行や料理の特訓を繰り返すことで、100年単位の時間をたった1日の感覚で生きてきたのだ。要は5500年ほどで2億年を生きれるのである。

 

そんな生活を続けていたある日

 

いつも通り修行のために洞窟から出ると、なぜか洞窟の周りには鳥居とお社がたてられ祀られていたのだ。

 

気になったので、空を飛んで見るとすぐに村を見つけた。

ここ100年で人間がこのあたりに移り住んできたのだろうと、ようやく孤独感から抜け出すことができた。

気づけば、日本史での古墳時代へと突入していた。

 

村に降り立つと村人らが集まり、一斉に頭を下げた。

村の長老が言った。

 

「おお!土地神様よ!お目覚めになられましたか。どうかお願いがございます。この地を救ってくださいませんか。」

 

「えっ?俺は神なのか?」

 

「何をおっしゃっているのですか?あなたこそが神様であられるのに、そのようなことを言わないでいただきたいと存じます。」

 

「じゃあ俺は何をすればいいんだ?」

 

「ワシらの村は米の不作によって、村は苦しい状態にあります。さらに、隣の洩矢の王国が国の拡大を狙い数日後にせめてくるのです。こんな村ではすぐに壊滅してしまいます。どうかお助け願いたい!」

 

「そうかぁ……じゃあまず米だな。(大量の米俵!大量の米俵!)」

 

すると、米俵が大量に出てきた。見た感じ100個ほど。

 

「あとは、まぁ果物の木でも生やしとくか。日本古来の果物ってなんだろう……? まぁいいや。(日本の果物の樹木!)」

 

村の山の斜面の杉が無くなり、桃や梨や柿の木が大量に生えてきた。

 

「あとは……雨かな。(雨雲!)」

 

数十秒後、雨が降ってきた。

 

「おぉ土地神様よ!ありがとうございます。ありがとうございます。なんとお詫びを申し上げたらいいのやら。みんなよ!今日は盛大に酒宴じゃ!」

 

 

そして、夜は村人が酒を交わしながら、宴会となった。

界はこの日初めて御神酒を飲んだ。彼は運がいいことに酒に強かった。彼はこの日から村人から信仰を受け続け神力を拒まない体になった。

それが半妖神・創造神となった古神 界の最初の日であった。

 

 

そして数十日たったある日、洩矢の王国から大量の兵士が村に放たれた。しかし、彼らは誰一人と自国に帰らなかった。

兵士は村に攻めいった瞬間に界による襲撃を受け全滅。

この村の噂はたちまち洩矢の王国にも伝わった。

 

 

 

 

 

洩矢の王国のある一角では、ある青年と少女が話をしていた。

青年の名前は建御名方神(たけみなかたのかみ)という。

対する少女は洩矢の祟り神・ミシャクジ様の諏訪子。

 

 

「諏訪子よ。風の噂で聞いたらしいのですが我々が送りこんだ兵士がすべて全滅したようです。あのような村程度になぜ負けたのかわかりますか?」

 

「わかんないよ~そんなこと~! 私は祟り神だからミシャクジの祟りで国の信仰さえ入れば私はそれでいいんだよ!別に国を大きくしなくても別にいいじゃん!」

 

「そんなことは…………ない!」

 

「あぁもう~!あんたがここに来てから、私も大変なんだよ~!」

 

「俺はいつか建御雷神に復讐をしてやらねばならない。天津神たちはこの地にでかい国を作ろうとしている。もうすぐ天津神から洩矢の王国も国に譲るよう言われるだろう。葦原中国をやつらに譲ってしまった恨みをその時、晴らさなければならない! だから今のうちに戦力を大きくしなくてはならないのだ!」

 

 

 

 

解説すると、この時代、いわば日本神話の時代である。

天照大御神などのいる高天原(たかまがはら)の天津神が、地方の国を守る国津神に国を譲ってくれと頼み、大きな国として統一させようとした。これが日本建国神話である。

 

葦原中国は、主に出雲を中心とした現在の中国地方周辺のことである。

高天原は天津神の住む場所のこと。

 

葦原中国には国津神である大国主神(おおくにぬしのかみ)が治めていて、息子に建御名方神ら2人がいた。

 

天照大御神が率いる天津神は出雲に建御雷神(たけみかづち)を派遣し、大国主神は国譲りを承諾したが、息子らにも聞けと言われ、片方の息子も承諾。しかし建御名方神だけが力比べ(相撲みたいな取っ組み合い)で反抗した。しかし、建御雷神の手が氷や剣に変化し、それを恐れた建御名方神は諏訪に逃げ、強制的に国譲りが成立した。

 

これが日本神話の一部である(多少省いたとこもあります)。

 

その後、建御名方神はこの洩矢の王国のトップの諏訪子に、戦って勝ったら神宮に一緒に匿ってくれないかと頼み込み、バトルで建御名方神に勝たれてしまい、嫌々同居を余儀なくされてしまったわけだ。これが第一次諏訪大戦である。

 

筆者の私も奥深い日本神話を理解するのに苦しみましたよ(笑)

 

 

 

 

 

その頃、古神 界は鬱陶しい兵士をやめさせるべく、空を飛んで洩矢の王国へ向かった。

王国の門番がいたので地面に降りて話しかけた。

 

「この国に神様はいらっしゃいますか?」

 

「あぁもちろんだ。この国にはミシャクジ様が国を治められている。」

 

「そのミシャクジ様に会えないですか?」

 

「お前はどこの誰だか知らんが、それは無理だ。なぜならミシャクジ様は基本外には出られることはないし、お姿も拝見したものは社に仕えるもののみである。この俺でさえも会ったことがないのだ。」

 

「それでは強行突破してきます。ありがとうございました。」

 

といって界は神宮のほうへ、空を飛んでいく。門番は口をパカーンと開けて呆然としていた。

 

神宮に着くと、こっそり宮内の廊下に降り立ち、適当に襖を開いていく。

 

そしてある扉を開いたとき、扉の奥には裸体のミシャクジ様が着替えをしていた。すぐに襖を閉じ直した逃げたが、見られたのに気づいた諏訪子は顔を真っ赤に染めて

 

「なっ………………お前は……お前は……わだじのわだじの着替えを見たなぁぁぁぁぁぁ!」

 

自分が裸なのを忘れて、襖を開け、鉄製の輪で攻撃を仕掛ける。

 

界はそれをギリギリでかわしながら走る。

 

諏訪子は次に巨大な白ヘビを3匹召喚し、界の道を塞ぐ。

 

 

「悪かった悪かった。だから助けてくれ~!」

 

「許さない!あんたなんか許さない~!」

 

(仕方ない。済まない諏訪子ひとまず寝ていてくれ!)

「奉祀『七種の宝玉 青』」

 

すると、青色の水晶玉が四方八方に現れ大爆発し、大量の水が激流となり諏訪子を飲み込んだ。

 

気づいた時には、諏訪子は水を飲んで裸で大の字になって気絶している。神宮は見事にびしょ濡れになってしまった。

 

「あちゃ~やりすぎたな(笑) ひとまず風邪引くから諏訪子に服着せないとなぁ」

 

ひとつ言っておくが俺はロリコンではない。断じて違う!

見た目小学生の裸体に興奮などはしない。絶対にないはずだ。じゃあなぜ筆者がこんなラッキースケベを用意したのかって?そんなの決まってる。この古神 界がロリコンだから……ではない! その話いい加減にやめろやめろ。平常心だぜ平常心だぜ。

 

界はドキドキしながらも、諏訪子を見ないように、抱っこし、部屋に連れてって……

ひとつ言うが絶対襲わないからな!気絶してるからチャンスだとか全く思ってないからな。

 

 

まぁそんなこんなで、諏訪子に服を着せ、布団に入れたのであった。界は布団のそばで起きるのを待っていた。

 

 

界は思っていた。

添い寝くらいいいだろうと。

 

でもね筆者にはバレバレなんですよ。せっかくの京大志望のただのオタクで真面目君設定にしたのに、そんなんでキャラを台無しにされたら困るじゃん。

 

 

ということで筆者は界の脳ミソをこれ以上変態妄想に刈られないよう作り変えておきました。

 

 

 




一応、中で解説しましたが、日本神話って日本書記と古事記が生み出した奥深い作品です。東方とコラボなんで分かりやすく書いたつもりですが、難しかったらすいません。

本当の諏訪大戦は建御名方神と洩矢神(モレヤ)の戦いですしね。

あと、界のはしたない姿を見せてしまいすいません(笑)


洩矢諏訪子のキャラ辞典はまた後ほど
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